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抱かれない夜
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店に戻った二人はそのまま居住エリアに移動する。今日は日中は暑かった為に、室内は夜だというのにまだ蒸し暑い。エアコンを付けたところで、直ぐに涼しくなるわけではない室内で、二人の身体から汗が噴き出ている。
「シャワー浴びたい……」
鈴子はフラフラとバスルームに向かって行くが、当たり前のようにジェイも後に付いてくるのだった。
「ちょっと……。どうして付いて来るの?」
「どうしてって、俺もシャワー浴びたいから?」
何を当たり前のことを聞いてくるのだと言いたげなジェイが、鈴子の身体を持ち上げてズカズカとバスルームに進んで行く。
「ちょっと、やぁー。下ろしてよ!」
鈴子の要望は却下されて、そのまま二人はバスルームに到着したのだった。
躊躇いなく服を脱いで全裸になったジェイは、戸惑う鈴子の服を素早く脱がしていく。少し汗に濡れたジェイの裸は色気があり、身体中の刺青が光っているように錯覚する。均一のとれた筋肉に、脂肪が無い引き締まった臀部は、何度見ても鈴子を驚かす。
「ぬるめの湯船を張って浴槽で寛ぐぞ」
簡単に汗をシャワーで流した二人は、人肌ぐらいの温度の湯船に浸かる。猫足のバスタブは大きくてジェイが脚を伸ばす事が出来るのだ。対極の位置に座る二人だが、長いジェイの脚は鈴子の身体に触れている。
長いジェイの手足と自分の手足を比べて「世の中不公平」と呟く鈴子を、ジェイは笑いながら「そうでもないぞ」と告げる。
「俺のサイズのパンツやジーンズは普通に売ってないから特注になったりするし、輸入品を買わないといけない。コストが掛かる」
「嫌みだ……」
鈴子は自分の脚を水面から出して眺める。小柄な鈴子に見合った長さの脚で、ジーンズは毎回裾上げをしてもらう。切り離されたジーンズの裾を勿体ないと思う鈴子は、ジーンズは殆ど買わないのだった。
水面から伸びた鈴子の脚を眺めるジェイが、手を伸ばして鈴子の脚を握る。何をされているのか分からない鈴子は「何?」と頭を傾けるが、次の瞬間にビクリと身体を震わせた。
「無防備に脚を開いて……。そんなに触って欲しいのか?」
ジェイの長い足の指が鈴子の下腹部に触れたのだ。鈴子の薄い茂みを超えてジェイの足の親指が卑裂に潜り込む。既に第1関節まで入り込んでいた。
「やぁ……、なんで。あぅ、くぅぅぅ!」
バスタブの端を掴む鈴子は顔を横に向けて歪めている。その様子を楽しむように、ジェイは指を抜き差しするのだ。
「あれから数日経ったけど、痛みは治まったのか?」
鈴子はここで治まったと言えば、また朝まで激しく抱かれると考えて「まだ痛い……」と嘘をつく。既にソコは痛くなどなく、反対に何かを期待して、ジェイを見るだけで疼いているというのに。
「へえ……」とジェイは静かに呟き、鈴子の中に収まっている足の親指をグリグリと動かし、残りの指で小さな赤い突起を刺激する。
「いゃ……! あぅ……う。くぅぅぅ」
ニーッと笑ったジェイは「痛くはないんじゃないか?」と更に親指で円を描くように動かす。ビクビク震える鈴子は「んぁ……!」と少し大きく声を出した。
「湯船の中でも分かるくらいに、鈴子のいやらしい蜜が俺の指を濡らしてる……。なあ、どうして欲しい?」
鈴子は顔を真っ赤にして上目遣いでジェイを睨む。少しプルプルと震えた鈴子の様子が可愛く感じるジェイ。小さな子供のようにプックリと膨らんだ鈴子の頬を突き、ジェイは「おいで」と鈴子に告げて抱きしめる。
「悪かったよ。鈴子が可愛くてつい……」
ジェイに抱きしめられながらも鈴子はムッとしたままだが、身体はジェイに預けて厚い胸板の中でまどろんでいた。ふと自分の目の前にあるジェイの乳首に気が付いた鈴子は、悪戯っ子な表情を浮かべてジェイを見上げる。それに気が付いたジェイが「何だ?」と言った瞬間に、鈴子がジェイの乳首をパクッと咥えたのだ。
「え? ええええ? ちょと、まてって……。マジか……」
鈴子の短い舌でチロチロと舐められてはチュッと吸われる。それを何度か繰り返されたジェイはゲラゲラと笑い出すのだった。
その様子にキョトンとして驚く鈴子は「何で?」と解せない様子だ。笑いすぎてヒイヒイ言うジェイは、何とか落ち着いて鈴子に告げる。
「男で乳首がイイって奴は少ないって。ただ擽ったいだけだ。ハハハ、まだゾワゾワする」
納得がいかない鈴子を見てジェイはニヤッと笑う。それを見て何かを察した鈴子はジェイから離れようとするが、既に胴に腕を回されてガッツリと掴まれていたのだ。
「鈴子はオッパイ舐められるの好きだよなあ? じゃあ、次は鈴子の番だ」
鈴子の耳元で囁いたジェイは、嬉しそうに鈴子の胸を揉みしだきながら突起をギュッと指で押さえる。そしてそれを口に咥えてピアスの付いた舌で刺激し出すのだ。チュウチュウと吸い込んでは舐めるを繰り返し、時々カリッと歯を立てる。
ジェイの送る絶妙な刺激が鈴子を襲い、鈴子は「ハアハア」と息を荒くしていく。その様子を嬉しそうに見るジェイは鈴子に囁く。
「あれ? 鈴子は胸だけでもイケるのか? そうか……、俺はそんなエッチな子と一緒に居るんだ……」
「いゃ……、ちがう、もん……。エッチじゃないし……」
フルフルと頭を左右に振る鈴子だが、身体は正反対にジェイが送る刺激を貪る。胸を触られている筈なのに、鈴子の脚は段々と開いていき、腰が自然に揺れているのだ。少し虚ろな濡れた瞳と開いた口元に火照った頬。どれを取っても、鈴子は欲情して快楽を貪る雌になっていたのだった。
「鈴子……。俺が欲しいか? フフフ、ダメだ。まだダメだ……」
ジュッと力強く吸われた鈴子の胸の突起をジェイの歯で甘噛みされた瞬間に、鈴子はビクンと反り返って身体をビクビクと震わした。それは達したという合図で、ジェイは「フフフ」と笑う。
「胸だけでイケた鈴子はエッチな女の子確定だな」
グッタリする鈴子をバスタブから担ぎ上げたジェイは、バスタオルを取って鈴子に掛ける。虚ろな視線の鈴子だったが、ジェイの下半身がグイッと反り立っていることに気が付きギョッとするのだ。
今夜はジェイに抱かれるのかとドキドキした鈴子だったが、何故かジェイは何もしないまま鈴子をベッドに置き、自分はバスルームへと戻って行ったのだった。
バスルームから戻ってきたジェイの下半身は平常時に戻っており、そのまま鈴子のいるベッドに潜り込んできて、スウスウと寝息を立てて眠ってしまう。
状況の飲み込めない鈴子は「え? ちょっと……」と混乱するが、疲れて寝てしまったジェイを起こさない様にと、自分もそのまま横になることにしたのだった。
「シャワー浴びたい……」
鈴子はフラフラとバスルームに向かって行くが、当たり前のようにジェイも後に付いてくるのだった。
「ちょっと……。どうして付いて来るの?」
「どうしてって、俺もシャワー浴びたいから?」
何を当たり前のことを聞いてくるのだと言いたげなジェイが、鈴子の身体を持ち上げてズカズカとバスルームに進んで行く。
「ちょっと、やぁー。下ろしてよ!」
鈴子の要望は却下されて、そのまま二人はバスルームに到着したのだった。
躊躇いなく服を脱いで全裸になったジェイは、戸惑う鈴子の服を素早く脱がしていく。少し汗に濡れたジェイの裸は色気があり、身体中の刺青が光っているように錯覚する。均一のとれた筋肉に、脂肪が無い引き締まった臀部は、何度見ても鈴子を驚かす。
「ぬるめの湯船を張って浴槽で寛ぐぞ」
簡単に汗をシャワーで流した二人は、人肌ぐらいの温度の湯船に浸かる。猫足のバスタブは大きくてジェイが脚を伸ばす事が出来るのだ。対極の位置に座る二人だが、長いジェイの脚は鈴子の身体に触れている。
長いジェイの手足と自分の手足を比べて「世の中不公平」と呟く鈴子を、ジェイは笑いながら「そうでもないぞ」と告げる。
「俺のサイズのパンツやジーンズは普通に売ってないから特注になったりするし、輸入品を買わないといけない。コストが掛かる」
「嫌みだ……」
鈴子は自分の脚を水面から出して眺める。小柄な鈴子に見合った長さの脚で、ジーンズは毎回裾上げをしてもらう。切り離されたジーンズの裾を勿体ないと思う鈴子は、ジーンズは殆ど買わないのだった。
水面から伸びた鈴子の脚を眺めるジェイが、手を伸ばして鈴子の脚を握る。何をされているのか分からない鈴子は「何?」と頭を傾けるが、次の瞬間にビクリと身体を震わせた。
「無防備に脚を開いて……。そんなに触って欲しいのか?」
ジェイの長い足の指が鈴子の下腹部に触れたのだ。鈴子の薄い茂みを超えてジェイの足の親指が卑裂に潜り込む。既に第1関節まで入り込んでいた。
「やぁ……、なんで。あぅ、くぅぅぅ!」
バスタブの端を掴む鈴子は顔を横に向けて歪めている。その様子を楽しむように、ジェイは指を抜き差しするのだ。
「あれから数日経ったけど、痛みは治まったのか?」
鈴子はここで治まったと言えば、また朝まで激しく抱かれると考えて「まだ痛い……」と嘘をつく。既にソコは痛くなどなく、反対に何かを期待して、ジェイを見るだけで疼いているというのに。
「へえ……」とジェイは静かに呟き、鈴子の中に収まっている足の親指をグリグリと動かし、残りの指で小さな赤い突起を刺激する。
「いゃ……! あぅ……う。くぅぅぅ」
ニーッと笑ったジェイは「痛くはないんじゃないか?」と更に親指で円を描くように動かす。ビクビク震える鈴子は「んぁ……!」と少し大きく声を出した。
「湯船の中でも分かるくらいに、鈴子のいやらしい蜜が俺の指を濡らしてる……。なあ、どうして欲しい?」
鈴子は顔を真っ赤にして上目遣いでジェイを睨む。少しプルプルと震えた鈴子の様子が可愛く感じるジェイ。小さな子供のようにプックリと膨らんだ鈴子の頬を突き、ジェイは「おいで」と鈴子に告げて抱きしめる。
「悪かったよ。鈴子が可愛くてつい……」
ジェイに抱きしめられながらも鈴子はムッとしたままだが、身体はジェイに預けて厚い胸板の中でまどろんでいた。ふと自分の目の前にあるジェイの乳首に気が付いた鈴子は、悪戯っ子な表情を浮かべてジェイを見上げる。それに気が付いたジェイが「何だ?」と言った瞬間に、鈴子がジェイの乳首をパクッと咥えたのだ。
「え? ええええ? ちょと、まてって……。マジか……」
鈴子の短い舌でチロチロと舐められてはチュッと吸われる。それを何度か繰り返されたジェイはゲラゲラと笑い出すのだった。
その様子にキョトンとして驚く鈴子は「何で?」と解せない様子だ。笑いすぎてヒイヒイ言うジェイは、何とか落ち着いて鈴子に告げる。
「男で乳首がイイって奴は少ないって。ただ擽ったいだけだ。ハハハ、まだゾワゾワする」
納得がいかない鈴子を見てジェイはニヤッと笑う。それを見て何かを察した鈴子はジェイから離れようとするが、既に胴に腕を回されてガッツリと掴まれていたのだ。
「鈴子はオッパイ舐められるの好きだよなあ? じゃあ、次は鈴子の番だ」
鈴子の耳元で囁いたジェイは、嬉しそうに鈴子の胸を揉みしだきながら突起をギュッと指で押さえる。そしてそれを口に咥えてピアスの付いた舌で刺激し出すのだ。チュウチュウと吸い込んでは舐めるを繰り返し、時々カリッと歯を立てる。
ジェイの送る絶妙な刺激が鈴子を襲い、鈴子は「ハアハア」と息を荒くしていく。その様子を嬉しそうに見るジェイは鈴子に囁く。
「あれ? 鈴子は胸だけでもイケるのか? そうか……、俺はそんなエッチな子と一緒に居るんだ……」
「いゃ……、ちがう、もん……。エッチじゃないし……」
フルフルと頭を左右に振る鈴子だが、身体は正反対にジェイが送る刺激を貪る。胸を触られている筈なのに、鈴子の脚は段々と開いていき、腰が自然に揺れているのだ。少し虚ろな濡れた瞳と開いた口元に火照った頬。どれを取っても、鈴子は欲情して快楽を貪る雌になっていたのだった。
「鈴子……。俺が欲しいか? フフフ、ダメだ。まだダメだ……」
ジュッと力強く吸われた鈴子の胸の突起をジェイの歯で甘噛みされた瞬間に、鈴子はビクンと反り返って身体をビクビクと震わした。それは達したという合図で、ジェイは「フフフ」と笑う。
「胸だけでイケた鈴子はエッチな女の子確定だな」
グッタリする鈴子をバスタブから担ぎ上げたジェイは、バスタオルを取って鈴子に掛ける。虚ろな視線の鈴子だったが、ジェイの下半身がグイッと反り立っていることに気が付きギョッとするのだ。
今夜はジェイに抱かれるのかとドキドキした鈴子だったが、何故かジェイは何もしないまま鈴子をベッドに置き、自分はバスルームへと戻って行ったのだった。
バスルームから戻ってきたジェイの下半身は平常時に戻っており、そのまま鈴子のいるベッドに潜り込んできて、スウスウと寝息を立てて眠ってしまう。
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