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25 救助
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侍女が車内を見回し、座席から滑り落ちた毛皮を集め始めた。傾いた車内を這うようにして動き、カレンの足元に一枚、肩に一枚と重ねていく。
「少しでも……温かくなりますように」
侍女自身も唇が青ざめ、その声は震えて歯の根が合わない様子であるのに、懸命にカレンの傍に寄り添っている。
「ありがとう……あなたも、こちらへ。凍えて、しまうわ」
カレンは毛皮の端を持ち上げ、侍女を招いた。二人で身を寄せ合い、互いの体温を分け合う。それでも冷気は容赦なく、歪んで閉じなくなった扉の隙間から、じわじわと忍び込んでくる。
靴の中で腫れ上がっている足首も、時間と共に患部にのみ熱を持った鈍痛となってきた。動かさなければ耐えられるが、少しでも角度が変わると、頭の奥にまで激痛が上がってくる。ただ、この寒さが靴の中までも届いて患部を冷やし、これ以上腫れを悪化させていないのだろうことは、唯一の救いとも言えた。
窓や扉の隙間から覗く空が、淡い金色から灰色へと変わっていく。冬の陽は短い。あと半刻もしないうちに、本格的な闇が降りてくるだろう。
「……騎士団の方、来てくださいますわよね」
侍女が不安そうに呟いた。
「ええ……大丈夫よ、きっと。ハルシオン様も、きっと知らせを……」
そこまで言ってカレンは言葉を止めた。数日前、自身を襲った不安と恐怖。それが頭を過ぎる。ハルシオンも、もしかしたら同じ思いをさせてしまうかもしれない。心配をかけてしまうかもしれない。
そこまで考えてカレンは、自分の指先の感覚が薄れ始めていることに気付いた。毛皮に包まれていても、冷気が骨まで染みてくる。吐く息が白く、それがすぐに凍って消えていく。
一分が長く、一秒が永遠にも思える待つ時間。
一体、どれほど経ったのだろう。
光が弱くなっていく。灰色だった空がさらに暗さを増し、木々の影が薄闇に溶け始めていた。とうとうパラパラと雪がちらつき始め、風も出てきた。
このまま夜になったら。そう考えたその時だった。
蹄の音が聞こえた。一頭ではない、ザッ、ザッと複数の馬が雪を蹴る音。それに混じって、ほんのりとランプの灯りがいくつか揺れながら近づいてくるのが、車体の後ろ窓越しに見えた。
「来た……来ましたわ! カレン様っ!」
侍女が声を上げた。
橇馬車の扉が外からさらに大きくこじ開けられる。ぶわっと冷たい外気が一気に車内に充満し、それと共にランプの灯りが仄暗くなり始めた車内に差し込んだ。その光の中に、騎士の影が立っている。
「大丈夫ですか」
低い声が降ってきた。騎士の顔は、背後のランプの灯りで陰になっている。
「ランプを」
騎士が傍らの部下に命じた。差し出されたランプを受け取り、車内に掲げる。
揺れる灯りが、カレンの髪と顔を照らし出し、騎士の動きが、止まった。
ランプを持つ手が、わずかに揺れる。
カレンは、その顔を見上げた。数えるほどしか耳にしてこなかった、聞き覚えのある声。
ランプの灯りに照らされた、見覚えのある顔。四・五年前から変わらない、野心的な瞳。だが顔つきは、あの頃よりも精悍さが加わったようにも、経験という名の歳月を重ねたようにも見える。
元・夫だった人、ローラン。
喉の奥が詰まり、呼吸が一瞬止まる。足首の痛みも、身体を蝕んでいた寒さも、ふっとどこかへ消えた。その代わり、寒さとは違う冷えた感覚が、鼓動を襲う。元の夫が現在、どの赴任先にいるかなど聞くこともなかったし、口にすることもなかった。だからなのか、まだ北の騎士団に居たのかと、どこか諦念のような気持ちが過ぎった。
「よかったですわ。騎士団の方にお手をお借りしましょう。さあ、カレン様」
侍女が安堵の声を上げて、カレンに手を差し出す。それに応えようと、カレンはようやく声を絞り出す。
「え……ええ、ありがとう」
カレンという名に金の髪。そして、彼女の声。
ランプに照らされていたローランと目が合う。彼のその顔は、一瞬にして固まり、息を呑む音がカレンの耳にも届いた。
ローランの視線が、ランプの灯りに照らされたカレンの顔をもう一度捉える。凝視するように。確かめるように。かつて、まともに目も合わせようともしなかったカレンの顔を、今の彼は信じられないものを見るかのように見つめている。そして、頬から血の気が引いていくのが、灯りの中でもはっきりと見えた。
カレンは、視線を横に外した。
「お前……、まさか、本当に? カレン、なのか?」
ローランは小さく呟きそして、
「……その姿……俺に、わざと隠していたのか?」
震えた声で、そんな言葉を落とした。
カレンは痛む足を庇いながら、思わず翡翠の瞳で真っ直ぐに見返す。
「いいえ?……そんなつもりはありませんでした」
返したのは、それだけだった。
沈黙が落ち、ランプの灯りが二人の顔を照らして影を揺らす。
外で風の音が強くなり、雪がちらつきから本降りに変わりつつあった。
「隊長! 天候が崩れます。お急ぎを。この先に哨戒小屋があります」
部下の声が飛ぶと、ローランは苦い顔をして、それから表情を消した。ランプを部下に押し付け、カレンの前に膝をつく。
「立てるか」
「……いいえ」
返事をした瞬間、その腕がカレンの身体を抱き上げていた。
「なっ…大丈夫、です……っ下ろして、下ろしてください……っ」
全身が強張った。肌が粟立ち、内臓が縮み上がる。思わず身動き、抱え上げられたローランの胸元を、両手で力いっぱい押し返す。が、足首の痛みが強まりその手には力が入らず、ローランのその腕も身体も、微動だにしない。
カレンのその強張りを、ローランは腕の中で感じ取っただろう。
「死ぬよりましだろ……今は我慢しろ。触れられるのが嫌なら、目を瞑ってろ」
そう言った声は、低くて自嘲の混じった硬さのあるものだった。
カレンはここで強情を通しても、周りに迷惑がかかると諦め、言われた通りにした。きつく瞼を閉じ、顔をそむける。腕に抱えられた身体が小さく震え、幼い頃の、古いあの記憶が、徐々に、だが鮮明に脳裏に奥底から浮いて這い上がる。
やっと外せたあの眼鏡を、どこへ置いたのか。今、なぜ手元にないのだろう。そんな思いが、足の痛みを覆ってゆく。
「侍女殿はこちらへ。馬にお乗りください」
別の騎士の声が聞こえた。侍女が何か答えている。
ローランが歩き出した。靴が雪を踏む音と風の唸りが混じり合う中、カレンは目を閉じたまま、ただ揺られていた。
「ここからだと哨戒の方が近い。一旦、そちらへ向かう!」
周りにいる騎士団員に、ローランが声を上げ、それに応答する騎士たちの声。
ローランに抱えられ、カレンはきつく目を瞑った。 その暗闇の中で思い浮かべるのは、あの吹雪の日、雪に濡れながら自分の元へ帰ってきてくれたハルシオンの姿だった。
「少しでも……温かくなりますように」
侍女自身も唇が青ざめ、その声は震えて歯の根が合わない様子であるのに、懸命にカレンの傍に寄り添っている。
「ありがとう……あなたも、こちらへ。凍えて、しまうわ」
カレンは毛皮の端を持ち上げ、侍女を招いた。二人で身を寄せ合い、互いの体温を分け合う。それでも冷気は容赦なく、歪んで閉じなくなった扉の隙間から、じわじわと忍び込んでくる。
靴の中で腫れ上がっている足首も、時間と共に患部にのみ熱を持った鈍痛となってきた。動かさなければ耐えられるが、少しでも角度が変わると、頭の奥にまで激痛が上がってくる。ただ、この寒さが靴の中までも届いて患部を冷やし、これ以上腫れを悪化させていないのだろうことは、唯一の救いとも言えた。
窓や扉の隙間から覗く空が、淡い金色から灰色へと変わっていく。冬の陽は短い。あと半刻もしないうちに、本格的な闇が降りてくるだろう。
「……騎士団の方、来てくださいますわよね」
侍女が不安そうに呟いた。
「ええ……大丈夫よ、きっと。ハルシオン様も、きっと知らせを……」
そこまで言ってカレンは言葉を止めた。数日前、自身を襲った不安と恐怖。それが頭を過ぎる。ハルシオンも、もしかしたら同じ思いをさせてしまうかもしれない。心配をかけてしまうかもしれない。
そこまで考えてカレンは、自分の指先の感覚が薄れ始めていることに気付いた。毛皮に包まれていても、冷気が骨まで染みてくる。吐く息が白く、それがすぐに凍って消えていく。
一分が長く、一秒が永遠にも思える待つ時間。
一体、どれほど経ったのだろう。
光が弱くなっていく。灰色だった空がさらに暗さを増し、木々の影が薄闇に溶け始めていた。とうとうパラパラと雪がちらつき始め、風も出てきた。
このまま夜になったら。そう考えたその時だった。
蹄の音が聞こえた。一頭ではない、ザッ、ザッと複数の馬が雪を蹴る音。それに混じって、ほんのりとランプの灯りがいくつか揺れながら近づいてくるのが、車体の後ろ窓越しに見えた。
「来た……来ましたわ! カレン様っ!」
侍女が声を上げた。
橇馬車の扉が外からさらに大きくこじ開けられる。ぶわっと冷たい外気が一気に車内に充満し、それと共にランプの灯りが仄暗くなり始めた車内に差し込んだ。その光の中に、騎士の影が立っている。
「大丈夫ですか」
低い声が降ってきた。騎士の顔は、背後のランプの灯りで陰になっている。
「ランプを」
騎士が傍らの部下に命じた。差し出されたランプを受け取り、車内に掲げる。
揺れる灯りが、カレンの髪と顔を照らし出し、騎士の動きが、止まった。
ランプを持つ手が、わずかに揺れる。
カレンは、その顔を見上げた。数えるほどしか耳にしてこなかった、聞き覚えのある声。
ランプの灯りに照らされた、見覚えのある顔。四・五年前から変わらない、野心的な瞳。だが顔つきは、あの頃よりも精悍さが加わったようにも、経験という名の歳月を重ねたようにも見える。
元・夫だった人、ローラン。
喉の奥が詰まり、呼吸が一瞬止まる。足首の痛みも、身体を蝕んでいた寒さも、ふっとどこかへ消えた。その代わり、寒さとは違う冷えた感覚が、鼓動を襲う。元の夫が現在、どの赴任先にいるかなど聞くこともなかったし、口にすることもなかった。だからなのか、まだ北の騎士団に居たのかと、どこか諦念のような気持ちが過ぎった。
「よかったですわ。騎士団の方にお手をお借りしましょう。さあ、カレン様」
侍女が安堵の声を上げて、カレンに手を差し出す。それに応えようと、カレンはようやく声を絞り出す。
「え……ええ、ありがとう」
カレンという名に金の髪。そして、彼女の声。
ランプに照らされていたローランと目が合う。彼のその顔は、一瞬にして固まり、息を呑む音がカレンの耳にも届いた。
ローランの視線が、ランプの灯りに照らされたカレンの顔をもう一度捉える。凝視するように。確かめるように。かつて、まともに目も合わせようともしなかったカレンの顔を、今の彼は信じられないものを見るかのように見つめている。そして、頬から血の気が引いていくのが、灯りの中でもはっきりと見えた。
カレンは、視線を横に外した。
「お前……、まさか、本当に? カレン、なのか?」
ローランは小さく呟きそして、
「……その姿……俺に、わざと隠していたのか?」
震えた声で、そんな言葉を落とした。
カレンは痛む足を庇いながら、思わず翡翠の瞳で真っ直ぐに見返す。
「いいえ?……そんなつもりはありませんでした」
返したのは、それだけだった。
沈黙が落ち、ランプの灯りが二人の顔を照らして影を揺らす。
外で風の音が強くなり、雪がちらつきから本降りに変わりつつあった。
「隊長! 天候が崩れます。お急ぎを。この先に哨戒小屋があります」
部下の声が飛ぶと、ローランは苦い顔をして、それから表情を消した。ランプを部下に押し付け、カレンの前に膝をつく。
「立てるか」
「……いいえ」
返事をした瞬間、その腕がカレンの身体を抱き上げていた。
「なっ…大丈夫、です……っ下ろして、下ろしてください……っ」
全身が強張った。肌が粟立ち、内臓が縮み上がる。思わず身動き、抱え上げられたローランの胸元を、両手で力いっぱい押し返す。が、足首の痛みが強まりその手には力が入らず、ローランのその腕も身体も、微動だにしない。
カレンのその強張りを、ローランは腕の中で感じ取っただろう。
「死ぬよりましだろ……今は我慢しろ。触れられるのが嫌なら、目を瞑ってろ」
そう言った声は、低くて自嘲の混じった硬さのあるものだった。
カレンはここで強情を通しても、周りに迷惑がかかると諦め、言われた通りにした。きつく瞼を閉じ、顔をそむける。腕に抱えられた身体が小さく震え、幼い頃の、古いあの記憶が、徐々に、だが鮮明に脳裏に奥底から浮いて這い上がる。
やっと外せたあの眼鏡を、どこへ置いたのか。今、なぜ手元にないのだろう。そんな思いが、足の痛みを覆ってゆく。
「侍女殿はこちらへ。馬にお乗りください」
別の騎士の声が聞こえた。侍女が何か答えている。
ローランが歩き出した。靴が雪を踏む音と風の唸りが混じり合う中、カレンは目を閉じたまま、ただ揺られていた。
「ここからだと哨戒の方が近い。一旦、そちらへ向かう!」
周りにいる騎士団員に、ローランが声を上げ、それに応答する騎士たちの声。
ローランに抱えられ、カレンはきつく目を瞑った。 その暗闇の中で思い浮かべるのは、あの吹雪の日、雪に濡れながら自分の元へ帰ってきてくれたハルシオンの姿だった。
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