２０３０年未来の旅

１章新世界より

グレートバリアリーフ

祐介と詩織は東海岸のグレートバリアリーフに着いた。
祐介が見ると一面にバリアリーフの珊瑚礁が広がっていた。
海は青く透き通っていて、夏の香りとともに青天が広がっていた。
そのすがすがしい景色に二人は目を奪われた。海は多くのヨットが漂っている。
海の近くの喫茶店のスターバックスコーヒー店にいって食事を済ませる。
喫茶は強化木材でできた酒場で上にはシーリングファンが回っている。
横にはプールがあり、
喫茶には多くの年配の人が集まって話をしていた。
その喫茶で祐介達は地元のインストラクターとおちあう。
それからオーストラリアの様々なコスプレの仮面舞踏会に行く。
仮面舞踏会では、

「貴方が日本からの観光客の方ですか？」
「ええ。日本から北アメリカ経由でオーストラリアに来ました」
「北アメリカを通らなくてもここへこれたでしょう」
「北アメリカを通ったのは僕達が世界旅行をしたかったんです」
「世界旅行？」
「はい。二人の思い出を作りたくて」
「そちらにいる方は祐介さんとどうゆう関係ですか？」

その問に少し答えられなくて祐介は1舜沈黙したが、

「僕の彼女」

祐介は言った。
詩織はその答えにびっくりした後、
そのまま頬を赤らめた

「さあ舞踏会を済ましたら、いよいよ海に潜ろう」

インストラクターさんは言う。

「思い出で残したいから３Dスキャナーをもってきた」

そして1時間後、祐介と詩織は澄みきった広大な海にダイビングスーツを着て飛び込んだ。
透明な海には多くの魚がいる。
祐介が泳いでいると1匹のウミガメが泳いですぐそばを通る。
祐介は3Dスキャナーでそのウミガメや珊瑚礁の映像や多くの魚たちや海の映像を動画に収める。
広大な海、水中に日の光が差し込み、海を明るく照らしていた。
ダイビングが終わった後に海岸に戻る。
その日はそれが終わると、島の海岸で海の民宿でキャンプをする。
民宿の水中電気アクアリウムのレストランで食事をして、
１夜あけて、近くの雑貨店でアルバムの入れ物を買った。

「何をするの？」詩織が聞いた。
「せっかく世界旅行に来たんだから、携帯の動画だけじゃなくて写真も収めとこうと思って」
そう言ってアルバムを買うと泊まっていたホテルで自分の撮った３Dスキャンの動画をパソコンで見る。
３D動画をパソコンでクリックすると様々な撮った動画が浮かぶ。
その動画をマウスで、

「左に４５度移動」
「回転」
「拡大」
「左にもう１３度」

で写真の画像を変える。
そして最高の海のショットの画像の数々とオーストラリアで撮った写真をパソコンでコピーして写真にする。
(この時代、絵とかも第２次印象派とか人気。コローやモネ、ゴッホクラス。資源がないので、国の規制が厳しくなり、会社とかはほとんどなく、国も統合と連合が進み、ヨーロッパとか共同で提供していて、国よりのメディアの考えではやっていけないのでメディアでなく民主的なネットで地球統一の意識が増え、情報の進歩で地球も統一され、方針の違う人には行政自治区にしいていて国民は農業とか海洋養殖とかしている。地球は田舎が増え、ニュージーランドやアイスランドやモルジブの感じ。出生率法により砂漠地帯とか人間いない地区も増え、野生動物の地区も多く、国民のため食事も売り物にせず、無料で提供している。物価も安い）

「これでいい思い出がたくさん撮れた。オーストラリアに来たかいがあった。
１生の思い出になれる」
祐介は言う。

水中で詩織と撮った画像もあった。
祐介はその写真を１つ１つアルバムにまとめていった。