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出馬宣言?
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「田坂さん
山縣先生はわが党では、重鎮と呼ばれるに相応しいポジションにいて、絶大な力を持っておられました。
地元においても然りです。」
狼狽する優を尻目に、早乙女は、淡々と話を続けた。
「ただ、愛国党は今、衰退の一途を辿っており、選挙も三連敗中です。
ですから、補欠選挙では、山縣先生の弔い合戦と位置付け、絶対に勝たなければならないのです。」
「そうですか
でも、私に言われましても…」
「正直言いまして、このままだと、我が党が負ける公算が高いです。
そこで、是非ともあなたに立候補していただき、劣勢を巻き返していただきたいのです。」
「お話の内容はわかりましたが、私の母は父の三人目の妻で、一緒に暮らしていた時期もすごく短かったと聞いていました。
だから、私も会った事がありませんし。
ですから、一番目の奥様のご子息とか、そっち方面で探していただいた方がいいと思いますよ。」
「それが、先生のご子息で健在なのはあなただけなんです。
ですから、こうしてお願いに上がらせてもらっているんです。」
「あの…
それと、見ておわかりのように、私は男性として生まれましたが、今は女性として生きようとしており、このような姿で出勤させていただいております。
ですから、私を男としてカウントしないでもらいたいんですが…」
「ええ。
ちゃんと下調べした上で来ましたので、その辺の事は心配しないで下さい。」
早乙女は、諦めるどころか、益々話に熱が入ってきた。
山縣先生はわが党では、重鎮と呼ばれるに相応しいポジションにいて、絶大な力を持っておられました。
地元においても然りです。」
狼狽する優を尻目に、早乙女は、淡々と話を続けた。
「ただ、愛国党は今、衰退の一途を辿っており、選挙も三連敗中です。
ですから、補欠選挙では、山縣先生の弔い合戦と位置付け、絶対に勝たなければならないのです。」
「そうですか
でも、私に言われましても…」
「正直言いまして、このままだと、我が党が負ける公算が高いです。
そこで、是非ともあなたに立候補していただき、劣勢を巻き返していただきたいのです。」
「お話の内容はわかりましたが、私の母は父の三人目の妻で、一緒に暮らしていた時期もすごく短かったと聞いていました。
だから、私も会った事がありませんし。
ですから、一番目の奥様のご子息とか、そっち方面で探していただいた方がいいと思いますよ。」
「それが、先生のご子息で健在なのはあなただけなんです。
ですから、こうしてお願いに上がらせてもらっているんです。」
「あの…
それと、見ておわかりのように、私は男性として生まれましたが、今は女性として生きようとしており、このような姿で出勤させていただいております。
ですから、私を男としてカウントしないでもらいたいんですが…」
「ええ。
ちゃんと下調べした上で来ましたので、その辺の事は心配しないで下さい。」
早乙女は、諦めるどころか、益々話に熱が入ってきた。
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