1,801 / 1,861
視線は南へ
PHASE-1801【支え合い】
しおりを挟む
――……ぬぅぅん……。
やはり騎乗での戦いは難しい。
長物でないと馬上からの有利性はないし、何より刀を振るとなれば誤ってダイフクを斬ってしまうかもしれないという恐れから思いっきり振ることができず、ただ高順氏の後をついていき、仕損じた相手を通過する時に斬るだけ。
へっぴり腰の俺と違い、常に行動を共にしているロンゲルさん達は思い切りがいい。
ひたすらに手にした槍で突いていく。
高順氏みたいに吹き飛ばすという派手さはないが、馬の突進力を利用しての突きにて相手を屠っていく。
対して相手側の槍衾は及び腰になってしまい、突くことも出来ず、こちらに触れれば馬の勢いで槍が手から離れたり折れてもいた。
武器破壊を可能としているのは、王都やアラムロス窟から派遣されたドワーフ達を中心とした職人達が仕立てた小札からなる馬甲のお陰か。
高順氏のユニークスキルである【陥陣営】の効果も大きい。
装備と効果付与によって相手の攻撃が通らないことで恐れを抱くことがなく、全身全霊の攻撃を振るえている。
大胆な攻撃に見舞われ、自分たちの攻撃が通用しないとなれば相手は混乱するしかないわな。
「止まることなく駆け抜けましょう」
と、先生。
「そこか!」
指揮棒を振る先生へと狙いを定めるのは、飛行してこちらを見渡していたメッサーラ。
先頭を進む高順氏や俺でなく、直ぐに騎馬軍の頭脳となっている存在を見極め直線を書いて迫る。
「にゃろ!」
ダイフクの鞍に足を置き、そこから跳躍へと移ろうとしたところで、
「ぬんぅ!?」
直線で迫るメッサーラが縦長の瞳孔を限界まで見開く。
瞳孔には自分へと迫ってくる艶のある白い髪を靡かせた美女が映っていたんだろうな。
「速い!」
「そう言ってもらえると嬉しい限り」
ベルによる迎撃。
下方からの跳躍の速度に驚き、更には飛行で有利であるはずの自分が簡単に捕捉されていることに感嘆。
レイピアによる斬撃には防戦とばかりに障壁魔法で対応。
勢いのあった動きは完全に削がれ、
「背中を取らせてもらう」
「なんと……」
二人が空中で止まる中を俺たちは通過。
やっぱベルは凄い。
正面に展開されたシルフィードに斬撃を防がれると、垂れてた尻尾を掴みロープ代わりに利用してから背中へとライドオン。
完全に首を刎ねることが出来る間合いなのだが、
「それはしないのか」
背を取られて振り払おうとしてくるメッサーラの背中に体を預けて乗りこなすことに注力していた。
尻尾や翼を大きく動かしても振り払えないことにメッサーラは焦っている。
「殺してはならないと伝えておきましたので」
乗るだけで仕留めない事を不思議がっていた俺に先生が一言。
そして、
「主は次から次へと迫る者達に集中を」
そう継ぐ。
「分かりました」
ベルを見つつも馬上で残火を振るっていくのは止めない。
高順氏やロンゲルさんたち騎兵に比べれば俺のはみっともないけども、みっともないなりに、
「マスリリース!」
ダイフクに刃が触れるという恐れから思いっきり振れないのならば、遠距離で攻撃すれば良いじゃないの精神で三日月状の黄色い斬撃を放っていく。
「おお! 素晴らしい!」
自分たちには出来ない芸当を羨んでくれるロンゲルさん。
そのような芸当が出来ないから騎射と馬上槍術を磨きを上げるしかないと言いつつ敵を蹴散らしていく。
「各々がやれることをやればいいだけのこと」
言いつつ高順氏は更に加速。
メッサーラがベルに手間取る中で混乱に陥った敵兵をなぎ倒していった。
駆るワーグも戦闘に参加。
駆けつつ前足の爪を相手へと振るい、乗り手の攻撃を掩護している。
「強烈な鉄の爪での攻撃だな」
チコにもこういった装備がある以上、ワーグのような巨狼にも当然ある。
職人さん達が良い仕事をしている。
「このまま突き進むんですか? 突き進んで相手側のトップの頭を取るので? 勝つつもりはないと言っていたようですが」
先生へと質問するのはコクリコ。
取れるなら自分がとばかりに琥珀の瞳をぎらつかせながら制限高度のある飛行で先頭に躍り出ようとしているところを高順氏に再び止められる。
「取ることはしません。こちらの派手な登場を記憶してもらうだけです」
「ぬうぅぅぅぅ」
「口惜しそうに唸らず、ここまで温存していた一撃にて障害となる木柵を吹き飛ばしてください」
「いいでしょう」
練りに練ったワンドから放たれる赫々とした球体。
アドンとサムソンは今回、飛行に利用しているからかお休み。
その代わりにシャルナが直上でファイヤーボールを掩護するようにアッパーテンペストを木柵の下方から顕現させる。
爆ぜる火球と立ち上がる竜巻。
混ざることで火炎竜巻となって木柵を薙ぎ払っていく。
「ああいったのを俺も完成させたいんだよな」
右手の残火と右腰に佩いたマラ・ケニタルを一瞥。
「励む事だな」
「もちろんですとも」
「ならばまずはここを乗り越えよう」
「了解です」
高順氏に応えつつマスリリース。
うむ! これなら本当に余裕だ。
俺みたいな騎乗スキルが低いのは遠距離をバシバシ放つのが楽でいい。
三日月状の黄色い斬撃に同色の燐光が尾を引けば、斬られた相手の血しぶきと共に宙を彩る。
あまり見たくない光景だけどもそういう考えのままに戦えばそれが隙となって一緒に行動する味方にいらぬ被害が出てしまうので冷酷に振っていく。
「勇者もいずれは自身の下半身だけで騎乗できるようにならないとな」
「修練します。今は姿勢制御に協力してくれているダイフクに感謝するだけです」
高順氏だけでなく騎兵の面々は両手で槍を持って刺突。
手綱を握ることなく安定した騎乗はそれだけ練度が高いから。
練度の高さに加えてワーグや馬たちが体を支えてくれるからこそ、安心して両手で武器を持つことも可能。
人獣一体、人馬一体。
やはり騎乗での戦いは難しい。
長物でないと馬上からの有利性はないし、何より刀を振るとなれば誤ってダイフクを斬ってしまうかもしれないという恐れから思いっきり振ることができず、ただ高順氏の後をついていき、仕損じた相手を通過する時に斬るだけ。
へっぴり腰の俺と違い、常に行動を共にしているロンゲルさん達は思い切りがいい。
ひたすらに手にした槍で突いていく。
高順氏みたいに吹き飛ばすという派手さはないが、馬の突進力を利用しての突きにて相手を屠っていく。
対して相手側の槍衾は及び腰になってしまい、突くことも出来ず、こちらに触れれば馬の勢いで槍が手から離れたり折れてもいた。
武器破壊を可能としているのは、王都やアラムロス窟から派遣されたドワーフ達を中心とした職人達が仕立てた小札からなる馬甲のお陰か。
高順氏のユニークスキルである【陥陣営】の効果も大きい。
装備と効果付与によって相手の攻撃が通らないことで恐れを抱くことがなく、全身全霊の攻撃を振るえている。
大胆な攻撃に見舞われ、自分たちの攻撃が通用しないとなれば相手は混乱するしかないわな。
「止まることなく駆け抜けましょう」
と、先生。
「そこか!」
指揮棒を振る先生へと狙いを定めるのは、飛行してこちらを見渡していたメッサーラ。
先頭を進む高順氏や俺でなく、直ぐに騎馬軍の頭脳となっている存在を見極め直線を書いて迫る。
「にゃろ!」
ダイフクの鞍に足を置き、そこから跳躍へと移ろうとしたところで、
「ぬんぅ!?」
直線で迫るメッサーラが縦長の瞳孔を限界まで見開く。
瞳孔には自分へと迫ってくる艶のある白い髪を靡かせた美女が映っていたんだろうな。
「速い!」
「そう言ってもらえると嬉しい限り」
ベルによる迎撃。
下方からの跳躍の速度に驚き、更には飛行で有利であるはずの自分が簡単に捕捉されていることに感嘆。
レイピアによる斬撃には防戦とばかりに障壁魔法で対応。
勢いのあった動きは完全に削がれ、
「背中を取らせてもらう」
「なんと……」
二人が空中で止まる中を俺たちは通過。
やっぱベルは凄い。
正面に展開されたシルフィードに斬撃を防がれると、垂れてた尻尾を掴みロープ代わりに利用してから背中へとライドオン。
完全に首を刎ねることが出来る間合いなのだが、
「それはしないのか」
背を取られて振り払おうとしてくるメッサーラの背中に体を預けて乗りこなすことに注力していた。
尻尾や翼を大きく動かしても振り払えないことにメッサーラは焦っている。
「殺してはならないと伝えておきましたので」
乗るだけで仕留めない事を不思議がっていた俺に先生が一言。
そして、
「主は次から次へと迫る者達に集中を」
そう継ぐ。
「分かりました」
ベルを見つつも馬上で残火を振るっていくのは止めない。
高順氏やロンゲルさんたち騎兵に比べれば俺のはみっともないけども、みっともないなりに、
「マスリリース!」
ダイフクに刃が触れるという恐れから思いっきり振れないのならば、遠距離で攻撃すれば良いじゃないの精神で三日月状の黄色い斬撃を放っていく。
「おお! 素晴らしい!」
自分たちには出来ない芸当を羨んでくれるロンゲルさん。
そのような芸当が出来ないから騎射と馬上槍術を磨きを上げるしかないと言いつつ敵を蹴散らしていく。
「各々がやれることをやればいいだけのこと」
言いつつ高順氏は更に加速。
メッサーラがベルに手間取る中で混乱に陥った敵兵をなぎ倒していった。
駆るワーグも戦闘に参加。
駆けつつ前足の爪を相手へと振るい、乗り手の攻撃を掩護している。
「強烈な鉄の爪での攻撃だな」
チコにもこういった装備がある以上、ワーグのような巨狼にも当然ある。
職人さん達が良い仕事をしている。
「このまま突き進むんですか? 突き進んで相手側のトップの頭を取るので? 勝つつもりはないと言っていたようですが」
先生へと質問するのはコクリコ。
取れるなら自分がとばかりに琥珀の瞳をぎらつかせながら制限高度のある飛行で先頭に躍り出ようとしているところを高順氏に再び止められる。
「取ることはしません。こちらの派手な登場を記憶してもらうだけです」
「ぬうぅぅぅぅ」
「口惜しそうに唸らず、ここまで温存していた一撃にて障害となる木柵を吹き飛ばしてください」
「いいでしょう」
練りに練ったワンドから放たれる赫々とした球体。
アドンとサムソンは今回、飛行に利用しているからかお休み。
その代わりにシャルナが直上でファイヤーボールを掩護するようにアッパーテンペストを木柵の下方から顕現させる。
爆ぜる火球と立ち上がる竜巻。
混ざることで火炎竜巻となって木柵を薙ぎ払っていく。
「ああいったのを俺も完成させたいんだよな」
右手の残火と右腰に佩いたマラ・ケニタルを一瞥。
「励む事だな」
「もちろんですとも」
「ならばまずはここを乗り越えよう」
「了解です」
高順氏に応えつつマスリリース。
うむ! これなら本当に余裕だ。
俺みたいな騎乗スキルが低いのは遠距離をバシバシ放つのが楽でいい。
三日月状の黄色い斬撃に同色の燐光が尾を引けば、斬られた相手の血しぶきと共に宙を彩る。
あまり見たくない光景だけどもそういう考えのままに戦えばそれが隙となって一緒に行動する味方にいらぬ被害が出てしまうので冷酷に振っていく。
「勇者もいずれは自身の下半身だけで騎乗できるようにならないとな」
「修練します。今は姿勢制御に協力してくれているダイフクに感謝するだけです」
高順氏だけでなく騎兵の面々は両手で槍を持って刺突。
手綱を握ることなく安定した騎乗はそれだけ練度が高いから。
練度の高さに加えてワーグや馬たちが体を支えてくれるからこそ、安心して両手で武器を持つことも可能。
人獣一体、人馬一体。
1
あなたにおすすめの小説
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
冷遇された聖女の結末
菜花
恋愛
異世界を救う聖女だと冷遇された毛利ラナ。けれど魔力慣らしの旅に出た途端に豹変する同行者達。彼らは同行者の一人のセレスティアを称えラナを貶める。知り合いもいない世界で心がすり減っていくラナ。彼女の迎える結末は――。
本編にプラスしていくつかのifルートがある長編。
カクヨムにも同じ作品を投稿しています。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
異世界へ行って帰って来た
バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。
そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる