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愛している……
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室内には男女の交わりの匂いと音が漂い、二人がどれ程長い間絡み合っているのか推測できた。
小柄な鈴子からは想像出来ないが、ジェイ専用にあつらえた器官のように、鈴子の蜜壺は何もかもがしっくりとくる。ジェイの巨大な男根がガッチリと根本まで嵌まり込む感触も、亀頭や雁首の形に隙間なくフィットする膣粘膜の密着感も、すべてがジェイの為に存在するかのようだった。
「なあ鈴子、お前は俺と交わる為に生まれたのか……? ハハハ、そんなわけないか……」
ジェイの問い掛けに反応の無い鈴子は、絶頂を味わい過ぎて気を失っていた。ジェイが巨根を突き刺したまま、ブンブンと鈴子の身体を揺すって鈴子を覚醒させる。それを鈴子が気絶する度に繰り返すのだ。
交われば交わる程に、鈴子の身体はジェイの欲望をさらに駆り立ててくる。正に妖しく美しい白ヘビに巻きつかれ、頭から丸呑みにされているような錯覚を起こさせた。
「こりゃ、どっちがスネークなんだか……」
ジェイの呟きは鈴子には届かない。
鈴子はもはやイキッ放しの状態で、先ほどから身体はビクビクと痙攣を繰り返していた。度重なる絶頂で蜜壺は収縮を起こし、男を狂わせる穴人形に成り果てる。ジェイはこれでもかと大砲を子宮口で膨張させ、今日の三度目となる吐精を鈴子の中にぶち撒ける。
深々と突き刺さった強大なジェイの肉棒が、鈴子の柔らかな蜜肉をみっちりと押し広げていた。吐精したというのに、堅さを保ったジェイの剛直は、鈴子の身体ごと持ち上げようとするかのように、グッ、ググッと最奥を圧迫していく。すると鈴子の身体はジェイの剛直に持ち上げられるように、グイッとおきあがり、ジェイの上で騎乗位の体勢になるのだった。
上下に下半身を突きあげられるたびに、鈴子の柔い大きな乳房がブンブンと揺れ、二枚の小さな双璧に愛蜜に濡れた剛刀が抜き差しされる。グチョングチョンと卑猥な音が辺りに響きだすのだ。
涎を口から垂らしながら、頭を振り乱して快楽に悶える鈴子を、ジェイはうっとりと見つめていた。これから先、ずっと、この女と生きていきたいとの思いが湧き上がり、ジェイの胸を圧迫するのだ。その感情を吐き出さなければ、心臓が止まるのかと言うほどの衝撃に、ジェイはパクパクと口を開けながら吐き出すように言葉を絞り出す。
「……鈴子、好きだ。……愛している……」
人生で初めて口にした言葉は、空間を漂い鈴子の耳に届いた。もちろんそれは鈴子が人生で始めて聞いた心からの愛の告白。
「あふぅ……、んぁ……。そ、それを今言うの……」
下から突き上げは止まらなく、愛の告白の最中もジェイは鈴子の再奥をノックするのだ。しかし鈴子の目から溢れる涙は止まらず、ポタポタとジェイの腹部に垂れ落ちる。
ジェイの突き上げは強度を増し、鈴子の身体はブンブンと飛び上がるように揺れた。
「あぐぅ……、ひぃ……! 好きぃ、私もジェイを愛してる……! あぁぁぁ、いぐぅ……」
鈴子がもう何度目か分からない絶頂を迎えたと同時に、ジェイの肉棒から白濁が勢いよく迸った。
「かはぁ……、くぅ……。鈴子、お前は俺だけのモノだ……」
抱き合う二人は繋がったまま激しく互いの唇を貪りだす。何方の体液か分からなくなった結合部分の粘着物は、グチョグチョと音を立てながら二人の周囲に響き渡るのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「で、晴れて恋人同士っつうわけなん? クリスマスに毒されやがって!」
クリスマス明けに店に出勤した順平は、苦虫を噛み潰したような顔をしてジェイにあたっている。彼女と別れた順平は、クリスマスは同級生と宅飲みをしていたそうで、「もさい男3人で寂しくAV鑑賞をした」と悔しそうだ。
「俺がAVのお世話になっている間に、お前らはイキまくり出しまくりやったんか! 腹立つなあ!」
順平が「仕事にならんから帰らしてもらうわ」とサボろうとしたのをジェイが引き留めて、「オイオイ、それは違うだろう」とぎっしりと詰まった予約表を見せるのだった。
「恋だとか愛だとか、まだ完全に分かったわけじゃない。けど、自分の鈴子への思いを表現するなら『愛』がシックリきたんだ」
ジェイは少し恥ずかしそうに順平に話し出す。親友のそんな様子を初めて見た順平は嬉しそうに目を細めた。ようやく人間らしくなったジェイ。優しい性格だったが何かが欠落していた。これでようやく……。
「……そうか、よかったやん」
順平はジェイの背中をグーで軽く殴り、肩に腕を回して「そういえば」と口を開く。
「尾乃田さんから新しい玩具の依頼があったで。言うの忘れとったわ……」
「はい? ちょ、そういうことは直ぐに言えよ! つうか、マジか……」
ジェイは大慌てで尾乃田の携帯へと電話を掛けるのだ。何回かの呼び出し音で『なんや?』と声がして尾乃田が応答する。
『尾乃田さん、すみません。電話を貰っていたみたいですね……。今回はどんな物を作りたいんですか?』
『おう、それがな。組のもんが教えてくれたんやがな、クリ・クリップなるもんがあるらしい。それを……』
尾乃田は熱心にジェイに説明する。それを真剣にメモを取り、あれこれ意見を言い合いながらデザインをまとめていくジェイ。
『これは少し時間が必要です……。一ヶ月は必要かな? それでもいいですか?』
『ああ、時間が掛かってもええ。ええもん作ってくれよ!』
電話を切ったジェイは少し悩みながらデザイン画を仕上げていく。それを横目で見た順平が「うっは~! これはまた、えらいもんをご所望やなあ……」と絶句していた。
「ああ、これはかなり大変だ……。鈴子の手を借りるしかないよな」
ジェイの目は妖しく光りニターと笑う。それを見た順平は「鈴子ちゃんご愁傷様」と両手を前で合わせるポーズをするのだった。
「何がご愁傷様なの?」
居住エリアから出てきた鈴子は、外に出かけるようで、モコモコの環がデザインしたコートを着ていた。最近はすっかりとファッションを気にするようになった鈴子は、自分に似合うコーディネートを選べるようになってきていた。正し、家にあるのは環がデザインしたゴス系の服なので、流行とはかけ離れた独自路線なのだが。
「鈴子……。何でもない。何処に行くんだ? 暫くは環さんの店は休みじゃないのか?」
環はクリスマスの後から正月明けまで休みを取っていた。ヨーロッパに旅行に行くためだ。その為に鈴子は暫くは家に居る生活なのだった。ジェイとしては正式な「恋人同士」となったのだからと、今まで以上に四六時中睦み合いたいのだ。この鈴子の長期休暇はジェイにとって願ったり叶ったりだった。
「郵便局に専門学校の願書を出しに行くの。春から通えるように……」
少し照れたような顔の鈴子は、手に大きな封筒を持っていた。「……じゃあ」と店を出て行こうとする鈴子を「こっちにおいで」と呼び寄せて、抱きしめるジェイは鈴子の耳元で呟く。
「好きだよ、鈴子。今夜も朝まで喘がすから覚悟しろよ……」
耳まで真っ赤にした鈴子は「ジェイの変態!」と捨て台詞をして、店から逃げるように出て行ったのだった。
小柄な鈴子からは想像出来ないが、ジェイ専用にあつらえた器官のように、鈴子の蜜壺は何もかもがしっくりとくる。ジェイの巨大な男根がガッチリと根本まで嵌まり込む感触も、亀頭や雁首の形に隙間なくフィットする膣粘膜の密着感も、すべてがジェイの為に存在するかのようだった。
「なあ鈴子、お前は俺と交わる為に生まれたのか……? ハハハ、そんなわけないか……」
ジェイの問い掛けに反応の無い鈴子は、絶頂を味わい過ぎて気を失っていた。ジェイが巨根を突き刺したまま、ブンブンと鈴子の身体を揺すって鈴子を覚醒させる。それを鈴子が気絶する度に繰り返すのだ。
交われば交わる程に、鈴子の身体はジェイの欲望をさらに駆り立ててくる。正に妖しく美しい白ヘビに巻きつかれ、頭から丸呑みにされているような錯覚を起こさせた。
「こりゃ、どっちがスネークなんだか……」
ジェイの呟きは鈴子には届かない。
鈴子はもはやイキッ放しの状態で、先ほどから身体はビクビクと痙攣を繰り返していた。度重なる絶頂で蜜壺は収縮を起こし、男を狂わせる穴人形に成り果てる。ジェイはこれでもかと大砲を子宮口で膨張させ、今日の三度目となる吐精を鈴子の中にぶち撒ける。
深々と突き刺さった強大なジェイの肉棒が、鈴子の柔らかな蜜肉をみっちりと押し広げていた。吐精したというのに、堅さを保ったジェイの剛直は、鈴子の身体ごと持ち上げようとするかのように、グッ、ググッと最奥を圧迫していく。すると鈴子の身体はジェイの剛直に持ち上げられるように、グイッとおきあがり、ジェイの上で騎乗位の体勢になるのだった。
上下に下半身を突きあげられるたびに、鈴子の柔い大きな乳房がブンブンと揺れ、二枚の小さな双璧に愛蜜に濡れた剛刀が抜き差しされる。グチョングチョンと卑猥な音が辺りに響きだすのだ。
涎を口から垂らしながら、頭を振り乱して快楽に悶える鈴子を、ジェイはうっとりと見つめていた。これから先、ずっと、この女と生きていきたいとの思いが湧き上がり、ジェイの胸を圧迫するのだ。その感情を吐き出さなければ、心臓が止まるのかと言うほどの衝撃に、ジェイはパクパクと口を開けながら吐き出すように言葉を絞り出す。
「……鈴子、好きだ。……愛している……」
人生で初めて口にした言葉は、空間を漂い鈴子の耳に届いた。もちろんそれは鈴子が人生で始めて聞いた心からの愛の告白。
「あふぅ……、んぁ……。そ、それを今言うの……」
下から突き上げは止まらなく、愛の告白の最中もジェイは鈴子の再奥をノックするのだ。しかし鈴子の目から溢れる涙は止まらず、ポタポタとジェイの腹部に垂れ落ちる。
ジェイの突き上げは強度を増し、鈴子の身体はブンブンと飛び上がるように揺れた。
「あぐぅ……、ひぃ……! 好きぃ、私もジェイを愛してる……! あぁぁぁ、いぐぅ……」
鈴子がもう何度目か分からない絶頂を迎えたと同時に、ジェイの肉棒から白濁が勢いよく迸った。
「かはぁ……、くぅ……。鈴子、お前は俺だけのモノだ……」
抱き合う二人は繋がったまま激しく互いの唇を貪りだす。何方の体液か分からなくなった結合部分の粘着物は、グチョグチョと音を立てながら二人の周囲に響き渡るのであった。
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クリスマス明けに店に出勤した順平は、苦虫を噛み潰したような顔をしてジェイにあたっている。彼女と別れた順平は、クリスマスは同級生と宅飲みをしていたそうで、「もさい男3人で寂しくAV鑑賞をした」と悔しそうだ。
「俺がAVのお世話になっている間に、お前らはイキまくり出しまくりやったんか! 腹立つなあ!」
順平が「仕事にならんから帰らしてもらうわ」とサボろうとしたのをジェイが引き留めて、「オイオイ、それは違うだろう」とぎっしりと詰まった予約表を見せるのだった。
「恋だとか愛だとか、まだ完全に分かったわけじゃない。けど、自分の鈴子への思いを表現するなら『愛』がシックリきたんだ」
ジェイは少し恥ずかしそうに順平に話し出す。親友のそんな様子を初めて見た順平は嬉しそうに目を細めた。ようやく人間らしくなったジェイ。優しい性格だったが何かが欠落していた。これでようやく……。
「……そうか、よかったやん」
順平はジェイの背中をグーで軽く殴り、肩に腕を回して「そういえば」と口を開く。
「尾乃田さんから新しい玩具の依頼があったで。言うの忘れとったわ……」
「はい? ちょ、そういうことは直ぐに言えよ! つうか、マジか……」
ジェイは大慌てで尾乃田の携帯へと電話を掛けるのだ。何回かの呼び出し音で『なんや?』と声がして尾乃田が応答する。
『尾乃田さん、すみません。電話を貰っていたみたいですね……。今回はどんな物を作りたいんですか?』
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尾乃田は熱心にジェイに説明する。それを真剣にメモを取り、あれこれ意見を言い合いながらデザインをまとめていくジェイ。
『これは少し時間が必要です……。一ヶ月は必要かな? それでもいいですか?』
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ジェイの目は妖しく光りニターと笑う。それを見た順平は「鈴子ちゃんご愁傷様」と両手を前で合わせるポーズをするのだった。
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居住エリアから出てきた鈴子は、外に出かけるようで、モコモコの環がデザインしたコートを着ていた。最近はすっかりとファッションを気にするようになった鈴子は、自分に似合うコーディネートを選べるようになってきていた。正し、家にあるのは環がデザインしたゴス系の服なので、流行とはかけ離れた独自路線なのだが。
「鈴子……。何でもない。何処に行くんだ? 暫くは環さんの店は休みじゃないのか?」
環はクリスマスの後から正月明けまで休みを取っていた。ヨーロッパに旅行に行くためだ。その為に鈴子は暫くは家に居る生活なのだった。ジェイとしては正式な「恋人同士」となったのだからと、今まで以上に四六時中睦み合いたいのだ。この鈴子の長期休暇はジェイにとって願ったり叶ったりだった。
「郵便局に専門学校の願書を出しに行くの。春から通えるように……」
少し照れたような顔の鈴子は、手に大きな封筒を持っていた。「……じゃあ」と店を出て行こうとする鈴子を「こっちにおいで」と呼び寄せて、抱きしめるジェイは鈴子の耳元で呟く。
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