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第四章〜六大魔王復活〜
第50話 〜幸せな時間〜
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前世での夢の一つ、念願の立ち会い出産から1週間。生まれてきた赤ちゃんも、無事順調に育っていた。顔立ちはヒイロにそっくりで、ミーナの綺麗な赤毛を受け継いだ元気な男の子だった。ヒイロはその子どもに《ホープ》と名付けた。
ヒイロは《ホープ》をそれはもう可愛がった。前世では結婚できず、中年のおっさんになってしまっていたヒイロにとって、初の子どもである。心の中ではもう無敵である。魔王?魔神?我が子を守るためには、限界突破をも突破してしまうだろう。実際にヒイロが気付かないうちに、ヒイロ自身の魔力を含めた身体能力は、ユニーク天職《保育士》によって数倍にも上昇していた。
もちろんヒイロにとって森の家やその他の孤児院にいる子ども達も大切であり、今も定期的に各施設を周り、子ども達に愛情や援助を惜しまないでいるが、それでもどこか一歩踏み込めない、いや踏み込んではいけない気持ちはあった。施設にいる子ども達は愛情もそうだが、それ以上に責任感や使命感の方が強かったのだ。
だが、自分の子どもは手加減なしに愛せる。使命とか責任とかではなく、ただひたすら我が子だからこそ、1000%の愛をスキンシップと言う形で表現できる。
今までヒイロは、必要な時以外は孤児院の子ども達に対して過度なスキンシップを取ってこなかった。それは前世での保育士として約20年間働いてきたポリシーがあったからだ。男の保育士と言うだけで若い時は、変な目で見られたり、どうしても頼りない、女性の保育士が良かったと言われることも少なくなかった。30歳過ぎてからは周りの信頼を得られても、世の中で男性保育士の不祥事が起きれば、同様の目で見られてしまう。だから常に子どもとのスキンシップに一定の線を引き、誠実に働くことで周りの信頼を得ていた。
でも、自分の子どもは違う。ヒイロはロリコンとは違う。卑しい感情が一切抜きでの子ども好き。例えるならばモフモフ愛と同様、無条件で子どもが可愛い。だから、街で見かける貧しい格好をした子ども達を見過ごすことが出来なかった。出来ることなら全ての不幸な子ども達を救いたい。でも、欲だけにかられれば、犯罪者と変わらなくなってしまう。1000%の愛情でスキンシップをとりたい!それを誰にも文句言われずにできるのは自分の子どもだけだった。
ヒイロの異常な溺愛ぶりに、少し呆れながらもミーナはその様子を微笑ましく見ていた。幼い頃に出会って、ずっと一緒に過ごして、ヒイロの夢に寄り添って生きてきたミーナにとっても、そのヒイロの姿は新鮮だった。
アルト達も呆れながらヒイロの豹変ぶりに驚いていた。親の記憶がなかったり、実の家族との幸せな記憶がないアルト達にとってヒイロは最高の兄であり、最高の親だった。もちろん、たくさんの愛情をもらったと感じているし、ヒイロと暮らした森の家での生活は本当に幸せだったが、今のヒイロを見て、やっぱり自分達の親ではなかったのだなと再認識をしてしまう。
少し寂しい気持ちもある。ヒイロの子どもが羨ましいと思うこともある。それでも、アルト達はそれ以上に感謝の気持ちが強かった。アルトだけでなく、森の家に住むみんな、そんな気持ちだった。
「ヒイロ兄……良かったな」
「……すごく幸せそうだ。ヒイロ兄が自分の幸せを感じてくれるのは、俺は見てて嬉しいな。」
「うん……まぁ少し寂しい気持ちもあるけど……やっぱりヒイロ兄は最高のお兄ちゃんだったし、今も感謝してる。」
「あーぁ、私も家族が欲しくなっちゃったなぁ!」
「……そうだな。俺たち自身も少しずつ自分の幸せを見つけなきゃな。」
「まずは可愛いくて、優しくて、癒し系の奥さんを見つけなきゃな。」
「かっこよくて、強くて、頼りがいのあるステキな旦那様を見つけなきゃ。」
「2人とも頑張って!」
それから約1ヶ月の時が流れた。時々、魔王配下が出てきたものの、ヒイロが討伐に行かなくてもロイやエングなどの活躍により、無事に倒すことができていた。
ヒイロ達家族にとっても幸せで平和な時間が流れ、いつのまにかヒイロも21歳になり、息子のホープも生後3ヶ月になっていた。そんな平和な時を過ごしていたヒイロだったが、急遽ロイと共にナガーサ国に招集されることとなった。以前から予想されていた魔王ネビロスらしい悪魔が復活したとの情報が入ったためだ。
今回、魔王ネビロス討伐にはロイとヒイロ、そして他国には滅多に出てこない、トキオ文明国の天職 《賢者》のイスカリオテが参加していた。
トキオ文明国は謎の多い国だった。他国に比べ必要以上に秘密主義が多い他にも、他国と大きく違うところがある。他国では、王を守る騎士団は、規模が小さく、対魔王や魔物討伐の場合などは冒険者ギルドが筆頭となっている。
だがトキオ文明国では、王や国を守る騎士団は軍隊とよび、規模も大きく、強力な力と組織力を持っていると聞いたことがある。実際に魔王配下をイスカリオテと共に強力な軍隊と撃退している。
前世の記憶があるヒイロからすると、正直、トキオ文明国の方が普通に感じる。前世では絶対と言っていいほど、どの国も軍隊を持っていたし、平和主義の日本でさえ、自衛のための軍隊を持っていた。
それは転生して世界をある程度知った時からの違和感でもあった。異世界ファンタジーと言えば、それだけなのだが、何故この世界の国では国家レベルでの軍隊がないのか?
一つ言えるのは各国同士での戦争は全くないことである。歴史上においても、国同士での争いはなかったのだ。そのために国王や国の重要人物を守るには、盗賊などの対抗力としてある程度の騎士団の力は必要ではあるが、それを越えた国家規模での軍隊は必要がなかったのだ。ある意味平和であり、また魔物という共通の敵がいたからかもしれない。
だが、それなのにトキオ文明国だけは全貌は見えないものの、明らかに国家レベルでの強力な軍隊を保有していたのだ。そんな疑問を持ちつつも、今は目の前の魔王に集中するヒイロであった。ナガーサ国首都、タウンセンのギルド本部にはヒイロとロイ、そしてイスカリオテが招集されていた。
「ヒイロさんは、たしか初めてでしたよね。トキオ文明国の天職《賢者 》イスカリオテさんです。歳は僕と一緒で18歳になります。」
「初めましてイスカリオテと申します。ヒイロさんのご活躍はロイさんから、お伺いしております。」
「ヒイロです。よろしく。賢者というからには、やっぱり魔法メインの戦闘なのかな?」
「そうですね。魔法がメインになり、天職の能力で普通の属性魔法でも他の方よりも平均して3倍以上の威力になるようです。」
「すごいな……まぁ、賢者っていえば魔法のスペシャリストで、勇者と同等のチートだもんな。」
「チート?」
「あ……なんでもない。それより今回の魔王ネビロスには、配下となる悪魔はもういないはずだ。この3人で連携して戦えば難しく無いはず」
「はい。」
3人で連携する際の話し合いをしている所にナガーサ国の首都タウンセンのギルドマスター ウォリーがやってきた。
「久しぶりだなヒイロ。あと……トキオ文明国のイスカリオテ君は初めてだったな。」
「はじめまして。今回は、国の命令により、初めて他国に来ているので少し緊張をしています。」
「そうか、まぁよろしく頼むな。今から今回の作戦を話す。魔王はナガーサ国西北にあるシーマという街の近くまで来ている。そしてまだ数は少ないがスタンピードの前兆が出ている。」
「その魔物は数はどれくらいなのですか?」
「今のところ、そこまでの数ではない。全部で100も満たないだろう。その数なら、ギルドの冒険者だけで対応できるから、3人には魔王を頼みたい。」
「わかりました。近くにダンジョンらしいものはあるのですか?」
「今のところは確認は出来ていないが、多分ないだろう。シーマ付近は見晴らしが良い草原地帯だからな。あればすぐに分かるはずだ」
「わかりました。」
「よし、さっそく向かうぞ」
ヒイロは《ホープ》をそれはもう可愛がった。前世では結婚できず、中年のおっさんになってしまっていたヒイロにとって、初の子どもである。心の中ではもう無敵である。魔王?魔神?我が子を守るためには、限界突破をも突破してしまうだろう。実際にヒイロが気付かないうちに、ヒイロ自身の魔力を含めた身体能力は、ユニーク天職《保育士》によって数倍にも上昇していた。
もちろんヒイロにとって森の家やその他の孤児院にいる子ども達も大切であり、今も定期的に各施設を周り、子ども達に愛情や援助を惜しまないでいるが、それでもどこか一歩踏み込めない、いや踏み込んではいけない気持ちはあった。施設にいる子ども達は愛情もそうだが、それ以上に責任感や使命感の方が強かったのだ。
だが、自分の子どもは手加減なしに愛せる。使命とか責任とかではなく、ただひたすら我が子だからこそ、1000%の愛をスキンシップと言う形で表現できる。
今までヒイロは、必要な時以外は孤児院の子ども達に対して過度なスキンシップを取ってこなかった。それは前世での保育士として約20年間働いてきたポリシーがあったからだ。男の保育士と言うだけで若い時は、変な目で見られたり、どうしても頼りない、女性の保育士が良かったと言われることも少なくなかった。30歳過ぎてからは周りの信頼を得られても、世の中で男性保育士の不祥事が起きれば、同様の目で見られてしまう。だから常に子どもとのスキンシップに一定の線を引き、誠実に働くことで周りの信頼を得ていた。
でも、自分の子どもは違う。ヒイロはロリコンとは違う。卑しい感情が一切抜きでの子ども好き。例えるならばモフモフ愛と同様、無条件で子どもが可愛い。だから、街で見かける貧しい格好をした子ども達を見過ごすことが出来なかった。出来ることなら全ての不幸な子ども達を救いたい。でも、欲だけにかられれば、犯罪者と変わらなくなってしまう。1000%の愛情でスキンシップをとりたい!それを誰にも文句言われずにできるのは自分の子どもだけだった。
ヒイロの異常な溺愛ぶりに、少し呆れながらもミーナはその様子を微笑ましく見ていた。幼い頃に出会って、ずっと一緒に過ごして、ヒイロの夢に寄り添って生きてきたミーナにとっても、そのヒイロの姿は新鮮だった。
アルト達も呆れながらヒイロの豹変ぶりに驚いていた。親の記憶がなかったり、実の家族との幸せな記憶がないアルト達にとってヒイロは最高の兄であり、最高の親だった。もちろん、たくさんの愛情をもらったと感じているし、ヒイロと暮らした森の家での生活は本当に幸せだったが、今のヒイロを見て、やっぱり自分達の親ではなかったのだなと再認識をしてしまう。
少し寂しい気持ちもある。ヒイロの子どもが羨ましいと思うこともある。それでも、アルト達はそれ以上に感謝の気持ちが強かった。アルトだけでなく、森の家に住むみんな、そんな気持ちだった。
「ヒイロ兄……良かったな」
「……すごく幸せそうだ。ヒイロ兄が自分の幸せを感じてくれるのは、俺は見てて嬉しいな。」
「うん……まぁ少し寂しい気持ちもあるけど……やっぱりヒイロ兄は最高のお兄ちゃんだったし、今も感謝してる。」
「あーぁ、私も家族が欲しくなっちゃったなぁ!」
「……そうだな。俺たち自身も少しずつ自分の幸せを見つけなきゃな。」
「まずは可愛いくて、優しくて、癒し系の奥さんを見つけなきゃな。」
「かっこよくて、強くて、頼りがいのあるステキな旦那様を見つけなきゃ。」
「2人とも頑張って!」
それから約1ヶ月の時が流れた。時々、魔王配下が出てきたものの、ヒイロが討伐に行かなくてもロイやエングなどの活躍により、無事に倒すことができていた。
ヒイロ達家族にとっても幸せで平和な時間が流れ、いつのまにかヒイロも21歳になり、息子のホープも生後3ヶ月になっていた。そんな平和な時を過ごしていたヒイロだったが、急遽ロイと共にナガーサ国に招集されることとなった。以前から予想されていた魔王ネビロスらしい悪魔が復活したとの情報が入ったためだ。
今回、魔王ネビロス討伐にはロイとヒイロ、そして他国には滅多に出てこない、トキオ文明国の天職 《賢者》のイスカリオテが参加していた。
トキオ文明国は謎の多い国だった。他国に比べ必要以上に秘密主義が多い他にも、他国と大きく違うところがある。他国では、王を守る騎士団は、規模が小さく、対魔王や魔物討伐の場合などは冒険者ギルドが筆頭となっている。
だがトキオ文明国では、王や国を守る騎士団は軍隊とよび、規模も大きく、強力な力と組織力を持っていると聞いたことがある。実際に魔王配下をイスカリオテと共に強力な軍隊と撃退している。
前世の記憶があるヒイロからすると、正直、トキオ文明国の方が普通に感じる。前世では絶対と言っていいほど、どの国も軍隊を持っていたし、平和主義の日本でさえ、自衛のための軍隊を持っていた。
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だが、それなのにトキオ文明国だけは全貌は見えないものの、明らかに国家レベルでの強力な軍隊を保有していたのだ。そんな疑問を持ちつつも、今は目の前の魔王に集中するヒイロであった。ナガーサ国首都、タウンセンのギルド本部にはヒイロとロイ、そしてイスカリオテが招集されていた。
「ヒイロさんは、たしか初めてでしたよね。トキオ文明国の天職《賢者 》イスカリオテさんです。歳は僕と一緒で18歳になります。」
「初めましてイスカリオテと申します。ヒイロさんのご活躍はロイさんから、お伺いしております。」
「ヒイロです。よろしく。賢者というからには、やっぱり魔法メインの戦闘なのかな?」
「そうですね。魔法がメインになり、天職の能力で普通の属性魔法でも他の方よりも平均して3倍以上の威力になるようです。」
「すごいな……まぁ、賢者っていえば魔法のスペシャリストで、勇者と同等のチートだもんな。」
「チート?」
「あ……なんでもない。それより今回の魔王ネビロスには、配下となる悪魔はもういないはずだ。この3人で連携して戦えば難しく無いはず」
「はい。」
3人で連携する際の話し合いをしている所にナガーサ国の首都タウンセンのギルドマスター ウォリーがやってきた。
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「はじめまして。今回は、国の命令により、初めて他国に来ているので少し緊張をしています。」
「そうか、まぁよろしく頼むな。今から今回の作戦を話す。魔王はナガーサ国西北にあるシーマという街の近くまで来ている。そしてまだ数は少ないがスタンピードの前兆が出ている。」
「その魔物は数はどれくらいなのですか?」
「今のところ、そこまでの数ではない。全部で100も満たないだろう。その数なら、ギルドの冒険者だけで対応できるから、3人には魔王を頼みたい。」
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