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あなた方が荒らした大地を修復しているのは……僕たちです。
PHASE-10
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「さあ、朝とは違う妾を見せてやろう」
倹飩箱をひらけば、作りたてなのがよく分かるくらいに湯気が出てきた。
「どうじゃ!」
ほうほう、これはカツレツですな。カグラさんと肉でかぶってるけども。
それはさておき――――、
「さも自分が作ったように誇ってますね」
「作ったのじゃ!」
いやいや、朝に暗黒物質を作った方ですからね。明らかにケーシーさんが作ったやつだよ。いくら神だからって、こんなにすぐに作れるわけがない。
そもそもが、自分の事を完璧と思い込んでいるタイプだ。上達を目指しても、中々に人の助言を聞き入れるって事はないだろう。
「おおかたケーシーさんが真横について指示を出し、最終的にはフライパンもケーシーさんが手にして、横からなんとなく眺めてただけなんでしょ?」
「う……ぬぅ……」
はたして正にだよ。
悔しそうな顔をしている。遅れて到着のケーシーさんと目が合えば苦笑いだ。
「ええい! いいから食せ!」
「もちろんいただきますよ。皆さんの思いを無下にするほど僕は落ちぶれてませんから」
シズクさんの所は、半漁人さんが持ってこないならいただきます。と心で呟く。
そして――――、ごめんなさいね。周囲の男性陣。お願いだからそんな目で僕を見ないでほしい。
小声で、なんであんな普通なのが? みたいなことも言わないでいただきたい。
勝ち組的な気持ちでもあるけど、チクチクと言われれば流石に精神的に来るから……。
「「「「さあ、どうぞ」」」」
見事なくらいに美人様たちが声を揃えれば、
「「「「チッ!!!!」」」」
と、これまた見事なくらいに舌打ちを合わせて、それを僕へと放ってくる周囲の男性陣。
「事故に見せかけて命を奪いたいぜ」
おい整備長。あんたにだけは申し訳ないとか思わないからな。
いつでも火蓋を切ってやるよ。
周囲の視線は痛いが、ここは美味しそうな料理をいただこうじゃないか。
「局長!」
なんだよ小走りで。四年先輩のコランさんじゃないですか。
「どうしました?」
僕に差し出していたランチボックスが振り返るロールさんとともに反対側へと移動した……。
恨むよコランさん……。そもそも貴男は南門近辺の担当でしょうに。
「大変です。王都近辺、ここより一里ほどの距離で、戦闘行為がありまして――――」
ああもう! 嫌な予感しかしないよ。
「おいピート。行ってこいよ」
ほら、悪い顔して整備長が真っ先に僕の名前を出したよ。
「お願いできる?」
いやいやロールさん。僕には貴女のも含めた、美人様たちの料理を食べるという使命がありまして。
「まったく! ピート様の昼食を邪魔とか」
「お、おい。落ち着け」
一帯に冷気が走れば、シズクさんの周囲はパリパリと音を立てて、氷によって支配されていく。
それを制止するカグラさん。
このまま僕がだだをこねれば、シズクさんは同調するのだろう。しかも破壊的に……。そうなると、折角の作業に支障をきたす。
「お、おい……、ピートが一人で行ってこいよ……」
意地でも僕と美人様たちの食事を邪魔したいのだろう。
だけど、シズクさんのお怒りが心底に怖いのか、弱々しい声音でおっさんが邪魔をする。恐れつつも邪魔を優先するとか、本当に僕が幸せになるのが許せないんだな。
「ですね。ピート君、こちらも人手が不足してるし、ここは一人で行ってくれる」
「昼食……」
「うん。確認してからでも遅くないよ。一里だとすぐだし」
ロールさんがそう言えば、僕は曇った表情。おっさんは満足のいく表情。
本当に腹立たしい存在だよ。
そして、こんな時にも戦闘している奴らにも怒りを感じざるを得ないよ。
――――大方の予想は出来ているけども。
こういう空気を読まずに迷惑行為をするのは彼等しかいない。
「じゃあ、ちゃっちゃと対処してきますかね」
まことに不服であるけども、僕が行かないといけないんだよね~。
だって僕、公務員なんで。
上からの命令は絶対なんで。
倹飩箱をひらけば、作りたてなのがよく分かるくらいに湯気が出てきた。
「どうじゃ!」
ほうほう、これはカツレツですな。カグラさんと肉でかぶってるけども。
それはさておき――――、
「さも自分が作ったように誇ってますね」
「作ったのじゃ!」
いやいや、朝に暗黒物質を作った方ですからね。明らかにケーシーさんが作ったやつだよ。いくら神だからって、こんなにすぐに作れるわけがない。
そもそもが、自分の事を完璧と思い込んでいるタイプだ。上達を目指しても、中々に人の助言を聞き入れるって事はないだろう。
「おおかたケーシーさんが真横について指示を出し、最終的にはフライパンもケーシーさんが手にして、横からなんとなく眺めてただけなんでしょ?」
「う……ぬぅ……」
はたして正にだよ。
悔しそうな顔をしている。遅れて到着のケーシーさんと目が合えば苦笑いだ。
「ええい! いいから食せ!」
「もちろんいただきますよ。皆さんの思いを無下にするほど僕は落ちぶれてませんから」
シズクさんの所は、半漁人さんが持ってこないならいただきます。と心で呟く。
そして――――、ごめんなさいね。周囲の男性陣。お願いだからそんな目で僕を見ないでほしい。
小声で、なんであんな普通なのが? みたいなことも言わないでいただきたい。
勝ち組的な気持ちでもあるけど、チクチクと言われれば流石に精神的に来るから……。
「「「「さあ、どうぞ」」」」
見事なくらいに美人様たちが声を揃えれば、
「「「「チッ!!!!」」」」
と、これまた見事なくらいに舌打ちを合わせて、それを僕へと放ってくる周囲の男性陣。
「事故に見せかけて命を奪いたいぜ」
おい整備長。あんたにだけは申し訳ないとか思わないからな。
いつでも火蓋を切ってやるよ。
周囲の視線は痛いが、ここは美味しそうな料理をいただこうじゃないか。
「局長!」
なんだよ小走りで。四年先輩のコランさんじゃないですか。
「どうしました?」
僕に差し出していたランチボックスが振り返るロールさんとともに反対側へと移動した……。
恨むよコランさん……。そもそも貴男は南門近辺の担当でしょうに。
「大変です。王都近辺、ここより一里ほどの距離で、戦闘行為がありまして――――」
ああもう! 嫌な予感しかしないよ。
「おいピート。行ってこいよ」
ほら、悪い顔して整備長が真っ先に僕の名前を出したよ。
「お願いできる?」
いやいやロールさん。僕には貴女のも含めた、美人様たちの料理を食べるという使命がありまして。
「まったく! ピート様の昼食を邪魔とか」
「お、おい。落ち着け」
一帯に冷気が走れば、シズクさんの周囲はパリパリと音を立てて、氷によって支配されていく。
それを制止するカグラさん。
このまま僕がだだをこねれば、シズクさんは同調するのだろう。しかも破壊的に……。そうなると、折角の作業に支障をきたす。
「お、おい……、ピートが一人で行ってこいよ……」
意地でも僕と美人様たちの食事を邪魔したいのだろう。
だけど、シズクさんのお怒りが心底に怖いのか、弱々しい声音でおっさんが邪魔をする。恐れつつも邪魔を優先するとか、本当に僕が幸せになるのが許せないんだな。
「ですね。ピート君、こちらも人手が不足してるし、ここは一人で行ってくれる」
「昼食……」
「うん。確認してからでも遅くないよ。一里だとすぐだし」
ロールさんがそう言えば、僕は曇った表情。おっさんは満足のいく表情。
本当に腹立たしい存在だよ。
そして、こんな時にも戦闘している奴らにも怒りを感じざるを得ないよ。
――――大方の予想は出来ているけども。
こういう空気を読まずに迷惑行為をするのは彼等しかいない。
「じゃあ、ちゃっちゃと対処してきますかね」
まことに不服であるけども、僕が行かないといけないんだよね~。
だって僕、公務員なんで。
上からの命令は絶対なんで。
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