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第36話 無知の罪と男神の温情
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突然の出来事に、俺の思考は停止した。
日本の神、だって? この若そうな男神が?
アマテラス、の名前は聞いたことがある。天照大神の名で呼ばれている、太陽を神格化した神で日本神話にも登場している存在だったはずだ。
確か男神説と女神説があって、どっちだか分からないような扱い方をされている日本古来の神だったはずだが。
男、だったんだな。随分と現代の若者っぽい喋り方をしていることも意外だ。
まあ、アマテラスがどんな神だろうと関係ない。
何で、この世界から見て異世界である日本の神である男神が、アルカディアと一緒にいるんだ?
『神界というのは、下界と比較して次元の壁が薄くてね。ちょっと頑張れば壁を越えて渡ってくることができるんだ。ツウェンドゥスではよく日本から人間が召喚されるから、その子たちが此処で問題を起こしていないかどうかを確認するためにお邪魔させてもらっているんだよ』
成程……要はハイスペックな能力を持った日本人がこの世界で好き放題にして秩序を目茶苦茶に乱さないように監視しているというわけか。
そんな裏方みたいな役割を担っている神が、一体俺に何の用だというのだろう。
『うん、話が早くて助かるよ。実はね、今日本でちょっと見過ごせない事件が起きててね』
アマテラスはふうっと息を吐いて、言った。
『日本の物が、次々と消失する現象が起きてるんだ。その殆どは店に並んでいる売り物で、物がなくなった店では不可解な盗難事件として扱われて結構な騒ぎになっている。一度くらいなら大した問題にはならないんだけれど、何度もこう事を起こされると、流石に見過ごすことができなくてね』
『…………』
日本の物が、消失する現象。
それを聞いた俺の胸中に、ひとつの疑問が浮かんだ。
俺は、今までにフォルテに頼んで色々な物を日本から召喚してもらっていた。
その品物は──一体、日本の何処から召喚していたのだろう、と。
アマテラスは尋問するようなニュアンスで、問いかけてきた。
『君は、これまでに日本から色々な物を召喚しているね。それは無許可で物を持ち出す行為と同じ──平たく言うと窃盗に当たるんだよ。君は、そのことを自覚して召喚行為を繰り返していたのかな? もしそうだとしたら、僕は日本の神として君に申し立てをしなければならない。理解できるね?』
俺のほろ酔い気分は一瞬にして吹っ飛んだ。
まさか、何気なくやってもらっていた召喚魔法が日本でそんな騒動を引き起こしているとは考えてもいなかったのだ。
日本から何かを召喚したら、当然召喚されたその物は日本からは消える。それが店の商品なのだとしたら、金も支払われずに持ち去られたという扱いになるのは当たり前のこと。
俺は──自覚がないままに、窃盗行為を繰り返していたことになるのだ。
そしてそれを諌めるために、日本から神がわざわざやって来た。
俺は、天罰を与えられてしまうのか?
俺が青くなっていると、アマテラスは穏やかに言葉を続けた。
『……その様子だと、日本で起きている現象のことなんて考えもしていなかったって感じだね。まあ……当たり前だよね。今まで魔法が存在しない世界に住んでいたんだもの、魔法を何でも叶えてくれる夢の力だって勘違いしてしまっても無理はない』
『……俺は、どうなるんだ? 罰せられるのか?』
恐る恐る問いかけると、彼は笑いながら答えた。
『本来だったら然るべき処置をしなければならないんだろうけれど……今回は特別に不問にしてあげるよ。君は事情を知らなかったんだから。でも、今後はこんなことはしないようにね? またやったら、その時は容赦なく罰するから。そのことを忘れないようにね』
……どうやら、今回は厳重注意だけで済ませてくれるようだ。
俺の方も、わざわざアマテラスに罰せられるリスクを冒してまで日本から物を召喚しようとは思わない。
日本の食材や道具は確かに魅力的だが……人生を棒に振ってまで手に入れるようなものじゃないからな。
分かった、と俺は頷いた。
『もう日本から物を召喚しない。約束する』
『ええっ……ちょっと待ちなさいよ、そうなったら、私のビールはどうなるのよ!』
そんな俺の言葉に異論を唱えるアルカディア。
彼女はかなりうろたえた様子で、騒ぎ始めた。
『いいじゃないのちょっとくらい異世界から物を召喚したって! せっかくこのおっさん君も、異世界から便利な物を色々召喚して充実した生活を楽しんでるんだから、それを邪魔するようなことをしちゃ可哀想じゃないの!』
俺の肩を持っているような台詞に聞こえるけど、あんた単純にビールが手に入らなくなるのが嫌なだけだろ。
本当に欲望に忠実な女神だな。
はぁ、とアマテラスが大きく溜め息をつくのが聞こえた。アルカディアの言い分に呆れたらしい。
『全く……本来だったらこの騒動は君が解決しないといけない問題なんだよ? それを事もあろうに便乗して焚き付けるような真似までするなんて、他の神々が知ったら一体何て言われるだろうね。説教されても文句は言えないよ?』
『何と言われようと、私は召喚を禁止するのは断固反対よ! ツウェンドゥスの未来と秩序を守るためには、この召喚魔法は何としても守らないといけない貴重な財産なのよ!』
『…………』
沈黙するアマテラス。
アルカディアの鼻息が荒い。
これは口を挟むべきじゃないとひしひしと感じた俺は、黙ったまま彼らの遣り取りを見守っていた。
『……仕方ないね。本当はあまり気は進まないんだけれど』
しばしの間を置いた後、アマテラスは開口した。
『特別に、僕の権限で日本から物を召喚することを許してあげる。その代わり──何かを召喚したら、その召喚した物の価値に相当する対価を頂くことにするよ』
『対価?』
対価は、フォルテが召喚魔法を唱える時にしっかりと用意しているはずだが、それとは別に用意しろってことなのか?
『僕が要求する対価は、召喚した物を金銭で購入する時に必要になる代金。それを支払ってくれたら、僕の力で日本側の召喚現象は最初から起きなかったことにしてあげる。君は日本から物を手に入れられて、日本側でも事件が起こらない。これは君にとってかなりの好条件だと思うけれど?』
……要は、召喚魔法を利用したネットショッピングみたいな仕組みになるってことか?
魔法が存在していない日本でどうやって召喚現象を帳消しにするのかは定かではないが、アマテラスは曲がりなりにも神なのだから、日本の常識など通用しないような不思議な力が彼にはあるのだろう。
それにしても……有料の召喚魔法か。今までは無尽蔵に召喚できていたのが、これからは財布の中身と相談してよく考えて召喚することになるな。
これからも日本の物が手に入れられることが許されたのは、有難いことだとは思うけど。
アマテラスの許しが出たことに、アルカディアは歓声を上げた。
『流石はアマテラス、話が分かるわね! それでこそ異世界が誇る神よ!』
『言っておくけれど、僕は君の我儘を許容したわけじゃないからね? 他の神々にわざわざ言うことはしないけれど、万が一君が六道君と不必要に接触していることが発覚して上からお叱りを受けても擁護はしないから。その辺はきちんと責任を持つんだよ?』
『分かってるわよ、それくらい。私だって考えなしじゃないんだから。周囲にバレないように節度は持ってるつもりよ』
『…………』
ふ、と短い吐息の音。どうやら、アルカディアには何を言っても無駄らしいことを悟ったのだろう。
『とにかく、これで私のビールは問題なく確保されるってわけね! ビール、ビール~♪ さあ、そうと決まったら早速召喚するのよ! さあ早く!』
『……それじゃあ、用件も済んだことだし僕は日本に帰るよ』
あくまでも冷静な態度を保ったまま、アマテラスは俺に告げた。
『六道君。君はツウェンドゥスにとってイレギュラーな存在だ。君の一挙一動は、時にツウェンドゥスに大きな波紋を齎すことにもなる。君がツウェンドゥスで暮らしていくことを決意したのなら……そのことを、忘れないようにね』
じゃあね、と気軽な挨拶を最後に、アマテラスの声は聞こえてこなくなった。
後に残ったのは、ビールコールを続けるアルカディアの騒がしい声のみ。
それを聞き流しながら、俺は考えるのだった。
この世界にとって、イレギュラーな存在の俺……その俺がこの世界で善行を積んだとして、果たしてその行為が齎した影響は、この世界にとって本当に受け入れられる良いものだと断言できるのだろうか、と。
日本の神、だって? この若そうな男神が?
アマテラス、の名前は聞いたことがある。天照大神の名で呼ばれている、太陽を神格化した神で日本神話にも登場している存在だったはずだ。
確か男神説と女神説があって、どっちだか分からないような扱い方をされている日本古来の神だったはずだが。
男、だったんだな。随分と現代の若者っぽい喋り方をしていることも意外だ。
まあ、アマテラスがどんな神だろうと関係ない。
何で、この世界から見て異世界である日本の神である男神が、アルカディアと一緒にいるんだ?
『神界というのは、下界と比較して次元の壁が薄くてね。ちょっと頑張れば壁を越えて渡ってくることができるんだ。ツウェンドゥスではよく日本から人間が召喚されるから、その子たちが此処で問題を起こしていないかどうかを確認するためにお邪魔させてもらっているんだよ』
成程……要はハイスペックな能力を持った日本人がこの世界で好き放題にして秩序を目茶苦茶に乱さないように監視しているというわけか。
そんな裏方みたいな役割を担っている神が、一体俺に何の用だというのだろう。
『うん、話が早くて助かるよ。実はね、今日本でちょっと見過ごせない事件が起きててね』
アマテラスはふうっと息を吐いて、言った。
『日本の物が、次々と消失する現象が起きてるんだ。その殆どは店に並んでいる売り物で、物がなくなった店では不可解な盗難事件として扱われて結構な騒ぎになっている。一度くらいなら大した問題にはならないんだけれど、何度もこう事を起こされると、流石に見過ごすことができなくてね』
『…………』
日本の物が、消失する現象。
それを聞いた俺の胸中に、ひとつの疑問が浮かんだ。
俺は、今までにフォルテに頼んで色々な物を日本から召喚してもらっていた。
その品物は──一体、日本の何処から召喚していたのだろう、と。
アマテラスは尋問するようなニュアンスで、問いかけてきた。
『君は、これまでに日本から色々な物を召喚しているね。それは無許可で物を持ち出す行為と同じ──平たく言うと窃盗に当たるんだよ。君は、そのことを自覚して召喚行為を繰り返していたのかな? もしそうだとしたら、僕は日本の神として君に申し立てをしなければならない。理解できるね?』
俺のほろ酔い気分は一瞬にして吹っ飛んだ。
まさか、何気なくやってもらっていた召喚魔法が日本でそんな騒動を引き起こしているとは考えてもいなかったのだ。
日本から何かを召喚したら、当然召喚されたその物は日本からは消える。それが店の商品なのだとしたら、金も支払われずに持ち去られたという扱いになるのは当たり前のこと。
俺は──自覚がないままに、窃盗行為を繰り返していたことになるのだ。
そしてそれを諌めるために、日本から神がわざわざやって来た。
俺は、天罰を与えられてしまうのか?
俺が青くなっていると、アマテラスは穏やかに言葉を続けた。
『……その様子だと、日本で起きている現象のことなんて考えもしていなかったって感じだね。まあ……当たり前だよね。今まで魔法が存在しない世界に住んでいたんだもの、魔法を何でも叶えてくれる夢の力だって勘違いしてしまっても無理はない』
『……俺は、どうなるんだ? 罰せられるのか?』
恐る恐る問いかけると、彼は笑いながら答えた。
『本来だったら然るべき処置をしなければならないんだろうけれど……今回は特別に不問にしてあげるよ。君は事情を知らなかったんだから。でも、今後はこんなことはしないようにね? またやったら、その時は容赦なく罰するから。そのことを忘れないようにね』
……どうやら、今回は厳重注意だけで済ませてくれるようだ。
俺の方も、わざわざアマテラスに罰せられるリスクを冒してまで日本から物を召喚しようとは思わない。
日本の食材や道具は確かに魅力的だが……人生を棒に振ってまで手に入れるようなものじゃないからな。
分かった、と俺は頷いた。
『もう日本から物を召喚しない。約束する』
『ええっ……ちょっと待ちなさいよ、そうなったら、私のビールはどうなるのよ!』
そんな俺の言葉に異論を唱えるアルカディア。
彼女はかなりうろたえた様子で、騒ぎ始めた。
『いいじゃないのちょっとくらい異世界から物を召喚したって! せっかくこのおっさん君も、異世界から便利な物を色々召喚して充実した生活を楽しんでるんだから、それを邪魔するようなことをしちゃ可哀想じゃないの!』
俺の肩を持っているような台詞に聞こえるけど、あんた単純にビールが手に入らなくなるのが嫌なだけだろ。
本当に欲望に忠実な女神だな。
はぁ、とアマテラスが大きく溜め息をつくのが聞こえた。アルカディアの言い分に呆れたらしい。
『全く……本来だったらこの騒動は君が解決しないといけない問題なんだよ? それを事もあろうに便乗して焚き付けるような真似までするなんて、他の神々が知ったら一体何て言われるだろうね。説教されても文句は言えないよ?』
『何と言われようと、私は召喚を禁止するのは断固反対よ! ツウェンドゥスの未来と秩序を守るためには、この召喚魔法は何としても守らないといけない貴重な財産なのよ!』
『…………』
沈黙するアマテラス。
アルカディアの鼻息が荒い。
これは口を挟むべきじゃないとひしひしと感じた俺は、黙ったまま彼らの遣り取りを見守っていた。
『……仕方ないね。本当はあまり気は進まないんだけれど』
しばしの間を置いた後、アマテラスは開口した。
『特別に、僕の権限で日本から物を召喚することを許してあげる。その代わり──何かを召喚したら、その召喚した物の価値に相当する対価を頂くことにするよ』
『対価?』
対価は、フォルテが召喚魔法を唱える時にしっかりと用意しているはずだが、それとは別に用意しろってことなのか?
『僕が要求する対価は、召喚した物を金銭で購入する時に必要になる代金。それを支払ってくれたら、僕の力で日本側の召喚現象は最初から起きなかったことにしてあげる。君は日本から物を手に入れられて、日本側でも事件が起こらない。これは君にとってかなりの好条件だと思うけれど?』
……要は、召喚魔法を利用したネットショッピングみたいな仕組みになるってことか?
魔法が存在していない日本でどうやって召喚現象を帳消しにするのかは定かではないが、アマテラスは曲がりなりにも神なのだから、日本の常識など通用しないような不思議な力が彼にはあるのだろう。
それにしても……有料の召喚魔法か。今までは無尽蔵に召喚できていたのが、これからは財布の中身と相談してよく考えて召喚することになるな。
これからも日本の物が手に入れられることが許されたのは、有難いことだとは思うけど。
アマテラスの許しが出たことに、アルカディアは歓声を上げた。
『流石はアマテラス、話が分かるわね! それでこそ異世界が誇る神よ!』
『言っておくけれど、僕は君の我儘を許容したわけじゃないからね? 他の神々にわざわざ言うことはしないけれど、万が一君が六道君と不必要に接触していることが発覚して上からお叱りを受けても擁護はしないから。その辺はきちんと責任を持つんだよ?』
『分かってるわよ、それくらい。私だって考えなしじゃないんだから。周囲にバレないように節度は持ってるつもりよ』
『…………』
ふ、と短い吐息の音。どうやら、アルカディアには何を言っても無駄らしいことを悟ったのだろう。
『とにかく、これで私のビールは問題なく確保されるってわけね! ビール、ビール~♪ さあ、そうと決まったら早速召喚するのよ! さあ早く!』
『……それじゃあ、用件も済んだことだし僕は日本に帰るよ』
あくまでも冷静な態度を保ったまま、アマテラスは俺に告げた。
『六道君。君はツウェンドゥスにとってイレギュラーな存在だ。君の一挙一動は、時にツウェンドゥスに大きな波紋を齎すことにもなる。君がツウェンドゥスで暮らしていくことを決意したのなら……そのことを、忘れないようにね』
じゃあね、と気軽な挨拶を最後に、アマテラスの声は聞こえてこなくなった。
後に残ったのは、ビールコールを続けるアルカディアの騒がしい声のみ。
それを聞き流しながら、俺は考えるのだった。
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