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彼女の未来が消えてく。
河原に佇む夢李少女
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「とまぁ、そういう話だよ」
「なるほどなぁ、お前の話を聞く限りでは夢李は良い奴だな。」
「まぁ、実際に決めんのはお前だけどな。」
「でもぉ、飴彩が言うんなら確かだろ!」
そう彼は自信満々で笑う。
「おっそうか( ˙꒳˙ )」
「おっそうだよ( ˙꒳˙ )」
そんな笑い話をしながら僕は授業開始のチャイムとともに眠りにつく。
この話を盗み聞きした奴のせいでこの後大変な事になることなんて知る由もなく…。
~放課後~
「ふわぁぁぁぁ。」
僕は欠伸を繰り返しながら帰路を辿る。
「お前なぁ?散々寝たくせに欠伸すんなよ。
しかも、授業中寝てるくせに中々点数も悪くないという……。」
「いや、それは家帰ってすればどうにでもなんだろ。」
「お主。もしや神童か?( ˙꒳˙ )」
「おっそうだな( ˙꒳˙ )
少なくとも割り算わかんなくなるやつよりはマシだな( ˙꒳˙ )」
「俺の心を抉り取るな( ˙꒳˙ )」
こんな馬鹿らしい会話に付き合ってくれる、零には感謝だ。
「……はぁ……」
そんな声が何処からか聞こえた。
ふと近くにあった河原を見ると川を見ながら1人佇む少女がいた。
まさしく、夢李である。
「??あれっ??菓子餅じゃん?」
「だなぁ」
「行ってこいよ。俺先帰るから。」
「えっ、でもよ?」
「いいから。明日どんな話したか聞かせろよ?w」
「お前……楽しんでんな?」
そう言うと彼はへへと笑い去って行った。
仕方が無いので彼女に歩み寄る。
「おぉーい?菓子餅夢李さぁーん?」
「え?うわっ?飴彩くん?」
「全然顔が驚いてない件について( ˙꒳˙ )
後ヘッドホン外さず、本読んでる件について( ˙꒳˙ )」
「そこは妥協してくださいよ」
「せやな。」
「せやなって沢山使う人はだいたいコミュ障説と言うのを…」
「うるさい黙りなさい。」
「しょぼーん」
「声に出したらダメだろ( ˙꒳˙ )」
「いや、感情が顔に出ないもん。」
「変な感じやな( ˙꒳˙ )」
「知らんな」
ってか、いつになったらヘッドホン外してこっちに視線ずらしてくれるんだろう??
こいつ、ずっと本読みながら喋ってる。
地味に器用じゃねーか( ˙꒳˙ )
“×××いな”
そんなこと思っていると彼女がぼそっと何かを言った。
「んん?なんか言った?」
「いや、別に?ってか、なんであの日の話したの?」
「いやいい話だなぁって。」
「……そっ。」
んん?何この冷たい感じは?
しちゃダメだったのかな??
「ダメだった??」
「いや、別に。」
ほんとかぁ~?!
怪しいぞこいつぅ~!?
そんな事思っていると彼女は言った。
「んじゃ、行くね。女子に人気の飴彩君。」
なんか、変なあだ名つけられた( ˙꒳˙ )
ってかそんわけないだろ。
そう思いながら僕も
「おうっ!」
と返事を返すのだった…
「なるほどなぁ、お前の話を聞く限りでは夢李は良い奴だな。」
「まぁ、実際に決めんのはお前だけどな。」
「でもぉ、飴彩が言うんなら確かだろ!」
そう彼は自信満々で笑う。
「おっそうか( ˙꒳˙ )」
「おっそうだよ( ˙꒳˙ )」
そんな笑い話をしながら僕は授業開始のチャイムとともに眠りにつく。
この話を盗み聞きした奴のせいでこの後大変な事になることなんて知る由もなく…。
~放課後~
「ふわぁぁぁぁ。」
僕は欠伸を繰り返しながら帰路を辿る。
「お前なぁ?散々寝たくせに欠伸すんなよ。
しかも、授業中寝てるくせに中々点数も悪くないという……。」
「いや、それは家帰ってすればどうにでもなんだろ。」
「お主。もしや神童か?( ˙꒳˙ )」
「おっそうだな( ˙꒳˙ )
少なくとも割り算わかんなくなるやつよりはマシだな( ˙꒳˙ )」
「俺の心を抉り取るな( ˙꒳˙ )」
こんな馬鹿らしい会話に付き合ってくれる、零には感謝だ。
「……はぁ……」
そんな声が何処からか聞こえた。
ふと近くにあった河原を見ると川を見ながら1人佇む少女がいた。
まさしく、夢李である。
「??あれっ??菓子餅じゃん?」
「だなぁ」
「行ってこいよ。俺先帰るから。」
「えっ、でもよ?」
「いいから。明日どんな話したか聞かせろよ?w」
「お前……楽しんでんな?」
そう言うと彼はへへと笑い去って行った。
仕方が無いので彼女に歩み寄る。
「おぉーい?菓子餅夢李さぁーん?」
「え?うわっ?飴彩くん?」
「全然顔が驚いてない件について( ˙꒳˙ )
後ヘッドホン外さず、本読んでる件について( ˙꒳˙ )」
「そこは妥協してくださいよ」
「せやな。」
「せやなって沢山使う人はだいたいコミュ障説と言うのを…」
「うるさい黙りなさい。」
「しょぼーん」
「声に出したらダメだろ( ˙꒳˙ )」
「いや、感情が顔に出ないもん。」
「変な感じやな( ˙꒳˙ )」
「知らんな」
ってか、いつになったらヘッドホン外してこっちに視線ずらしてくれるんだろう??
こいつ、ずっと本読みながら喋ってる。
地味に器用じゃねーか( ˙꒳˙ )
“×××いな”
そんなこと思っていると彼女がぼそっと何かを言った。
「んん?なんか言った?」
「いや、別に?ってか、なんであの日の話したの?」
「いやいい話だなぁって。」
「……そっ。」
んん?何この冷たい感じは?
しちゃダメだったのかな??
「ダメだった??」
「いや、別に。」
ほんとかぁ~?!
怪しいぞこいつぅ~!?
そんな事思っていると彼女は言った。
「んじゃ、行くね。女子に人気の飴彩君。」
なんか、変なあだ名つけられた( ˙꒳˙ )
ってかそんわけないだろ。
そう思いながら僕も
「おうっ!」
と返事を返すのだった…
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