2030年未来の旅

しんたろう

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1章新世界より

孤島

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祐介は市のホールを貸し切って、
いろいろな女優さんと友達とでオペラの演劇の喜劇の舞台アマデウスの撮影の練習をしていた。
祐介は剣の名手で、仕事が終われば剣の練習をしていて、地元の剣豪で宮本武蔵系で流派は北川一刀流でバイオマスプラスチック製の斬れない日本刀を腰にさしていつも持ち歩いている。祐介は全国を回り、様々な刀や槍の道場に果し合いをしている。(殺傷力のある昔の刀や槍は銃刀法で禁止されている)
祐介の練習しているホールに市の人が来ていた。

「祐介さんはいませんか?」

政人は演劇の仲間とアマデウスのサリエリ役を舞台上で練習していた。

「あそこにいますが」

舞台の仲間が政人を指さしてそう言った。

大学の人が舞台にいる祐介に近寄って、

「練習が終わったら伺います」

とだけ言った。

政人はその時よく聞こえなかったが、
練習を終えた後、

「初めまして、州の大学の職員で野村と申します」
「祐介です。なんですか?」
「祐介さんは海洋研究の仕事もしているそうで」
「ハイ」
「今度のインド洋の海洋研究プロジェクトチームにぜひ祐介さんをチームに入れたいとの事で、
ぜひ参加してほしいのですが・・・」
それで祐介はチームの一員にはいる事となった。

数か月後、祐介はインド洋の海洋調査に来ていた。

スキューバ―ダイビングの姿で、

「じゃあお願いします」

とスタッフに言って、祐介は海に飛び込んだ。
海に潜って様々な海洋調査。
海には1面の珊瑚礁が広がっていて、海は素晴らしく美しかった。
祐介はその珊瑚礁の姿を動画におさめたり、
イソギンチャクやエビのいる美しい海の姿もカメラに残した。
島にいく手続きをしてから向かう。
派遣されたのは流刑島でその沿岸の海洋調査が目的だった。
海洋調査を終え、船に戻った頃には夕方になっていた。
夕日の中、

「今日はありがとう」
「素晴らしい映像がとれたよ」スタッフの一人が言う。
「ありがとう」

「今日は島の民宿で1泊を過ごそう」
海洋研究を終えたスタッフ達とともにボートで案内の男に連れられスタッフとともに島に向かう。
ポートを港につけて、縄でくくりつける作業を行い、島に降りたった。
凄い大きい民宿のホテルだ。祐介は昔の携帯用の小さなヨーロッパの懐中時計を開いて時間を確認する。
民宿を経営している男性が出てきた。
その時、島の住民の女2人が祐介達に気ずいて珍しそうに見つめていた。
民宿の男性がそれを見つけて、
「おい」
と追い払った。
すこし空気が一変する。

「今日は予約をとったのとったのですが」
「予約ですね。帳簿にサインをお願いします」
「この島には何のようで?」
「海洋研究です」
「海洋研究?」
「私たち海洋研究所のものです」
「この島は言えませんが特別区に指定されていて、流刑島として知られていますよね」と仲間が言った。
「特別地区?」
「昔の話ですよ。昔流刑島だったのを今の人間が買い取ったのがはじまりです」
今はここを理想の幸福の島をアピールした。

運んできた荷物を民宿のホテルに運び込んだ。
部屋でいると、
スタッフの人が酒を飲まないかと祐介を誘った。
その誘いを祐介はうけ、

「仕事は順調ですね」
「ああ」
「いい研究成果が得られるといいな」

「あの・・・ところで・・・ですよ」
「何」
「昼間の島の女の人ですけど・・・」
「何」
「ちょっと変ですよね・・・」
「何がだよ」
「いや・・・なんとゆうか・・・あの女性達私達を見る目が普通じゃなかった気がしませんか?」
「観光客が珍しいんだろう」
「それもありますが・・・なんとゆうか・・・男性に対しての見る目が・・・」
「変な話はよしてくれよ」
「この島は昔、女性流刑島らしかったのですが・・・その島を今の管理者が買い取って夢の島をアピールしたようなんです・・・それで多くの女性がこの島につれてこさされたようなんですが行方がわかっていないらしいのです。この島は産み分けで男性がいないからじゃないですか」
「おいおいやめてくれよ。俺達は仕事で来ているんだ。海洋調査が目的でね、この島の事について知りたいんじゃないよ」
「いや・・・まぁそうでしょうね」
「ふん」
ホテルの1室から外を見渡すと、
島の山の頂上にこの島の管理者の大きな城が見えた。
(この時代、州の高齢者や生活保護者、無職者にたいしての何十人共同の受け入れ施設は普通にあり、シャイニングのスタンリーホテルのようなマンションで安い賃金でそうゆう人暮らしているがそれよりも大きな城。施設に屋上に噴水プール等もある。普通の人は人口少なく、統一されているのでモルディブのホテルとかに移り住んでいる。普通の人の家は皆、カナダの大きい家の感じの家に暮らしていて、遊んで暮らしている人も多い)

「凄い家だな。まるで城みたいだ」
「出生率法によって人口が減って、あれくらいの家をもっているのは結構普通ですよ。祐介さんももっと世の中を知らないと」

その日はホテルの食事会に招かれた。
様々な食事が振舞われ、スタッフは上機嫌だった。
多くのバイキングの食事と酒を飲んで床につく。

次の日も海洋研究で忙しい仕事。
ホテルの民宿は1週間借りて、島の海の調査を行う。
島の近くの発掘調査で昔の爬虫類の化石も見つかり、
その化石も大切に保存された。

3日目にスタッフ達は早めに島から引き上げる事になり、
祐介は島に残り、祐介と一人のスタッフが、
プランクトン等の調査を引き続き行う事になった。

祐介たちは島の城を訪れた。
城の入り口は警備されていて、城のは大きな噴水があった。
城の入り口から城に入る。

城の入り口から広い広間に出て、エレベーターに乗って上に行く。
出迎えたのは城の管理者の古木とゆう老人の管理者でこの島を管轄している人間だ。

「はじめまして祐介と言います」
「古木だ」
「この島の海洋研究に来ました。それと島の郵便関係の仕事が人手不足とゆう事で・・・」
「そうだよ。本土の情報も聞きたいな。とにかくやる事がなくてね」
執事の女性が出てきた。
色白の少しパーマをかけた美人の娘だった。

「彼女は?」
「この島の人間だ。世話をしてくれるよ」
「名前は詩織といいます」と言った。
「島での位は奴隷です。今度、性奴隷オークションに売られます」詩織は言った。
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