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公務員が接待するけど私的なら関係ないよねっ
PHASE-08
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「もういいですから」
――――はあ~。ようやく頭をあげてくれた。
心臓が痛いよ。睨みをきかせた女性の視線ってのは……。
「ありがとう」
「はいぃぃ?」
いや、そんなに感謝される事じゃないでしょ。
「こんな感じで、以前も妹を守ってくれたんだね」
ああ、下男のおっさんのヤツね。
「あれは僕の暴走ですから」
「改めて言うけど、それでロールは傷つかなかった。感謝しかないよ」
「いえいえ、正直、お礼より、謝罪を欲しいですよ。大公様から」
外で状況を耳にしといて、事が起こってから入室とか本当に――――、思い出したら、はらわたが煮えくりかえってきたよ!
「大公様に対して意見を言えるなんてね。凄いねピート君は。俺は会ったことないけど、緊張で口もきけないだろうね」
最初だけですよ緊張するのは、あの人、腹黒いだけの初老ですから。
まあこうやって、お兄様ポイントが上がってるから、ヴィン海域に行ったのも無駄じゃなかったけどね。
――。
「さて、どうするか」
話を戻すように、シュパーブ君が口を開いた。
ふむん、会話が上手で、男性に慣れた存在か。
いたとしても、相手をさせるのに抵抗があるよね。そんな商売をしてる人ならいいんだろうけど、僕はそんなお店知らないし。
トーク力があって、男性の話を聞くのが上手くて、包容力のある人か~。
――――ロールさんしか思い浮かばない。でもそれは、ダメ絶対!
う~む――――。
「――――お!」
「妙案でもあるのか? ボーイ」
自信ありげに頷きで返してあげる。
出会った事はないけど、その人ならやり遂げてくれるかもしれない。
――――。
「おはようございます! お疲れ様です」
ようやく仕事始めだ。
皆さん、僕の事を心配してくれてたみたいで、肩や頭に手を優しく当てて、帰任を祝福してくれる。
嬉しいじゃないか。
「オウオウ! 帰ってきたと思ったら、帰任初日は官庁へいってお叱り。で、その後ここには戻ってこないで、二日目からのご出勤ですか~。偉くなりましたな~。ヴィン海域から帰ってきたからって調子に乗ってるのかな~。生き残ったよ僕~。強いんだよ僕~。調子に乗ってたら潰すよおっさん! 僕~強いから~」
「ハハハ――――二ヶ月ちょっとぶりの再開で、喋々とお馬鹿っぽく語りますね。おやおやおや?」
眉付近に掌をあてて、キョロキョロとする仕草をする僕。
「なんだよ?」
「ああ! いたいた! 声はしたけど見えなかった。いや~こんなにも小者だったとは」
「はあ!? んだコラ!! 整備長様だぞ! この前科持ち」
「アンタから挑発してきたんでしょうが! だいたいなんだ前科持ちって」
「違反起こして違令管理課へ。立派な前科持ちだよ。公務員なのにな!」
「ああ、はいはい。始末書書いてるんで。解決です~。前科じゃありません~」
額から右頬にかけての傷は、相変わらず無駄に怖さを強調してるけども、それは初対面の者が目にした時だけに効果があるだけ。
今の僕には全くもって皆無だから。こんな感じでふざけて応対してやりますよ。
「お前な、本当になめてっと――――」
「シュパーブ君。凍える息的なヤツ。弱めで」
「ふぅぅぅぅぅ――――」
「はぁぁぁぁぁぁ!? なに!? 冷たい!」
「あんまり僕を馬鹿にしてると、この愛玩幼龍が制裁を加えますよ。貴男の言う前科持ちの原因がね!」
「なんだよ~……。そんなおっかないの連れてくんなよ……」
おっかない? この愛らしいのがおっかないとか――――。
親に会わせてやろうか!
すげえんだからな! 噛み砕いて、貫いて、握りつぶして、小島を破壊。
こんなんを容易くやるからな!
躊躇って言葉が完全に欠落してるんだぞ。
――――はあ~。ようやく頭をあげてくれた。
心臓が痛いよ。睨みをきかせた女性の視線ってのは……。
「ありがとう」
「はいぃぃ?」
いや、そんなに感謝される事じゃないでしょ。
「こんな感じで、以前も妹を守ってくれたんだね」
ああ、下男のおっさんのヤツね。
「あれは僕の暴走ですから」
「改めて言うけど、それでロールは傷つかなかった。感謝しかないよ」
「いえいえ、正直、お礼より、謝罪を欲しいですよ。大公様から」
外で状況を耳にしといて、事が起こってから入室とか本当に――――、思い出したら、はらわたが煮えくりかえってきたよ!
「大公様に対して意見を言えるなんてね。凄いねピート君は。俺は会ったことないけど、緊張で口もきけないだろうね」
最初だけですよ緊張するのは、あの人、腹黒いだけの初老ですから。
まあこうやって、お兄様ポイントが上がってるから、ヴィン海域に行ったのも無駄じゃなかったけどね。
――。
「さて、どうするか」
話を戻すように、シュパーブ君が口を開いた。
ふむん、会話が上手で、男性に慣れた存在か。
いたとしても、相手をさせるのに抵抗があるよね。そんな商売をしてる人ならいいんだろうけど、僕はそんなお店知らないし。
トーク力があって、男性の話を聞くのが上手くて、包容力のある人か~。
――――ロールさんしか思い浮かばない。でもそれは、ダメ絶対!
う~む――――。
「――――お!」
「妙案でもあるのか? ボーイ」
自信ありげに頷きで返してあげる。
出会った事はないけど、その人ならやり遂げてくれるかもしれない。
――――。
「おはようございます! お疲れ様です」
ようやく仕事始めだ。
皆さん、僕の事を心配してくれてたみたいで、肩や頭に手を優しく当てて、帰任を祝福してくれる。
嬉しいじゃないか。
「オウオウ! 帰ってきたと思ったら、帰任初日は官庁へいってお叱り。で、その後ここには戻ってこないで、二日目からのご出勤ですか~。偉くなりましたな~。ヴィン海域から帰ってきたからって調子に乗ってるのかな~。生き残ったよ僕~。強いんだよ僕~。調子に乗ってたら潰すよおっさん! 僕~強いから~」
「ハハハ――――二ヶ月ちょっとぶりの再開で、喋々とお馬鹿っぽく語りますね。おやおやおや?」
眉付近に掌をあてて、キョロキョロとする仕草をする僕。
「なんだよ?」
「ああ! いたいた! 声はしたけど見えなかった。いや~こんなにも小者だったとは」
「はあ!? んだコラ!! 整備長様だぞ! この前科持ち」
「アンタから挑発してきたんでしょうが! だいたいなんだ前科持ちって」
「違反起こして違令管理課へ。立派な前科持ちだよ。公務員なのにな!」
「ああ、はいはい。始末書書いてるんで。解決です~。前科じゃありません~」
額から右頬にかけての傷は、相変わらず無駄に怖さを強調してるけども、それは初対面の者が目にした時だけに効果があるだけ。
今の僕には全くもって皆無だから。こんな感じでふざけて応対してやりますよ。
「お前な、本当になめてっと――――」
「シュパーブ君。凍える息的なヤツ。弱めで」
「ふぅぅぅぅぅ――――」
「はぁぁぁぁぁぁ!? なに!? 冷たい!」
「あんまり僕を馬鹿にしてると、この愛玩幼龍が制裁を加えますよ。貴男の言う前科持ちの原因がね!」
「なんだよ~……。そんなおっかないの連れてくんなよ……」
おっかない? この愛らしいのがおっかないとか――――。
親に会わせてやろうか!
すげえんだからな! 噛み砕いて、貫いて、握りつぶして、小島を破壊。
こんなんを容易くやるからな!
躊躇って言葉が完全に欠落してるんだぞ。
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