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二人にしかわからないもの
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宮埜と岸田が語り合う中、心と愛もまた最後の夜を二人で過ごしていた。
愛の部屋を訪れていた心は、これまで、自分のワガママによって、愛を傷つけてきたことを謝罪し、また、これまでの礼を述べていた。
「何言ってんのよ、心
お礼を言うのは私の方よ。
心には本当に助けられたわ。
あなたは私の恩人。」
「そんなことないわ。
ワタシは愛ちゃんをたくさん傷つけたし…」
「もういいの、その事は。
心も本当になりたい自分になれたんでしょ?
残りの人生は、自分の希望通りの姿で、素直な気持ちで生きてほしいの。」
「うん。
ありがとう、愛ちゃん。
ワタシから言う権利はないけど、愛ちゃんにも幸せに生きてほしい。
潤と幸希ちゃんと。」
「ええ。
頑張って妻とママの役割を果たすわ。」
「お仕事はもうしないの?」
「どうかな。
前は、家庭に収まるのはどうなのかって疑問に思う事も多々あったけど、今はそんな考えも消えてきてて…
とにかく、潤を支えて、幸希を育てるのが一番かな。」
「そうだね。
潤もいい奴だし、きっと頑張ってくれると思うわ。」
「うん。
期待してる。
心も宮埜さんと幸せになってね。
向こうの実家に住むのはイヤかもしれないけど…」
「ううん。
そんな事はないのよ。
いい人だし、あまり心配はしてない。」
「そうなのね。
ところで、心の実家へは結局行かなかったんだね。」
「うん…
引越してから、あらためて行くわ。
どうしても気が進まなくて、行けなかったのよ。」
心は、そう言うと、苦笑いを浮かべた。
愛の部屋を訪れていた心は、これまで、自分のワガママによって、愛を傷つけてきたことを謝罪し、また、これまでの礼を述べていた。
「何言ってんのよ、心
お礼を言うのは私の方よ。
心には本当に助けられたわ。
あなたは私の恩人。」
「そんなことないわ。
ワタシは愛ちゃんをたくさん傷つけたし…」
「もういいの、その事は。
心も本当になりたい自分になれたんでしょ?
残りの人生は、自分の希望通りの姿で、素直な気持ちで生きてほしいの。」
「うん。
ありがとう、愛ちゃん。
ワタシから言う権利はないけど、愛ちゃんにも幸せに生きてほしい。
潤と幸希ちゃんと。」
「ええ。
頑張って妻とママの役割を果たすわ。」
「お仕事はもうしないの?」
「どうかな。
前は、家庭に収まるのはどうなのかって疑問に思う事も多々あったけど、今はそんな考えも消えてきてて…
とにかく、潤を支えて、幸希を育てるのが一番かな。」
「そうだね。
潤もいい奴だし、きっと頑張ってくれると思うわ。」
「うん。
期待してる。
心も宮埜さんと幸せになってね。
向こうの実家に住むのはイヤかもしれないけど…」
「ううん。
そんな事はないのよ。
いい人だし、あまり心配はしてない。」
「そうなのね。
ところで、心の実家へは結局行かなかったんだね。」
「うん…
引越してから、あらためて行くわ。
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心は、そう言うと、苦笑いを浮かべた。
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