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一章 細マッチョエルフの受難~転生しても腐れ縁?ありえねぇ……~
●想いはあれど満たされぬ行為
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ヒクヒクと中が脈打ち、オレの理性が崩れていく。
これじゃあ足らない。もっと中を抉って掻き乱してくれないと……。
恥ずかしさで顔を右手で覆ってしまうのに、もうひとつの手はアグードの下半身に伸ばしてしまう。
そっと触れれば、服越しに大きく硬くなったものが分かり、思わずオレの唇が緩んでしまった。
「あっ……ルカ、兄……」
「くれよ、ソレ……男に挿れるなんて、嫌かもしれないけど――」
「嫌じゃない。ルカ兄なら、俺……っ」
弾かれたようにアグードがオレのズボンを剥ぎ取り、淫らな下半身を暴き出す。
そして躊躇なくオレの脚を上げ、股へ顔を埋めると、ずっと疼いてたまらない孔に舌を這わせた。
「あァ……っ、そ、そんな、汚いところ……はン……ッ……」
「ルカ兄、濡らさないと……それに、ルカ兄のは汚くないから……」
熱っぽい声で言いながら、アグードはピチャピチャと音を立てながら火照った孔を舐め解していく。
入り口への刺激だけでもよがってしまうのに、指を埋められながら舐められると頭が蕩ける。
小刻みに快楽が弾けてたまらない。でも、感じるほどに足らない。
快楽に壊れていくオレを、アグードがギュッと深く抱き締める。
「俺、ルカ兄がずっと好きだったから……こんな事態でも、嬉しい……」
「……好き……? オレのことを?」
「さっきも夢だと思ったから……覚める前にルカ兄を味わいたくて、キスを……」
はぁ、と悩ましげな息を吐きながら、アグードが自分のものを衣服の外へ出す。
そして腰をくっつけて欲情を伝えてくる。熱い。敏感になってるせいか、アグードの脈まで分かる気がする。
もったいぶらず、早く……とオレが誘いかけた時、アグードは大きくなった太い昂りを、オレの孔に押し付けてきた。
「ルカ兄、好きだ……俺のものになって――」
人が返事をするのも待たずに、アグードがオレに繋がってくる。
初めてなのに、怖さや息苦しさよりも、やっと中を抉ってもらえる嬉しさが勝っていた。
「……っ……はっ……あ、んン……ッ……」
グッ、グッ、と体を拓かれていく度に甘ったるい声が出そうになって、オレは必死に声を殺す。でも、
「こっちも欲しい、ルカ兄」
熱い眼差しを近づけながら、アグードがオレの唇を貪ってくる。
上と下。どっちも掻き混ぜられて、何も考えられなくなる。
抑えていたものが消えて体の本能が剥き出しになって、もっと上の快感を求めて勝手に動いてしまう。
腰をくねらせ、舌を自ら絡ませ、下腹の淫紋に自ら触れて――。
「――……ッッッ!!」
ビクビクビクッ、と全身が痙攣する。
気持ちいいなんてものじゃない。快感の塊だ。
しきりにアグードのものを締め付け、せわしなく絶頂を覚えて……なのに満たされない。
もっと欲しい。もっと抱いて。もっと――離さないで。
過ぎた快感を与えられ続けて意識が朦朧とする中、オレはアグードの腰に脚を巻きつけ、すべての刺激を逃すまいとしながら行為に溺れていった――。
これじゃあ足らない。もっと中を抉って掻き乱してくれないと……。
恥ずかしさで顔を右手で覆ってしまうのに、もうひとつの手はアグードの下半身に伸ばしてしまう。
そっと触れれば、服越しに大きく硬くなったものが分かり、思わずオレの唇が緩んでしまった。
「あっ……ルカ、兄……」
「くれよ、ソレ……男に挿れるなんて、嫌かもしれないけど――」
「嫌じゃない。ルカ兄なら、俺……っ」
弾かれたようにアグードがオレのズボンを剥ぎ取り、淫らな下半身を暴き出す。
そして躊躇なくオレの脚を上げ、股へ顔を埋めると、ずっと疼いてたまらない孔に舌を這わせた。
「あァ……っ、そ、そんな、汚いところ……はン……ッ……」
「ルカ兄、濡らさないと……それに、ルカ兄のは汚くないから……」
熱っぽい声で言いながら、アグードはピチャピチャと音を立てながら火照った孔を舐め解していく。
入り口への刺激だけでもよがってしまうのに、指を埋められながら舐められると頭が蕩ける。
小刻みに快楽が弾けてたまらない。でも、感じるほどに足らない。
快楽に壊れていくオレを、アグードがギュッと深く抱き締める。
「俺、ルカ兄がずっと好きだったから……こんな事態でも、嬉しい……」
「……好き……? オレのことを?」
「さっきも夢だと思ったから……覚める前にルカ兄を味わいたくて、キスを……」
はぁ、と悩ましげな息を吐きながら、アグードが自分のものを衣服の外へ出す。
そして腰をくっつけて欲情を伝えてくる。熱い。敏感になってるせいか、アグードの脈まで分かる気がする。
もったいぶらず、早く……とオレが誘いかけた時、アグードは大きくなった太い昂りを、オレの孔に押し付けてきた。
「ルカ兄、好きだ……俺のものになって――」
人が返事をするのも待たずに、アグードがオレに繋がってくる。
初めてなのに、怖さや息苦しさよりも、やっと中を抉ってもらえる嬉しさが勝っていた。
「……っ……はっ……あ、んン……ッ……」
グッ、グッ、と体を拓かれていく度に甘ったるい声が出そうになって、オレは必死に声を殺す。でも、
「こっちも欲しい、ルカ兄」
熱い眼差しを近づけながら、アグードがオレの唇を貪ってくる。
上と下。どっちも掻き混ぜられて、何も考えられなくなる。
抑えていたものが消えて体の本能が剥き出しになって、もっと上の快感を求めて勝手に動いてしまう。
腰をくねらせ、舌を自ら絡ませ、下腹の淫紋に自ら触れて――。
「――……ッッッ!!」
ビクビクビクッ、と全身が痙攣する。
気持ちいいなんてものじゃない。快感の塊だ。
しきりにアグードのものを締め付け、せわしなく絶頂を覚えて……なのに満たされない。
もっと欲しい。もっと抱いて。もっと――離さないで。
過ぎた快感を与えられ続けて意識が朦朧とする中、オレはアグードの腰に脚を巻きつけ、すべての刺激を逃すまいとしながら行為に溺れていった――。
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