10 / 34
強い気持ちを持って
しおりを挟む
「わかりました。
一度だけ…
今回だけ出馬致します。
それでよろしいでしょうか?」
決心がついた優は、早乙女に選挙に出る事を伝えた。
「ありがとうございます。
高津社長、大変申し訳ありませんが、田坂さんをお借り致します。」
「国家のためとあれば仕方ないですね。
田坂君
キミは選ばれた血筋にあたる人間だという事だ。
後のことは気にせずに頑張ってくれ。」
高津は、快く優を送り出した。
「はい。
本当に申し訳ございません…」
優は、深々と頭を下げた。
しかし、実のところ、高津はホッとしていた。
ジェンダーレス時代、LGBTQだの何だの言っても、それは、大企業に限ったことで、彼らの会社のような零細企業には全く関係ないことだ。
優が消えてくれた事で、崩壊しようとしていた会社の秩序を守る事が出来たのだ。
これは、会社運営をする高津には極めて大きな事だった。
「それで、出馬する事を了承したのかよ。
男に戻って。」
「うん。
そこはどうしても譲れないって言われたから。
あーあ
こうなるんだったら去勢なんてするんじゃなかったわ。」
優は、來斗にうんざりとした表情で不満を述べた。
「まあ、お前がそんな大物政治家の忘形見だったとはな。」
「ううん。
父には物心ついてから一度も会った事がないのよ。
でも、亡くなった母から、政治家になりなさいってずーっと言われてて。
まさか、本当にそういう立場になるとは…」
優は、沈んだ表情で呟いた。
一度だけ…
今回だけ出馬致します。
それでよろしいでしょうか?」
決心がついた優は、早乙女に選挙に出る事を伝えた。
「ありがとうございます。
高津社長、大変申し訳ありませんが、田坂さんをお借り致します。」
「国家のためとあれば仕方ないですね。
田坂君
キミは選ばれた血筋にあたる人間だという事だ。
後のことは気にせずに頑張ってくれ。」
高津は、快く優を送り出した。
「はい。
本当に申し訳ございません…」
優は、深々と頭を下げた。
しかし、実のところ、高津はホッとしていた。
ジェンダーレス時代、LGBTQだの何だの言っても、それは、大企業に限ったことで、彼らの会社のような零細企業には全く関係ないことだ。
優が消えてくれた事で、崩壊しようとしていた会社の秩序を守る事が出来たのだ。
これは、会社運営をする高津には極めて大きな事だった。
「それで、出馬する事を了承したのかよ。
男に戻って。」
「うん。
そこはどうしても譲れないって言われたから。
あーあ
こうなるんだったら去勢なんてするんじゃなかったわ。」
優は、來斗にうんざりとした表情で不満を述べた。
「まあ、お前がそんな大物政治家の忘形見だったとはな。」
「ううん。
父には物心ついてから一度も会った事がないのよ。
でも、亡くなった母から、政治家になりなさいってずーっと言われてて。
まさか、本当にそういう立場になるとは…」
優は、沈んだ表情で呟いた。
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる