41 / 604
胎動
PHASE-02
しおりを挟む
――――――。
まあ、この邪教徒という名のコメディアンの方、喋る喋る……。
聞いてないことまで話してくれる。
自分たちは邪神様の復活のために東奔西走して、各地に封じられていた、
パンゲアの心臓。
緋色の魔玉石。
嘆きの粉骨。
紫獄の瞳。
大紅蓮の皮。
――――それらを全て手に入れて、今現在、邪神の封じられたタンブラ神殿の地下遺跡に眠る、邪神パンゲアに、パンゲアの心臓を埋め込んだところで、条約が気になり、いったん儀式を停止中にしているそうだ。
「心臓を埋め込んだことによってですね。我等が偉大なる神、パンゲア様と疎通がとれるようになりまして~」
くっそ明るいな本当に。邪神蘇らせるのが、本当にこんな方々で良いのか? これで復活とかしたら、邪神どんな気持ちだよ。
「で、ぜひともお三方にはタンブラまで来ていただきたく。よろしければアレインさんも」
「いえ、結構」
ふう! 即答で拒否りましたな! 頭を抱えてしまう、悩みの種を芽吹かせるのは転舵、面舵一杯で回避ですか。
その拒否権を、ぜひとも僕にも行使出来る権限を与えてもらいたいです。
整備長なんて完全に顔が死んでますよ。行きたくないよね~。そりゃ~行きたくないさ! 条約とか知らんわけでしょ? 大昔の存在なんだから、邪神。
殺る気に満ちてたらどうするんですか。僕たち死んじゃう……。復活後、最初の贄にさてしまう。
「じゃあ、行きましょうか!」
ふう! テンション高い!
拳を天井に高らかに向けて、お仕事大好きなロールさんは何とも楽しそうだ~。
お祭りの時みたいにテンション高いですね。
あの時はとっても楽しかったのにな~。
なんでこんなことになるかな~。
はぁ…………。
「疫病神だ……」
疫病神じゃなくて、邪神ですよ。なにとち狂ってるんですか整備長。
「お前が配属されてから、ベリーハードなの増えすぎなんだよ」
は!? なに? 僕が悪いの!
――く、くるしい……。このおっさん、本気で僕の首を締めにきやがった。
上等じゃこら! いつまでも下手に出てやると思うなよ。
バッカスで酔ってた時は、ピート君、ピート君って甘えるように言ってたくせに!
お返しとばかりに、僕も思いっ切り、首を諸手で締めてやる。
――バタバタと局内で暴れ回る様を俯瞰で見れば、完全に子供の喧嘩である。
いかんせん、喧嘩をする経験が今までなかったもんだから、どうすれば終わるのか分からない僕は、整備長が降参するまで折れようとしなかった。
「はい! 元気があっていいですね~」
僕と整備長。ヒョイと首を掴まれて、戦闘を強制中断。
ハッタさん僕と同じような細くて色白の腕なのに、子猫のように、軽々と男二人を掴むんだね。そこはやっぱり常人ではないんだね……。
「気を取り直して、出発進こ~う!」
「イーハァァァァァァァア」
ロールさんに続いて、ハッタさんのテンションが更に上がる。
整備長とは舌打ちしながら睨み合い。負けてやんね~からなマジで。
邪神とかどうでもいいわ! 目の前の敵の方が重大だよ。偉くなって本当にこき使ってやるからな。
いずれブラック地獄に叩き落としてやる!
――――中々に、ぎすぎすした状況で、タンブラ神殿まで観光しつつ、徒歩移動。
時折、猫背気味のおっさんが僕の方に顔を向け、視線が交わると、舌打ちしてくる。
なので、僕も全力で舌打ちで返す。
「子供じゃないんだから」
呆れるロールさん。この人にマイナスイメージ作るのは避けたいけども、おっさんの方が年上ですから。僕にではなく、おっさんに言ってくださいよ。
唇を尖らせる僕に、やれやれといった感じで、ロールさんは先を行くハッタさんに周りの建造物の説明を聞いているようだ。
今から約千年前に造られた――――、なんて説明が耳朶に入ってくる。
いいもん……。一人で僕も楽しむから。
僕、悪くないのに。おっさんから仕掛けてきたのに……。僕には、優しくして良いんじゃないかな……。
――――なんか、子供がいじけた感じになってしまっている。自己憐憫というより、拗ねている感が強いな……。これは正直、情けないと思いますよ。
俯瞰で自分を見れる僕は偉いと思うの。
――――ふむ、やはり凄いというか、神々を奉っているだけあって、荘厳な建造物が並んでいる。
乳白色の神殿。成人男性の胴回りくらいはある柱が並び、奥には神を象った石像。それを見ている観光客や、信仰している人の多いこと。
淡い白に、苔の緑が混じり合っているのが、歴史を刻んできたことを窺わせる。
「こちらが旧暦の建造物である。オルプラ神殿でございます。ここには我等が邪神様を封じた一人。勇者パルティナの石像が祭られてます。いや~壊してやりたい」
「そういう、発言は聞き逃せませんよ~」
「いや~参ったな~なかったことに」
なんて、前の方では、ツアーガイドとなったハッタさんが聞き心地の良い声で冗談を含めて…………、冗談ではないかもしれないけど、軽妙に語る。
それに柔らかな返しで、歴史を楽しんでいるロールさん。
ハッタさん、的確なもんだから、周囲の観光客の方々も、
「「「「へ~そうなんだ」」」」
と、耳を傾けて、話に聞き入っていた。
――――僕もちょっと、聞きたいから、観光客に混じろうとしたら、肩が当たる。目を向ければ整備長。
「チッ」
直ぐに舌打ちをされたので、
「チッ!」
強めに返して、距離を取った。なんだよ、おっさんも興味あったのかよ。
――――更に進むと、観光客や信仰者の姿はなくなる。
ここから先が入ってはいけない区域だということを理解しているからだ。
これより先は、危険な生物も生息し、何より邪神が封じられてるってことで、恐れて野盗ですら近づかないそうだ。
そんなところに僕たちは行くのか……。
怖くなってきた。獰猛なモンスターとか出たらどうするんだろう。僕も整備長もたよりないですよ。ロールさん。
こんなことなら、グライフ君を連れてくれば良かった。ドラゴンならワイバーンクラスくらいは余裕で倒せるだけの力を持っているらしいし。
ハッタさんだけが頼りか……。まあ、普段からパンゲア神殿にいるらしいから、モンスターとかも倒してるのかな。軽々と僕たちも持ち上げたし、
必然的にハッタさんの周囲に集まる僕ら。
整備長とは、ここでも肩が当たったけど、命に関わるから、ここでは舌打ちの応酬はなしだ。
――――深い森の中を歩く。木々が陽射しを遮っているから、まだ昼頃なのに、ちょっと先になると闇に覆われて見えない。
周囲に木々や、無数の蔦が絡まった神殿や石像があるのが目に入る。手入れはされていないけど、人工的に保全された先ほどまでの神殿より、自然と一体化したようにも思えて、厳かで、神々しく見えてしまうから不思議だ。
「前方、気をつけてくださいね」
「え?」
ふぁ!? 赤い毛並みに、尻尾の先端がモーニングスターのようなトゲトゲがいっぱいついてる。獅子みたいな鬣に人面ぽい顔立ち。
「マンティコアだ-! 食べられる~!」
いがみ合っていた僕と整備長が恐怖で抱き合う中。
大声出したもんだから、口から涎を垂らしていたマンティコアは、餌と判断して僕たちの方に突っ込んでくる。
大木なんてあっても問題ないとばかりになぎ倒して、接近する大獅子サイズの脅威がすぐそこに!
「ロールさん逃げて!」
銀髪が目立ち、僕らよりも柔らかそうな肉だと判断したマンティコアは、ロールさんに狙いを定めたように、軌道を変えた。
僕がロールさんを守らないと。
敬愛する方を助けようと、使命感を抱く僕。
――といっても出来る事は、手を掴んで逃げ出すぐらい。
「ナイスでーす」
僕の勇気に拇指を立ててくるハッタさんの快活な声。僕たち三人の前に立ち、マンティコアを遮る。
悠然と佇むハッタさんに何かを感じたのか、襲歩から一気に常歩まで勢いを殺し、動きを止めて、身をかがませるマンティコア。
――森閑とした森の中。一人と一頭の間には何者も入り込めない空間があるように感じ取れる。
――――次の瞬間、静から動に変わった――――――。
まあ、この邪教徒という名のコメディアンの方、喋る喋る……。
聞いてないことまで話してくれる。
自分たちは邪神様の復活のために東奔西走して、各地に封じられていた、
パンゲアの心臓。
緋色の魔玉石。
嘆きの粉骨。
紫獄の瞳。
大紅蓮の皮。
――――それらを全て手に入れて、今現在、邪神の封じられたタンブラ神殿の地下遺跡に眠る、邪神パンゲアに、パンゲアの心臓を埋め込んだところで、条約が気になり、いったん儀式を停止中にしているそうだ。
「心臓を埋め込んだことによってですね。我等が偉大なる神、パンゲア様と疎通がとれるようになりまして~」
くっそ明るいな本当に。邪神蘇らせるのが、本当にこんな方々で良いのか? これで復活とかしたら、邪神どんな気持ちだよ。
「で、ぜひともお三方にはタンブラまで来ていただきたく。よろしければアレインさんも」
「いえ、結構」
ふう! 即答で拒否りましたな! 頭を抱えてしまう、悩みの種を芽吹かせるのは転舵、面舵一杯で回避ですか。
その拒否権を、ぜひとも僕にも行使出来る権限を与えてもらいたいです。
整備長なんて完全に顔が死んでますよ。行きたくないよね~。そりゃ~行きたくないさ! 条約とか知らんわけでしょ? 大昔の存在なんだから、邪神。
殺る気に満ちてたらどうするんですか。僕たち死んじゃう……。復活後、最初の贄にさてしまう。
「じゃあ、行きましょうか!」
ふう! テンション高い!
拳を天井に高らかに向けて、お仕事大好きなロールさんは何とも楽しそうだ~。
お祭りの時みたいにテンション高いですね。
あの時はとっても楽しかったのにな~。
なんでこんなことになるかな~。
はぁ…………。
「疫病神だ……」
疫病神じゃなくて、邪神ですよ。なにとち狂ってるんですか整備長。
「お前が配属されてから、ベリーハードなの増えすぎなんだよ」
は!? なに? 僕が悪いの!
――く、くるしい……。このおっさん、本気で僕の首を締めにきやがった。
上等じゃこら! いつまでも下手に出てやると思うなよ。
バッカスで酔ってた時は、ピート君、ピート君って甘えるように言ってたくせに!
お返しとばかりに、僕も思いっ切り、首を諸手で締めてやる。
――バタバタと局内で暴れ回る様を俯瞰で見れば、完全に子供の喧嘩である。
いかんせん、喧嘩をする経験が今までなかったもんだから、どうすれば終わるのか分からない僕は、整備長が降参するまで折れようとしなかった。
「はい! 元気があっていいですね~」
僕と整備長。ヒョイと首を掴まれて、戦闘を強制中断。
ハッタさん僕と同じような細くて色白の腕なのに、子猫のように、軽々と男二人を掴むんだね。そこはやっぱり常人ではないんだね……。
「気を取り直して、出発進こ~う!」
「イーハァァァァァァァア」
ロールさんに続いて、ハッタさんのテンションが更に上がる。
整備長とは舌打ちしながら睨み合い。負けてやんね~からなマジで。
邪神とかどうでもいいわ! 目の前の敵の方が重大だよ。偉くなって本当にこき使ってやるからな。
いずれブラック地獄に叩き落としてやる!
――――中々に、ぎすぎすした状況で、タンブラ神殿まで観光しつつ、徒歩移動。
時折、猫背気味のおっさんが僕の方に顔を向け、視線が交わると、舌打ちしてくる。
なので、僕も全力で舌打ちで返す。
「子供じゃないんだから」
呆れるロールさん。この人にマイナスイメージ作るのは避けたいけども、おっさんの方が年上ですから。僕にではなく、おっさんに言ってくださいよ。
唇を尖らせる僕に、やれやれといった感じで、ロールさんは先を行くハッタさんに周りの建造物の説明を聞いているようだ。
今から約千年前に造られた――――、なんて説明が耳朶に入ってくる。
いいもん……。一人で僕も楽しむから。
僕、悪くないのに。おっさんから仕掛けてきたのに……。僕には、優しくして良いんじゃないかな……。
――――なんか、子供がいじけた感じになってしまっている。自己憐憫というより、拗ねている感が強いな……。これは正直、情けないと思いますよ。
俯瞰で自分を見れる僕は偉いと思うの。
――――ふむ、やはり凄いというか、神々を奉っているだけあって、荘厳な建造物が並んでいる。
乳白色の神殿。成人男性の胴回りくらいはある柱が並び、奥には神を象った石像。それを見ている観光客や、信仰している人の多いこと。
淡い白に、苔の緑が混じり合っているのが、歴史を刻んできたことを窺わせる。
「こちらが旧暦の建造物である。オルプラ神殿でございます。ここには我等が邪神様を封じた一人。勇者パルティナの石像が祭られてます。いや~壊してやりたい」
「そういう、発言は聞き逃せませんよ~」
「いや~参ったな~なかったことに」
なんて、前の方では、ツアーガイドとなったハッタさんが聞き心地の良い声で冗談を含めて…………、冗談ではないかもしれないけど、軽妙に語る。
それに柔らかな返しで、歴史を楽しんでいるロールさん。
ハッタさん、的確なもんだから、周囲の観光客の方々も、
「「「「へ~そうなんだ」」」」
と、耳を傾けて、話に聞き入っていた。
――――僕もちょっと、聞きたいから、観光客に混じろうとしたら、肩が当たる。目を向ければ整備長。
「チッ」
直ぐに舌打ちをされたので、
「チッ!」
強めに返して、距離を取った。なんだよ、おっさんも興味あったのかよ。
――――更に進むと、観光客や信仰者の姿はなくなる。
ここから先が入ってはいけない区域だということを理解しているからだ。
これより先は、危険な生物も生息し、何より邪神が封じられてるってことで、恐れて野盗ですら近づかないそうだ。
そんなところに僕たちは行くのか……。
怖くなってきた。獰猛なモンスターとか出たらどうするんだろう。僕も整備長もたよりないですよ。ロールさん。
こんなことなら、グライフ君を連れてくれば良かった。ドラゴンならワイバーンクラスくらいは余裕で倒せるだけの力を持っているらしいし。
ハッタさんだけが頼りか……。まあ、普段からパンゲア神殿にいるらしいから、モンスターとかも倒してるのかな。軽々と僕たちも持ち上げたし、
必然的にハッタさんの周囲に集まる僕ら。
整備長とは、ここでも肩が当たったけど、命に関わるから、ここでは舌打ちの応酬はなしだ。
――――深い森の中を歩く。木々が陽射しを遮っているから、まだ昼頃なのに、ちょっと先になると闇に覆われて見えない。
周囲に木々や、無数の蔦が絡まった神殿や石像があるのが目に入る。手入れはされていないけど、人工的に保全された先ほどまでの神殿より、自然と一体化したようにも思えて、厳かで、神々しく見えてしまうから不思議だ。
「前方、気をつけてくださいね」
「え?」
ふぁ!? 赤い毛並みに、尻尾の先端がモーニングスターのようなトゲトゲがいっぱいついてる。獅子みたいな鬣に人面ぽい顔立ち。
「マンティコアだ-! 食べられる~!」
いがみ合っていた僕と整備長が恐怖で抱き合う中。
大声出したもんだから、口から涎を垂らしていたマンティコアは、餌と判断して僕たちの方に突っ込んでくる。
大木なんてあっても問題ないとばかりになぎ倒して、接近する大獅子サイズの脅威がすぐそこに!
「ロールさん逃げて!」
銀髪が目立ち、僕らよりも柔らかそうな肉だと判断したマンティコアは、ロールさんに狙いを定めたように、軌道を変えた。
僕がロールさんを守らないと。
敬愛する方を助けようと、使命感を抱く僕。
――といっても出来る事は、手を掴んで逃げ出すぐらい。
「ナイスでーす」
僕の勇気に拇指を立ててくるハッタさんの快活な声。僕たち三人の前に立ち、マンティコアを遮る。
悠然と佇むハッタさんに何かを感じたのか、襲歩から一気に常歩まで勢いを殺し、動きを止めて、身をかがませるマンティコア。
――森閑とした森の中。一人と一頭の間には何者も入り込めない空間があるように感じ取れる。
――――次の瞬間、静から動に変わった――――――。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる