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ブートキャンプへようこそ♪
PHASE-01
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――――――……。
マイルドな体験コースだと思ったな……。あれは無しだ……。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
あ、ありのまま、今、起こっている事を説明。
僕は、服を着替えさせられた。この場にいる方々と同じ物だ。モスグリーンの上着に、まだらのズボン。そして、手渡された半長靴を履いている。
頭には緑のベレー帽。
ちびっ子の勢力は、青のベレー帽を被っている。緑のベレー帽だから、キドさんの勢力に割り振られた僕。
そして、僕の左右には、ルガールさんとは別の、狼男の獣人に、ダークエルフ、背後には、猫耳娘の獣人がおり、五十人規模で整列している状況。
でもって、僕は隊列の一番前にいるわけですよ。
――――。
「ようこそ地獄へ」
なんとも悪そうな笑み見せつつ、リザードマンの方が僕たちの前をコツコツと、わざと足音を立てながら往復。
「俺の名前はアーメイ・ジャケットだ! 誉れ高き百人長であるにもかかわらず、貴様等のようなクソの指揮をする事になった、この世で最も不幸な男だ」
威圧を振りまく感じだ。
爬虫類特有の長い黒目で、睨み付けてくる。不幸とか言ってるけど、今現在、このような状況
にある僕には勝てないよ。
そう思っていると、ぎょろりと目が動き、僕を捕捉。
「貴様! 名前は!」
「ピートマック・ウィザースプーンです……」
「聞こえな~俺の耳が悪いのか?」
耳元に手を置いて、僕の発言を今一度、待つ感じだ。
よかろう――――。
大きく吸気を行って、肺で酸素を満たしてからの、
「ピートマック・ウィザースプーンです!」
腹から思いっ切り、耳に向けて出してやった。
「うるさい!」
なんて理不尽!
殴ったよ……、平手だったけど、この整備局員である僕を――――、このトカゲ野郎が殴りましたよ。信じられない……。整備局員なのに! 訴えてやる!!
地面に倒れ込む僕。口には土が入っている……。許さないぞ!
「どうした? 殴られる事が不満か? もう一発、殴ってほしいか?」
ひ~。振り上げてるよ。そんなぶっとい腕で、素人の顔を殴れば、死んじゃうからやめて~。
許さないとか嘘です!
「怯えやがって、クソほどの根性もないんだな。さっさと立て! クソ以下が!」
叩かれるのはごめんなので、言う事に従う。おかしいぞ。なんで、こんな事になったんだ?
「聞けゴミ共。今日より一週間、お前たちには地獄を見てもらう。せいぜい楽しめ。お前たちの悲鳴が俺にとっては何よりの至福だ。この世で最も不幸な俺を少しは幸せにして見せろ」
なんて、理不尽なんだ。これなら整備長の方がましじゃないか……。
――――そして、次々と僕と同じように周りの方々もなじられていく……。
一人一人が名乗り、なじられると、
「よし、休め。ただし、ほんの少しだがな。その後は地獄だ」
威張り散らし、ズボンから出ている尻尾を振りながら、僕たちの前にあるテントへと入っていく。
――――――。
「怖かったですね」
と、隣に立つダークエルフの方が話しかけてきた。
「大丈夫ですか?」
と、言うのは、僕の隣の狼タイプの獣人の方。
「ええ……まあ」
二人とも僕が頬を叩かれたのを心配してくれている。
「整備局の人に対してヒドいニャ」
後ろから猫耳獣人の女の子が殴られた頬を撫でてくれる。可愛い顔に語尾が常套だけども、【ニャ】がつくと癒やされる。
心配してくれた三人の顔は若い。
僕とあまり変わらないくらいだ。
自己紹介をしてくれた。
狼の獣人の男性は、ロウ・ロンタルさん。勝色の毛並みで、僕とは違って二の腕の筋肉がしっかりしている。力仕事を任せたいところ。
ダークエルフの男性は、ググタム・ステイサムさん。薄めの金色の短髪。細身の体だけど、無駄な贅肉のない筋肉。素早い立ち回りならお任せって感じだ。
猫耳獣人の女の子は、シナン・モンドールさん。ピンクの髪の毛。獣人だけども、顔は人だ。
人が猫耳つけてるような感じだけど、髪と同じピンク色の尻尾で、先端が白い色。
敏捷性にとんだしなやかな体だ。それに柔らかそう。
「皆さん、キドさんの部下の方ですよね?」
優しく接してくれた三人にお礼を言いつつ、質問。
「そうです、まだまだ新兵ですけど」
代表してロウさんが答えてくれた。
魔王軍の学舎を卒業して、今年から配属先の王の下で、研修を受けているそうで、本日から、実戦に近い演習を行うそうだ。
――僕はその演習に参加しなければいけないわけか…………。
というか、魔王軍の学舎ってなによ? そんなのあるんだ。やっぱ戦闘訓練とか受講してたのかな~。
僕はただの人間ですよ。それに比べると、本年度に配属されたとはいえ、一般人から見たら、驚異的な存在な分けで……、そんな方々と演習を共に行動したら、僕――、死ぬんじゃないんだろうか…………。
逃げ出したい気分だ。
嘆息して、視線を下に落としてしまう。
すると、忙しなく周囲が動きだす。
何事かと頭を上げると、皆が元の位置に戻って、姿勢正しく直立不動。
「貴様! この俺を待たせる気か!」
激しい怒号が、至近で僕に放たれる。
声の主はさっきまでテントにいたはずの、アーメイ百人長。
いつの間にかテントから出てきて、僕の前に立っていた――――。
マイルドな体験コースだと思ったな……。あれは無しだ……。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!
あ、ありのまま、今、起こっている事を説明。
僕は、服を着替えさせられた。この場にいる方々と同じ物だ。モスグリーンの上着に、まだらのズボン。そして、手渡された半長靴を履いている。
頭には緑のベレー帽。
ちびっ子の勢力は、青のベレー帽を被っている。緑のベレー帽だから、キドさんの勢力に割り振られた僕。
そして、僕の左右には、ルガールさんとは別の、狼男の獣人に、ダークエルフ、背後には、猫耳娘の獣人がおり、五十人規模で整列している状況。
でもって、僕は隊列の一番前にいるわけですよ。
――――。
「ようこそ地獄へ」
なんとも悪そうな笑み見せつつ、リザードマンの方が僕たちの前をコツコツと、わざと足音を立てながら往復。
「俺の名前はアーメイ・ジャケットだ! 誉れ高き百人長であるにもかかわらず、貴様等のようなクソの指揮をする事になった、この世で最も不幸な男だ」
威圧を振りまく感じだ。
爬虫類特有の長い黒目で、睨み付けてくる。不幸とか言ってるけど、今現在、このような状況
にある僕には勝てないよ。
そう思っていると、ぎょろりと目が動き、僕を捕捉。
「貴様! 名前は!」
「ピートマック・ウィザースプーンです……」
「聞こえな~俺の耳が悪いのか?」
耳元に手を置いて、僕の発言を今一度、待つ感じだ。
よかろう――――。
大きく吸気を行って、肺で酸素を満たしてからの、
「ピートマック・ウィザースプーンです!」
腹から思いっ切り、耳に向けて出してやった。
「うるさい!」
なんて理不尽!
殴ったよ……、平手だったけど、この整備局員である僕を――――、このトカゲ野郎が殴りましたよ。信じられない……。整備局員なのに! 訴えてやる!!
地面に倒れ込む僕。口には土が入っている……。許さないぞ!
「どうした? 殴られる事が不満か? もう一発、殴ってほしいか?」
ひ~。振り上げてるよ。そんなぶっとい腕で、素人の顔を殴れば、死んじゃうからやめて~。
許さないとか嘘です!
「怯えやがって、クソほどの根性もないんだな。さっさと立て! クソ以下が!」
叩かれるのはごめんなので、言う事に従う。おかしいぞ。なんで、こんな事になったんだ?
「聞けゴミ共。今日より一週間、お前たちには地獄を見てもらう。せいぜい楽しめ。お前たちの悲鳴が俺にとっては何よりの至福だ。この世で最も不幸な俺を少しは幸せにして見せろ」
なんて、理不尽なんだ。これなら整備長の方がましじゃないか……。
――――そして、次々と僕と同じように周りの方々もなじられていく……。
一人一人が名乗り、なじられると、
「よし、休め。ただし、ほんの少しだがな。その後は地獄だ」
威張り散らし、ズボンから出ている尻尾を振りながら、僕たちの前にあるテントへと入っていく。
――――――。
「怖かったですね」
と、隣に立つダークエルフの方が話しかけてきた。
「大丈夫ですか?」
と、言うのは、僕の隣の狼タイプの獣人の方。
「ええ……まあ」
二人とも僕が頬を叩かれたのを心配してくれている。
「整備局の人に対してヒドいニャ」
後ろから猫耳獣人の女の子が殴られた頬を撫でてくれる。可愛い顔に語尾が常套だけども、【ニャ】がつくと癒やされる。
心配してくれた三人の顔は若い。
僕とあまり変わらないくらいだ。
自己紹介をしてくれた。
狼の獣人の男性は、ロウ・ロンタルさん。勝色の毛並みで、僕とは違って二の腕の筋肉がしっかりしている。力仕事を任せたいところ。
ダークエルフの男性は、ググタム・ステイサムさん。薄めの金色の短髪。細身の体だけど、無駄な贅肉のない筋肉。素早い立ち回りならお任せって感じだ。
猫耳獣人の女の子は、シナン・モンドールさん。ピンクの髪の毛。獣人だけども、顔は人だ。
人が猫耳つけてるような感じだけど、髪と同じピンク色の尻尾で、先端が白い色。
敏捷性にとんだしなやかな体だ。それに柔らかそう。
「皆さん、キドさんの部下の方ですよね?」
優しく接してくれた三人にお礼を言いつつ、質問。
「そうです、まだまだ新兵ですけど」
代表してロウさんが答えてくれた。
魔王軍の学舎を卒業して、今年から配属先の王の下で、研修を受けているそうで、本日から、実戦に近い演習を行うそうだ。
――僕はその演習に参加しなければいけないわけか…………。
というか、魔王軍の学舎ってなによ? そんなのあるんだ。やっぱ戦闘訓練とか受講してたのかな~。
僕はただの人間ですよ。それに比べると、本年度に配属されたとはいえ、一般人から見たら、驚異的な存在な分けで……、そんな方々と演習を共に行動したら、僕――、死ぬんじゃないんだろうか…………。
逃げ出したい気分だ。
嘆息して、視線を下に落としてしまう。
すると、忙しなく周囲が動きだす。
何事かと頭を上げると、皆が元の位置に戻って、姿勢正しく直立不動。
「貴様! この俺を待たせる気か!」
激しい怒号が、至近で僕に放たれる。
声の主はさっきまでテントにいたはずの、アーメイ百人長。
いつの間にかテントから出てきて、僕の前に立っていた――――。
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