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ゼダ町で(休憩話)
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ゼダ町に入ったばかりだというのに、あっという間に町長さんのお屋敷前に移動していた。
お屋敷に入る前に少し休憩しようかということになり、みんなでゆっくりすることにした。
来た早々こんな畏まったところって・・疲れないといいなぁ。
すっかり目はあらぬ方向を向いて、”もう嫌・・・”という気分が現れている。
それを察したジーンが、
ジーン「ルナ様、こちらサンドラから持たされていたお菓子ですよ。シトラスからのフルーツを使ってサンドラが自分で作ったと言っていました。
是非、ルナ様の旅の疲れが出たときには役に立つはずだからと。」
そう言って、スッと差し出された物に目頭が熱くなった・・・
ルナ「コレ・・・なんでサンドラ姉様が作れるの??まさか旅先でも食べられるなんて・・」
意図せず目頭が熱くなる。
だって、サンドラ姉様が用意してくれていたものは、シトラス産のフルーツを使ったパウンドケーキ・・リキュアにはないものなのだ。
ルナ「なんで??サンドラ姉様、作り方知ってたの??」
モクモクと少しずつ噛み締めながら食べる・・美味しいっ!!
サンドラ姉様にお礼のお手紙書かなきゃ。
満足そうに泣き笑いしながら食べている主人を見つめて、ジーンも少しウルっとなる。
まだ11歳なのだ・・少し大人びてらっしゃるから忘れがちだけれど、ルナ様はまだお子様なんだから故郷が恋しくないなんて無いのに。
むしろ、ここまで本当に泣き言も言わず気丈でおられた・・
私とルイが付いているけれど、全てをさらけ出せるわけではないのだ。
サンドラが居てくれて良かったわ・・強請られたから、作り方を教えたのよね(笑)
ルナ様には内緒にしてね!と言われたけれど・・
ジーン「ルナ様にサプライズで渡したかったみたいで、私に教えてくれって作り方を聞いてきたんですよ。ルナ様がそこまで喜んで下さったら、サンドラも本望ですよ(笑)」
ルナ「ええええええーそうだったの!?もうっ本当に美味しいの!!ねぇ、コレまだあるの??一緒に来てくれたみんなにも食べてもらいたい!もちろん、ルイとジーンもね。(ニコリ)」
ジーン「ルナ様・・わかりました!幸い、こういうこともあるかと、サンドラからは結構な量を渡されてますし、味もバリエーションいくつかあるのでカットしたものを1人2個づつ選ぶことにしましょうか。」
ソレを聞いて、ウンウン!!とルナは大きく頷いた。
ジーン「みなさーん、ルナ様から差し入れのお裾分けがあるので、1人2個までで好きな味を選んで下さいーー」
と、声をかけてくれた。
少し遠くで休んでいたアキナとリャンも声に気づいて集まって来てくれた。
大量のパウンドケーキが詰まった箱を覗いて、
アキナ「え?コレ多すぎないですか??」
リャン「うわぁ異国の菓子ですか?初めて見ますね・・」
ヴァル「うはーー何ですか!とっても良い香りがしますね!」
テンダ「え・・本当に私達が食べても良いのですか?」
ガロ「興味深いですね・・」
ルイ「コレ、コンポートの若奥様サンドラさんからだぞー心して食えよ!(ニカっ)」
言う事もみんな其々だけど、何よりも食べてみて欲しい!!!
「「「は!?」」」
ガロ「そんな急な暴露はやめろっ、従者が仕える人の作ったものを食えるか!」
テンダ「あー・・残念だけどね・・」
ヴァル「うっそだろ!?若奥様の!?若旦那に殺さなれない!!??」
・・・そう言えば、3人ともコンポートの従業員・・あー・・でもぉ、こんなこともあろうかとってジーンも言ってたし?
何より貰った私が!”愛し子”である私が!!良いと言ってるんだから、それこそ断ったら失礼では??
と無理やりみんなに配る言い訳を見つけ出した(笑)
ルナ「あーーこほん。えっとですねぇ、みなさん?私が良いと言ってるのに、受けとってくれないのですか??わ・た・し・が!言ってるのに??
サンドラ姉様からはみなさんにも配るであろうことも想定して、この量をいただいているのですよ? それなのに??貰ってくれないのですか!!??」
んんっちょっとあざといかもしれませんが・・みんなと食べたいのだ・・この美味しいを分け合いたい気持ちをわかってほしい。
我儘だろうか・・
ルナ「みんなと一緒に美味しいを分かち合いたいって思うのは・・我儘でしょうか?」
言っててちょっと寂しくなってウルっとなってしまう。
それをいち早く見つけたルイとジーンが寄り添ってくれる。
ルイ「お嬢、俺はもちろん食べますよ!!味がどれも美味しそうで迷ってしまうんですよ、良ければお嬢が俺の好きそうな味をチョイスして貰えませんか?」
ジーン「ルナ様!私だって、もちろん食べるに決まってます!何よりサンドラからも言われてますから、一緒に食べるのよ!って。約束しました、そして私にも選んで欲しいです!」
2人からの圧が凄いけど、3人で顔を見合わせてニカっと笑うと、寂しい気持ちも落ち着いた。
ほんと、2人は私のこと良くわかってる!!
よーし!2人に食べて貰いたい味を選ぼうっ
うーんうーんと唸りながら、コレとコレ!コレとコレ!と選んだものを2人に手渡す。
「「お嬢(様)ありがとうございますっ」」
2人とも息ぴったりすぎ(笑)
ふふっ好きな味だったらいいなぁ♪
そんな3人のやり取りを見ていたみんなも、おずおずと近寄ってきた。
”自分たちのも選んでもらっていいですか?”
だって(笑)
しっかり選んであげた♪
みんな”美味しい”を貼り付けた笑顔がとっても眩しい!
旅は始まったばかりだ・・これからもお世話になるし、せっかくだから仲良くしたい。
大好きなルイとジーンと、頼れる仲間にいつもありがとうを忘れないでいよう。
ーーーーー
すみません、ゼダでのバタバタになるかもの前に少し休憩風景を挟みました。
書いててほっこりしてました!
パウンドケーキ食べたいなぁ~と思った私の食欲を反映しております(笑)
お屋敷に入る前に少し休憩しようかということになり、みんなでゆっくりすることにした。
来た早々こんな畏まったところって・・疲れないといいなぁ。
すっかり目はあらぬ方向を向いて、”もう嫌・・・”という気分が現れている。
それを察したジーンが、
ジーン「ルナ様、こちらサンドラから持たされていたお菓子ですよ。シトラスからのフルーツを使ってサンドラが自分で作ったと言っていました。
是非、ルナ様の旅の疲れが出たときには役に立つはずだからと。」
そう言って、スッと差し出された物に目頭が熱くなった・・・
ルナ「コレ・・・なんでサンドラ姉様が作れるの??まさか旅先でも食べられるなんて・・」
意図せず目頭が熱くなる。
だって、サンドラ姉様が用意してくれていたものは、シトラス産のフルーツを使ったパウンドケーキ・・リキュアにはないものなのだ。
ルナ「なんで??サンドラ姉様、作り方知ってたの??」
モクモクと少しずつ噛み締めながら食べる・・美味しいっ!!
サンドラ姉様にお礼のお手紙書かなきゃ。
満足そうに泣き笑いしながら食べている主人を見つめて、ジーンも少しウルっとなる。
まだ11歳なのだ・・少し大人びてらっしゃるから忘れがちだけれど、ルナ様はまだお子様なんだから故郷が恋しくないなんて無いのに。
むしろ、ここまで本当に泣き言も言わず気丈でおられた・・
私とルイが付いているけれど、全てをさらけ出せるわけではないのだ。
サンドラが居てくれて良かったわ・・強請られたから、作り方を教えたのよね(笑)
ルナ様には内緒にしてね!と言われたけれど・・
ジーン「ルナ様にサプライズで渡したかったみたいで、私に教えてくれって作り方を聞いてきたんですよ。ルナ様がそこまで喜んで下さったら、サンドラも本望ですよ(笑)」
ルナ「ええええええーそうだったの!?もうっ本当に美味しいの!!ねぇ、コレまだあるの??一緒に来てくれたみんなにも食べてもらいたい!もちろん、ルイとジーンもね。(ニコリ)」
ジーン「ルナ様・・わかりました!幸い、こういうこともあるかと、サンドラからは結構な量を渡されてますし、味もバリエーションいくつかあるのでカットしたものを1人2個づつ選ぶことにしましょうか。」
ソレを聞いて、ウンウン!!とルナは大きく頷いた。
ジーン「みなさーん、ルナ様から差し入れのお裾分けがあるので、1人2個までで好きな味を選んで下さいーー」
と、声をかけてくれた。
少し遠くで休んでいたアキナとリャンも声に気づいて集まって来てくれた。
大量のパウンドケーキが詰まった箱を覗いて、
アキナ「え?コレ多すぎないですか??」
リャン「うわぁ異国の菓子ですか?初めて見ますね・・」
ヴァル「うはーー何ですか!とっても良い香りがしますね!」
テンダ「え・・本当に私達が食べても良いのですか?」
ガロ「興味深いですね・・」
ルイ「コレ、コンポートの若奥様サンドラさんからだぞー心して食えよ!(ニカっ)」
言う事もみんな其々だけど、何よりも食べてみて欲しい!!!
「「「は!?」」」
ガロ「そんな急な暴露はやめろっ、従者が仕える人の作ったものを食えるか!」
テンダ「あー・・残念だけどね・・」
ヴァル「うっそだろ!?若奥様の!?若旦那に殺さなれない!!??」
・・・そう言えば、3人ともコンポートの従業員・・あー・・でもぉ、こんなこともあろうかとってジーンも言ってたし?
何より貰った私が!”愛し子”である私が!!良いと言ってるんだから、それこそ断ったら失礼では??
と無理やりみんなに配る言い訳を見つけ出した(笑)
ルナ「あーーこほん。えっとですねぇ、みなさん?私が良いと言ってるのに、受けとってくれないのですか??わ・た・し・が!言ってるのに??
サンドラ姉様からはみなさんにも配るであろうことも想定して、この量をいただいているのですよ? それなのに??貰ってくれないのですか!!??」
んんっちょっとあざといかもしれませんが・・みんなと食べたいのだ・・この美味しいを分け合いたい気持ちをわかってほしい。
我儘だろうか・・
ルナ「みんなと一緒に美味しいを分かち合いたいって思うのは・・我儘でしょうか?」
言っててちょっと寂しくなってウルっとなってしまう。
それをいち早く見つけたルイとジーンが寄り添ってくれる。
ルイ「お嬢、俺はもちろん食べますよ!!味がどれも美味しそうで迷ってしまうんですよ、良ければお嬢が俺の好きそうな味をチョイスして貰えませんか?」
ジーン「ルナ様!私だって、もちろん食べるに決まってます!何よりサンドラからも言われてますから、一緒に食べるのよ!って。約束しました、そして私にも選んで欲しいです!」
2人からの圧が凄いけど、3人で顔を見合わせてニカっと笑うと、寂しい気持ちも落ち着いた。
ほんと、2人は私のこと良くわかってる!!
よーし!2人に食べて貰いたい味を選ぼうっ
うーんうーんと唸りながら、コレとコレ!コレとコレ!と選んだものを2人に手渡す。
「「お嬢(様)ありがとうございますっ」」
2人とも息ぴったりすぎ(笑)
ふふっ好きな味だったらいいなぁ♪
そんな3人のやり取りを見ていたみんなも、おずおずと近寄ってきた。
”自分たちのも選んでもらっていいですか?”
だって(笑)
しっかり選んであげた♪
みんな”美味しい”を貼り付けた笑顔がとっても眩しい!
旅は始まったばかりだ・・これからもお世話になるし、せっかくだから仲良くしたい。
大好きなルイとジーンと、頼れる仲間にいつもありがとうを忘れないでいよう。
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すみません、ゼダでのバタバタになるかもの前に少し休憩風景を挟みました。
書いててほっこりしてました!
パウンドケーキ食べたいなぁ~と思った私の食欲を反映しております(笑)
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