2030年未来の旅

しんたろう

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2章 暗黒時代・冬編

冬の初め

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7月4日 10:00 東京

警察官になりたての政人は、暗い部屋にベッドルームに目を覚ました。
何か食べようとキッチンに行き、冷蔵庫にあった賞味期限の近い冷凍のピザを電子レンジで温めて、口の放り込んだ。時間は夜の10時だ。
室内が少し寒かったのが気にかかったが、体を綺麗にしようと服を脱いで風呂場に行き、ボタンを押して円形の全身を囲い込む温かいジェットスチームの水蒸気のスチームシャワーを数分間全身に浴びた後、バスタオルで体を拭いた。
その後、政人は自分の部屋のTVをつけた。
健康のための腸内細菌の培養の会社のCMが流れていてそれが終わると、TVの間に夜の町では山倉製薬グループのホログラムの㎝が流れていた。

   私達山倉製薬は病気で悩むたくさんの患者さんをサポートしていきます

ヤマクラ製薬の新商品の知らせがメールで政人のパソコンにメールで届く。
暗い部屋に町のすぐ近くの深夜特急が走り、部屋を1次的に明るくさせた。
ヤマクラ製薬は麻薬合法化により依存率のないカプセルの合法ドラッグ、大麻合法化により、
(脳の慣れを抑え、脳が耐性ができるのを阻害し、依存率のない安全なドーパミンの量の自分の意思でやめられる肉体関係の大幅な快感のサポートで、危険な薬物ではなくラブグラのようなスマートドラッグとそれと合成した精力興奮剤だけで健康に問題ない依存率のないセックスの快感を何倍にする秘薬の開発に成功した大企業。ドラッグの安全基準まであり、ヤマクラ製薬のは合法で薬局で買える。(実際は注意事項のたてまえは述べて、媚薬に裏でモルヒネやフェンタミルをまぜて販売していて、巨大な利益を上げていた。海外に秘薬も売っており、警察も手が出せない大企業である)
21世紀の情報の実務の低下による、21世紀情報化社会への安全の対応をしていない日本。
情報実務はAIのシステムによる統制の影響力が凄まじく、
サイバー問題で日本は超監視社会の2030年。恐怖時代を迎え、メディアと国の繋がりが強くなり、
娯楽面を重視ばかりになり、ジャーナリズムや、
徹底したAI監視により文化は停滞を迎えていた。
この時代、日本に山倉製薬とゆうヤクザ組織が巨大な力を持っていた。
時代はバブル期のよさを理想とする情報実務や文化を強かった日本を理想にした強い1流国の日本を理想の考え方の組織の20世紀保守主義が台頭し、21世紀のいい国際社会に馴染めず、20世紀保守主義の独裁国家化のため情報や文化の開花を閉ざし、日本は経済以外鎖国政策の時代であった。文化は相次ぐ税制難や政治的混乱で、強かった日本の20世紀を理想とする徹底した20世紀保守主義により新しい知識人や文化を弾圧する傾向にあり、文化や進歩は停滞し、長き停滞の時代。

最近下痢がひどい自分の尿と便を机にあった古めの健康解読装置で診断してみた。
予想どうりアルコールの検知が出て、カロリーオーバー気味の生活と診断され、足りない成分もコンピューターが導き出し、かかりやすい病気も診断された。病院にいってみるのもどうでしょう?と出る。

政人の住んでいるのは、普通の住宅街でインテリの高級地区もあるが、東京都は別にニューヨークはフィフィスエレメントのような超高層ビルが立ち並び、マンハッタンのタイムズスクエアは摩天楼。ゼロの未来のような街で東京はアキラやブレードランナーや同じ2049版のような大都市で巨大ホログラムが浮かび、ゴーストインザシェルのような街。高級地区は富裕層のいる地区で金が集中している。が、その反面スラム街は多い。貧富の差は大きく仕事も少ない。雨の中、市街地の裏ではヤマクラの中毒者達が多く座り込んでいる。
政人が部屋のベランダに出ると、子供達がドラム缶の中に火を焚いて、寒さをしのいでいるのが見える。
河川にはバラック小屋で作られた一面の水上スラムが広がる。これからはお金ある、
この時代はブレードランナーの感じの暗黒時代。
今21世紀の僕の時代はオータムインニューヨーク、サンクトペテルブルグ一人歩きの時代の日本は海街ダイヤリーの時代の2交代制週休4日の安楽死もある裏の事ない比較的負の事のない長い時代に。その他フィフィスエレメントの時代とか。ガタカや1984年とかの時代も。怖い時代。フィフィスエレメントの時代も負の事がなく、いい時代に。これからそんな負の事ない、いい進歩に。20世紀、力学水爆とか最強の時代だったに。

政人はピザでは満足できず、お腹がすいていたので、近くの深夜営業の店に行って食べ物を買ってきた。
向かう時は開放的なエレベーターだったが、帰りは階段で部屋に戻る。

通路では扉から合法ドラッグだろう、性行為をしている声が響いている。
階段には麻薬中毒者だろう?
一人は階段に顔を隠して座り込んでいて、もう一人も顔を隠すように横向きに寝転んでいる。

掃除ロボットを連れて、掃除のおばさんが、

「あら、こんな夜大丈夫ですか?外はこの時間帯怖いのに」
「心配しなくてもいい、警察だ。階段の所でまた二人ラりっているな。また倒れている。たしか5階に住んでいる奴とよく知らない奴だな、上がりにくい」
「また麻薬中毒者で自殺者がでたそうよ」
「いろんなクスリに手を出す奴が増えるんだよ・・・こいつらの身近な心配も行政にしてほしいよ」と政人は言った。

2人を麻薬中毒者支援団体が引き取りに来たのはその2時間後だった。
2人を肩にかけて皆無言で大きい車に運び込んでいた。一人は激しく抵抗していたがそれもおさまり運ばれていった。
政人はそれを窓から確認すると、水道から水を出してコップに注ぎ、2・3回うがいをした。

13:00深夜

部屋のブザーが点灯する。政人はそれに気ずいて扉の方に行って誰が来たか確認する。扉の点灯ボタンが表示され、青い映像表示に政人の彼女の絵美の映像が映し出された。

「誰?」

政人は最初誰が来たかわからず確認するため、音声交換機のインターホンに話しかける。
疲れた目にクマが出来た表情で、

「絵美・・・疲れたから来た・・・」

とそれだけ言って、下かがみで言っているのが映し出された。
絵美は万能細胞ベビー生まれだ。
政人はそう聞くと、扉のセキュリュティ―番号を入力して、扉を開けた。
外の冷たい空気が絵美とともに入り込んできた。

「ちょっと疲れただけ」

と絵美は扉が開くと同時に倒れこんできた。

「具合が悪いのか?」
「ちょっと吸いすぎた」

絵美は咳をする。
政人はヤマクラ製の煙草のチューブを確認して、

「またドラッグかよ・・・」と言う。

それから白いシーツのベッドに絵美を肩車して、自分のソファーの茶色いソファーに寝かした。
それから白いシーツのベッドに絵美は仰向けに倒れこむ。
そのままキッチンに政人は行って、製氷機から氷を取り出してコップに入れた後、
玲臓庫を開けて、オレンジを取り出すと、皮を剥がして、中身をミキサーに入れて、牛乳と混ぜて、絵美のためにジュースを作り、コップに注いで、ソファーに疲れた体で眠っている絵美にそのまま飲ませてあげた。夜の雨音が気持ちを暗くさせる。そのまま自分の着ている上着を絵美に被せる。
絵美はそのジュースを辛そうにソファーから体を起こし飲むと、

「ありがとう」と言う。

その後絵美はヤマクラ製のドラッグを取りだすと、

「ねえ、ちょっと遊ぼ?」と誘惑してきた。

政人は天井を普通の天井の画像から背景のチャンネルを変える。
1つは連続写真の原理で早く動く雲の映像に変える。まるでゼウスが大気を移動させているかのようだ。政人は持っていたリモコンで天井の背景を変え、次のエントの森の背景から、
政人は天井の背景を動くオーロラの背景に変え、アルコールを飲みながら、
絵美とベッドに倒れ込んだ。
ヤマクラ製のキツイドラッグにその日の政人は誘いに乗り、イマジンの曲とともに政人と絵美は天空をゆっくりと進む天使の姿になり彼と彼女を快感に誘った。
そしてそのまま絵美は寝込んでしまった。
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