2030年未来の旅

しんたろう

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1章新世界より

旅の予感

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祐介は島から詩織を出すために詩織が出される島の性奴隷オークションで使用人として、詩織を買い取る事に決めた。(性奴隷オークションは島でないと禁止されている。高齢者や18歳に満たない娘の奴隷の販売も禁止されている)オークションで奴隷の女達の性格や島の学校などで友達との付き合いなどのプロフィールなどの映像を多くチェックしている人が多い。privateデートでの情報をペンでチェックしている。この時代奴隷も全員美人。芸能人のクローンの奴隷も販売されている。

性奴隷オークションに5人目に詩織が出た。祐介は詩織を買い取るつもりだった。
「まだ19の歳の奴隷です。美人で純粋でいい娘ですよ、表記デザイナーベイビーではありません、性奴隷と使用人で雇う方針で願います」
「さあ、まずは5万からいきましょう」
オークションの人は言う、
「7万」
「はい、7万きました。別お方はいらっしゃいませんか」
祐介は言う、詩織になんとなく心をひかれていた。祐介は、
「10万」と言った。
「他の方、いらっしゃいませんか?」
「15万」声が上がった。
「22万」と祐介は提示、
「24万」
祐介は「40万」を提示。
「他にありませんか?」とセリの人は言う、
「では、40万であちらのお客様に」
祐介は詩織を買い取った。
祐介は詩織に、
「今日で君は僕のものになった。これからは僕の家の家事担当として、僕の家に来てくれないか?
と言う」
それと祐介は猿を指さして言う「それとそこにいるコモンリスザルも俺にくれ」
祐介はペットでリスザルも手に入れた。

詩織は島を出る船の中で言う。

「あの島に送られてきたのは子供の頃、自分はクローンの親だった。それが奴隷身分のはじまり、最初は地下刑務所に入れられて日々を送った。そのうち古木に気に入れられてあの城で生活を送った。精力興奮剤を飲まされ、奴隷の日々だった。
塀の中では普通の子供と同じような何不自由ない生活だった。それなりに勉強も運動も義務ずけされていた、友達もできた。
でも親の愛情はなかった。塀の中では親の代わりに世話してくれる人がいて、その人の言う事には従っていた。でも外がどうなっているなんてわからなかった。
親と会いたかった。でも自分がクローンで親がいないと知らされたのは大分大きくなってからだった。
その私が自由の世界にいる。私は嬉しい。こんなすがすがしい風は初めて」

祐介は詩織を乗せると車を進ませた。

「ありがとう」

車内で詩織の声が響いた。
家に着いた。詩織は真っ先に家に駆けこんでは嬉しい顔を見せた。
灯りをつけた後、祐介は、

「でこれからどうするんだ?これで俺の仕事はパアだ。新しく探さないとな。
もっともあそこは御免だが、君がやっていけるようになるまでここにおいといてあげるよ。それと車に乗れよ」

「どうして」
「いいから乗れよ」
「わかった」

海洋学の他に医師の資格を持っていた祐介は自分の友人の大学に向かった。

「君を知り合いの大学の医者の友人に健康状態とかを見てもらうよ」

それから毎日、祐介は詩織を性奴隷で買い取った後、詩織と家事の他に性奴隷として毎晩セックスしていたが、
ある日、詩織を自分の大学に誘った。
大学に着くと、

「ヒドイ目にあったそうだが・・・」
「お願いがある、この大学で脳のIQを正常にする機材があったはずだ。
使わせてくれないかな、彼女が外の世界に出てもやっていけるようにしてほしい」

電子器具の頭に被せる器具を詩織につける。

「何?私をどうするの」

祐介は器具の電力を上げる。
大量の機材、詩織に取り付けられた機械で詩織のIQは子供並みに回復していた。

そんな事をしているうちに2年が過ぎた。
詩織は祐介の手伝いで家にいたが、
周りに溶け込むのは無理だった。
そんな祐介が車で世界旅行をしたいと言い出したのは詩織と会って2年目の事だった。
世界旅行は祐介の子供の頃からの夢だった。

「そうだ、今度世界旅行に行きたい。オーストラリアに行きたい」

それを聞いて詩織は、

「私もその旅に連れていってほしい。お願い」と言った。
「地球は車で行けば広いぞ、詩織のために世界を見せてあげたいな。オーストラリア旅行は自分の夢だったし」
「いい旅にしたい」

そう言って二人は新しい人生を見つける旅に出かける。
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