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叙勲の日
PHASE-08
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「皆さん、城内に。流石に中では暴れられないでしょう」
「暴れるって言ったら?」
強襲を仕掛けてきた三人に立ちふさがるサージャスが促す。それを耳にしたダイアンが不敵に笑い返答。
「現状、お尋ね者確定だし、貴方たちを捕らえるための勅令も発せられる。それに魔王軍も参加する。これ以上の罪が重なれば、出身地にまで徹底的な調査が入る。困るのは血縁者や住人だよ」
「それで? 故郷の家族や友の事を出されれば、臆すると思ってるのか? こんな事をしでかしてる時点で、そんなもんは覚悟してるさ」
双剣が黒剣とぶつかり、ガシンッという音を奏でる。
そこに、アルコン、ゲルニオ両名も剣先をサージャスに向けて進む。ダイアンの言うように、覚悟しているからこそ、足を進められるのだろう。
「いい腕だけども、これで終いだ。死ぬよりも、怪我だけで済ませたいなら、ここで後ろに退きな」
「馬鹿にしすぎ」
口角の上がるダイアンに、口角を上げて返す。
その笑みに何かを感じと立ったのか、眉をひそめると、赤い鎧が咄嗟に後ろに下がった。
下がるダイアンを気にもとめず、残りの二名はサージャスへと突き進む。
「よせ! なにか狙ってるぞ」
「聖闘衣」
青い光を放ち、サージャスから生まれた風で、二人の動きが止まる。
「チャクラ!?」
「モンクだと!?」
足を止めたアルコン、ゲルニオが驚きの声を上げる。
「からの狂戦士」
赤い光を纏う姿を目にしたピートは、相手がこれから相当に苦労するだろうと、強襲してきた者たちとはいえ、同情する。
不死王ですら手を焼く存在である事を理解している故だ。
「なんと!? 狂戦士とは愚策。補助する者もいないというのに、ただの獣に堕ちるとは」
浅葱色の鎧を軋らせつつ、止めた足を驀地させるゲルニオ。
「愚策とはボクは思わないよ」
「!? いくなゲルニオ! おかしい!」
狂戦士下で有りながら、落ち着いた語り口に、ダイアンが危機を察知し、静止を求める。
――だが、もう手遅れであった。
腹部に見舞われる、赤い輝きを纏う体から繰り出された拳一撃。
豪快、ど派手に吹き飛とび、地面にめり込むような勢いで叩き付けられた。
自慢の浅葱色の鎧が粉々となり、整えていた髪は大いに乱れるも、そんな中でもスカーフだけは無事だった。
何が起こったのか殴られた当人は理解出来ないといった表情。目を開いたまま意識が飛んでいるようで、ピクリとも動かない。
「すげ! 化け物の不死王相手だったから敵わなかったが、それ以外だとすげえな」
ニーズィー、感嘆の発言だが、それを隣で耳朶に入れるピートは肝を冷やす。
整備長。口には気をつけてほしいと……。
発言者の斜め後ろで、大公が眉間に皺を寄せ、眉を吊り上げていた。モノクルの奥から捕捉する視線の先はニーズィー。
そこは様を付けるべきだと、不死王様、最低でも、さん付けで口にするべきだろう。
入らぬ火の粉は被りたくないと、ピートは見ざる聞かざるの貫徹を決め込む。
避難を急がせたいのに、サージャスの華麗で圧倒の一撃が素晴らしすぎて、避難するはずの者たちの足が一様に止まってしまう。
「ぬう、ただの一撃でゲルニオを倒すとは……それになんだその形状は。見た事のない狂戦士だ。聖闘衣が混ざっているような……」
「いちいち気にしなくていいよ。どうせ、ここでお縄だから」
消えたと思えば、アルコンの前に現れ、黄色いタリスマンがはめ込まれた柄で、額に狙いを定めている。
「考え事は終わってからだ勇者様」
双剣の一振りが迫る柄を止めるように本体を狙い、もう一振りがサージャスとアルコンの間に入り込む。
後ろに飛び跳ねて、双剣を回避するも、それを読んだダイアンが追撃に氷系の魔法でサージャスを狙う。
空気中に光を反射する塵が発生し、それがサージャスの足に集束。両足に氷の足枷が出来上がる。
「無駄!」
「でもないだろう、少しはそっちに意識が行ってるだろ」
そう言うと、指呼の距離まで縮め、双剣が再びサージャスを捉え、縦と横に振られるそれで、十文字を書こうとする。
「意識は行ってるけども、意にも返さないっていうのが正しいよ」
「マジかよ」
驚きつつ、ダイアンが下がった。右手からは剣が落とされ、だらりと手首より先の部分が、普通では曲がりきれないところまで曲がっている。右の五指が、右前腕に触れている。
「折られた、治癒魔法を唱えるから、ちょっと掩護してくれ」
横の一撃は黒剣で、縦の一撃はサージャスの拳が手首に見舞われて、強制的に攻撃が止められてしまった。
「やべえな。こりゃ強いぞ。こんなのがいるんだな。来る場所を間違えた」
「間違えなどないぞ。我らは正義のために来ているのだ!」
「そりゃ、あんたら勇者様はな。俺は生活のためよ」
「なんと、情けない。その様な気持ちでくるから、腕を折られるのだ。それに悪を賞する事は許されんと、そして矜持の為とも、お前は言っていただろう」
「その、情けないと吐き捨ててる相手が、この中で一番の使い手で、その使い手がやばいと言ってるから、あの子はやばいんだよ。それに、あれはあんたらの思いを言ってやったんであって、俺の事じゃない。――なあ、やめとこうぜ」
「抜かせ! 力の差など、思いの力で何とかなるものだ」
精神論で、剣先を対象に向けて、アルコンが走り出す。
「疾風脚」
風を足に纏わせて、宙を蹴ると、一直線上に突き進み。白い塊が、赤く輝く中心である黒い鎧に急接近。
「貴男、力量はあると思う。でも、申し訳ないけど、ボクには届かない」
「ありえん……」
「現実だよ」
加速からの脅威ともなる剣先を、サージャスは他愛なしとばかりに拇指と食指の二本で止めた。
必殺の一撃を容易に対処された。しかも自分の半分にも歳が満たない少女に……。
その事がよほど精神に衝撃をあたえたのか、アルコンの顔は血の気が引き、鎧に負けないほど白く染まった。
赤いチャクラを纏った指は怪我を負う事もない。
チャクラと人体強化魔法である狂戦士の複合。タイラントデスストーカーの装備。防御に関しては今までのサージャスとは違う。生産性の装備から、特級物の装備になった事で、本来の実力をいかんなく発揮している。
「おのれ……」
黒剣の剣脊がアルコンの胴に打ち込まれる。呼吸がままならないといった感じで、芝生の上に突っ伏した。
「だから、言わんこっちゃない」
やれやれと、首を竦めるダイアン。勝てない相手には挑まないのが吉と説明してやったのに。と、小馬鹿にした表情を浮かべていた。
折られた手首は完治している。
「貴男はまだ続けるの?」
「本来は止めたいけどな。二人が容易くやられたあげくに、残りの強襲も上手くいってない。――が、コイツ等みたいな存在もいるってのを目にする事は出来ただろ? 噂には聞いてても、実際にこうやって不満を持ってる奴らが、決起するってのは見た事ないだろう。今のこの歪んだ世界を正さなきゃいけないのは確かなんだよ」
双剣を、魔王軍の者たちにの向けつつ、サージャスに、倒れている二人の気持ちを代弁するように、説く。
――――離れた位置でそれを耳にするピートからしたら、隔たった考えであり、それを理解してやる事は出来ない。
魔王軍と歩み寄ってはならない。それは人々を不幸にする。魔王は倒さなければならない。魔王に付き従う者達も無論、倒さなければならない。
何を、そこまで刷り込まれているのか。行きすぎた思想は端から見ると、憐憫の情すら抱いてしまう。
だが、危険な思想である事は変わらない。箍が外れると、一般市民も平気で殺める考え方に変わってしまう恐れもある。
アルコンが口にした、少ない被害で、今後の多くの犠牲がなくなるという手前勝手な発言も、過激さを加速させれば、自分たちにそぐわない者たちは自分たちの正義の名の下に粛正していく危険性を孕んでいる。
勇者なら、大きな犠牲を出さないために、その根幹になる小さな被害も出さないという考えに至って欲しいと、地に伏している二人の勇者に目を向けながら、ピートは思う。
「暴れるって言ったら?」
強襲を仕掛けてきた三人に立ちふさがるサージャスが促す。それを耳にしたダイアンが不敵に笑い返答。
「現状、お尋ね者確定だし、貴方たちを捕らえるための勅令も発せられる。それに魔王軍も参加する。これ以上の罪が重なれば、出身地にまで徹底的な調査が入る。困るのは血縁者や住人だよ」
「それで? 故郷の家族や友の事を出されれば、臆すると思ってるのか? こんな事をしでかしてる時点で、そんなもんは覚悟してるさ」
双剣が黒剣とぶつかり、ガシンッという音を奏でる。
そこに、アルコン、ゲルニオ両名も剣先をサージャスに向けて進む。ダイアンの言うように、覚悟しているからこそ、足を進められるのだろう。
「いい腕だけども、これで終いだ。死ぬよりも、怪我だけで済ませたいなら、ここで後ろに退きな」
「馬鹿にしすぎ」
口角の上がるダイアンに、口角を上げて返す。
その笑みに何かを感じと立ったのか、眉をひそめると、赤い鎧が咄嗟に後ろに下がった。
下がるダイアンを気にもとめず、残りの二名はサージャスへと突き進む。
「よせ! なにか狙ってるぞ」
「聖闘衣」
青い光を放ち、サージャスから生まれた風で、二人の動きが止まる。
「チャクラ!?」
「モンクだと!?」
足を止めたアルコン、ゲルニオが驚きの声を上げる。
「からの狂戦士」
赤い光を纏う姿を目にしたピートは、相手がこれから相当に苦労するだろうと、強襲してきた者たちとはいえ、同情する。
不死王ですら手を焼く存在である事を理解している故だ。
「なんと!? 狂戦士とは愚策。補助する者もいないというのに、ただの獣に堕ちるとは」
浅葱色の鎧を軋らせつつ、止めた足を驀地させるゲルニオ。
「愚策とはボクは思わないよ」
「!? いくなゲルニオ! おかしい!」
狂戦士下で有りながら、落ち着いた語り口に、ダイアンが危機を察知し、静止を求める。
――だが、もう手遅れであった。
腹部に見舞われる、赤い輝きを纏う体から繰り出された拳一撃。
豪快、ど派手に吹き飛とび、地面にめり込むような勢いで叩き付けられた。
自慢の浅葱色の鎧が粉々となり、整えていた髪は大いに乱れるも、そんな中でもスカーフだけは無事だった。
何が起こったのか殴られた当人は理解出来ないといった表情。目を開いたまま意識が飛んでいるようで、ピクリとも動かない。
「すげ! 化け物の不死王相手だったから敵わなかったが、それ以外だとすげえな」
ニーズィー、感嘆の発言だが、それを隣で耳朶に入れるピートは肝を冷やす。
整備長。口には気をつけてほしいと……。
発言者の斜め後ろで、大公が眉間に皺を寄せ、眉を吊り上げていた。モノクルの奥から捕捉する視線の先はニーズィー。
そこは様を付けるべきだと、不死王様、最低でも、さん付けで口にするべきだろう。
入らぬ火の粉は被りたくないと、ピートは見ざる聞かざるの貫徹を決め込む。
避難を急がせたいのに、サージャスの華麗で圧倒の一撃が素晴らしすぎて、避難するはずの者たちの足が一様に止まってしまう。
「ぬう、ただの一撃でゲルニオを倒すとは……それになんだその形状は。見た事のない狂戦士だ。聖闘衣が混ざっているような……」
「いちいち気にしなくていいよ。どうせ、ここでお縄だから」
消えたと思えば、アルコンの前に現れ、黄色いタリスマンがはめ込まれた柄で、額に狙いを定めている。
「考え事は終わってからだ勇者様」
双剣の一振りが迫る柄を止めるように本体を狙い、もう一振りがサージャスとアルコンの間に入り込む。
後ろに飛び跳ねて、双剣を回避するも、それを読んだダイアンが追撃に氷系の魔法でサージャスを狙う。
空気中に光を反射する塵が発生し、それがサージャスの足に集束。両足に氷の足枷が出来上がる。
「無駄!」
「でもないだろう、少しはそっちに意識が行ってるだろ」
そう言うと、指呼の距離まで縮め、双剣が再びサージャスを捉え、縦と横に振られるそれで、十文字を書こうとする。
「意識は行ってるけども、意にも返さないっていうのが正しいよ」
「マジかよ」
驚きつつ、ダイアンが下がった。右手からは剣が落とされ、だらりと手首より先の部分が、普通では曲がりきれないところまで曲がっている。右の五指が、右前腕に触れている。
「折られた、治癒魔法を唱えるから、ちょっと掩護してくれ」
横の一撃は黒剣で、縦の一撃はサージャスの拳が手首に見舞われて、強制的に攻撃が止められてしまった。
「やべえな。こりゃ強いぞ。こんなのがいるんだな。来る場所を間違えた」
「間違えなどないぞ。我らは正義のために来ているのだ!」
「そりゃ、あんたら勇者様はな。俺は生活のためよ」
「なんと、情けない。その様な気持ちでくるから、腕を折られるのだ。それに悪を賞する事は許されんと、そして矜持の為とも、お前は言っていただろう」
「その、情けないと吐き捨ててる相手が、この中で一番の使い手で、その使い手がやばいと言ってるから、あの子はやばいんだよ。それに、あれはあんたらの思いを言ってやったんであって、俺の事じゃない。――なあ、やめとこうぜ」
「抜かせ! 力の差など、思いの力で何とかなるものだ」
精神論で、剣先を対象に向けて、アルコンが走り出す。
「疾風脚」
風を足に纏わせて、宙を蹴ると、一直線上に突き進み。白い塊が、赤く輝く中心である黒い鎧に急接近。
「貴男、力量はあると思う。でも、申し訳ないけど、ボクには届かない」
「ありえん……」
「現実だよ」
加速からの脅威ともなる剣先を、サージャスは他愛なしとばかりに拇指と食指の二本で止めた。
必殺の一撃を容易に対処された。しかも自分の半分にも歳が満たない少女に……。
その事がよほど精神に衝撃をあたえたのか、アルコンの顔は血の気が引き、鎧に負けないほど白く染まった。
赤いチャクラを纏った指は怪我を負う事もない。
チャクラと人体強化魔法である狂戦士の複合。タイラントデスストーカーの装備。防御に関しては今までのサージャスとは違う。生産性の装備から、特級物の装備になった事で、本来の実力をいかんなく発揮している。
「おのれ……」
黒剣の剣脊がアルコンの胴に打ち込まれる。呼吸がままならないといった感じで、芝生の上に突っ伏した。
「だから、言わんこっちゃない」
やれやれと、首を竦めるダイアン。勝てない相手には挑まないのが吉と説明してやったのに。と、小馬鹿にした表情を浮かべていた。
折られた手首は完治している。
「貴男はまだ続けるの?」
「本来は止めたいけどな。二人が容易くやられたあげくに、残りの強襲も上手くいってない。――が、コイツ等みたいな存在もいるってのを目にする事は出来ただろ? 噂には聞いてても、実際にこうやって不満を持ってる奴らが、決起するってのは見た事ないだろう。今のこの歪んだ世界を正さなきゃいけないのは確かなんだよ」
双剣を、魔王軍の者たちにの向けつつ、サージャスに、倒れている二人の気持ちを代弁するように、説く。
――――離れた位置でそれを耳にするピートからしたら、隔たった考えであり、それを理解してやる事は出来ない。
魔王軍と歩み寄ってはならない。それは人々を不幸にする。魔王は倒さなければならない。魔王に付き従う者達も無論、倒さなければならない。
何を、そこまで刷り込まれているのか。行きすぎた思想は端から見ると、憐憫の情すら抱いてしまう。
だが、危険な思想である事は変わらない。箍が外れると、一般市民も平気で殺める考え方に変わってしまう恐れもある。
アルコンが口にした、少ない被害で、今後の多くの犠牲がなくなるという手前勝手な発言も、過激さを加速させれば、自分たちにそぐわない者たちは自分たちの正義の名の下に粛正していく危険性を孕んでいる。
勇者なら、大きな犠牲を出さないために、その根幹になる小さな被害も出さないという考えに至って欲しいと、地に伏している二人の勇者に目を向けながら、ピートは思う。
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