ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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激情

「おいっ、早くも限界が来た… 入れさせてくれっ!」 
多村は亮輔の舌使いにギブアップし、ペニスを引き離した。 

「うんっ… 早く入れてえっ!」 

亮輔は口元を濡らしながら、物欲しそうな目で多村を見つめた。多村は亮輔にうつ伏せの体勢を取らせ、バックからゆっくりとねじり込んでいった。 

「あああっ! 気持ちいいっ!」 

亮輔の声が一段と大きくなった。 

多村も、亮輔の口から逃れたことにより、一時的に回復していたペニスが再び限界点を迎え、苦悶の表情を浮かべた。 

「ヤバい… 出ちまうっ」 

多村は必死に踏ん張ろうとしたが、頂点に達するのは、もう時間の問題だった。 

しかし… 「あああっん、イクッ!」 

亮輔が絶叫と共に、先に全身をピクピクさせて、あっさりとイッてしまった。 

「俺もイクぞ…」 

多村も亮輔がイッたことで我慢することをやめ 

「出るっ!」 

と、一言発して、後を追うように頂点に達した。 亮輔の中に多村のあたたかいものが一気に放出された。 

「ああんっ… いっぱい出してっ!」 

亮輔は腰を振りながら、多村から出たものを絞り出すようにして、全部受け入れた。 

「亮輔… たまらねえな… 気持ち良すぎだよ。」 

多村は全部出し切ると、呼吸を乱しながら横にゴロンと寝転んだ。 

「中でいっぱい出してもらえると、すごく嬉しいの… 女の幸せを全身で感じられるもの。」 

亮輔は甘えた声で返事をした。 

「亮輔…俺はセックスが良いから、お前と一緒になるんじゃねえぞ。確かにたまらなく気持ちいいけどよ。そんなんじゃなくて、お前のそういう仕草や反応がたまらなく魅力的なんだ。 お前は自分が本物の女じゃないからと 
よく俺に卑下した言い方するけどよ、俺にとっては、お前は女以上にスゴイ存在なんだよ。そんなお前と結婚出来ることが嬉しくて仕方ねえんだ。」 

多村はいつにも増して、饒舌にベラベラと喋った。 
高揚しすぎた気持ちを抑える意味もあったであろうが… 

「嬉しい… 」 

多村の言葉は、亮輔の胸に一々突き刺さり、大粒の涙をこぼさせる効果を生んだ。 

亮輔は多村の胸に顔をうずめ、全身で幸せを噛みしめた。
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