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学び
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信号を渡り、人混みの中を歩くワタシだったが、前方からの視線を感じた。
「…」
三十代くらいのキレイな女性がワタシを見てる。
??
ワタシ、なんか変?
少し焦りながら、視線を外して通り過ぎようとしたそのとき
「酒井さん」
と、その女性から声をかけられてしまった。
「えっ」
知り合い?
いや、知らないって。
誰だ、誰だ…
岡山での知り合いなんて,たかが知れてる。
キャッチセールス?
でも、ワタシの名前を呼んだよなあ…
ワタシはどうしていいかわからず、その場で固まってしまった…
が!
次の瞬間、記憶が一気に繋がった。
「あっ!
佐藤チーフ!」
そうだ。
この人は、ワタシが働いていた量販店の社員で、色々と教えてくれた服飾雑貨の佐藤チーフだった。
「やっぱり、酒井さんじゃん。
ちょっと見ない間にめっちゃキレイになってるから、全然わかんなかったわ。」
佐藤チーフは笑いながら、ワタシの腕に手を置いて言った。
「お久しぶりです。
あのときは、すぐに辞めちゃって申し訳ありませんでした。」
「何言ってんのよ。
平松さんから聞いたわよ。
高校に編入出来たって。
よかったね。」
「ありがとうございます。
佐藤チーフもお変わりありませんか。」
「まあね。
でも、どうなのかなあ」
「えっ?」
「お変わりあるのかないのか、って言ったらあるのかもね」
佐藤チーフは、そう言うと、少し表情が曇ったように見えた。
「…」
三十代くらいのキレイな女性がワタシを見てる。
??
ワタシ、なんか変?
少し焦りながら、視線を外して通り過ぎようとしたそのとき
「酒井さん」
と、その女性から声をかけられてしまった。
「えっ」
知り合い?
いや、知らないって。
誰だ、誰だ…
岡山での知り合いなんて,たかが知れてる。
キャッチセールス?
でも、ワタシの名前を呼んだよなあ…
ワタシはどうしていいかわからず、その場で固まってしまった…
が!
次の瞬間、記憶が一気に繋がった。
「あっ!
佐藤チーフ!」
そうだ。
この人は、ワタシが働いていた量販店の社員で、色々と教えてくれた服飾雑貨の佐藤チーフだった。
「やっぱり、酒井さんじゃん。
ちょっと見ない間にめっちゃキレイになってるから、全然わかんなかったわ。」
佐藤チーフは笑いながら、ワタシの腕に手を置いて言った。
「お久しぶりです。
あのときは、すぐに辞めちゃって申し訳ありませんでした。」
「何言ってんのよ。
平松さんから聞いたわよ。
高校に編入出来たって。
よかったね。」
「ありがとうございます。
佐藤チーフもお変わりありませんか。」
「まあね。
でも、どうなのかなあ」
「えっ?」
「お変わりあるのかないのか、って言ったらあるのかもね」
佐藤チーフは、そう言うと、少し表情が曇ったように見えた。
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