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unrequited feelings
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「あの時は、本当にごめん。」
賢太は、ワタシにまた謝罪をした。
「もういいよ。
済んだことだし、ワタシの中でも消化したし。」
「雫はそうは言ってくれたけど、ここを出ていくのは、アレがあったからっていうのも原因の一つになってると思う。
今はすごく後悔している。」
「だから、もういいって。
賢太は彼女いないのかよ。」
「そんなん…
おらん。」
「彼女が出来たら、全てクリアできるよ。」
「うん…」
「よくよく考えたら、ワタシは楓悟の事が好きで、熱を上げちゃってるけど、彼にとっては女じゃないワタシと付き合う事はデメリットしかないと思うのよね。
やっぱりフツーの女性がいいに決まってるし。
賢太も、彼女が出来たらそう思うに違いないよ。
なんで、俺はあんなオカマのパンツの匂い嗅いでたんだって。」
ワタシは、賢太に言ったつもりが、頭の中では楓悟に向かって語りかけていた。
本当に楓悟はいいヤツで、だからこそワタシも好きになった。
でも、ワタシは女じゃないし、どれだけ好きになっても彼の子供を産めないし、この体も本物の女性の体じゃない。
偽物なんだ…
なんか、すごく落ち込んできた
そんなワタシに、賢太も気づいたようで
「もう一回ちゃんと謝りたかったんじゃ
ごめん…」
ワタシにまた詫びて、部屋を出ていこうとしたが…
ワタシは、彼の腕を持ち、引き留めてしまった。
賢太は、自分の袖を掴むワタシの手に視線を落とし、そして、またワタシの顔を見た。
驚きの表情を見せる賢太と目が合ったワタシは、衝動的に彼の胸にしがみつき、泣いてしまった。
あー、ダメだ
鬱が出ちゃった…
瞬間的に、ドーーッと落ち込んで、思わず体が勝手に動いてしまった。
賢太は、恐る恐るワタシの肩に手を回し、優しく抱きしめてくれた。
でも、ワタシの心情をわかってか、それ以上は何もしてこようとはしなかった。
賢太は、ワタシにまた謝罪をした。
「もういいよ。
済んだことだし、ワタシの中でも消化したし。」
「雫はそうは言ってくれたけど、ここを出ていくのは、アレがあったからっていうのも原因の一つになってると思う。
今はすごく後悔している。」
「だから、もういいって。
賢太は彼女いないのかよ。」
「そんなん…
おらん。」
「彼女が出来たら、全てクリアできるよ。」
「うん…」
「よくよく考えたら、ワタシは楓悟の事が好きで、熱を上げちゃってるけど、彼にとっては女じゃないワタシと付き合う事はデメリットしかないと思うのよね。
やっぱりフツーの女性がいいに決まってるし。
賢太も、彼女が出来たらそう思うに違いないよ。
なんで、俺はあんなオカマのパンツの匂い嗅いでたんだって。」
ワタシは、賢太に言ったつもりが、頭の中では楓悟に向かって語りかけていた。
本当に楓悟はいいヤツで、だからこそワタシも好きになった。
でも、ワタシは女じゃないし、どれだけ好きになっても彼の子供を産めないし、この体も本物の女性の体じゃない。
偽物なんだ…
なんか、すごく落ち込んできた
そんなワタシに、賢太も気づいたようで
「もう一回ちゃんと謝りたかったんじゃ
ごめん…」
ワタシにまた詫びて、部屋を出ていこうとしたが…
ワタシは、彼の腕を持ち、引き留めてしまった。
賢太は、自分の袖を掴むワタシの手に視線を落とし、そして、またワタシの顔を見た。
驚きの表情を見せる賢太と目が合ったワタシは、衝動的に彼の胸にしがみつき、泣いてしまった。
あー、ダメだ
鬱が出ちゃった…
瞬間的に、ドーーッと落ち込んで、思わず体が勝手に動いてしまった。
賢太は、恐る恐るワタシの肩に手を回し、優しく抱きしめてくれた。
でも、ワタシの心情をわかってか、それ以上は何もしてこようとはしなかった。
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