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第一章
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ジリリリリー
激しい音で目が覚めた。
横になるつもりが寝てしまったみたい。
夕飯の合図が鳴り響いていた。
部屋から出ると沢山の人や獣人・・以外の人もいた。男女別になっていなく、バラバラな部屋割りで多分入れ替わりが多いからだろう。
部屋は鍵が付いており、部屋の住人以外は入れない様になっている。って聞いたけど、まだ、わからない。
食堂は建物の隣になっており真ん中に沢山のテーブルと椅子があり、周りの壁沿いに食事が並んでいてチケットと交換で食事を取るみたい。
私は、一番下のEランクセットだ。
ランクが上がれば食事も豪華になる。
頑張ろう。美味しい食事の為に。
Eランクセットは、一番混んでいた。
いそいそと並んでいたら、目の前にいた男性の友達が横入りしてきた。
まぁ、しょうがないかと目をつぶっていたら後ろの人が「いくら知り合いでも順番だから並んだらどうなの?後ろの人が困ってるわよ。」と言い出した。
「あん?なんだって?って!うわ!!!凄い可愛い!!ゴメンね!割り込みしちゃって、うん。最後に並ぶね!あっ、どこに座る?場所取ってある?まだなら?一緒に座る?あっ!名前は?俺はライって言うんだ、宜しくね!本当可愛い…俺と付き合って!」
急に捲し立てながら話され、最初から並んでいたお友達にバコンと殴られた。
「おい!やめろって、恥ずかしい。ごめんね。でも、本当可愛いね。初めて見る顔だけど、入ったばかり?」
まだ、こっちの人の方がマシだな。
あまり話したくないけど、どうしようか。
「はいはい。お話はここまで。みっともないわねー。ほら、早く食事を取ったら席を取りに行かないと」
後ろから助け舟を貰い、ほっとした。
前の人は、食事を取るといそいそと席を探しに行った。
「ありがとうございます。」
「あら!可愛い声ね~」
・・・ん?さっきも思ったけど、女性にしては声が低いようなーーー!!!
「あらん!やっぱり可愛い!お人形さんみたいね!」
くねくねしながら目をキラキラさせて、食い気味で話しかけてきた。
男の人?だよね?
「・・・」
「まぁ!こんな男だらけで、怖いわよね。ほら、こっちで一緒に食べましょ?私のお友達が一緒だから怖くないわよ?」
パチンとウインクしながら手を引かれ、席を案内された。
「はい。私のお友達。紹介するわね!こっちがビクトリア。ベティ。サティー。私がアマンサよ。宜しくね!」
うん。予想通り。オネェさん達だ。
「初めまして。142番です。今日来ました。」
ぺこりと挨拶するとキャーと騒ぎながらチヤホヤされた。
「んもう!アマンサったらどこで見つけて来たの??可愛すぎ!!」
「そうよ!そうよ!お人形さんみたいな子を独り占めする気だったんでしょー!」
「本当可愛いわね~」
口々に話し出すオネェさん達。怖いです。
「ーーー」
「ほらほら、ゴリラ達が話し出したから怖がってるでしょ~ごめんなさいね。イカついのが多くて」
「「「お前が言うな!」」」
見事にハモったオネェさん。
一番体がデカくて男らしいアマンサ。でも優しそう。みんなも男らしいけど、優しそうな感じがする。
「大丈夫です。声をかけてくれてありがとうございます。」
ふふっと笑みが溢れてしまう。
ザワザワと周りがどよめきだした。
「?」
「はぁ~可愛い子の笑顔はヤバいわね。」
アマンサがうっとりしながら呟く。
「ほらほら、立ち話もあれだから、座って食べましょ!」
ベティがパンパンと手を叩きながら座る様に促す。
「あっ、失礼します。では、先にいただきます。」
改めて食事が盛られたトレーを見ると、茶色いパンに野菜が入ったスープ。少なく感じるけど、私に取って十分な食事。パンも硬いけど噛みきれない事は無い。
美味しいな・・・
黙々と食べていたら、オネェさん達が微笑ましく眺めていた。
「はぁ~可愛いのは癒しね~」
「ほんとほんと。」
「そんな可愛い子がなんで闘技場何かにきたの??」
ビクトリアが前のめりに聞いてきた。
男らしい身体付きにみんな、よく見たら整った顔をしている。
「…娼婦になりたくなかったからです。」
その言葉を聞くとオネェさん達は目を見合わせ、頷いた。
「かわいそうに。怖かったわね。」
「闘技場も怪我したり怖いけど、知らない男の相手するよりはマシよね。」
ビクトリアとベティがうんうんと相槌しながら共感してくれた。
「ところで、142番って奴隷番号よね?名前はつけられて無かったの?元々の名前は?」
「?産まれた時から142番が名前ですけど?」
そう答えると、ガーン!!と言った表情の4人は青ざめていた。
「あの?」
「しんっっっじらんない!いくら、番号があっても名前を付けるでしょ!」
「こんな可愛いのよ?!142番なんてダサいわ!」
「もう、私達で名前付けましょ!」
「そうよ!それがいいわ!!」
オネェさん達は、意気揚々と私の名前を考え始めた。
初めて会ったのに、こんなに親切にしてくれて嬉しい。ご飯も美味しい。
闘技場に来て良かった。
ーーー食事が終わっても、まだ名前がどうのと話している。
「あの、食事も終わったので部屋に戻りますね。」
そう話し立ち上がると、ガシッと手を掴まれた。
「ダメよ。野獣だらけの場所にうさぎさんが無事で済むはず無いわ。」
「?」
何をアマンサは言ってるのか理解出来なかったら、ため息をつかれた。
「もー、周りを見てみなさいよ」
(まわり?)
言われて、周りを見ると大勢の人が食事をしていた。
「ん?」
「まだ分かんないの?みんな空の食器でしょ?あなたが食堂を出るのを待ってるのよ!食べてる間もずーーーーーっと見られてたの気付かなかったの??はぁ、先が思いやられるわね。」
ギクっと周りの人達はアマンサの言葉に顔を背けた。
「慣れているので、気にしません。」
「ダメよ。ここは力が唯一なんだから。他とは違うのよ?」
何が違うんだろ?キョトンとしていると。
急にガバッと抱きつかれた。
「はぁん可愛いすぎ!こんなうさぎが闘技場にきてしまって、ほんと困るけど嬉しい!!」
ーーーどっちなんだ。複雑だけど、心配してくれてるのが素直に嬉しい。
「あっありがとうございます」
照れながらもお礼を言うと
「はうぅ!声も可愛いなんて!まじで天使!」
ズキュンと倒れたアマンサと3人のオネェ様。
4人が悶えていて時間がかかりそうなので、食器を置きに行く。
カタンと棚に置いて、振り返ると壁ドンされた。
「こんな可愛い子が闘技場に来るなんて、娼婦が間違って来たのかな?」
明らかにイチャモン付けながら私の体を狙っている。髪の毛をツンツンにしていて、頭が悪そうだ。
「・・・」
無言で見つめると、「おいおい、俺に惚れたのか?モテる男は辛いね~」ブチューっとキスをしてこようとした。思わずしゃがみ込み回避したけど、こいつ頭の中どうなっているんだ。
ベチョっと壁に盛大なキスをした男は怒りに顔が赤くなる。
「この女!!!俺が優しくしたのに!!!」
いきなり殴りかかってこようとした。ヤバい
ガシッと男の手を掴み、前に立ちはだかる男性の姿。
茶色い髪のがっしりした身体付き。
「食堂での暴力は違反だぞ。知らないわけないよな?」
「ひっ!!!失礼しました!!!」
男は青白くしながら逃げていった。
「大丈夫か?」
「はい、すみません。ありがとうございます。」
茶色い髪の男性はイケメンだった。
首から銀色のタグが見えた。
「女性はあまりいないから、男たちが舞い上がっているんだ。今日来たのか?」
「あっ、はい。そうです。」
「そうか、また絡まれると危ないから部屋まで送ろう。」
「えっ?大丈夫ですよ。お気遣いなく、」
「先程のを見ただろ?また襲われるぞ?」
男性は、親切に言っているのだろう。
アマンサの方を見るとまだ話しているようだ。
ギラギラといやらしい視線も感じ、お願いする事にした。
「では、お願いします。」
「うむ。では、もう戻るのか?」
「そうですね。食事も終わりましたし」
男性と歩き出すと後ろの方で雄叫びが聞こえたが無視しよう。
激しい音で目が覚めた。
横になるつもりが寝てしまったみたい。
夕飯の合図が鳴り響いていた。
部屋から出ると沢山の人や獣人・・以外の人もいた。男女別になっていなく、バラバラな部屋割りで多分入れ替わりが多いからだろう。
部屋は鍵が付いており、部屋の住人以外は入れない様になっている。って聞いたけど、まだ、わからない。
食堂は建物の隣になっており真ん中に沢山のテーブルと椅子があり、周りの壁沿いに食事が並んでいてチケットと交換で食事を取るみたい。
私は、一番下のEランクセットだ。
ランクが上がれば食事も豪華になる。
頑張ろう。美味しい食事の為に。
Eランクセットは、一番混んでいた。
いそいそと並んでいたら、目の前にいた男性の友達が横入りしてきた。
まぁ、しょうがないかと目をつぶっていたら後ろの人が「いくら知り合いでも順番だから並んだらどうなの?後ろの人が困ってるわよ。」と言い出した。
「あん?なんだって?って!うわ!!!凄い可愛い!!ゴメンね!割り込みしちゃって、うん。最後に並ぶね!あっ、どこに座る?場所取ってある?まだなら?一緒に座る?あっ!名前は?俺はライって言うんだ、宜しくね!本当可愛い…俺と付き合って!」
急に捲し立てながら話され、最初から並んでいたお友達にバコンと殴られた。
「おい!やめろって、恥ずかしい。ごめんね。でも、本当可愛いね。初めて見る顔だけど、入ったばかり?」
まだ、こっちの人の方がマシだな。
あまり話したくないけど、どうしようか。
「はいはい。お話はここまで。みっともないわねー。ほら、早く食事を取ったら席を取りに行かないと」
後ろから助け舟を貰い、ほっとした。
前の人は、食事を取るといそいそと席を探しに行った。
「ありがとうございます。」
「あら!可愛い声ね~」
・・・ん?さっきも思ったけど、女性にしては声が低いようなーーー!!!
「あらん!やっぱり可愛い!お人形さんみたいね!」
くねくねしながら目をキラキラさせて、食い気味で話しかけてきた。
男の人?だよね?
「・・・」
「まぁ!こんな男だらけで、怖いわよね。ほら、こっちで一緒に食べましょ?私のお友達が一緒だから怖くないわよ?」
パチンとウインクしながら手を引かれ、席を案内された。
「はい。私のお友達。紹介するわね!こっちがビクトリア。ベティ。サティー。私がアマンサよ。宜しくね!」
うん。予想通り。オネェさん達だ。
「初めまして。142番です。今日来ました。」
ぺこりと挨拶するとキャーと騒ぎながらチヤホヤされた。
「んもう!アマンサったらどこで見つけて来たの??可愛すぎ!!」
「そうよ!そうよ!お人形さんみたいな子を独り占めする気だったんでしょー!」
「本当可愛いわね~」
口々に話し出すオネェさん達。怖いです。
「ーーー」
「ほらほら、ゴリラ達が話し出したから怖がってるでしょ~ごめんなさいね。イカついのが多くて」
「「「お前が言うな!」」」
見事にハモったオネェさん。
一番体がデカくて男らしいアマンサ。でも優しそう。みんなも男らしいけど、優しそうな感じがする。
「大丈夫です。声をかけてくれてありがとうございます。」
ふふっと笑みが溢れてしまう。
ザワザワと周りがどよめきだした。
「?」
「はぁ~可愛い子の笑顔はヤバいわね。」
アマンサがうっとりしながら呟く。
「ほらほら、立ち話もあれだから、座って食べましょ!」
ベティがパンパンと手を叩きながら座る様に促す。
「あっ、失礼します。では、先にいただきます。」
改めて食事が盛られたトレーを見ると、茶色いパンに野菜が入ったスープ。少なく感じるけど、私に取って十分な食事。パンも硬いけど噛みきれない事は無い。
美味しいな・・・
黙々と食べていたら、オネェさん達が微笑ましく眺めていた。
「はぁ~可愛いのは癒しね~」
「ほんとほんと。」
「そんな可愛い子がなんで闘技場何かにきたの??」
ビクトリアが前のめりに聞いてきた。
男らしい身体付きにみんな、よく見たら整った顔をしている。
「…娼婦になりたくなかったからです。」
その言葉を聞くとオネェさん達は目を見合わせ、頷いた。
「かわいそうに。怖かったわね。」
「闘技場も怪我したり怖いけど、知らない男の相手するよりはマシよね。」
ビクトリアとベティがうんうんと相槌しながら共感してくれた。
「ところで、142番って奴隷番号よね?名前はつけられて無かったの?元々の名前は?」
「?産まれた時から142番が名前ですけど?」
そう答えると、ガーン!!と言った表情の4人は青ざめていた。
「あの?」
「しんっっっじらんない!いくら、番号があっても名前を付けるでしょ!」
「こんな可愛いのよ?!142番なんてダサいわ!」
「もう、私達で名前付けましょ!」
「そうよ!それがいいわ!!」
オネェさん達は、意気揚々と私の名前を考え始めた。
初めて会ったのに、こんなに親切にしてくれて嬉しい。ご飯も美味しい。
闘技場に来て良かった。
ーーー食事が終わっても、まだ名前がどうのと話している。
「あの、食事も終わったので部屋に戻りますね。」
そう話し立ち上がると、ガシッと手を掴まれた。
「ダメよ。野獣だらけの場所にうさぎさんが無事で済むはず無いわ。」
「?」
何をアマンサは言ってるのか理解出来なかったら、ため息をつかれた。
「もー、周りを見てみなさいよ」
(まわり?)
言われて、周りを見ると大勢の人が食事をしていた。
「ん?」
「まだ分かんないの?みんな空の食器でしょ?あなたが食堂を出るのを待ってるのよ!食べてる間もずーーーーーっと見られてたの気付かなかったの??はぁ、先が思いやられるわね。」
ギクっと周りの人達はアマンサの言葉に顔を背けた。
「慣れているので、気にしません。」
「ダメよ。ここは力が唯一なんだから。他とは違うのよ?」
何が違うんだろ?キョトンとしていると。
急にガバッと抱きつかれた。
「はぁん可愛いすぎ!こんなうさぎが闘技場にきてしまって、ほんと困るけど嬉しい!!」
ーーーどっちなんだ。複雑だけど、心配してくれてるのが素直に嬉しい。
「あっありがとうございます」
照れながらもお礼を言うと
「はうぅ!声も可愛いなんて!まじで天使!」
ズキュンと倒れたアマンサと3人のオネェ様。
4人が悶えていて時間がかかりそうなので、食器を置きに行く。
カタンと棚に置いて、振り返ると壁ドンされた。
「こんな可愛い子が闘技場に来るなんて、娼婦が間違って来たのかな?」
明らかにイチャモン付けながら私の体を狙っている。髪の毛をツンツンにしていて、頭が悪そうだ。
「・・・」
無言で見つめると、「おいおい、俺に惚れたのか?モテる男は辛いね~」ブチューっとキスをしてこようとした。思わずしゃがみ込み回避したけど、こいつ頭の中どうなっているんだ。
ベチョっと壁に盛大なキスをした男は怒りに顔が赤くなる。
「この女!!!俺が優しくしたのに!!!」
いきなり殴りかかってこようとした。ヤバい
ガシッと男の手を掴み、前に立ちはだかる男性の姿。
茶色い髪のがっしりした身体付き。
「食堂での暴力は違反だぞ。知らないわけないよな?」
「ひっ!!!失礼しました!!!」
男は青白くしながら逃げていった。
「大丈夫か?」
「はい、すみません。ありがとうございます。」
茶色い髪の男性はイケメンだった。
首から銀色のタグが見えた。
「女性はあまりいないから、男たちが舞い上がっているんだ。今日来たのか?」
「あっ、はい。そうです。」
「そうか、また絡まれると危ないから部屋まで送ろう。」
「えっ?大丈夫ですよ。お気遣いなく、」
「先程のを見ただろ?また襲われるぞ?」
男性は、親切に言っているのだろう。
アマンサの方を見るとまだ話しているようだ。
ギラギラといやらしい視線も感じ、お願いする事にした。
「では、お願いします。」
「うむ。では、もう戻るのか?」
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