看守物語

茶柄

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朝食を食べてから仕事に向かう8時ぐらいだ
平民からしたら随分と遅い出勤だろうと怒られるだろうがこれでも貴族としたら随分と早い方なのだ普通の役人たちが昼前ぐらいだからな大貴族などは昼まで寝ていてそれから食事をして準備をしてので余裕で夕方出勤になるそれで1~2時間書類仕事をして終わりというパターンなのだからな
これでもまともに仕事はしている執務室に付くと報告書をすべて読み緊急性がたかいものから片付けていく
とりあえず問題になることはない様だ
囚人同士の口喧嘩くらいなものだ、気になるのは鉱脈の採掘作業効率が若干落ちている事だが採掘道具の劣化による道具の新調願いが付属して有るので理由はこれかすぐに私の裁量で決算してやる。これで2・3日間で新しい道具が届くだろう。バスとシャノンに裁決書を渡してすぐに納品させるように御用商人に伝えるよう命じる、ざわざわとした囚人の声か聞こえ始めると昼時だ本日のメニューは黒パンにオニオンスープにサバのトマト煮とのマッシュポテトの山盛りだ囚人達と同じ内容になる基本的には皆自前に美味しいものを用意してくるが私はあえて食べるようにしている基本そんなにまずくないし美味しくもないが肉体仕事なので囚人とはいえ量は出るので腹も膨れる味付けは薄いのが基本なので
追加用の調味料だけは常備している粉チーズは欠かせない昼が終わり昼休憩が2時間ある囚人はこの2時間。を運動や遊び昼寝などに費やす数少ない自由な時間散歩コースからご老人と話す事が日課になりつつある老人と共に葉巻きをくぐらせながら古い老人の活躍話を聞くのが楽しみになりつつある。その後執務に戻りだいたい午後は客の襲来を受ける商人が殆どだかな監獄に商品の納入できれば数が数なので儲けが大きい為に胡麻すり営業に来るのだ。だがこのような商人は良い部類だ。厄介なのは横流しを頼む奴等のだ。大監獄で採掘している神霊石
軍略物資になり得るので国の管理下であり、おろす商人も決まっている大貴族家の御用商会かお主だ。だが暗黙のルールであり隠習で監獄長福監獄長看守長の3長には毎月に少量の決まった定量を独自の裁決する権利がある。云わいる帳簿に乗らない裏金だ約得と言うなの金なのだ実家であるロンダルキアの御用商会に任ししても良いのだが、あまり金に困っていなあこともあり放置していたとはいえ家の付き合いもあるので、父では無く兄上の顔をたてるために私の持ち分のはんぶんを兄上経由でロンダルキアの御用商会にもう半分を次男の兄上(軍)格安で直接おろしている。その裏金は情報収集経費の名目で
バスとジャノンにそれなりに渡している。バスは上手い事はう使っているが堅物のジャノンは毎回バスの言われるままに設備投資で監獄の細かい部分の修繕代や帝都の孤児院に甘い物や食料の提供に使っているみたいだそうそう、平民であるジャノンは極狭い門をくぐり抜けてきたエリートだ平民の出世頭なのだ故に地元ではとてつもなくもてるらしいとバスが言っていた。バスも貴族家とはいえ男爵家と下級貴族家なので出世頭だろう。バスの給金のよりやつと家でまともな物が食べられると面白おかしく自分でいつていた私の挨拶の手土産の化粧品だが結局母親と姉君に没収されたらしい、泣きながら愚痴っていたさっさと男を捕まえて嫁に行けば良いのにといつもは愚痴っているが貴族の婚姻ほど面倒なものはない家と家の関係からその親戚家の関係と全ての繋がりをいちいち調べなくてはいけないからだその上に各家の御用商人も絡んでくるのだから結婚しない独身貴族が多くなるのは当たり前だ
5時頃になり私も帰宅準備をするが会えに帰れる訳手ではないこれからがこんどは貴族家当主としての仕事て私の一番嫌いの人付き合いだ貴族の起床時間は昼頃と遅いと言ったが、就寝時間は朝方5時頃だ。まあ!酒呑みながらだべって賭け事して遊んであるだけなのだがなくだらない時間をつかうのならさっさと寝て朝早くから行動している自分の方が珍者だろうな!まあ今日は気心知れた商会との打ち合わせ無のでマシだろうし早く終るだろう。
指定された高級レストランに向かう。最近出来たばかりだか評判の良いレストランの様だ
従業員に案内されて個室の席に向かうと
私の個人家の御用を任している商人のゴンザレスが待っていた。強面だが人世話良い者で酒書か飲めなく無類甘党の漢だ現にお茶でなく
果物のジュースにケーキ和食べていたみたいだ食事前にデザートからいく強者だ
私もそこまで酒か好きではないので合わせて果実水を頼み食事を頂く
たしかに美味いしこちらでまあまり見なこともない食材を使っているなんでも屋東方国の料理をアレンジして食べやすくしたものらしいこれは贔屓にしようと心に思う。
「ドアやらお気に召してもらいよかったです。今日来てもらったのは化粧品の東方国方面の輸出についてなのですが」
「そのへんはまかしているし問題は無いと思うが国内にも回り始めている大きな問題は無いだろう?」
「その事で!国内では無く西方国の1つからクレームか入りまして!」
「は?国内の貴族家ではなくてか?」
「ハイ!それもある意味難癖をつけた物です東方国には我らの商会が輸出している事そしてそちらの化粧品は我が商会の化粧品の紛い物なのでその製法を渡すようにと!」
「馬鹿なのか?」
「ハイ馬鹿で有名な国でして」
「そうかならば製法を渡す真似はしないが生産販売をすべて辞めようかその事を徹底的に宣伝して本物であるその化粧品をお求めくださいと自分たちのものよりも効果高いらしいと徹底的に告知して各国関係者に伝えろ!」
「その商会は各国の女帝に目をつけられて潰されますね国の貴族はどこまで持つか?」
「そんな馬鹿な貴族家に馬鹿な商会のせいだろ仕方ない!」
「相変わらず敵対する者には容赦無く潰しますねクロノ様は」
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