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第三部
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第三部 開始
異動と言う名の左遷を受け、東京に転勤になり、お荷物営業に着任しました。
内容は、何だこれは!
って言うくらい最悪な状態で、やれやれと思いながらもボチボチ仕事をこなしながら、業務の整理もしつつ日々過ごしてました。
これと言った怪異現象もなく生活をしていましたが、あの一件依頼感が鋭くなった様に感じます。
たまに視線を感じたり、初対面の人でも会った瞬間にもう会う事はないなと感じたり、まぁ慣れない生活をしていたのでそんな気になっていたのかもしれません。
数年後、また異動となり、またもや業績ボロボロの営業所に着任となりました。
異動が決まる1年程前から体調を崩しがちになり、異動が決まってからは変な不正脈が出たりしてました。
引っ越しの日、転居先に到着し、引っ越し屋の到着を待っているとふと玄関が気になりました。
なんだろう?
暫くして引っ越し屋が到着し、荷物の搬入が終わり、部屋の片付けを行なっている時、ふと玄関を見ると10歳位の女の子が立っているのが見え、またもや「うぉ!」
と声をあげてしまい、いきなり初日に見るとはと、うなだれてその日は寝ました。
その後特段何もなく、日々過ごしていました。
ただ、不正脈や体調不良はその後も続いていました。
こんな時、人間は占い等に頼るもので、近所に有名な占い師がいる事を見つけ、行って見ました。
店構えは台湾ぽい入口があり、入って見ると道教の様なお札があったり、赤や黄色がふんだんに使用されたカラフルな内装で少し気分が晴れやかになりました。
順番が来て、個室に入るとなんとも怪しいエセ中国人風のおじさんが座っていました。
生年月日を聞かれ、伝えると、ここ数年大変でしょ!とハイトーンの声で明るく言われた時、だから来たんだよと心の中で思ってました。
ただ、その後ジーッと私を見て、
「それだけじゃないね原因は‥」
と、
「何ですか?」
と聞くと、
「霊とか見ました?」
立て続けに
「女性の」
と
私は引っ越し先で見た事を伝えると、
それは以前住んでた人の念でほっとけば消えるとの事。
かなり前から付いている大人の女性との事。
思わずこいつすげ~って思いました。
詳細に見えている様で実家で見た時の事を思い出しました。
しかし、困ったなぁ~と考えいると、おじさんは、お札を作ってくれ、寝る時枕の下に置く様にする様アドバイスをしてくれました。
どうやらかなり強力なお札で効果は一年との事。
1年経っても効果がない時はまた来てねと軽い営業を受けました。
やれやれと暗い気分を引き摺りながら部屋に戻り、その夜からお札を枕のしたに引いて寝る様になりました。
最終章に続く
異動と言う名の左遷を受け、東京に転勤になり、お荷物営業に着任しました。
内容は、何だこれは!
って言うくらい最悪な状態で、やれやれと思いながらもボチボチ仕事をこなしながら、業務の整理もしつつ日々過ごしてました。
これと言った怪異現象もなく生活をしていましたが、あの一件依頼感が鋭くなった様に感じます。
たまに視線を感じたり、初対面の人でも会った瞬間にもう会う事はないなと感じたり、まぁ慣れない生活をしていたのでそんな気になっていたのかもしれません。
数年後、また異動となり、またもや業績ボロボロの営業所に着任となりました。
異動が決まる1年程前から体調を崩しがちになり、異動が決まってからは変な不正脈が出たりしてました。
引っ越しの日、転居先に到着し、引っ越し屋の到着を待っているとふと玄関が気になりました。
なんだろう?
暫くして引っ越し屋が到着し、荷物の搬入が終わり、部屋の片付けを行なっている時、ふと玄関を見ると10歳位の女の子が立っているのが見え、またもや「うぉ!」
と声をあげてしまい、いきなり初日に見るとはと、うなだれてその日は寝ました。
その後特段何もなく、日々過ごしていました。
ただ、不正脈や体調不良はその後も続いていました。
こんな時、人間は占い等に頼るもので、近所に有名な占い師がいる事を見つけ、行って見ました。
店構えは台湾ぽい入口があり、入って見ると道教の様なお札があったり、赤や黄色がふんだんに使用されたカラフルな内装で少し気分が晴れやかになりました。
順番が来て、個室に入るとなんとも怪しいエセ中国人風のおじさんが座っていました。
生年月日を聞かれ、伝えると、ここ数年大変でしょ!とハイトーンの声で明るく言われた時、だから来たんだよと心の中で思ってました。
ただ、その後ジーッと私を見て、
「それだけじゃないね原因は‥」
と、
「何ですか?」
と聞くと、
「霊とか見ました?」
立て続けに
「女性の」
と
私は引っ越し先で見た事を伝えると、
それは以前住んでた人の念でほっとけば消えるとの事。
かなり前から付いている大人の女性との事。
思わずこいつすげ~って思いました。
詳細に見えている様で実家で見た時の事を思い出しました。
しかし、困ったなぁ~と考えいると、おじさんは、お札を作ってくれ、寝る時枕の下に置く様にする様アドバイスをしてくれました。
どうやらかなり強力なお札で効果は一年との事。
1年経っても効果がない時はまた来てねと軽い営業を受けました。
やれやれと暗い気分を引き摺りながら部屋に戻り、その夜からお札を枕のしたに引いて寝る様になりました。
最終章に続く
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