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初めての仲間
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私は焚き火の前に、ドサッと今までの獲物をアイテムボックスから全て出した。
「これ解体出来なくて、火もなくて」
…………。
…………。
…………。
イケメンは獲物を見て「こんなに? 誰に貰ったんだ?」
「私は賢者並の魔法があるので、魔法を使って獲りました」
自分で獲った事と賢者の事を話し、3人組の冒険者さんを見たが、疑いの目で見ている。
それもそうだ、そこからポッと出てきた細腕で非力そうな少女が、こんな獲物を獲る事態おかしいし。
ダンディーな男性・イケメンの青年・美人なお姉さんの冒険者にとっては信じ難い事だ。
疑いの目で見られていたが、ダンディーな男性はこちらへ近付き体を屈め、私の目線に合わせて
「何でも良いから、何か魔法を見せてくれないだろうか?」
私は信じてもらう為に「分かりました」
一言だけ言い『風刃! ウィンドカッター!!』を木に当てると、大きな大木が一本
『ドオオォォォンッッ!!』綺麗に切れて倒れた。
「魔法のコントロールがまだ出来ないけど、魔法で倒しました」
魔法を見て「……!! 嬢ちゃんありがとな! お前さんの魔法は凄いな」
私の頭に『ポンッ』と手を置いた。
良かった、魔法成功です。
イケメンな青年が「俺はゼクスだ、宜しくな! 俺らに敬語なんていらね~からな」
元気な声で挨拶をしてくれた。
その横に座ってる綺麗な美女! スタイル抜群な『美・女』は笑顔で
「さっきは怖がらせてしまって、ごめんなさいね。私はルシアよ! 宜しくね」
ウィンクしながら話すルシア、惚れてしまうくらい最高です。
私の前で屈んで「さっきはありがとな。俺はダンだ、宜しくな!」
頭を優しくポンポンしながら「嬢ちゃんの名前も教えてくれ」
ダンに聞かれたから、考えた。
この子の記憶がないんだよね。
記憶があるのは地球にいた私『美音』の記憶だけだ。
なので『ミオ』として行こう!
「私の名前は『ミオ』です。
宜しくお願いします」
なので、ダン・ゼクス・ルシアに「歳は15歳です。親はいません」
簡単な自己紹介で様子見だね。
ダン・ゼクス・ルシアは顔を見合わせて「口減らしか……」
ゼクスが私の側まで来て「俺達と来ないか?」
ゼクスを見上げると優しく笑ってくれ、私は嬉しくて「う、ううぅぅぅっ……」泣いてしまい。
ルシアはずっと私の頭を撫でてくれていた。
ダンは「ミオ、これからは俺達が守ってやるから安心しな!」
私は頷いて「ダン・ゼクス・ルシア、戦いは初心者ですけど、これから宜しくお願いします」
ペコっと頭を下げた途端「グウウウゥゥゥッ!」盛大にお腹が鳴った!
「恥ずかしい!」
両手で顔を覆ったが、ダンに「ハハハハッ! ここに食材があるし解体して作ってやるよ」
ダンの言葉が嬉しくて「やったぁ~~っ!!」
両手を上に挙げて喜んだ。
解体という名の血みどろに吐きそうになった私
ゼクスとルシアが解体場から離れは火の近くまで運んでくれた。
「ごめんなさい、私あんなに流血した物を見た事無くて」
ダンが火の向こうから「子供が見るにはキツイだろ、無理しなくて良いんだ!」
みんな優しい。
「この大トカゲやシルバーウルフにブラックベアーをミオが1人で倒したのか?」
ゼクスに聞かれたので、私は頷いた。
討伐してはいけなかったのかと不安になり
「あの……討伐禁止の魔物だったんでしょうか?」
ゼクスは手と顔をブンブンと振って教えてくれた。
「この魔獣達はCランク級で、1人で討伐するには難しいんだ! 倒せたのはミオの魔法があったから倒せたんだよ」
魔法が無かったら今頃……。
ゼクス、怖い事言わないでよ。
良い匂いがして来た。
香辛料をまぶしたお肉が焼ける匂いと塩魚の串焼きの匂い。
早く食べたい。
その時「あははははっ!」
私の顔を見たゼクスに笑われた。
私が肉や魚に穴が開きそうなくらいガン見していたからなんだって。
ルシアはゼクスの耳を引っ張って「ミオは可愛いんだから良いの!」って言われてた。
その光景に笑みがこぼれた。
「他の奴には賢者並の魔法が使える事を言わない方がいい、こんな便利な魔法があるって知られたら誘拐されるからな」
ダンは真剣な顔だった。
私は怖くなって「うん、しない」と言った。
要らない物はアイテムボックスに入れて。
その時だった!
ドドドドドッ!
ドガガガガガッ!!
えっ、5メートルくらいのビッグベアーが私の前に現れ、私は驚き足が少し震えてるけど。
『雷球! サンダーボール!!』バァンッ! バァンッ!
巨体な体のビッグベアーに当て、ビクビクと痙攣している間に
『風刃! ウィンドカッター!!』ヒュンッ! ヒュンッ!
ビッグベアーは「グガガガガッ!!」叫び、ドドゴゴゴオオンッ!!
ビッグベアーの討伐完了です。
「このビッグベアー、B級だぞ!!」
「おいおい、ミオは凄いな、俺の出番無かったぜ」
ゼクスとダンは感心していた。
ルシアは「危険な事は私達に任せて良いのよ。ミオ、あなたの体ずっと震えていたわよ」
もう大丈夫だからね。と抱きしめてくれた。
私は安心したのか、いつの間にか眠ってしまった。
「これ解体出来なくて、火もなくて」
…………。
…………。
…………。
イケメンは獲物を見て「こんなに? 誰に貰ったんだ?」
「私は賢者並の魔法があるので、魔法を使って獲りました」
自分で獲った事と賢者の事を話し、3人組の冒険者さんを見たが、疑いの目で見ている。
それもそうだ、そこからポッと出てきた細腕で非力そうな少女が、こんな獲物を獲る事態おかしいし。
ダンディーな男性・イケメンの青年・美人なお姉さんの冒険者にとっては信じ難い事だ。
疑いの目で見られていたが、ダンディーな男性はこちらへ近付き体を屈め、私の目線に合わせて
「何でも良いから、何か魔法を見せてくれないだろうか?」
私は信じてもらう為に「分かりました」
一言だけ言い『風刃! ウィンドカッター!!』を木に当てると、大きな大木が一本
『ドオオォォォンッッ!!』綺麗に切れて倒れた。
「魔法のコントロールがまだ出来ないけど、魔法で倒しました」
魔法を見て「……!! 嬢ちゃんありがとな! お前さんの魔法は凄いな」
私の頭に『ポンッ』と手を置いた。
良かった、魔法成功です。
イケメンな青年が「俺はゼクスだ、宜しくな! 俺らに敬語なんていらね~からな」
元気な声で挨拶をしてくれた。
その横に座ってる綺麗な美女! スタイル抜群な『美・女』は笑顔で
「さっきは怖がらせてしまって、ごめんなさいね。私はルシアよ! 宜しくね」
ウィンクしながら話すルシア、惚れてしまうくらい最高です。
私の前で屈んで「さっきはありがとな。俺はダンだ、宜しくな!」
頭を優しくポンポンしながら「嬢ちゃんの名前も教えてくれ」
ダンに聞かれたから、考えた。
この子の記憶がないんだよね。
記憶があるのは地球にいた私『美音』の記憶だけだ。
なので『ミオ』として行こう!
「私の名前は『ミオ』です。
宜しくお願いします」
なので、ダン・ゼクス・ルシアに「歳は15歳です。親はいません」
簡単な自己紹介で様子見だね。
ダン・ゼクス・ルシアは顔を見合わせて「口減らしか……」
ゼクスが私の側まで来て「俺達と来ないか?」
ゼクスを見上げると優しく笑ってくれ、私は嬉しくて「う、ううぅぅぅっ……」泣いてしまい。
ルシアはずっと私の頭を撫でてくれていた。
ダンは「ミオ、これからは俺達が守ってやるから安心しな!」
私は頷いて「ダン・ゼクス・ルシア、戦いは初心者ですけど、これから宜しくお願いします」
ペコっと頭を下げた途端「グウウウゥゥゥッ!」盛大にお腹が鳴った!
「恥ずかしい!」
両手で顔を覆ったが、ダンに「ハハハハッ! ここに食材があるし解体して作ってやるよ」
ダンの言葉が嬉しくて「やったぁ~~っ!!」
両手を上に挙げて喜んだ。
解体という名の血みどろに吐きそうになった私
ゼクスとルシアが解体場から離れは火の近くまで運んでくれた。
「ごめんなさい、私あんなに流血した物を見た事無くて」
ダンが火の向こうから「子供が見るにはキツイだろ、無理しなくて良いんだ!」
みんな優しい。
「この大トカゲやシルバーウルフにブラックベアーをミオが1人で倒したのか?」
ゼクスに聞かれたので、私は頷いた。
討伐してはいけなかったのかと不安になり
「あの……討伐禁止の魔物だったんでしょうか?」
ゼクスは手と顔をブンブンと振って教えてくれた。
「この魔獣達はCランク級で、1人で討伐するには難しいんだ! 倒せたのはミオの魔法があったから倒せたんだよ」
魔法が無かったら今頃……。
ゼクス、怖い事言わないでよ。
良い匂いがして来た。
香辛料をまぶしたお肉が焼ける匂いと塩魚の串焼きの匂い。
早く食べたい。
その時「あははははっ!」
私の顔を見たゼクスに笑われた。
私が肉や魚に穴が開きそうなくらいガン見していたからなんだって。
ルシアはゼクスの耳を引っ張って「ミオは可愛いんだから良いの!」って言われてた。
その光景に笑みがこぼれた。
「他の奴には賢者並の魔法が使える事を言わない方がいい、こんな便利な魔法があるって知られたら誘拐されるからな」
ダンは真剣な顔だった。
私は怖くなって「うん、しない」と言った。
要らない物はアイテムボックスに入れて。
その時だった!
ドドドドドッ!
ドガガガガガッ!!
えっ、5メートルくらいのビッグベアーが私の前に現れ、私は驚き足が少し震えてるけど。
『雷球! サンダーボール!!』バァンッ! バァンッ!
巨体な体のビッグベアーに当て、ビクビクと痙攣している間に
『風刃! ウィンドカッター!!』ヒュンッ! ヒュンッ!
ビッグベアーは「グガガガガッ!!」叫び、ドドゴゴゴオオンッ!!
ビッグベアーの討伐完了です。
「このビッグベアー、B級だぞ!!」
「おいおい、ミオは凄いな、俺の出番無かったぜ」
ゼクスとダンは感心していた。
ルシアは「危険な事は私達に任せて良いのよ。ミオ、あなたの体ずっと震えていたわよ」
もう大丈夫だからね。と抱きしめてくれた。
私は安心したのか、いつの間にか眠ってしまった。
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