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四日目
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四日目
いつものように変わらない朝を迎える・・・という訳にはいかなかった四日目の朝。利菜と共に朝食を食べ、新たなパーマを形成しながら利菜のオムツを交換していた時、ある重大な問題に気付いた。
紙オムツのストックが無くなってきたのだ。この世界に召喚された時、たまたま近くにあった半分程度残った紙オムツも一緒に召喚されていた為、これまでそのオムツを使用していたのだが、どうやら後十枚に満たない数になっていた。
その時たまたま朝食の片づけに来ていた使用人に紙オムツはこの世界にあるのか聞いてみたが、やはりこの世界に紙オムツというものは存在しないようだ。
この世界での主流となるオムツは布オムツらしく、中にガーゼのようなものを間に敷いて使うらしい。しかし薄っぺらいガーゼ如きでは利菜の洪水のように溢れ出るおしっこを止めることなど不可能。
このままでは毎回下半身の衣類を交換しなくてはいけない羽目になってしまう。オムツだけではなく着替えもあまり好きでは利菜にとってこれは由々しき事態である。このままでは私の髪質がどうにかなってしまう。どうにか対策を考えねば。
などとくだらない事を考えていた時、エインが身支度を済ませた状態で客室に来ていた。今日はギルドという場所にいってライセンスを取得する日であった。
エインは利菜のスパークの余波がまだ残っているのだろう、毛先に軽いパーマが残っていた。一方俺は先程利菜から手厚いスパークを喰らったばかりで、もはやレゲェ歌手のようなチリチリパーマ状態だ。このままでは毛根が死んでいくのも時間の問題だ。
エインが来たことで出発の準備をしようと、利菜の着替えを行おうとしたのだが・・・・
まるで追いつけない。一歳とはいえこれまでの勇者の能力を引き継いでいる利菜はめまぐるしい速さで客室を飛び回っていた。
「こら! 駄目だぞ!」っと利菜を軽く叱ってみたものの、利菜からしたら追いかけっこをしている気分なのだろう。こちらの言うことを聞くことなく残像を生み出しながら楽しそうに縦横無尽に動きまわる。
「キャハハ! パパァ!」と言いながら遊ぶ姿は本来微笑ましいものであるはずなのだが、その時は何故か少し憎たらしく映った。
捕まえることが出来ないのであればと、俺は一つの策を講じることにした。その策とは「バイバイ作戦」だ。
利菜に限らずではあるが、このぐらいの歳の子は基本的に親にべったりである。まぁ親も子に特にべったりの時期でもあるのだが。その習性を利用して利菜を部屋に置き去りにするフリをすることで、自らこちらに来るように仕向ける作戦がこの「バイバイ作戦」である。
エインに協力してもらい一度客室から出ようとする。すると残像を生み出してた利菜の足が止まり「マッテ、パパァ!」とこちらに自ら向かって来た。
よし! 作戦成功! そのまま捕まえて機嫌を取りながら着替えを済ませればいい。なんて考えていた時、俺の身体が大きく後方に吹っ飛んだ。
まぁそりゃそうだよね。利菜は勇者なんだもん。いつものトコトコ走りじゃないんだもん。本気でこっちに向かってきたらどうなるか、ちょっと考えたらわかるよね。
あれは本当に人生の中でベスト5に入るぐらい痛かったな。後で痛みが増したから、エインに看てもらったのだけど肋骨が数本いっちゃってました。
何はともあれ利菜を捕まえることに成功した後、利菜の着替えを手早く済ませた。理由はわからないがいつもは嫌がる着替えもすんなりさせてくれた。もしかしたら激痛に顔を歪ませながら着替えさせていた俺の顔を見て何かしら感じ取ったのかもしれない。そう思うのは親バカというものかもしれないが。
そんなこんなで着替えをばっちり済ませた利菜と俺はエインの案内で城下町にあるギルドに向かった。
ちなみに今日の利菜は純白ドレスのお姫様コーデである。やはり俺の娘は何を着ても良く似合う。でもこの服絶対に高いよな。手触りなんてもろシルクだよ? こんなものもらってしまって良いのだろうか。
外に出て初めて分かったことだが、今までいた建物は相当大きなお城だったようだ。何となく窓から見える景色で凄いお城なんだろうなとは思っていたが、ここまで大きいとは予想していなかった。
お城の下は城下町となっており、雰囲気は中世ヨーロッパみたいな感じであった。まぁ実際中世ヨーロッパがどんな感じのなのかわからないからあくまでイメージだけど。
城下町へと降りて十分程度歩いたところで、ギルドに到着した。ギルド内は一部が酒場のようになっており。大きな掲示板にクエスト内容の書かれた紙がところ狭しと貼られていた。
そしてギルドに入ってからというものギルドにいた夢見人達の視線が俺に集中していたのを覚えている。
まぁそれもそうか。本来こんな所に子連れで訪ねてくるなど普通はない。
多数の視線から早く逃げたいと思い、手早くライセンスを取得してこんなところから出ようと思っていたのだが・・・・
案内されたのはマリーノのギルド長室であった。早く帰りたい俺はエインにどういうことか説明を求めたのだが、エインによるとマリーノでの勇者召喚についてはギルドも認知していることらしく。夢見人を続けるならここで顔と名前を憶えてもらっておいた方が何かと動きやすいという理由で事前にカレンがギルド長にアポを取ってくれていたらしい。
勇者召喚の負い目があるとはいえ、ここまで考えてくれていたとは本当にありがたい話である。
そんなカレン達の気遣いで会うことになったギルド長ではあるのだが、今思えば会わなくても良かったのでと後悔している。
ギルド長はエリーザという名前であった。肉体美の権化ともいえるスタイルの良さを持ち、赤みを帯びたロングストレートの茶髪は見事な天使のリングを形成していた。
そんな美女に出会えたなら良かったじゃないかと思ったそこの君。それは大きな間違いだ。
何故ならエリーザは女性ではなくガチムチな男だったのだから。純白のタンクトップに筋肉の隆起具合が見て取れる程のピチピチの真っ黒なスキニーパンツを穿いて現れたエリーザこと本名ロバートという男は品定めをするような瞳を俺に向けた後、一言「合格」と言っていた。合格とはどういうことなのか考えたくもない。
時折ウィンクをこちらに向けながら、人とは思えない程に発達しているFカップ胸筋をピクンピクンと動かしている様は今思い出しても悍ましいものであった。
明らかにアッチの人であるエリーザ(ロバート)は事前にカレンから勇者として呼び出されたのが一歳の利菜であると聞かされていたのだろう。膝の上でおとなしくしている利菜を興味深そうに見つめていた。
その後ウィンクに耐えながらエリーザ(ロバート)からライセンスについて簡単な説明を受けた。
ライセンスの発行はまず専用の魔道具を使って能力値の測定を行い、それをライセンスに書き込むことで発行するらしい。その後はライセンスに常時レベルやスキル、能力が更新されていくので、それを見ればいつでも確認が可能とのこと。
またどれだけ能力が高くても最初は一律Fランクから始まるらしく、俺もFランクからスタートということになった。
ランクの昇格に関してはギルドで定められた能力を超えている者の内、クエストの達成率等の実績を考慮して判断する為、定められた能力値を超えた場合は一度ギルドに立ち寄ることを勧められた。
またモンスターが多く生息しているダンジョンや一部指定されている場所への立ち入りに関して場所によってランク指定されており、指定されたランク未満の場合は入ることが出来ず、もしその規定を無視して入った場合はライセンスに犯罪歴として乗ってしまう為注意するように言われた。
その後、早速ライセンスの発行をしてもらったのだが、思った以上に簡単な手順でライセンスは手に入った。
出された測定器と思われるガラスの様な透明な石をこれまたガラスで出来たかのような透明なカードを片手に持ったまま、残った方の手で触れる。すると透明なカードは徐々に緑色に色づき、能力と思われる数値が書き込まれていった。
名前 前川和弘
レベル1
体力 210/210
魔力 100/100
魔功 50
魔防 40
敏捷 40
器用 80
運 5
スキル「勇者の守護者」
これがその時に俺のライセンスに書かれて数値だ。話を聞く限りとてつもなく平凡な能力値らしく、はっきりいってこの能力で夢見人を目指すことはかなり険しい道になるとエリーザ(ロバート)から言われた。また運に関しては今まで見て来た中で最も低い値らしい。
オムツ変えてる途中に異世界に転生されたあげく、娘は勇者で俺は一般人なんだもんな。そりゃ運が低いって言われても納得できるわな。
勇者の守護者というスキルに関してはこれまで見た事も聞いたこともないスキルの為、具体的にどのような効果を発揮するのかはわからないそうだ。
ちなみにエリーザ(ロバート)は現在は引退しているものの能力値オール五千越えであり、力、体力に関しては八千オーバーのSランクという怪物であった。
しかし当の本人は「この力のせいでお楽しみ中に相手を壊わしてしまうことがあるの、こんな力不便なだけだわ」と悲しそうに話していた。一体お楽しみとはどういうことなのだろうか。いやそれを考えてはいけない気がする。そっと胸の奥にしまっておこう。
ひとまずライセンスを手に入れることが出来た。これでいつでも夢見人としての活動が出来そうだ。
俺の膝でまだ記入されていない透明なライセンスで遊んでいる利菜を見ながら、これからの決意を固めていた時。利菜がふと思い立ったように測定器を触った。
するとライセンスが色づき、利菜の能力が次々と書き込まれていく。
利菜が持っていたライセンスの色は黄金に輝くゴールドカードとなっていた。
その時、カードの色が何を指すのかは知らなかった俺ではあるけど、まぁ何となく察したよね。
あっ・・・・うちの子はSSランクに認定されちゃったってね。
いつものように変わらない朝を迎える・・・という訳にはいかなかった四日目の朝。利菜と共に朝食を食べ、新たなパーマを形成しながら利菜のオムツを交換していた時、ある重大な問題に気付いた。
紙オムツのストックが無くなってきたのだ。この世界に召喚された時、たまたま近くにあった半分程度残った紙オムツも一緒に召喚されていた為、これまでそのオムツを使用していたのだが、どうやら後十枚に満たない数になっていた。
その時たまたま朝食の片づけに来ていた使用人に紙オムツはこの世界にあるのか聞いてみたが、やはりこの世界に紙オムツというものは存在しないようだ。
この世界での主流となるオムツは布オムツらしく、中にガーゼのようなものを間に敷いて使うらしい。しかし薄っぺらいガーゼ如きでは利菜の洪水のように溢れ出るおしっこを止めることなど不可能。
このままでは毎回下半身の衣類を交換しなくてはいけない羽目になってしまう。オムツだけではなく着替えもあまり好きでは利菜にとってこれは由々しき事態である。このままでは私の髪質がどうにかなってしまう。どうにか対策を考えねば。
などとくだらない事を考えていた時、エインが身支度を済ませた状態で客室に来ていた。今日はギルドという場所にいってライセンスを取得する日であった。
エインは利菜のスパークの余波がまだ残っているのだろう、毛先に軽いパーマが残っていた。一方俺は先程利菜から手厚いスパークを喰らったばかりで、もはやレゲェ歌手のようなチリチリパーマ状態だ。このままでは毛根が死んでいくのも時間の問題だ。
エインが来たことで出発の準備をしようと、利菜の着替えを行おうとしたのだが・・・・
まるで追いつけない。一歳とはいえこれまでの勇者の能力を引き継いでいる利菜はめまぐるしい速さで客室を飛び回っていた。
「こら! 駄目だぞ!」っと利菜を軽く叱ってみたものの、利菜からしたら追いかけっこをしている気分なのだろう。こちらの言うことを聞くことなく残像を生み出しながら楽しそうに縦横無尽に動きまわる。
「キャハハ! パパァ!」と言いながら遊ぶ姿は本来微笑ましいものであるはずなのだが、その時は何故か少し憎たらしく映った。
捕まえることが出来ないのであればと、俺は一つの策を講じることにした。その策とは「バイバイ作戦」だ。
利菜に限らずではあるが、このぐらいの歳の子は基本的に親にべったりである。まぁ親も子に特にべったりの時期でもあるのだが。その習性を利用して利菜を部屋に置き去りにするフリをすることで、自らこちらに来るように仕向ける作戦がこの「バイバイ作戦」である。
エインに協力してもらい一度客室から出ようとする。すると残像を生み出してた利菜の足が止まり「マッテ、パパァ!」とこちらに自ら向かって来た。
よし! 作戦成功! そのまま捕まえて機嫌を取りながら着替えを済ませればいい。なんて考えていた時、俺の身体が大きく後方に吹っ飛んだ。
まぁそりゃそうだよね。利菜は勇者なんだもん。いつものトコトコ走りじゃないんだもん。本気でこっちに向かってきたらどうなるか、ちょっと考えたらわかるよね。
あれは本当に人生の中でベスト5に入るぐらい痛かったな。後で痛みが増したから、エインに看てもらったのだけど肋骨が数本いっちゃってました。
何はともあれ利菜を捕まえることに成功した後、利菜の着替えを手早く済ませた。理由はわからないがいつもは嫌がる着替えもすんなりさせてくれた。もしかしたら激痛に顔を歪ませながら着替えさせていた俺の顔を見て何かしら感じ取ったのかもしれない。そう思うのは親バカというものかもしれないが。
そんなこんなで着替えをばっちり済ませた利菜と俺はエインの案内で城下町にあるギルドに向かった。
ちなみに今日の利菜は純白ドレスのお姫様コーデである。やはり俺の娘は何を着ても良く似合う。でもこの服絶対に高いよな。手触りなんてもろシルクだよ? こんなものもらってしまって良いのだろうか。
外に出て初めて分かったことだが、今までいた建物は相当大きなお城だったようだ。何となく窓から見える景色で凄いお城なんだろうなとは思っていたが、ここまで大きいとは予想していなかった。
お城の下は城下町となっており、雰囲気は中世ヨーロッパみたいな感じであった。まぁ実際中世ヨーロッパがどんな感じのなのかわからないからあくまでイメージだけど。
城下町へと降りて十分程度歩いたところで、ギルドに到着した。ギルド内は一部が酒場のようになっており。大きな掲示板にクエスト内容の書かれた紙がところ狭しと貼られていた。
そしてギルドに入ってからというものギルドにいた夢見人達の視線が俺に集中していたのを覚えている。
まぁそれもそうか。本来こんな所に子連れで訪ねてくるなど普通はない。
多数の視線から早く逃げたいと思い、手早くライセンスを取得してこんなところから出ようと思っていたのだが・・・・
案内されたのはマリーノのギルド長室であった。早く帰りたい俺はエインにどういうことか説明を求めたのだが、エインによるとマリーノでの勇者召喚についてはギルドも認知していることらしく。夢見人を続けるならここで顔と名前を憶えてもらっておいた方が何かと動きやすいという理由で事前にカレンがギルド長にアポを取ってくれていたらしい。
勇者召喚の負い目があるとはいえ、ここまで考えてくれていたとは本当にありがたい話である。
そんなカレン達の気遣いで会うことになったギルド長ではあるのだが、今思えば会わなくても良かったのでと後悔している。
ギルド長はエリーザという名前であった。肉体美の権化ともいえるスタイルの良さを持ち、赤みを帯びたロングストレートの茶髪は見事な天使のリングを形成していた。
そんな美女に出会えたなら良かったじゃないかと思ったそこの君。それは大きな間違いだ。
何故ならエリーザは女性ではなくガチムチな男だったのだから。純白のタンクトップに筋肉の隆起具合が見て取れる程のピチピチの真っ黒なスキニーパンツを穿いて現れたエリーザこと本名ロバートという男は品定めをするような瞳を俺に向けた後、一言「合格」と言っていた。合格とはどういうことなのか考えたくもない。
時折ウィンクをこちらに向けながら、人とは思えない程に発達しているFカップ胸筋をピクンピクンと動かしている様は今思い出しても悍ましいものであった。
明らかにアッチの人であるエリーザ(ロバート)は事前にカレンから勇者として呼び出されたのが一歳の利菜であると聞かされていたのだろう。膝の上でおとなしくしている利菜を興味深そうに見つめていた。
その後ウィンクに耐えながらエリーザ(ロバート)からライセンスについて簡単な説明を受けた。
ライセンスの発行はまず専用の魔道具を使って能力値の測定を行い、それをライセンスに書き込むことで発行するらしい。その後はライセンスに常時レベルやスキル、能力が更新されていくので、それを見ればいつでも確認が可能とのこと。
またどれだけ能力が高くても最初は一律Fランクから始まるらしく、俺もFランクからスタートということになった。
ランクの昇格に関してはギルドで定められた能力を超えている者の内、クエストの達成率等の実績を考慮して判断する為、定められた能力値を超えた場合は一度ギルドに立ち寄ることを勧められた。
またモンスターが多く生息しているダンジョンや一部指定されている場所への立ち入りに関して場所によってランク指定されており、指定されたランク未満の場合は入ることが出来ず、もしその規定を無視して入った場合はライセンスに犯罪歴として乗ってしまう為注意するように言われた。
その後、早速ライセンスの発行をしてもらったのだが、思った以上に簡単な手順でライセンスは手に入った。
出された測定器と思われるガラスの様な透明な石をこれまたガラスで出来たかのような透明なカードを片手に持ったまま、残った方の手で触れる。すると透明なカードは徐々に緑色に色づき、能力と思われる数値が書き込まれていった。
名前 前川和弘
レベル1
体力 210/210
魔力 100/100
魔功 50
魔防 40
敏捷 40
器用 80
運 5
スキル「勇者の守護者」
これがその時に俺のライセンスに書かれて数値だ。話を聞く限りとてつもなく平凡な能力値らしく、はっきりいってこの能力で夢見人を目指すことはかなり険しい道になるとエリーザ(ロバート)から言われた。また運に関しては今まで見て来た中で最も低い値らしい。
オムツ変えてる途中に異世界に転生されたあげく、娘は勇者で俺は一般人なんだもんな。そりゃ運が低いって言われても納得できるわな。
勇者の守護者というスキルに関してはこれまで見た事も聞いたこともないスキルの為、具体的にどのような効果を発揮するのかはわからないそうだ。
ちなみにエリーザ(ロバート)は現在は引退しているものの能力値オール五千越えであり、力、体力に関しては八千オーバーのSランクという怪物であった。
しかし当の本人は「この力のせいでお楽しみ中に相手を壊わしてしまうことがあるの、こんな力不便なだけだわ」と悲しそうに話していた。一体お楽しみとはどういうことなのだろうか。いやそれを考えてはいけない気がする。そっと胸の奥にしまっておこう。
ひとまずライセンスを手に入れることが出来た。これでいつでも夢見人としての活動が出来そうだ。
俺の膝でまだ記入されていない透明なライセンスで遊んでいる利菜を見ながら、これからの決意を固めていた時。利菜がふと思い立ったように測定器を触った。
するとライセンスが色づき、利菜の能力が次々と書き込まれていく。
利菜が持っていたライセンスの色は黄金に輝くゴールドカードとなっていた。
その時、カードの色が何を指すのかは知らなかった俺ではあるけど、まぁ何となく察したよね。
あっ・・・・うちの子はSSランクに認定されちゃったってね。
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