神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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もうすぐだね

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グリドール様とネロリ様の結婚式のあと、毎日お勉強という過密スケジュールをこなしながらも寝る前の少しの時間、
一緒に旅へ同行する護衛のルイと侍女のジーンと3人で集まり、行き先の検討や巡る国の選別、それぞれの気候の確認などもしていった。


各国のマナーや語学の習得もベリル先生から合格をもらえたし、
もちろんルイとジーンも”ルナ様に付いていくのだから自分たち2人も話せないと色々不便ですから!”と理由付けて一緒に授業を受けていた。
なので、同行する2人はマナーも語学も完璧だ。

・・使用人ってここまでやるものだっけ???と思いつつ。
頑張る2人は素敵よ!!一緒にがんばりましょー!と焚き付けていた私が言えたことでもない。


実際は、”2人だけずるいです!!”
と不満を漏らした他の使用人からも希望があり、参加自由にしていたのでうちの使用人の8割はマスターしてしまった。

みんな一体何を目指しているのよ・・と言ったら、”愛子様の生家ですから!どこのどんな人が訪ねてきても対応出来るようにしたいです!!旅行行っても困りませんし・・(笑)”
最後のが一番の本音に聞こえたがそこは笑っておいた。


授業に参加しなかった2割は、もう年寄りだから今更他国へ行くこともないし、ハードスケジュールはこなせないと言う理由がある者ばかりだった。

若さがあれば全員参加になっていそうだな・・と余計なことを考えたのはヒミツ。


あとは結婚式後からネロリ様が時々シトラス領へ遊びに来てくださることが増えた(笑)

お母様やベリル先生とのお茶会が開かれて、私も時々参加させてもらっていたけれど、
ネロリ様”本当に毎日楽しいんです!!”
って目を輝かせていて、お土産もたくさんくださるし、シトラス家の食卓は潤っておりますっ。

美味しいものたくさん食べられてかなり満足です!!

あとは、ネロリ様たちの結婚式の様子や、シトラス領地での限定で神々の色を使って式をあげられる!!と宣伝を聞いた人々が、自分たちもシトラス領でぜひ!!!と申込みが殺到しているらしい。

満員御礼だが、実は式を挙げられる日を限定しており、土日祝日のみなのだ。

それはなぜか・・
平日は領地も動き、領民も働いている。

領地の民の生活が壊されるようなことがあってはならないのだ。
だから、領民の大半が休みになる日だけの限定にしたのだ。

だがそれもまた、稀少思考のある貴族には響いたらしく、いつなら出来るんだ!!と1年先までも予約が埋まっているとか。

シトラス領教会の神官様たちが倒れないか心配すぎて、彼らの健康も祈っておくことにした(苦笑)



そして式を挙げた夫婦にのみ、特別なお守りとして”家内安全・夫婦円満”の祝福を付けた装飾彫りがある瓶に、シトラス領特産のジャムを入れてを持ち帰らせることにした。

ジャムを食べ終われば、瓶は飾るなり小物入れにするなりして置いておけばいい。

なぜジャムなのか・・
だってシトラス領の特産品を広める機会でしょ!
利用出来るものはするっ!


旅立つ前に毎日20個ずつ瓶に祝福をかけてストックすることにした。
私が居ない間もこうやっておけば大丈夫だからね。

”みんなが笑顔になりますように”

今日もまた一日が終わる頃、ほんのりタンザナイトブルーに染まった空を見上げて神様に話しかけた。


”ねぇ神様たち、私が旅に出てる間、ちゃんとここの人たちを見守っていてね、私も頑張るから”

そんな優しい愛し子からの願いを、受け止めてあげないわけがない。

この心優しき子が傷つきませんように・・
いつも笑顔でいてくれるように。


それが神々の願い。




ーーーーーーーー
次回はやっと旅に出ますよ!

最初はどこの国へいこうかなぁ~
あ、あっちかな??

お楽しみに!
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