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第一章
episode_3 乱されて*
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執拗にロザリンデの胸に舌を這わせていたテオドールが、つと顔を上げた。一瞬、ロザリンデの胸に淡い期待が生まれた。もしかしたら、今日はこのまま何事もなく終わるのではないかしら、と。だがそれは叶わぬ望みだった。テオドールが口元に歪んだ笑いを浮かべながらロザリンデの両肩を掴んで、その顔を覗き込んだ。
「ずいぶんと感じているじゃないか、ロザリンデ」
「……お止め下さい、お義兄様……どうかもう、わたくしをこれ以上辱めないで下さいまし……」
「辱める? 人聞きの悪い。むしろ、私は君を崇拝してるんだがね」
「うそ……です……ぁっ……それなら、なぜこんな……」
テオドールの黒い瞳がギラリと光った。
「なぜ、かい? それは君のせいだよ。君がすべての男を惑わせる宿命の女だからだ。ほおら、もうこんなに濡れている。いいかげん認めるがいい、どれだけ貞淑ぶろうと、君の身体の底に潜む淫乱さは隠すことはできないのだよ」
「あ……っ、いやああ……っ!」
ロザリンデは更に高い声を上げると、ぐっと背中を反らした。いつの間にかテオドールの右手が重いシルクのドレスと何枚も重ねたペチコートをかいくぐり、ロザリンデの秘裂の奥に伸びていた。そこは既にぽってりと充血し、溢れんばかりの蜜を滴らせていた。太く節のある男の指が蜜口を掻き回し、その少し上から顔を覗かせている小さな花芽をこすり上げると、むず痒いような刺激が全身に回って、ロザリンデの理性は今にもどこかへ飛び去ってしまいそうになっていた。
「あ、はぁ、あん……っ、あっ、ダメ、そこっ」
「美しい……ロザリンデ、その瞳も唇も、胸も、ここも……マティルダとは大違いだ」
「なっ、なんてひどいこと……を……おねえ、さ……ま……あぁ、いや……おねが……い……」
赤みがかった濃い金色の巻き毛を振り乱し、汗びっしょりになって快楽の波に抗うロザリンデの姿を目の当たりにしたテオドールが、溜息混じりに耳元で囁いた。
「ああロザリンデ、素晴らしいよ、君のこの秘所……。濡れた肉が指に絡みついて、奥まで味わい尽くしたくなる衝動を抑えきれない。この隘路に分け入って、君の中に私の子種をたっぷりと注いでやったら、どれほど私の心は満たされるだろう。本当に、それができないのが残念でならない……」
「ダ、ダメ! ダメですそれは! 後生ですからそれだけは!」
ロザリンデは我に返ってテオドールを必死で制止した。その悲鳴のような叫びを耳にしたテオドールがわざとらしく優しい猫なで声を作って、抵抗しようとするロザリンデをなだめた。
「ハハ、冗談だよ。約束通り、結婚するまで純潔は守ってやる。ムーア子爵家の令嬢は、この上なく美しく、一片の曇りもない清らかな花嫁として嫁いでいかねばならない。それぐらい私もわかっている。大事な持ち駒の値打ちをむざむざ下げるような愚かなことはしない。だから安心して、好きなだけ乱れるがいい」
「ああ……」
テオドールは指をロザリンデの蜜口から離すと、もうすっかり乱れ切っていたドレスのスカートとペチコートを乱暴に捲り上げた。この部屋に来る時はドロワースを着けてきてはいけない、ときつく命じられている。そのまま後ろからロザリンデの剝き出しの脚に自分の脚を絡めて大きく開かせ、露わになった秘所をぐっと前に押しやった。ロザリンデは思わず顔を背けた。二人が座っている寝椅子の前の壁は鏡張りになっていて、己のあられもない姿がはっきりと見えてしまう。テオドールは更に残虐な笑みを浮かべると、再び濡れそぼった秘所に指を這わせ、わざとくちゃくちゃと音をさせながらロザリンデに命じた。
「前を向きなさい、ロザリンデ」
「いや、いや、です……ああっ」
「ダメだ。前を向いて、ちゃんと見なさい。さあ早く。言うとおりにしないのならば今すぐここにマティルダを呼んで、お前のこの姿を見せてやるが、それでもいいのか?」
「ああ……そんな、ダメ、ダメです、お姉様……許して……うぅ……」
「それなら素直に、顔を上げてちゃんと見るんだ。ほら」
声にならない嗚咽を喉の奥に押しとどめて、ロザリンデはゆっくりと顔を上げ、目を開けた。ランプの灯りに照らされて輝く磨き込まれた鏡に映っていたのは、紛れもないロザリンデ自身だった。紺色のシルクのドレスの前をはだけて、白い胸の膨らみとピンと立った頂きを晒し、更にはスカートも腰まで捲り上げられて、大きく広げられた脚の中心をぐっしょりと濡らしている、醜くも淫らな姿。それを認めた瞬間、ロザリンデの身体は言葉にしがたい屈辱と背徳感に否が応にも昂って、蜜口がじゅわりと熱くなった。
「凄いな。また濡れて来た」
「いや、もういやぁ……」
「ずいぶんと感じているじゃないか、ロザリンデ」
「……お止め下さい、お義兄様……どうかもう、わたくしをこれ以上辱めないで下さいまし……」
「辱める? 人聞きの悪い。むしろ、私は君を崇拝してるんだがね」
「うそ……です……ぁっ……それなら、なぜこんな……」
テオドールの黒い瞳がギラリと光った。
「なぜ、かい? それは君のせいだよ。君がすべての男を惑わせる宿命の女だからだ。ほおら、もうこんなに濡れている。いいかげん認めるがいい、どれだけ貞淑ぶろうと、君の身体の底に潜む淫乱さは隠すことはできないのだよ」
「あ……っ、いやああ……っ!」
ロザリンデは更に高い声を上げると、ぐっと背中を反らした。いつの間にかテオドールの右手が重いシルクのドレスと何枚も重ねたペチコートをかいくぐり、ロザリンデの秘裂の奥に伸びていた。そこは既にぽってりと充血し、溢れんばかりの蜜を滴らせていた。太く節のある男の指が蜜口を掻き回し、その少し上から顔を覗かせている小さな花芽をこすり上げると、むず痒いような刺激が全身に回って、ロザリンデの理性は今にもどこかへ飛び去ってしまいそうになっていた。
「あ、はぁ、あん……っ、あっ、ダメ、そこっ」
「美しい……ロザリンデ、その瞳も唇も、胸も、ここも……マティルダとは大違いだ」
「なっ、なんてひどいこと……を……おねえ、さ……ま……あぁ、いや……おねが……い……」
赤みがかった濃い金色の巻き毛を振り乱し、汗びっしょりになって快楽の波に抗うロザリンデの姿を目の当たりにしたテオドールが、溜息混じりに耳元で囁いた。
「ああロザリンデ、素晴らしいよ、君のこの秘所……。濡れた肉が指に絡みついて、奥まで味わい尽くしたくなる衝動を抑えきれない。この隘路に分け入って、君の中に私の子種をたっぷりと注いでやったら、どれほど私の心は満たされるだろう。本当に、それができないのが残念でならない……」
「ダ、ダメ! ダメですそれは! 後生ですからそれだけは!」
ロザリンデは我に返ってテオドールを必死で制止した。その悲鳴のような叫びを耳にしたテオドールがわざとらしく優しい猫なで声を作って、抵抗しようとするロザリンデをなだめた。
「ハハ、冗談だよ。約束通り、結婚するまで純潔は守ってやる。ムーア子爵家の令嬢は、この上なく美しく、一片の曇りもない清らかな花嫁として嫁いでいかねばならない。それぐらい私もわかっている。大事な持ち駒の値打ちをむざむざ下げるような愚かなことはしない。だから安心して、好きなだけ乱れるがいい」
「ああ……」
テオドールは指をロザリンデの蜜口から離すと、もうすっかり乱れ切っていたドレスのスカートとペチコートを乱暴に捲り上げた。この部屋に来る時はドロワースを着けてきてはいけない、ときつく命じられている。そのまま後ろからロザリンデの剝き出しの脚に自分の脚を絡めて大きく開かせ、露わになった秘所をぐっと前に押しやった。ロザリンデは思わず顔を背けた。二人が座っている寝椅子の前の壁は鏡張りになっていて、己のあられもない姿がはっきりと見えてしまう。テオドールは更に残虐な笑みを浮かべると、再び濡れそぼった秘所に指を這わせ、わざとくちゃくちゃと音をさせながらロザリンデに命じた。
「前を向きなさい、ロザリンデ」
「いや、いや、です……ああっ」
「ダメだ。前を向いて、ちゃんと見なさい。さあ早く。言うとおりにしないのならば今すぐここにマティルダを呼んで、お前のこの姿を見せてやるが、それでもいいのか?」
「ああ……そんな、ダメ、ダメです、お姉様……許して……うぅ……」
「それなら素直に、顔を上げてちゃんと見るんだ。ほら」
声にならない嗚咽を喉の奥に押しとどめて、ロザリンデはゆっくりと顔を上げ、目を開けた。ランプの灯りに照らされて輝く磨き込まれた鏡に映っていたのは、紛れもないロザリンデ自身だった。紺色のシルクのドレスの前をはだけて、白い胸の膨らみとピンと立った頂きを晒し、更にはスカートも腰まで捲り上げられて、大きく広げられた脚の中心をぐっしょりと濡らしている、醜くも淫らな姿。それを認めた瞬間、ロザリンデの身体は言葉にしがたい屈辱と背徳感に否が応にも昂って、蜜口がじゅわりと熱くなった。
「凄いな。また濡れて来た」
「いや、もういやぁ……」
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