神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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着いたー!!

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*リキュア国入りまーす。
皆さん旅の荷物はしっかり持って~いざ!!



船旅、当初の予定より少し時間かかったみたいで1日半くらいを船上で過ごした私達。
なんだかんだで快適だったし、3人だから安心も出来たし楽しかったなぁ。
子爵家の自室に比べたら、それは狭いのは当たり前なんだけど、だからこそ近い距離で過ごせた分仲が深まったと思えた。

これからは知らない国に行くんだし、旅の友とは絆が深いほど良いよね。

うんうんと1人頷きながら、ルイとジーンに前後に挟まれて荷物を持って船を降りる人の波に流れていく。



ルナ「ふわぁー!!ここがリキュアの港ね、シトラスの港町とはまた違っていて探検したい!!!」

ジーン「ルナ様落ち着いて。まずはラドリスさんにお会いになるって言っていませんでしたか?」

ルイ「そうですよー、俺もちゃんと聞いてましたよ?」

船旅での短い間に、2人とは前よりも気安く話せるようになってそれも嬉しい♪

ルナ「あ、そうでした!ごめんなさーい、ではラドリスさんが居るであろうコンポート商店に行きましょう。
えーっと、馬車乗り場はどこかしら?」

キョロキョロしながら、辺りを見てみる。
んー、どこかなぁ?私あまり背も高くないから、見つけられないかも?? 

ルイ「お嬢ー、あっちに乗り場がありますよ。ほら、荷物は俺が持ちますからね、2人は身軽にね!」

と珍しくウィンクまで飛ばして、なんか男前なことを言ってるルイがおかしくて笑っちゃう(笑)
呼び方お嬢になってるのも、気安いポイントね(笑)
ジーンと2人でクスクス笑いながらルイの後ろに付いて乗り場へ向かって歩き出す。

船を降りてからまだ数分で、歩いた歩数もたぶん100歩もないだろうけど、もう異国情緒溢れていてワクワクが止まらないのだ。

空気すらも違って感じるのが”これぞ旅!!”って感じで気分が上がる。

そんな楽しそうなルナティカの姿を見て、人々は遠巻きに、だがしかっりと神々の色を宿した”愛し子様”を認識した。
駆け寄りたい気持ちはみんなある・・だが国からお触れが出ているのだ。

”近々愛し子様が各国を旅なさる、くれぐれも騒ぎ立てることのないように、嫌がること、強制することもあってはならない、少しでもおかしなことをした者は国家反逆罪と捉え一族皆捕縛する”

恐ろしいっっっ!!!
そんなことを聞いた国民は震え上がるってものだ。

愛し子様は絶対見たいし、あわよくばお声も聞けたらなぁ~とは思うけれど、まさか国家反逆罪なんて、犯そうとも思っていない罪を充てがわれるのは御免こうむりたい。

なので・・あわよくば、
”うちの店に寄っていってくれないかなぁ~”
”うちで食事していってくれるといいなぁ”
”握手してもらえないかしら・・”
”あいつを売ったら一生遊んで暮らせる!!??”←おいっ

平和的なことを思っている人々ばかりの中に、居たよ・・ヤバいのが・・
あ、誰か気づいて巡回兵士に引き渡してる。

こういうときはみんなで協力するのが一番いいのだ。
国王様からの民への信頼も厚くなること間違いなし・・平和にいこう!!
愛し子様万歳っ!リキュア国万歳っ!

”愛し子様がどうかリキュアで楽しい旅を満喫できますように”良民はそう心で祈る。

そんなことを道ゆく人々に思われているとは知らずに、乗り場へ向かいながらふらりと気になったお店に堂々と入っていくルナティカにみんなの目は釘付けである。

”あ、普通に入ってくれるんだ~”
”いいなぁ、愛し子様が入ったからあとで私もいきましょう”
”愛し子様が入っただと!!絶対あの店贔屓にしようっと”
”まま~わたしもあのおみせぇいくのー”
”はいはいいきましょうね”(仕方ないわねぇ)

皆の思うことは大体同じのようで・・

あの店は今後繁盛間違いなしだな、くそう・・いいなぁ。と影で悔しむ者も。

意図せず恩恵を振りまくとはさすが愛し子。



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