2 / 6
小学生時代(物理的ペナルティ50%+精神的ペナルティ30%+好奇心20%)
しおりを挟む
覚えている出来事で、最初に出てくるのはやはり小学3年生の頃『生活』だかの授業で育てたモンシロチョウの羽化だろう。
『生きものがかり』が大事に育てたアオムシ。いよいよ蛹から綺麗な羽を広げ成虫である蝶になるはずだった「ソレ」からは大量の幼虫が溢れ出てきた。
自身以外の皆は、一同に揃って「うわぁー!」だの「きゃー!」だの悲鳴を上げていた。言うなれば、それが『正しい反応』という訳だ。
かたや自分は、声も上げずまじまじと今起きた現象を眺めていた。まだ何か情報を得られないかと言わんばかりに。
『気持ち悪い』ということより、『なんだろう?これは』という疑問が勝ってしまったのだ。その現象は、目から情報として入り、脳裏に焼き付いた。30才を過ぎた今でも当時の『イベント』は鮮明に思い出せる。
祖父に「お誕生日プレゼント何が良い?」と聞かれ、「昆虫図鑑」と答えたこともあった。とにかく調べたかったのだ。頭の中で擡ている問を解決したかったのだ。
その答は、「アオムシマユコバチ」という寄生虫だと判明した。蛹の状態のうちにそのハチが卵を産み付け、中で孵化した幼虫がアオムシの内部を食べて、羽化するのと同時に食いやぶるというものだった。
図鑑に載っているその虫の写真は流石に気持ち悪いと思い、触れ無かったが、解説文は読めた。
そして、「なるほど」という理解を得たのと同時に例えようの無い『快』を得た。
『気になること』を最優先に調べないと、気が済まないそんな性質?なためによく周りと馴染めなかった。
その性質?が目立ちすぎたのか、イジメられもした。それは、夢の中にまで影響した。
二人組から逃げる自分がいて、その逃げる最中、空を跳ぶ能力を得る。といった内容の夢だ。
札幌の市営住宅に住んでいた頃は、よく友人と外で遊び、帰る時間には頭に蜘蛛の巣が引っかかっていた。
遊びの行動範囲は公園だけに限らず、友人と行けるとこまで行っていた。当時の自身にとってそれは、『大冒険』だっただろう。
『生きものがかり』が大事に育てたアオムシ。いよいよ蛹から綺麗な羽を広げ成虫である蝶になるはずだった「ソレ」からは大量の幼虫が溢れ出てきた。
自身以外の皆は、一同に揃って「うわぁー!」だの「きゃー!」だの悲鳴を上げていた。言うなれば、それが『正しい反応』という訳だ。
かたや自分は、声も上げずまじまじと今起きた現象を眺めていた。まだ何か情報を得られないかと言わんばかりに。
『気持ち悪い』ということより、『なんだろう?これは』という疑問が勝ってしまったのだ。その現象は、目から情報として入り、脳裏に焼き付いた。30才を過ぎた今でも当時の『イベント』は鮮明に思い出せる。
祖父に「お誕生日プレゼント何が良い?」と聞かれ、「昆虫図鑑」と答えたこともあった。とにかく調べたかったのだ。頭の中で擡ている問を解決したかったのだ。
その答は、「アオムシマユコバチ」という寄生虫だと判明した。蛹の状態のうちにそのハチが卵を産み付け、中で孵化した幼虫がアオムシの内部を食べて、羽化するのと同時に食いやぶるというものだった。
図鑑に載っているその虫の写真は流石に気持ち悪いと思い、触れ無かったが、解説文は読めた。
そして、「なるほど」という理解を得たのと同時に例えようの無い『快』を得た。
『気になること』を最優先に調べないと、気が済まないそんな性質?なためによく周りと馴染めなかった。
その性質?が目立ちすぎたのか、イジメられもした。それは、夢の中にまで影響した。
二人組から逃げる自分がいて、その逃げる最中、空を跳ぶ能力を得る。といった内容の夢だ。
札幌の市営住宅に住んでいた頃は、よく友人と外で遊び、帰る時間には頭に蜘蛛の巣が引っかかっていた。
遊びの行動範囲は公園だけに限らず、友人と行けるとこまで行っていた。当時の自身にとってそれは、『大冒険』だっただろう。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
◆アルファポリスの24hポイントって?◆「1時間で消滅する数百ptの謎」や「投稿インセンティブ」「読者数/PV早見表」等の考察・所感エッセイ
カワカツ
エッセイ・ノンフィクション
◆24h.ptから算出する「読者(閲覧・PV)数確認早見表」を追加しました。各カテゴリ100人までの読者数を確認可能です。自作品の読者数把握の参考にご利用下さい。※P.15〜P.20に掲載
(2023.9.8時点確認の各カテゴリptより算出)
◆「結局、アルファポリスの24hポイントって何なの!」ってモヤモヤ感を短いエッセイとして書きなぐっていましたが、途中から『24hポイントの仕組み考察』になってしまいました。
◆「せっかく増えた数百ptが1時間足らずで消えてしまってる?!」とか、「24h.ptは分かるけど、結局、何人の読者さんが見てくれてるの?」など、気付いた事や疑問などをつらつら上げています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる