15 / 37
じぃじの憂鬱①
しおりを挟む
*じぃじの憂鬱②では
おばあちゃんたちの入浴シーンが出てきます。
そういうのがお好きでない方は
別の回でお楽しみください。
ワタシはとある会社のお掃除係です。
職場の人たちからは親しみを込めて
じぃじ、
と呼ばれております。
妻に先立たれ
公営団地でひとり暮らしをしております。
通勤は散歩がてら徒歩で。
運転免許証は返納しました。
家にひとり居ても
気が滅入りますから。
気分転換に外の空気を吸っております。
清掃していると時間が経つのも忘れますし
なにより
綺麗になると心がスッキリします。
今アルバイトしている会社は
福利厚生が良いのです。
食事が1食付いていますし
仕事の後はお風呂に入って帰れます。
実はこのお風呂がワタシの楽しみなんです。
元小さなシティホテル時代の
ここの売りは大浴場だったとかで
赴きの違う浴室が隣り合わせであります。
銭湯風に暖簾や番台がありまして
ワタシは小さい頃を思い出します。
冷えたドリンクもあります。
男湯と女湯に分かれておりまして
毎月暖簾を掛け替えて男湯と女湯が入れ替わっております。
男が女湯に入らないよう番台に見張りがおります。
大浴場は16時から24時まで開いておりまして
スタッフオンリーなのでございます。
清掃の仕事は昼番もありますが
ワタシは夜の社員食堂の清掃後に
入浴するのが好きです。
夜道は怖くありません。
清掃の仕事はきちんとしておりますよ。
実はワタシこう見えて
企業にレンタルマット等を利用していただく
会社で長年働いておりました。
お掃除のアドバイスなどもさせていただいておりましたので
効率よくチャチャッとするのが得意なんです。
おっと
自分語りが長くなってしまいました。
要するに、仕事終わりの風呂が好き
ということでございます。
ワタシは24時を過ぎても
特別に入浴を許可されております。
ワタシが電気を消して帰るのでございます。
ご安心ください。
誰も居ないからといって
女湯に入ったりしませんから。
おばあちゃんたちの入浴シーンが出てきます。
そういうのがお好きでない方は
別の回でお楽しみください。
ワタシはとある会社のお掃除係です。
職場の人たちからは親しみを込めて
じぃじ、
と呼ばれております。
妻に先立たれ
公営団地でひとり暮らしをしております。
通勤は散歩がてら徒歩で。
運転免許証は返納しました。
家にひとり居ても
気が滅入りますから。
気分転換に外の空気を吸っております。
清掃していると時間が経つのも忘れますし
なにより
綺麗になると心がスッキリします。
今アルバイトしている会社は
福利厚生が良いのです。
食事が1食付いていますし
仕事の後はお風呂に入って帰れます。
実はこのお風呂がワタシの楽しみなんです。
元小さなシティホテル時代の
ここの売りは大浴場だったとかで
赴きの違う浴室が隣り合わせであります。
銭湯風に暖簾や番台がありまして
ワタシは小さい頃を思い出します。
冷えたドリンクもあります。
男湯と女湯に分かれておりまして
毎月暖簾を掛け替えて男湯と女湯が入れ替わっております。
男が女湯に入らないよう番台に見張りがおります。
大浴場は16時から24時まで開いておりまして
スタッフオンリーなのでございます。
清掃の仕事は昼番もありますが
ワタシは夜の社員食堂の清掃後に
入浴するのが好きです。
夜道は怖くありません。
清掃の仕事はきちんとしておりますよ。
実はワタシこう見えて
企業にレンタルマット等を利用していただく
会社で長年働いておりました。
お掃除のアドバイスなどもさせていただいておりましたので
効率よくチャチャッとするのが得意なんです。
おっと
自分語りが長くなってしまいました。
要するに、仕事終わりの風呂が好き
ということでございます。
ワタシは24時を過ぎても
特別に入浴を許可されております。
ワタシが電気を消して帰るのでございます。
ご安心ください。
誰も居ないからといって
女湯に入ったりしませんから。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる