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医療ミス
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「コレはどういうことなんなですか!」
職員室に駆け込んできた晴翔は、担任の桂木に猛抗議をした。
「いや、今確認中なんだが…
どうやら薬の種類を間違えたらしく、沖原さんにも新型の女性ホルモン剤を投与してしまったらしくて…」
「ふざけないで下さい!
ワタシは従来型にして欲しいと、あれほど言ったし、何度も確認を取ったじゃありませんか!
一体どうしてくれるんですか!」
晴翔の体は、光瑠の時と同じで、大きな変化を遂げており、身長は10センチ縮んで160センチとなり、体つきもすっかり女子に変化していた。
乳房ガチャは、どうやら大当たりらしく、Fカップの爆乳になっており、クラスの中でもダントツで一番の当たりを引いたようだった。
胸に関しては、フツーの女性でもAカップの人もいれば、Gカップなどの超巨乳も存在する。
今回の新型ホルモン剤でも同様で、晴翔のように巨乳になれた者もいれば、膨らみがほぼゼロに近い者もいた。
これには諸説あるが、一番信憑性があるのが遺伝説で、母親や姉妹などが巨乳だと、自分も巨乳になり、その逆だとまた然りというものだった。
たしかに、晴翔の母は超爆乳で、遺伝説に説得力を与えた。
しかし、今の晴翔は、胸が大きくなった話などどうでもよく、誤って新型ホルモン剤を使われたことに激しい怒りと動揺を見せていたのだ。
「とにかく、早く元に戻して下さい。」
晴翔の訴えに、桂木は目を逸らしたまま話し出した。
「沖原さん、詳細については後ほど担当の先生から説明させていただきますが、このホルモン剤は一度使用すると、もう元に戻す事は出来ず、いわゆる不可逆の肉体の変化は一生続きます。
大変申し訳ないですが、あなたにはこのままの姿で暮らして頂かなければならないのです。」
「そんな…」
「さあ、後の話は、担当の先生から詳しくしていただきますので、とにかく、教室に戻ってください。
授業が始まりますので。」
「…」
桂木がそう話すと、晴翔は肩を落として職員室を出ていった。
二人のやり取りを近くで見ていた木南は
「桂木先生も大変ですなあ」
と、笑いながら声をかけた。
「木南先生、笑い事じゃないですよ。
いくら命令だとはいえ、私も教育者の端くれです。
心が痛みますよ。」
「でも、今の生徒はラッキーじゃないですか。
従来型を選択したあとの二人は退学になって家に返されたんでしょ?
また、引きこもり生活に戻らざるを得ないじゃないですか。
その点、沖原はこれからもこの学園に残り続ける事が出来る。
それに、あの変化ぶりをみると、おそらく…」
「そうですね。
沖原もいつかはわかってくれると思います。」
桂木は、力なく答え、立ち上がって教室に向かっていった。
職員室に駆け込んできた晴翔は、担任の桂木に猛抗議をした。
「いや、今確認中なんだが…
どうやら薬の種類を間違えたらしく、沖原さんにも新型の女性ホルモン剤を投与してしまったらしくて…」
「ふざけないで下さい!
ワタシは従来型にして欲しいと、あれほど言ったし、何度も確認を取ったじゃありませんか!
一体どうしてくれるんですか!」
晴翔の体は、光瑠の時と同じで、大きな変化を遂げており、身長は10センチ縮んで160センチとなり、体つきもすっかり女子に変化していた。
乳房ガチャは、どうやら大当たりらしく、Fカップの爆乳になっており、クラスの中でもダントツで一番の当たりを引いたようだった。
胸に関しては、フツーの女性でもAカップの人もいれば、Gカップなどの超巨乳も存在する。
今回の新型ホルモン剤でも同様で、晴翔のように巨乳になれた者もいれば、膨らみがほぼゼロに近い者もいた。
これには諸説あるが、一番信憑性があるのが遺伝説で、母親や姉妹などが巨乳だと、自分も巨乳になり、その逆だとまた然りというものだった。
たしかに、晴翔の母は超爆乳で、遺伝説に説得力を与えた。
しかし、今の晴翔は、胸が大きくなった話などどうでもよく、誤って新型ホルモン剤を使われたことに激しい怒りと動揺を見せていたのだ。
「とにかく、早く元に戻して下さい。」
晴翔の訴えに、桂木は目を逸らしたまま話し出した。
「沖原さん、詳細については後ほど担当の先生から説明させていただきますが、このホルモン剤は一度使用すると、もう元に戻す事は出来ず、いわゆる不可逆の肉体の変化は一生続きます。
大変申し訳ないですが、あなたにはこのままの姿で暮らして頂かなければならないのです。」
「そんな…」
「さあ、後の話は、担当の先生から詳しくしていただきますので、とにかく、教室に戻ってください。
授業が始まりますので。」
「…」
桂木がそう話すと、晴翔は肩を落として職員室を出ていった。
二人のやり取りを近くで見ていた木南は
「桂木先生も大変ですなあ」
と、笑いながら声をかけた。
「木南先生、笑い事じゃないですよ。
いくら命令だとはいえ、私も教育者の端くれです。
心が痛みますよ。」
「でも、今の生徒はラッキーじゃないですか。
従来型を選択したあとの二人は退学になって家に返されたんでしょ?
また、引きこもり生活に戻らざるを得ないじゃないですか。
その点、沖原はこれからもこの学園に残り続ける事が出来る。
それに、あの変化ぶりをみると、おそらく…」
「そうですね。
沖原もいつかはわかってくれると思います。」
桂木は、力なく答え、立ち上がって教室に向かっていった。
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