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トレジャーハントに挑む、三人の公務員
PHASE-13
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「湯気が上がってるのが見えますね」
「上がってるね」
本当にテンション高いな。
そこまで足を運べば――――、
ああ、これはいいですね。ただ温泉の源泉だろうから。湯加減とか絶望的に熱そうだけども。
「え!?」
こらこら、ゲイアードさん! 無造作に手を突っ込まない。火傷しますから。
「うん、いい感じだ」
「熱くないんですか?」
「丁度いいよ」
ここは、カグラさんが支配する前までは、冒険者にとっての秘湯だったそうだ。
温泉に湧き水が加わって、丁度良い湯加減になっているとの事。
確かに、ここだけ石で囲った人工的な作りになってる。
長い年月、誰も来てないからか、苔が凄いけどね。
「よしよし」
「え!?」
いきなりスーツ脱ぎ始めましたよこの人。僕の中では真面目な存在だと思ってたのに、人の目を気にしないで脱ぎ始めたよ。
まあ、男同士だから問題ないんだろけど、羞恥心とかはないのかな……。
「洗面器を」
共同用の洗面器を催促するので、渡すと、お湯をすくって豪快に頭からお湯をかぶってる。
「これはいい。凄くいい」
さっそくザブンと岩風呂に入った。
「入らないのかい?」
堂々としてますな。じゃあ、僕もいきますかね!
体の汗や汚れを流して岩風呂にダイブだ。
「はあ~」
心の洗濯だよ。疲れが取れるよ。今日までの疲労がリセットだ。
また、原生の植物に囲まれた神秘さよ。
硫黄の匂いに、緑の香りが負けてない。デトックスだよ。今までの恐怖がここで癒やされていくよ。
「鍛えてるね。ピート君」
いや~。そうでもないですよ……。
本来なら素直に喜びたいけどさ。
想像通り、スーツ脱いだら凄かった。
タモンさんのようなデカいだけの筋肉じゃない。僕が理想としている、細いけどメリハリのある筋肉だ。
大抵の女性はこの筋肉を目にしただけで見惚れてしまうだろう。
ルックスが標準でも、この体つきならモテ率もアップってもんだ。
だが、この人は顔も一級品。普段から女性の視線を方々より受けるくらいだもの。
眼鏡属性で、タイトに決めたスーツ。
琥珀色の瞳に、艶のある白髪。
どんだけモテ要素を所有してんですか。欲張りはよくないですよ。
なのにそれらをおくびにも出さず、孤高な感じだから、尚更モテ率がアップするという羨ましさ。
「いいね~」
ふうっと息を漏らしながら、見上げている。大満足といったところですね。
これで満天の星空が見えれば、なおよしなんだろうけど、木々で塞がれてるからね。
「自分もいきます!」
遅ればせながら、洗面器でザバザバとお湯を浴びてから、デカいのが来る!!
おや? 意外だな。贅肉かと思ったら、太っているようで実際は筋肉が多いボディだ。
そんな体の持ち主であるゴートさんがジャンプ。
「ぶわっ!」
しぶきが僕を襲う。
「やってくれましたね」
お返しとばかりに諸手を使用して、顔面目がけてお湯をかけてやる。
イーハー! 直撃だっぜ!
「ふん!」
「ぶっは!」
やはり力の差は歴然……。
丸太のような腕を振るだけで、凄い水量が僕を襲う――――。
ヘイヘ~イ。
こんな状況で、一人だけ高みの見物は駄目ですよ。
お湯をかけ合いながらもアイコンタクト。
ゴートさんが頷き、時宜を見計らい、
「「おりゃぁぁぁぁぁぁ」」
このクロスファイア、躱せますまい! ゲイアードさん!!
「あまいよ」
静かな口調で返してくる。
足がお湯の中にあるにもかかわらず、敏捷な動き。
僕とゴートさんのほぼ同時に見舞ったお湯を、そのほぼによって生じた隙間を縫うようにし、クロスファイアを回避。
と、同時に、
「それ」
諸手を高速で動かして水をすくうと、投げるかのように右、左の順に腕が伸展。
「でっ!?」
「いだい゛!?」
ゴートさん、僕の順に、顔面に水の塊が着弾。
すっごく痛い! そこそこの平手打ちを見舞われたんじゃなかろうか、と思えるくらいの衝撃だよ。
何なの、このMr.パーフェクト。欠点とかないんですかね。
その昔、名のある戦士とかやってたんじゃないのかな? 見た感じ、刀剣なんかでの傷はないみたいだけども。
動きが素人じゃないよ。
「上がってるね」
本当にテンション高いな。
そこまで足を運べば――――、
ああ、これはいいですね。ただ温泉の源泉だろうから。湯加減とか絶望的に熱そうだけども。
「え!?」
こらこら、ゲイアードさん! 無造作に手を突っ込まない。火傷しますから。
「うん、いい感じだ」
「熱くないんですか?」
「丁度いいよ」
ここは、カグラさんが支配する前までは、冒険者にとっての秘湯だったそうだ。
温泉に湧き水が加わって、丁度良い湯加減になっているとの事。
確かに、ここだけ石で囲った人工的な作りになってる。
長い年月、誰も来てないからか、苔が凄いけどね。
「よしよし」
「え!?」
いきなりスーツ脱ぎ始めましたよこの人。僕の中では真面目な存在だと思ってたのに、人の目を気にしないで脱ぎ始めたよ。
まあ、男同士だから問題ないんだろけど、羞恥心とかはないのかな……。
「洗面器を」
共同用の洗面器を催促するので、渡すと、お湯をすくって豪快に頭からお湯をかぶってる。
「これはいい。凄くいい」
さっそくザブンと岩風呂に入った。
「入らないのかい?」
堂々としてますな。じゃあ、僕もいきますかね!
体の汗や汚れを流して岩風呂にダイブだ。
「はあ~」
心の洗濯だよ。疲れが取れるよ。今日までの疲労がリセットだ。
また、原生の植物に囲まれた神秘さよ。
硫黄の匂いに、緑の香りが負けてない。デトックスだよ。今までの恐怖がここで癒やされていくよ。
「鍛えてるね。ピート君」
いや~。そうでもないですよ……。
本来なら素直に喜びたいけどさ。
想像通り、スーツ脱いだら凄かった。
タモンさんのようなデカいだけの筋肉じゃない。僕が理想としている、細いけどメリハリのある筋肉だ。
大抵の女性はこの筋肉を目にしただけで見惚れてしまうだろう。
ルックスが標準でも、この体つきならモテ率もアップってもんだ。
だが、この人は顔も一級品。普段から女性の視線を方々より受けるくらいだもの。
眼鏡属性で、タイトに決めたスーツ。
琥珀色の瞳に、艶のある白髪。
どんだけモテ要素を所有してんですか。欲張りはよくないですよ。
なのにそれらをおくびにも出さず、孤高な感じだから、尚更モテ率がアップするという羨ましさ。
「いいね~」
ふうっと息を漏らしながら、見上げている。大満足といったところですね。
これで満天の星空が見えれば、なおよしなんだろうけど、木々で塞がれてるからね。
「自分もいきます!」
遅ればせながら、洗面器でザバザバとお湯を浴びてから、デカいのが来る!!
おや? 意外だな。贅肉かと思ったら、太っているようで実際は筋肉が多いボディだ。
そんな体の持ち主であるゴートさんがジャンプ。
「ぶわっ!」
しぶきが僕を襲う。
「やってくれましたね」
お返しとばかりに諸手を使用して、顔面目がけてお湯をかけてやる。
イーハー! 直撃だっぜ!
「ふん!」
「ぶっは!」
やはり力の差は歴然……。
丸太のような腕を振るだけで、凄い水量が僕を襲う――――。
ヘイヘ~イ。
こんな状況で、一人だけ高みの見物は駄目ですよ。
お湯をかけ合いながらもアイコンタクト。
ゴートさんが頷き、時宜を見計らい、
「「おりゃぁぁぁぁぁぁ」」
このクロスファイア、躱せますまい! ゲイアードさん!!
「あまいよ」
静かな口調で返してくる。
足がお湯の中にあるにもかかわらず、敏捷な動き。
僕とゴートさんのほぼ同時に見舞ったお湯を、そのほぼによって生じた隙間を縫うようにし、クロスファイアを回避。
と、同時に、
「それ」
諸手を高速で動かして水をすくうと、投げるかのように右、左の順に腕が伸展。
「でっ!?」
「いだい゛!?」
ゴートさん、僕の順に、顔面に水の塊が着弾。
すっごく痛い! そこそこの平手打ちを見舞われたんじゃなかろうか、と思えるくらいの衝撃だよ。
何なの、このMr.パーフェクト。欠点とかないんですかね。
その昔、名のある戦士とかやってたんじゃないのかな? 見た感じ、刀剣なんかでの傷はないみたいだけども。
動きが素人じゃないよ。
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