オレ、母になる

フロイライン

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祐希と瑛太はついに体の関係となり、一線を越えてしまった。


「そろそろ帰るわ。」


長居してしまったと、瑛太は時計を見て、祐希に申し訳なさそうに言った。


「瑛太、ありがとうね。

寂しくて、押し潰れそうだったけど、なんとか持ち直す事ができたわ。」



「それはよかった。

でも、礼を言うのは俺の方だよ。

ありがとう、祐希。」



「えっ?

なんで、瑛太がお礼を言ってくれるのよ。」



「あ、いや

こんな、最高の女を抱けて、めっちゃ幸せだったから。」


瑛太は、赤面し、頭を掻きながら言った。



「瑛太も口が上手くなったわね。

でも、素直に嬉しいわ。

そう言ってもらえて。」



「あの…


祐希…」



「ん?」



「真希ちゃんの旦那さんの事

マジで諦めんの?」



「そうね…

一時は夢中になっちゃって、こんな姿にまでなっちゃったけど、ずっと一人でいたら、少し冷静になれたっていうか

やっぱり、真希の大切な人を奪おうなんて考えを起こしちゃダメだって

ようやく気付けた感じかな。」


「そっか…」



「でも、それがどうしたの?」



「あの…

祐希


俺、お前のことが好きだ。


俺と付き合ってくれないか…」



「えっ!」


「いつからか、お前のことが好きだって思い始めて…


お前とエッチしたのも軽い気持ちからじゃない。

好きだから…」


瑛太の突然の告白に、戸惑いと驚きで、思わずフリーズしてしまう祐希だった。
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