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十一章:水樹
273.目的の確認とこちらの条件提示をしておかないと
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「聖女様と未来の花嫁に乾杯」
「乾杯だ」
「あはは……」
塔から出た私は食事に招かれていた。
ラド王子が乾杯の音頭を取ると、気難しそうな髭のおじさんも盃を掲げて頷く。この方が国王様のようね。
周囲は騎士とメイドさんが並んでいて、一番最初に召喚された時のことを思い出すなと感じた。
あまりいい空気ではない、というやつだ。
「……話はラドから聞いたと思う。そなたが聖女かもしれないということを。私は国王のエッケハルトという、よろしくな」
「はい。しかし、そのことについて返させていただくと、私は聖女ではありません。目の前にいきなり現れたのは、東の大陸で魔族に転移させられたからになります」
「ほう、魔族か。こちらには来なかったが、水の大精霊様が脅威だと言っていたな、それと戦って生き残ったというのもすごいな」
「聖女とはまた違うと思いますけど……」
「魔族と戦い、この地へ来た。伝承では『国の危機にいずこから現れる強い力を持った女性が聖女となり救う』とある。そう考えればミズキ、お前がそうだろう」
「……」
エッケハルト様はお酒を飲みながら鋭い視線をこちらに向けて来る。しかし、嫌な感じはしないわ。
むしろ魔族という脅威と戦って生き残った私に興味があるという感じがする。
聖女、ということに固執しているのはラド王子だけな気がしてきた。
「それはともかく、湖の枯渇が問題になっているとラド王子から聞いております。水の大精霊様と接触をして欲しいとも。それは間違いないのですか?」
「おい――」
「そうだ。水が無ければ人は生きていけない。そして大精霊様の居る地下神殿の周辺に魔物がやけに多く出現し、近づけなくなった」
私はラド王子ではなくエッケハルト様へ尋ねた。彼では話にならないのと単純に嫌だからだ。
ラド王子はなにか言いたげだったが、エッケハルト様は簡潔に答えてくれた。一応、話い嘘はなかったみたいね。
「私に出来ることがあればいいのですが……」
「そうだな。天から遣わされた聖女……恐らく、お前が鍵になる。私はそう信じている」
「本気で、ですか?」
「もちろんだ。自分では分かっていないかもしれないが、その美貌と神秘性は信じるに値する。東の大陸で魔族と戦っていた。それで生き残ってこの地に来たのなら……必ず意味があるのだ」
「それがこの国を救う聖女ということですか」
「そうだ」
私にニヤリと笑いかけて来るエッケハルト様。
物凄く期待されているというのは分かる。けど、ラド王子ほど嫌な感じがしないのはなぜなんだろう?
「……父上が殆ど話してしまったがそういうことだ。なので、明日には水の大精霊様の神殿へ向かう。それに同行してもらおう」
「承知しました」
「ほう、頑なに断っていたのに随分とあっさり決めたな」
「色々と気になることもできましたので……」
「ラド、聖女様に失礼な物言いをするのではないぞ」
「はっ……」
そこで私はラド王子との違いに気づく。
エッケハルト様は私を客人として敬ってくれているけど、ラド王子は道具として使おうとしている感じがあるからだ。
利用しようとしているという点では同じなのだけど、接し方が違うだけで印象が変わるなと思った。
「ここからどれくらいのところにあるんですか?」
「馬車で二日ほどだ。私と騎士、それとミズキだ。身の回りの世話は女性メイドをつけるから心配しなくて大丈夫だ」
「なるほど……でも、私は自分のことは――」
『……!』
自分のことは自分でやると言いかけたところで、視界にアヤネの姿が目に入る。ウインクをバチバチやっており、自分を選べと言っているようだ。
彼女の狙いがわからないけど、ここは彼女を選ぶのが得策かな? というかレスバと同じ枠になっている気がするわね?
「ではメイドさんはこちらで選んでも構いませんか? この場に居る方でも?」
「ん? それは構わないが……」
「ありがとうございます。では、あの方で」
『ご指名、ありがとうございます』
「彼女でいいのか?」
「はい。食事を持ってきてくれた時に少しお話をしたので、知り合いがいいかなと」
私が指名するとアヤネは一歩前へ出てお辞儀をした。ラド王子は眉を顰めていたけど、実際に顔を合わせているので嘘ではない。むしろこれを狙って食事係になったことも考えられる。
「それでは決まりだ。明日は準備で一日使う。ゆっくり休んでくれ。くれぐれも逃げようなどと思わないことだ」
「約束は守ります。しかし、一つ条件を」
「なにかな?」
相変わらず態度を変えないラド王子に条件をつけることを口にする。
エッケハルト様が首を傾げ聞き返して来たので私は頷いてから続きを話す。
「この国を救うことができたら私を解放してもらいます。転移でここへ来ましたが、東の大陸から来たので戻って仲間を探さないといけないのです。敵は……どうなっているのか分かりませんが」
『……』
国王様がいるなら言質を取ろうと私は助けたらこの国を立ち去ることを話す。アヤネが裏切るかもしれないので、黙って逃げる真似はせずに堂々と東の大陸へ帰らないといけない。
「……戻る必要があるのか? このままこの国で暮らせばいい」
「申し訳ありませんが、仲間を探したいのでここで腰を落ち着けるという選択肢はありません」
「魔族と戦っていたならもしかしたらもう死んでいるかも――」
「……!」
「……っ!?」
ラド王子が不敵に笑いながらそんなことを口にし、私はテーブルを強く叩いた。あまりにも軽率な発言に一瞬で怒りの感情が前へ出た。
驚愕の表情を見せる彼に、私は睨みながら言う。
「そのような発言をする王子が居る国なら、猶のこと居られませんね。エッケハルト様、よろしいですね」
「……ふむ、そうだな。今のはラドが悪い。謝るのだ。私からも謝罪しよう、すまなかった」
「父上……!」
「ラド」
「くっ……申し訳ない、軽々しくつまらないことを、言った」
私の言葉にエッケハルト様は謝罪を口にし、ラド王子は渋々従った形だ。
「ミズキ殿の好きにするといい。私としては城ではなくてもこの国に残って欲しいが」
「……仲間が見つかった後であれば考慮しますよ」
「うむ。では食事といこう、折角の料理が冷めてしまうからな」
「……はい」
「……」
『……』
私に恨みがましい目を向けるラド王子を無視してアヤネに視線を向ける。この料理は大丈夫だと小さくジェスチャーをしてくれたのでこのままいただくことにした。
お酒はもちろん、飲まなかったけどね?
さて、今夜は面倒くさいことになりそうだし、注意しておこうかな?
それにしてもエッケハルト様は随分と穏やかな感じがするのに、ラド王子はどうしてこうなのかしら?
「乾杯だ」
「あはは……」
塔から出た私は食事に招かれていた。
ラド王子が乾杯の音頭を取ると、気難しそうな髭のおじさんも盃を掲げて頷く。この方が国王様のようね。
周囲は騎士とメイドさんが並んでいて、一番最初に召喚された時のことを思い出すなと感じた。
あまりいい空気ではない、というやつだ。
「……話はラドから聞いたと思う。そなたが聖女かもしれないということを。私は国王のエッケハルトという、よろしくな」
「はい。しかし、そのことについて返させていただくと、私は聖女ではありません。目の前にいきなり現れたのは、東の大陸で魔族に転移させられたからになります」
「ほう、魔族か。こちらには来なかったが、水の大精霊様が脅威だと言っていたな、それと戦って生き残ったというのもすごいな」
「聖女とはまた違うと思いますけど……」
「魔族と戦い、この地へ来た。伝承では『国の危機にいずこから現れる強い力を持った女性が聖女となり救う』とある。そう考えればミズキ、お前がそうだろう」
「……」
エッケハルト様はお酒を飲みながら鋭い視線をこちらに向けて来る。しかし、嫌な感じはしないわ。
むしろ魔族という脅威と戦って生き残った私に興味があるという感じがする。
聖女、ということに固執しているのはラド王子だけな気がしてきた。
「それはともかく、湖の枯渇が問題になっているとラド王子から聞いております。水の大精霊様と接触をして欲しいとも。それは間違いないのですか?」
「おい――」
「そうだ。水が無ければ人は生きていけない。そして大精霊様の居る地下神殿の周辺に魔物がやけに多く出現し、近づけなくなった」
私はラド王子ではなくエッケハルト様へ尋ねた。彼では話にならないのと単純に嫌だからだ。
ラド王子はなにか言いたげだったが、エッケハルト様は簡潔に答えてくれた。一応、話い嘘はなかったみたいね。
「私に出来ることがあればいいのですが……」
「そうだな。天から遣わされた聖女……恐らく、お前が鍵になる。私はそう信じている」
「本気で、ですか?」
「もちろんだ。自分では分かっていないかもしれないが、その美貌と神秘性は信じるに値する。東の大陸で魔族と戦っていた。それで生き残ってこの地に来たのなら……必ず意味があるのだ」
「それがこの国を救う聖女ということですか」
「そうだ」
私にニヤリと笑いかけて来るエッケハルト様。
物凄く期待されているというのは分かる。けど、ラド王子ほど嫌な感じがしないのはなぜなんだろう?
「……父上が殆ど話してしまったがそういうことだ。なので、明日には水の大精霊様の神殿へ向かう。それに同行してもらおう」
「承知しました」
「ほう、頑なに断っていたのに随分とあっさり決めたな」
「色々と気になることもできましたので……」
「ラド、聖女様に失礼な物言いをするのではないぞ」
「はっ……」
そこで私はラド王子との違いに気づく。
エッケハルト様は私を客人として敬ってくれているけど、ラド王子は道具として使おうとしている感じがあるからだ。
利用しようとしているという点では同じなのだけど、接し方が違うだけで印象が変わるなと思った。
「ここからどれくらいのところにあるんですか?」
「馬車で二日ほどだ。私と騎士、それとミズキだ。身の回りの世話は女性メイドをつけるから心配しなくて大丈夫だ」
「なるほど……でも、私は自分のことは――」
『……!』
自分のことは自分でやると言いかけたところで、視界にアヤネの姿が目に入る。ウインクをバチバチやっており、自分を選べと言っているようだ。
彼女の狙いがわからないけど、ここは彼女を選ぶのが得策かな? というかレスバと同じ枠になっている気がするわね?
「ではメイドさんはこちらで選んでも構いませんか? この場に居る方でも?」
「ん? それは構わないが……」
「ありがとうございます。では、あの方で」
『ご指名、ありがとうございます』
「彼女でいいのか?」
「はい。食事を持ってきてくれた時に少しお話をしたので、知り合いがいいかなと」
私が指名するとアヤネは一歩前へ出てお辞儀をした。ラド王子は眉を顰めていたけど、実際に顔を合わせているので嘘ではない。むしろこれを狙って食事係になったことも考えられる。
「それでは決まりだ。明日は準備で一日使う。ゆっくり休んでくれ。くれぐれも逃げようなどと思わないことだ」
「約束は守ります。しかし、一つ条件を」
「なにかな?」
相変わらず態度を変えないラド王子に条件をつけることを口にする。
エッケハルト様が首を傾げ聞き返して来たので私は頷いてから続きを話す。
「この国を救うことができたら私を解放してもらいます。転移でここへ来ましたが、東の大陸から来たので戻って仲間を探さないといけないのです。敵は……どうなっているのか分かりませんが」
『……』
国王様がいるなら言質を取ろうと私は助けたらこの国を立ち去ることを話す。アヤネが裏切るかもしれないので、黙って逃げる真似はせずに堂々と東の大陸へ帰らないといけない。
「……戻る必要があるのか? このままこの国で暮らせばいい」
「申し訳ありませんが、仲間を探したいのでここで腰を落ち着けるという選択肢はありません」
「魔族と戦っていたならもしかしたらもう死んでいるかも――」
「……!」
「……っ!?」
ラド王子が不敵に笑いながらそんなことを口にし、私はテーブルを強く叩いた。あまりにも軽率な発言に一瞬で怒りの感情が前へ出た。
驚愕の表情を見せる彼に、私は睨みながら言う。
「そのような発言をする王子が居る国なら、猶のこと居られませんね。エッケハルト様、よろしいですね」
「……ふむ、そうだな。今のはラドが悪い。謝るのだ。私からも謝罪しよう、すまなかった」
「父上……!」
「ラド」
「くっ……申し訳ない、軽々しくつまらないことを、言った」
私の言葉にエッケハルト様は謝罪を口にし、ラド王子は渋々従った形だ。
「ミズキ殿の好きにするといい。私としては城ではなくてもこの国に残って欲しいが」
「……仲間が見つかった後であれば考慮しますよ」
「うむ。では食事といこう、折角の料理が冷めてしまうからな」
「……はい」
「……」
『……』
私に恨みがましい目を向けるラド王子を無視してアヤネに視線を向ける。この料理は大丈夫だと小さくジェスチャーをしてくれたのでこのままいただくことにした。
お酒はもちろん、飲まなかったけどね?
さて、今夜は面倒くさいことになりそうだし、注意しておこうかな?
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