75 / 247
帝都の大学
人馬一体の試み Ⅰ
しおりを挟む
マルギットと並ぶようにして、馬を歩ませる。
ミスカンサスは本当に冷静で、淡々と進む馬だ。癖らしい癖も無ければ、主張もないようである。
__それはそれで、気がかりだけれども。これは様子見ね。
馬は往々にして賢い。乗り手によっては下に見ることもあるから、こちらの出方を見ているのかもしれない。
それはそうと、鞍である。
横乗りの女鞍は、鐙に片足だけを置いて、もう一方は鞍に引っ掛けるような姿勢で、そこまで不安定ではないものの、やはり跨っているほうが両足を鐙につけているから格段に安定感は勝るのがわかる。
「すみません、少し離れます」
呼ばれたので、とマルギットが申し訳無さそうに一礼して、キルシェのそばから離脱して、止まった馬上から見渡すゲオルクの方へと駆け出していく。
それを見送ってから、馬体の厚みを実感して試しに立ち上がってみるものの、思ったほど鞍と臀部との間に空間がないように思う。膝に近い太ももは馬体の厚みで、鞍から離れず接したままだ。
__立ったとしても、思ったほど馬体からは離れないのね。なるほど。
キルシェがひっそりと立ち乗りを試していれば、一馬身ほど先を行くリュディガーの歩みが止まったのを、視界の端で捉えた。
「__キルシェ、耳飾りが無くなっている」
落としたか、と彼は来た方へと地面の上を浚うように視線を流していく。
「ああ、それは大丈夫です。目敏いですね、していないのに気づくなんて」
承知だということを笑顔で伝えるキルシェ。
「それは、まぁ……違和感があってな。何か足りない、と。__外していたのか」
ええ、と彼に並んだところで馬を止め、布に包んだそれを見せる。それを見た途端、僅かにリュディガーが眉をひそめた。
「まさか、それ、手に持ったまま乗ったのか?」
「ええ」
「乗ってから、ずっと今まで?」
「ええ、そうよ。外すことを考えていなくて、小物入れを持参し忘れたの」
器用だな、と笑うリュディガー。
「__私が預かろうか?」
「いいの?」
「ああ、かまわない」
革の腰当ての下から見え隠れするのは、小ぶりな合切袋。つい先日、そこから土器を取り出していた袋である。
その口を片手で寛げた彼は、中をちらり、と見て手を止める。
「__あ、待った。これがあった」
言って、合切袋から取り出したのは、さらに小さな小物入れの空袋。
「それなら、入るだろう。貸しておく。紐が長めだから、締めた紐の輪に手首を通せば、とりあえずは落とさないはずだ」
手にしたそれは、とても柔らかい革製。もしかしたら先日の土器は、更にここに入れられていたのかもしれない。
「今日だけお借りしますね。次回はちゃんと持ってきます」
助かります、とキルシェは彼の厚意を受け取って、その中に包みごと耳飾りを入れて口を縛り、紐の輪に手首を潜らす。
長めとは彼は言ったが、ほどよいゆとりしかないから、これなら口が空いてしまうことも、手首が抜けて仕舞うこともなさそうだ。
「__やはり、細いな」
「え?」
「通せば、とは言ったが、私では手が通らん」
自嘲してリュディガーが示す彼の腕は、たしかに太い。
「私の手首でも通らなかったかもしれないのに、通せばと言ったのね」
「通るだろう、とは分かっていた。先日、掴まざるを得なかったからな」
人の悪い笑みを浮かべられ、キルシェは顔に染まるのがわかった。
__蛍の……。
足をぬかるみにとられ、靴からすっぽりと足だけ抜け、均衡を崩した自分の失態を思い出す。キルシェは口を一文字に引き結んで、片手で顔を押さえた。
「お願い……忘れて」
「難しい相談だな。私だけが握る君の弱みだから」
ちらつかせて、交渉を優位に__傍から見れば笑い話だろうが、キルシェには未だに笑い話に昇華できない失態なのだから、優良な交渉材料には違いない。
「リュディガーって、結構、人が悪いですよね」
「おや、今頃気づいたか。__まあ、ビルネンベルク先生には劣るが」
はぁ、とため息を零して、顔を押さえていた手を離す__と、その視界の遠い所に、ヘルゲが何か作業をしている姿があった。
「あれは……的、よね……?」
怪訝な声に、リュディガーも視線の先を見やる。
「……的、だな」
それは、夏至祭の矢馳せ馬で見かけた、菱形の的。その数3つ。柵の支柱に括り付けてあるだけだが、間違いなくそれだった。
その真ん中の的へ、ゲオルクが速歩で馬を進めた。
「__諸君、注目!」
馬場全体に響き渡るよう声を張る彼に、一様に馬を止める候補者たち。
「これが、本番に使う的だ。知っているだろうが、これをご覧の通り等間隔で3つ配置して、それを順次射抜いてもらう」
ゲオルクはそこで馬体を的に対して並行にすると手綱を離し、身体を伸び上がらせるようにして立った。
「鞍に尻はつけない、立ち透かしという乗り方で駆け抜ける。馬への指示は舌鼓と手綱だ」
__舌鼓と手綱……。手綱?
キルシェは反芻する言葉に、首をかしげてしまう。
「まあ、厳密には手放しで走ることになるから、舌鼓と……あれだ、あれ、以心伝心というやつだな。それで御す」
そこからが不思議で、手放しを強調するように手を挙げるゲオルクの身体の重心が少しばかり後ろへずれたように見えた直後、馬体が後退していく。
これには、おお、と驚いた小さな声がほうぼうから漏れ聞こえた。
「まぁ、重心の掛け方だな。これをするには、確実に馬との間に信頼がなければならない……そう、所謂、人馬一体に近いものだ」
そのまま端の的を通り過ぎようというところで手綱を持ち、馬首を返したゲオルクは彼が先程までいた場所まで駆け戻る。
「リュディガー」
戻りながら、彼はリュディガーを呼びつける。それに、はっ、と反射にも近い反応で短く答えた彼。
キルシェに、行ってくる、と目配せで言ってから、小さく短い舌打ち__舌鼓を2つして馬を走らせた。
そして、ゲオルクにリュディガーがたどり着いたときにはヘルゲも傍にいて、その彼からリュディガーは何かを手渡されるのだった。
ミスカンサスは本当に冷静で、淡々と進む馬だ。癖らしい癖も無ければ、主張もないようである。
__それはそれで、気がかりだけれども。これは様子見ね。
馬は往々にして賢い。乗り手によっては下に見ることもあるから、こちらの出方を見ているのかもしれない。
それはそうと、鞍である。
横乗りの女鞍は、鐙に片足だけを置いて、もう一方は鞍に引っ掛けるような姿勢で、そこまで不安定ではないものの、やはり跨っているほうが両足を鐙につけているから格段に安定感は勝るのがわかる。
「すみません、少し離れます」
呼ばれたので、とマルギットが申し訳無さそうに一礼して、キルシェのそばから離脱して、止まった馬上から見渡すゲオルクの方へと駆け出していく。
それを見送ってから、馬体の厚みを実感して試しに立ち上がってみるものの、思ったほど鞍と臀部との間に空間がないように思う。膝に近い太ももは馬体の厚みで、鞍から離れず接したままだ。
__立ったとしても、思ったほど馬体からは離れないのね。なるほど。
キルシェがひっそりと立ち乗りを試していれば、一馬身ほど先を行くリュディガーの歩みが止まったのを、視界の端で捉えた。
「__キルシェ、耳飾りが無くなっている」
落としたか、と彼は来た方へと地面の上を浚うように視線を流していく。
「ああ、それは大丈夫です。目敏いですね、していないのに気づくなんて」
承知だということを笑顔で伝えるキルシェ。
「それは、まぁ……違和感があってな。何か足りない、と。__外していたのか」
ええ、と彼に並んだところで馬を止め、布に包んだそれを見せる。それを見た途端、僅かにリュディガーが眉をひそめた。
「まさか、それ、手に持ったまま乗ったのか?」
「ええ」
「乗ってから、ずっと今まで?」
「ええ、そうよ。外すことを考えていなくて、小物入れを持参し忘れたの」
器用だな、と笑うリュディガー。
「__私が預かろうか?」
「いいの?」
「ああ、かまわない」
革の腰当ての下から見え隠れするのは、小ぶりな合切袋。つい先日、そこから土器を取り出していた袋である。
その口を片手で寛げた彼は、中をちらり、と見て手を止める。
「__あ、待った。これがあった」
言って、合切袋から取り出したのは、さらに小さな小物入れの空袋。
「それなら、入るだろう。貸しておく。紐が長めだから、締めた紐の輪に手首を通せば、とりあえずは落とさないはずだ」
手にしたそれは、とても柔らかい革製。もしかしたら先日の土器は、更にここに入れられていたのかもしれない。
「今日だけお借りしますね。次回はちゃんと持ってきます」
助かります、とキルシェは彼の厚意を受け取って、その中に包みごと耳飾りを入れて口を縛り、紐の輪に手首を潜らす。
長めとは彼は言ったが、ほどよいゆとりしかないから、これなら口が空いてしまうことも、手首が抜けて仕舞うこともなさそうだ。
「__やはり、細いな」
「え?」
「通せば、とは言ったが、私では手が通らん」
自嘲してリュディガーが示す彼の腕は、たしかに太い。
「私の手首でも通らなかったかもしれないのに、通せばと言ったのね」
「通るだろう、とは分かっていた。先日、掴まざるを得なかったからな」
人の悪い笑みを浮かべられ、キルシェは顔に染まるのがわかった。
__蛍の……。
足をぬかるみにとられ、靴からすっぽりと足だけ抜け、均衡を崩した自分の失態を思い出す。キルシェは口を一文字に引き結んで、片手で顔を押さえた。
「お願い……忘れて」
「難しい相談だな。私だけが握る君の弱みだから」
ちらつかせて、交渉を優位に__傍から見れば笑い話だろうが、キルシェには未だに笑い話に昇華できない失態なのだから、優良な交渉材料には違いない。
「リュディガーって、結構、人が悪いですよね」
「おや、今頃気づいたか。__まあ、ビルネンベルク先生には劣るが」
はぁ、とため息を零して、顔を押さえていた手を離す__と、その視界の遠い所に、ヘルゲが何か作業をしている姿があった。
「あれは……的、よね……?」
怪訝な声に、リュディガーも視線の先を見やる。
「……的、だな」
それは、夏至祭の矢馳せ馬で見かけた、菱形の的。その数3つ。柵の支柱に括り付けてあるだけだが、間違いなくそれだった。
その真ん中の的へ、ゲオルクが速歩で馬を進めた。
「__諸君、注目!」
馬場全体に響き渡るよう声を張る彼に、一様に馬を止める候補者たち。
「これが、本番に使う的だ。知っているだろうが、これをご覧の通り等間隔で3つ配置して、それを順次射抜いてもらう」
ゲオルクはそこで馬体を的に対して並行にすると手綱を離し、身体を伸び上がらせるようにして立った。
「鞍に尻はつけない、立ち透かしという乗り方で駆け抜ける。馬への指示は舌鼓と手綱だ」
__舌鼓と手綱……。手綱?
キルシェは反芻する言葉に、首をかしげてしまう。
「まあ、厳密には手放しで走ることになるから、舌鼓と……あれだ、あれ、以心伝心というやつだな。それで御す」
そこからが不思議で、手放しを強調するように手を挙げるゲオルクの身体の重心が少しばかり後ろへずれたように見えた直後、馬体が後退していく。
これには、おお、と驚いた小さな声がほうぼうから漏れ聞こえた。
「まぁ、重心の掛け方だな。これをするには、確実に馬との間に信頼がなければならない……そう、所謂、人馬一体に近いものだ」
そのまま端の的を通り過ぎようというところで手綱を持ち、馬首を返したゲオルクは彼が先程までいた場所まで駆け戻る。
「リュディガー」
戻りながら、彼はリュディガーを呼びつける。それに、はっ、と反射にも近い反応で短く答えた彼。
キルシェに、行ってくる、と目配せで言ってから、小さく短い舌打ち__舌鼓を2つして馬を走らせた。
そして、ゲオルクにリュディガーがたどり着いたときにはヘルゲも傍にいて、その彼からリュディガーは何かを手渡されるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ストーカー婚約者でしたが、転生者だったので経歴を身綺麗にしておく
犬野きらり
恋愛
リディア・ガルドニ(14)、本日誕生日で転生者として気付きました。私がつい先程までやっていた行動…それは、自分の婚約者に対して重い愛ではなく、ストーカー行為。
「絶対駄目ーー」
と前世の私が気づかせてくれ、そもそも何故こんな男にこだわっていたのかと目が覚めました。
何の物語かも乙女ゲームの中の人になったのかもわかりませんが、私の黒歴史は証拠隠滅、慰謝料ガッポリ、新たな出会い新たな人生に進みます。
募集 婿入り希望者
対象外は、嫡男、後継者、王族
目指せハッピーエンド(?)!!
全23話で完結です。
この作品を気に留めて下さりありがとうございます。感謝を込めて、その後(直後)2話追加しました。25話になりました。
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
脅迫して意中の相手と一夜を共にしたところ、逆にとっ捕まった挙げ句に逃げられなくなりました。
石河 翠
恋愛
失恋した女騎士のミリセントは、不眠症に陥っていた。
ある日彼女は、お気に入りの毛布によく似た大型犬を見かけ、偶然隠れ家的酒場を発見する。お目当てのわんこには出会えないものの、話の合う店長との時間は、彼女の心を少しずつ癒していく。
そんなある日、ミリセントは酒場からの帰り道、元カレから復縁を求められる。きっぱりと断るものの、引き下がらない元カレ。大好きな店長さんを巻き込むわけにはいかないと、ミリセントは覚悟を決める。実は店長さんにはとある秘密があって……。
真っ直ぐでちょっと思い込みの激しいヒロインと、わんこ系と見せかけて実は用意周到で腹黒なヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真のID:4274932)をお借りしております。
【完結】エレクトラの婚約者
buchi
恋愛
しっかり者だが自己評価低めのエレクトラ。婚約相手は年下の美少年。迷うわー
エレクトラは、平凡な伯爵令嬢。
父の再婚で家に乗り込んできた義母と義姉たちにいいようにあしらわれ、困り果てていた。
そこへ父がエレクトラに縁談を持ち込むが、二歳年下の少年で爵位もなければ金持ちでもない。
エレクトラは悩むが、義母は借金のカタにエレクトラに別な縁談を押し付けてきた。
もう自立するわ!とエレクトラは親友の王弟殿下の娘の侍女になろうと決意を固めるが……
11万字とちょっと長め。
謙虚過ぎる性格のエレクトラと、優しいけど訳アリの高貴な三人の女友達、実は執着強めの天才肌の婚約予定者、扱いに困る義母と義姉が出てきます。暇つぶしにどうぞ。
タグにざまぁが付いていますが、義母や義姉たちが命に別状があったり、とことんひどいことになるザマァではないです。
まあ、そうなるよね〜みたいな因果応報的なざまぁです。
竜王の「運命の花嫁」に選ばれましたが、殺されたくないので必死に隠そうと思います! 〜平凡な私に待っていたのは、可愛い竜の子と甘い溺愛でした〜
四葉美名
恋愛
「危険です! 突然現れたそんな女など処刑して下さい!」
ある日突然、そんな怒号が飛び交う異世界に迷い込んでしまった橘莉子(たちばなりこ)。
竜王が統べるその世界では「迷い人」という、国に恩恵を与える異世界人がいたというが、莉子には全くそんな能力はなく平凡そのもの。
そのうえ莉子が現れたのは、竜王が初めて開いた「婚約者候補」を集めた夜会。しかも口に怪我をした治療として竜王にキスをされてしまい、一気に莉子は竜人女性の目の敵にされてしまう。
それでもひっそりと真面目に生きていこうと気を取り直すが、今度は竜王の子供を産む「運命の花嫁」に選ばれていた。
その「運命の花嫁」とはお腹に「竜王の子供の魂が宿る」というもので、なんと朝起きたらお腹から勝手に子供が話しかけてきた!
『ママ! 早く僕を産んでよ!』
「私に竜王様のお妃様は無理だよ!」
お腹に入ってしまった子供の魂は私をせっつくけど、「運命の花嫁」だとバレないように必死に隠さなきゃ命がない!
それでも少しずつ「お腹にいる未来の息子」にほだされ、竜王とも心を通わせていくのだが、次々と嫌がらせや命の危険が襲ってきて――!
これはちょっと不遇な育ちの平凡ヒロインが、知らなかった能力を開花させ竜王様に溺愛されるお話。
設定はゆるゆるです。他サイトでも重複投稿しています。
イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。
楠ノ木雫
恋愛
蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……
姉に代わって立派に息子を育てます! 前日譚
mio
恋愛
ウェルカ・ティー・バーセリクは侯爵家の二女であるが、母亡き後に侯爵家に嫁いできた義母、転がり込んできた義妹に姉と共に邪魔者扱いされていた。
王家へと嫁ぐ姉について王都に移住したウェルカは侯爵家から離れて、実母の実家へと身を寄せることになった。姉が嫁ぐ中、学園に通いながらウェルカは自分の才能を伸ばしていく。
数年後、多少の問題を抱えつつ姉は懐妊。しかし、出産と同時にその命は尽きてしまう。そして残された息子をウェルカは姉に代わって育てる決意をした。そのためにはなんとしても王宮での地位を確立しなければ!
自分でも考えていたよりだいぶ話数が伸びてしまったため、こちらを姉が子を産むまでの前日譚として本編は別に作っていきたいと思います。申し訳ございません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる