133 / 256
ダーク、走る。
しおりを挟む
【ダーク視点】
「え?リーシャちゃんへの贈り物だぁ?」
ヒューイが呆れたような顔で俺を見た。
相変わらず俺の淹れた美味いコーヒーを飲みに、という名目でサボりにやってくる。
まあ普段は俺と同じで仕事に手は抜かないのでいいんだが。
「何故そんなに呆れるんだ。
お前の方が経験値が高いと思って、恥を忍んで聞いているのに酷いだろう」
「いやー経験値が高かろうが低かろうがさ、お前らもう結婚して10年位経つだろうが。
俺のたらしだった時の意見聞くより、側にいるお前の方がよっぽどリーシャちゃんの事分かってると思うぞ?」
「まだ7年だ。そうは言うが、リーシャはいつもおねだりもろくにしないし、たまに言えば文具ぐらいだ。
貴金属に興味ないし、ドレスも動きにくいし畏まった席にも余り出ないから、と欲しがらないんだ。
まあ普段着の簡素なワンピース姿でもリーシャはとても可愛いんだが」
「無表情でノロケか。帰れ帰れ」
「ここは俺の執務室だ」
「あ、そうだったな。コーヒーお代わり貰うぞ」
「ああ」
ヒューイは自分のマグカップに並々とコーヒーを注ぐと、テーブルのチョコチップクッキーをつまみとった。
「………あまり食うなよ。リーシャの手作りだ」
「ばーか、お前の手作りだったら食わねえよ。
んー、相変わらずダークの嫁なのがもったいないほど飯系もお菓子も上手だなー。うまうま」
「うまうま、じゃない。
しかし本当に俺が言うのもなんだが、料理上手で綺麗で可愛くて心も優しくて可愛くて、俺なんかを大好きと言ってはばからないところがまた素晴らしく可愛い自慢の妻な訳なんだが。なんであんなに24時間可愛いんだろうか」
「知るか。さむ………うま………」
「だから食うか身体こするかどっちかにしろ」
「………いや~相変わらずベタぼれなのな。
うちも結構らぶらぶだと思うけど、お前んとこには負けるわ」
「多分リーシャが嫁なら誰もがこうなると思うぞ?だってあんなに綺麗で可愛くてーー」
「すまん、腹一杯だからもう黙れ。
でもよ、そう言う物欲があまりない人間に贈り物するのは大変なんだよ。
もう花とかで良くねえか?」
「やってる」
「有名店のお菓子とか」
「やってる」
「子供の面倒を率先して見ーーー」
「仕事終わってからになるがかなり見てる。休みの日は一日中。リーシャが疲れるからもういいって止める位」
「………いやもうさ、わざわざプレゼントとかする必要なくね?」
「俺の気が済まない」
ヒューイとあーだこーだ言ってるところで、部下からルーシーさんがいらっしゃいました、と報告が入った。
珍しい事もあるものである。
執務室に案内されてやってきたルーシーに、
「どうした?俺は何か忘れ物でもしたか?」
と声をかけると、
「町に出たついででございますが耳寄りな情報を」
「そうか。だが今ヒューイと大事な話があってだな、手短に頼めるか?」
「左様でございますか。
リーシャ様が現在『一番欲しいモノ』と『一番やりたいこと』と言うのは、旦那様にとって取るに足らぬ情報でございましたか。それでは特にお話しする事もーー」
「ルーシー、コーヒーでもどうだ?ヒューイ、どけ。俺の椅子使え」
ソファーにだらんと座っていたヒューイをどかしてルーシーに勧める。
「気が変わったリーシャ様が止めに入る前に飛び出しましたので、丁度喉が渇いておりました。ありがとうございます」
ルーシーがソファーに腰かけて少しぬるくなったコーヒーをゆったり飲むのをジリジリしながら眺める。
「それで?」
「旦那様には早急にワール堂へ行って頂きたいのです」
「おい、なんだまた文具か」
俺はちょっとがっかりした。
先日カラーペンを贈ったばかりではないか。ルーシーにしては意外性のないチョイスをしてきたな。まあペン以外に欲しいモノがあるのならそれでもいいんだが。
「ご冗談を。まず旦那様に買って頂きたいのはレターセットでございます。
最近ワール堂で香りがついた綺麗なレターセットが沢山出ております。
リーシャ様はグリーン系かフルーツ系の香りを好まれます」
「だから、レターセットをリーシャにと言うことだろう?」
「違いますわ。使うのは旦那様でございます」
「………………は?」
「リーシャ様が望んで止まないもの。欲しくて欲しくて仕方がないもの。
それは旦那様からのラブレターでございます」
「………………俺の、か?」
「うわー、今さらか?」
ヒューイが突っ込みを入れてくるが、余りにも意外な話で俺は言葉も出なかった。
「伺ったところによりますと、今まで一度もラブレターを貰ったことがないそうで。
せめて一度ぐらいは欲しかったけど、結婚して7年も過ぎると流石に言えないわ、と仰っておりまして」
「………そう言えば書いた記憶がない………」
「え?ひどー。付き合ってる女にラブレターの1つも書かなかったの?それもリーシャちゃんに?おい最低だなダーク」
ヒューイがここぞとばかりに責めてくる。
「いや、だがルイ・ボーゲンとの婚約を阻止する流れであれよあれよと結婚が決まってだな」
「引く手あまただったリーシャ様に手紙の1つも寄越さず嫁にしたとか、聞いたときには呆れてモノも言えませんでしたわ」
「だよなー?」
ヒューイとルーシーが意気投合してダブルで責める。
「だが………だが俺には文才がない」
喋るのも最初はぎこちないぐらいだったのに。大体言葉を自在に操る作家にどんなラブレターを書けと言うのだ。
「リーシャ様は別に旦那様に文才を求めておられませんわよ。素直にリーシャ様への想いを綴るだけで宜しいのです」
「好きだ可愛い愛してるを繰り返せば大概なんとかなる」
「ヒューイ様は文才がないというより、誰彼構わず同じ文言を使い回しておられた気配がございますわね。言葉が安っぽいですわ」
ルーシーが冷ややかな眼差しでヒューイを見た。
「うぐっっ。酷いがあながち間違ってもない。だけど大昔の話だってば」
「ミランダ様が聞いたら泣きますわね」
「止めてお願い土下座でも何でもするから内密に」
「まあヒューイ様の事は正直どうでもよろしいのです。旦那様、頑張って下さいませ。
リーシャ様は、もし貰えたら一生の宝にすると。
でも嫌がるのを無理強いはするなと念押しされておりますので、無理にとは言いませんが………悲しむでしょうねえリーシャ様………」
わざとらしく目元をハンカチで押さえるルーシーに、俺も泣きたかった。
ラブレターなんぞ生まれてこのかた一度も書いた事がないのだ。
「2人っきりでデートもしたい、それが今一番やりたいことだとも………」
リーシャが本当に恐ろしいほど可愛い。
ウチの奥さんはどうして俺の愛情メーターをすぐ底上げしてくるんだろうか。
俺がプレゼントを貰ってるようなものではないか。
「………書く。何としても書く。デートも絶対する」
「それはようございました。出来ましたらなる早でお願いいたします。デートも有休でも取ってご存分に。ああ、釣りもしたいと仰っておいででした。アズキのご飯も兼ねてとか」
「分かった。ルーシー、ありがとう。いつも頼りにしてるぞ」
「お子様の面倒はお任せください。わたくしはただリーシャ様にいつも笑顔でいて欲しいのです」
ルーシーは立ち上がり深々と頭を下げると、買い物が途中なので、と退出していった。
「………いや、ほんとバカップルだなお前ら。むしろ呆れたを一周して尊敬すらしてしまいそうだ」
ヒューイが俺を見ながら呟いた。
「おう。ウチの奥さん可愛いだろ?な?」
俺は世界中に大声でリーシャの愛らしさと健気さを叫びたかった。
本当に俺には勿体ないほどいい妻である。
「ああ可愛い可愛い。だが有休申請は早めにしろよ?俺に仕事がどーんと被ってくるのは嫌だかんな」
「分かった。あとワール堂へ行くから今日は早退させてくれ。急病で」
「おい!」
ヒューイが呼び掛けるのを無視して、俺は帰り支度をしワール堂へと早足で向かうのだった。
「え?リーシャちゃんへの贈り物だぁ?」
ヒューイが呆れたような顔で俺を見た。
相変わらず俺の淹れた美味いコーヒーを飲みに、という名目でサボりにやってくる。
まあ普段は俺と同じで仕事に手は抜かないのでいいんだが。
「何故そんなに呆れるんだ。
お前の方が経験値が高いと思って、恥を忍んで聞いているのに酷いだろう」
「いやー経験値が高かろうが低かろうがさ、お前らもう結婚して10年位経つだろうが。
俺のたらしだった時の意見聞くより、側にいるお前の方がよっぽどリーシャちゃんの事分かってると思うぞ?」
「まだ7年だ。そうは言うが、リーシャはいつもおねだりもろくにしないし、たまに言えば文具ぐらいだ。
貴金属に興味ないし、ドレスも動きにくいし畏まった席にも余り出ないから、と欲しがらないんだ。
まあ普段着の簡素なワンピース姿でもリーシャはとても可愛いんだが」
「無表情でノロケか。帰れ帰れ」
「ここは俺の執務室だ」
「あ、そうだったな。コーヒーお代わり貰うぞ」
「ああ」
ヒューイは自分のマグカップに並々とコーヒーを注ぐと、テーブルのチョコチップクッキーをつまみとった。
「………あまり食うなよ。リーシャの手作りだ」
「ばーか、お前の手作りだったら食わねえよ。
んー、相変わらずダークの嫁なのがもったいないほど飯系もお菓子も上手だなー。うまうま」
「うまうま、じゃない。
しかし本当に俺が言うのもなんだが、料理上手で綺麗で可愛くて心も優しくて可愛くて、俺なんかを大好きと言ってはばからないところがまた素晴らしく可愛い自慢の妻な訳なんだが。なんであんなに24時間可愛いんだろうか」
「知るか。さむ………うま………」
「だから食うか身体こするかどっちかにしろ」
「………いや~相変わらずベタぼれなのな。
うちも結構らぶらぶだと思うけど、お前んとこには負けるわ」
「多分リーシャが嫁なら誰もがこうなると思うぞ?だってあんなに綺麗で可愛くてーー」
「すまん、腹一杯だからもう黙れ。
でもよ、そう言う物欲があまりない人間に贈り物するのは大変なんだよ。
もう花とかで良くねえか?」
「やってる」
「有名店のお菓子とか」
「やってる」
「子供の面倒を率先して見ーーー」
「仕事終わってからになるがかなり見てる。休みの日は一日中。リーシャが疲れるからもういいって止める位」
「………いやもうさ、わざわざプレゼントとかする必要なくね?」
「俺の気が済まない」
ヒューイとあーだこーだ言ってるところで、部下からルーシーさんがいらっしゃいました、と報告が入った。
珍しい事もあるものである。
執務室に案内されてやってきたルーシーに、
「どうした?俺は何か忘れ物でもしたか?」
と声をかけると、
「町に出たついででございますが耳寄りな情報を」
「そうか。だが今ヒューイと大事な話があってだな、手短に頼めるか?」
「左様でございますか。
リーシャ様が現在『一番欲しいモノ』と『一番やりたいこと』と言うのは、旦那様にとって取るに足らぬ情報でございましたか。それでは特にお話しする事もーー」
「ルーシー、コーヒーでもどうだ?ヒューイ、どけ。俺の椅子使え」
ソファーにだらんと座っていたヒューイをどかしてルーシーに勧める。
「気が変わったリーシャ様が止めに入る前に飛び出しましたので、丁度喉が渇いておりました。ありがとうございます」
ルーシーがソファーに腰かけて少しぬるくなったコーヒーをゆったり飲むのをジリジリしながら眺める。
「それで?」
「旦那様には早急にワール堂へ行って頂きたいのです」
「おい、なんだまた文具か」
俺はちょっとがっかりした。
先日カラーペンを贈ったばかりではないか。ルーシーにしては意外性のないチョイスをしてきたな。まあペン以外に欲しいモノがあるのならそれでもいいんだが。
「ご冗談を。まず旦那様に買って頂きたいのはレターセットでございます。
最近ワール堂で香りがついた綺麗なレターセットが沢山出ております。
リーシャ様はグリーン系かフルーツ系の香りを好まれます」
「だから、レターセットをリーシャにと言うことだろう?」
「違いますわ。使うのは旦那様でございます」
「………………は?」
「リーシャ様が望んで止まないもの。欲しくて欲しくて仕方がないもの。
それは旦那様からのラブレターでございます」
「………………俺の、か?」
「うわー、今さらか?」
ヒューイが突っ込みを入れてくるが、余りにも意外な話で俺は言葉も出なかった。
「伺ったところによりますと、今まで一度もラブレターを貰ったことがないそうで。
せめて一度ぐらいは欲しかったけど、結婚して7年も過ぎると流石に言えないわ、と仰っておりまして」
「………そう言えば書いた記憶がない………」
「え?ひどー。付き合ってる女にラブレターの1つも書かなかったの?それもリーシャちゃんに?おい最低だなダーク」
ヒューイがここぞとばかりに責めてくる。
「いや、だがルイ・ボーゲンとの婚約を阻止する流れであれよあれよと結婚が決まってだな」
「引く手あまただったリーシャ様に手紙の1つも寄越さず嫁にしたとか、聞いたときには呆れてモノも言えませんでしたわ」
「だよなー?」
ヒューイとルーシーが意気投合してダブルで責める。
「だが………だが俺には文才がない」
喋るのも最初はぎこちないぐらいだったのに。大体言葉を自在に操る作家にどんなラブレターを書けと言うのだ。
「リーシャ様は別に旦那様に文才を求めておられませんわよ。素直にリーシャ様への想いを綴るだけで宜しいのです」
「好きだ可愛い愛してるを繰り返せば大概なんとかなる」
「ヒューイ様は文才がないというより、誰彼構わず同じ文言を使い回しておられた気配がございますわね。言葉が安っぽいですわ」
ルーシーが冷ややかな眼差しでヒューイを見た。
「うぐっっ。酷いがあながち間違ってもない。だけど大昔の話だってば」
「ミランダ様が聞いたら泣きますわね」
「止めてお願い土下座でも何でもするから内密に」
「まあヒューイ様の事は正直どうでもよろしいのです。旦那様、頑張って下さいませ。
リーシャ様は、もし貰えたら一生の宝にすると。
でも嫌がるのを無理強いはするなと念押しされておりますので、無理にとは言いませんが………悲しむでしょうねえリーシャ様………」
わざとらしく目元をハンカチで押さえるルーシーに、俺も泣きたかった。
ラブレターなんぞ生まれてこのかた一度も書いた事がないのだ。
「2人っきりでデートもしたい、それが今一番やりたいことだとも………」
リーシャが本当に恐ろしいほど可愛い。
ウチの奥さんはどうして俺の愛情メーターをすぐ底上げしてくるんだろうか。
俺がプレゼントを貰ってるようなものではないか。
「………書く。何としても書く。デートも絶対する」
「それはようございました。出来ましたらなる早でお願いいたします。デートも有休でも取ってご存分に。ああ、釣りもしたいと仰っておいででした。アズキのご飯も兼ねてとか」
「分かった。ルーシー、ありがとう。いつも頼りにしてるぞ」
「お子様の面倒はお任せください。わたくしはただリーシャ様にいつも笑顔でいて欲しいのです」
ルーシーは立ち上がり深々と頭を下げると、買い物が途中なので、と退出していった。
「………いや、ほんとバカップルだなお前ら。むしろ呆れたを一周して尊敬すらしてしまいそうだ」
ヒューイが俺を見ながら呟いた。
「おう。ウチの奥さん可愛いだろ?な?」
俺は世界中に大声でリーシャの愛らしさと健気さを叫びたかった。
本当に俺には勿体ないほどいい妻である。
「ああ可愛い可愛い。だが有休申請は早めにしろよ?俺に仕事がどーんと被ってくるのは嫌だかんな」
「分かった。あとワール堂へ行くから今日は早退させてくれ。急病で」
「おい!」
ヒューイが呼び掛けるのを無視して、俺は帰り支度をしワール堂へと早足で向かうのだった。
32
あなたにおすすめの小説
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
召しませ、私の旦那さまっ!〜美醜逆転の世界でイケメン男性を召喚します〜
紗幸
恋愛
「醜い怪物」こそ、私の理想の旦那さま!
聖女ミリアは、魔王を倒す力を持つ「勇者」を召喚する大役を担う。だけど、ミリアの願いはただ一つ。日本基準の超絶イケメンを召喚し、魔王討伐の旅を通して結婚することだった。召喚されたゼインは、この国の美醜の基準では「醜悪な怪物」扱い。しかしミリアの目には、彼は完璧な最強イケメンに映っていた。ミリアは魔王討伐の旅を「イケメン旦那さまゲットのためのアピールタイム」と称し、ゼインの心を掴もうと画策する。しかし、ゼインは冷酷な仮面を崩さないまま、旅が終わる。
イケメン勇者と美少女聖女が織りなす、勘違いと愛が暴走する異世界ラブコメディ。果たして、二人の「愛の旅」は、最高の結末を迎えるのか?
※短編用に書いたのですが、少し長くなったので連載にしています
※この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる