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少年と母の攻防
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*誤字脱字修正、少し文章加筆もしてます。
村長と話した後、テンダに断りを入れてから一旦センガの家に寄った。
センガ「おぉーーーい!ルイ兄ちゃんっ!待ってたぞ~!」
もう夕陽も沈みかけているのに・・待っていてくれたのが嬉しい。
ルイ「おぅ!遅くなってごめんな~・・っと、親御さんもいらっしゃるじゃないか・・すみません、こんな時間にうるさくしてしまって」
とにかく、謝らなければ始まらんっ
「いえいえ、センガの母のマディと申します。こちらこそ、この子から話は聞いていますよ、異国の方なのだとか?」
ルイ「そうなんですよ、詳しくは明日村長に皆さんと会えるように場を整えてもらえることになっているのですよ。
あの・・よろしければ、いまこちらにある物を買ってもいいでしょうか??」
マディ「そうなんですね~え?はい、もちろん、ここに並べてるのは売り物ですから。どれでしょう?」
ルイ「良かった!こちらにある果物??ですか?並べてる分全て買いたいのですが・・いいですか?」
マディ「はい、もちろんです~すべてです・・ね?・・・え?すべて???」
なんだ??変なこと言ったのか??
ここではすべてという単語はないとか??
センガ「おい!ルイ兄ちゃん!ここにあるの全部って・・ほんとかよ!?こんなにあるんだぜ??どうやって持っていくんだよ!!ってそれより、お金大丈夫かよ!」
マディ「はっ!!そ、そうですよ!!そんな気を使ってもらわなくてもいいんですよ??」
あー・・そういうことか。
ルイ「いやいや、うち旅仲間が多いので全部買ってやっと足りるんですよ!お金ももちろんちゃんと払えますよ!駄目でなければ、是非売っていただきたいです。」
マディ「そうでしたか、いやびっくりしてしまって。すみません、えーっと全部で銀貨100枚になります」
ルイ「え!!安すぎないか!!こんなに状態もいいじゃないか・・せめて金貨1枚で売ってくれ!はいっコレお代な。」
え!?となりながらも、センガに勧められるまま、恐る恐るそのお金を受けとったけれど・・
金貨1枚なんて1日で稼ぎが出たことは無いのだ・・リキュアの平民の3人家族の1週間の生活費が銀貨50枚あれば足りるのだ。
ーーーー
お金の説明
銅貨10枚→銀貨1000枚→金貨10000→白金貨 となる。
ーーーー
ということで、平民にとってはかなりの大金となるのだが・・でも、本音をいうとかなり助かる。
ここでは水が手に入らないため、食べ物よりも水を得るのにお金が必要なくらいなのだ。
センガ「かーちゃん、良かったな!これで弟の新しい服買ってあげられるな!あ、俺は要らないからね!ほら、かーちゃんが縫ってくれたもの気に入ってるからさ!俺はコレでいいから、弟に服以外にも欲しいの買ってあげてよ。
あ!かーちゃんもな、新しい服買ったりしたら?ちゃんとしたら綺麗なのにさ!」
なんて思いやりある子どもだろうと思った。
こんな子が苦しむなんて・・間違っているっ!!
コレもしっかりお嬢に報告しておかないとな・・
ナディ「あらあら、なんてこというのっセンガの物も何か買わないと。あ!!コレだけあれば、あんたを村の学校に通わせてあげられるよ・・
学校・・行くかい?」
”学校” と聞いてビクっとなるセンガ。
そうか、行きたいのを我慢していたのだろうな・・
センガ「でも・・家の手伝いが・・「いいんだよ!!」っっ」
ナディ「いいんだよ・・そんなの。コレは親の仕事、本来ならまだ幼い子どもに手伝わせるようなことじゃないんだ・・おまえには苦労かけてるからね、行きたいのは知ってたんだけどね、お金がなくて・・ごめんねぇ
だから、いまお金が出せるうちに行けるなら行っておいで。かーちゃんは大丈夫だからさ。」
2人とも思うところがありすぎて、話が進まないようだな・・
テンダ「うーん、横からごめんね?あ、僕はルイの旅仲間のテンダっていうよ。よろしく! まずはセンガ、君の望みとしてはどうなの?学校へ行きたいか行きたく「行きたいに決まってるよ!!」 うん、そっか。
して、マディさんはセンガに学校へ行かせられるお金が出来たから行って欲しいと言ってるんだよ。
ここはさ、お母さんの希望を聞くのも子どもの仕事じゃないかな?そして、子どもの一番の仕事は学んで、遊んで、友達作って、社会を知ることだよ。
まぁ・・それが出来ない子どもが多いこともちゃんと知ってるよ・・
でも、いまはお母さんに甘えていいんじゃない?
行けるのに行かなかったら、絶対に後悔すると思うなぁ?」
と、そこまで告げてセンガの肩をポンと優しく叩いた。
テンダ「ね、勿体無いよ?俺だったら絶対このチャンス逃さない」
意味深な目をして、センガにしっかりと伝える・・後悔してほしくないと。
・・テンダも過去に何かあったんだろうな、まぁ聞かないけど。
言いたい時に自分から言うのを待つ、それが俺のやり方だからな。
そのテンダの説得にセンガも何かを感じたのだろう、深く頷いた。
ルイ「よし、じゃ買ったものも詰め込んだし、一旦俺達は仲間のところへ戻るな!また明日会えるからその時はよろしく!!マディさんも、沢山売ってくれてありがと!」
ナディ「いえいえ!こちらこそ、本当にありがとうございました。またのお越しを!」
そのままみんなの元へ戻った。
テンダ「おおおおーい!!!お待たせ~~」
ガロ「おお、遅かったな、おかえり」
ヴァル「村長には会えたのか?駄目だったとか無いよな??」
あはははと笑いながら、1時間刻ぶりくらいの再会を喜ぶ。
ルイ「テンダのおかげで村長には無事に会えたよ。明日、村のみなさんと会える場を設けてくれるそうだよ。
早速お嬢にも伝えないとな~」
ガロ「そういや、コロン村はどんな感じだったんだ?まさかゼダの二の舞じゃないよな?」
ヴァル「そうそう、俺らそれを心配してたんだよ、大丈夫だったか?」
テンダ「大丈夫だったぞ、1人の少年とそこのお母さんとも話したし、村長も歓迎してくれたんだよ、コロン村は信心深いみたいでな、愛し子様に会えることを聞いてかなり興奮してたぞ。
いまごろ倒れてなきゃいいけどあの村長(笑)」
ルイ「おいおい、縁起でもないこと言うのはやめろよ。」
今日はゆっくり休んで明日は早起きして支度するぞ~~~と指示をして、お嬢の部屋へ行くことを伝え解散した。
お嬢に今日のことを詳しく話すと、とても喜んでくれて寝る前に””明日着るもの決めるっ!”と張り切ってジーンと衣装部屋へ籠ってしまった(笑)
まぁ・・俺の主にはいつでも美しくいてもらいたいからな。
ジーンがお嬢の最高な姿を作り上げてくれるだろう。
明日が楽しみだなぁ♪
神様たち再びにならないようにだけは祈っておこう。
果たして俺の祈りが届いているかは謎だがな。
村長と話した後、テンダに断りを入れてから一旦センガの家に寄った。
センガ「おぉーーーい!ルイ兄ちゃんっ!待ってたぞ~!」
もう夕陽も沈みかけているのに・・待っていてくれたのが嬉しい。
ルイ「おぅ!遅くなってごめんな~・・っと、親御さんもいらっしゃるじゃないか・・すみません、こんな時間にうるさくしてしまって」
とにかく、謝らなければ始まらんっ
「いえいえ、センガの母のマディと申します。こちらこそ、この子から話は聞いていますよ、異国の方なのだとか?」
ルイ「そうなんですよ、詳しくは明日村長に皆さんと会えるように場を整えてもらえることになっているのですよ。
あの・・よろしければ、いまこちらにある物を買ってもいいでしょうか??」
マディ「そうなんですね~え?はい、もちろん、ここに並べてるのは売り物ですから。どれでしょう?」
ルイ「良かった!こちらにある果物??ですか?並べてる分全て買いたいのですが・・いいですか?」
マディ「はい、もちろんです~すべてです・・ね?・・・え?すべて???」
なんだ??変なこと言ったのか??
ここではすべてという単語はないとか??
センガ「おい!ルイ兄ちゃん!ここにあるの全部って・・ほんとかよ!?こんなにあるんだぜ??どうやって持っていくんだよ!!ってそれより、お金大丈夫かよ!」
マディ「はっ!!そ、そうですよ!!そんな気を使ってもらわなくてもいいんですよ??」
あー・・そういうことか。
ルイ「いやいや、うち旅仲間が多いので全部買ってやっと足りるんですよ!お金ももちろんちゃんと払えますよ!駄目でなければ、是非売っていただきたいです。」
マディ「そうでしたか、いやびっくりしてしまって。すみません、えーっと全部で銀貨100枚になります」
ルイ「え!!安すぎないか!!こんなに状態もいいじゃないか・・せめて金貨1枚で売ってくれ!はいっコレお代な。」
え!?となりながらも、センガに勧められるまま、恐る恐るそのお金を受けとったけれど・・
金貨1枚なんて1日で稼ぎが出たことは無いのだ・・リキュアの平民の3人家族の1週間の生活費が銀貨50枚あれば足りるのだ。
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お金の説明
銅貨10枚→銀貨1000枚→金貨10000→白金貨 となる。
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ということで、平民にとってはかなりの大金となるのだが・・でも、本音をいうとかなり助かる。
ここでは水が手に入らないため、食べ物よりも水を得るのにお金が必要なくらいなのだ。
センガ「かーちゃん、良かったな!これで弟の新しい服買ってあげられるな!あ、俺は要らないからね!ほら、かーちゃんが縫ってくれたもの気に入ってるからさ!俺はコレでいいから、弟に服以外にも欲しいの買ってあげてよ。
あ!かーちゃんもな、新しい服買ったりしたら?ちゃんとしたら綺麗なのにさ!」
なんて思いやりある子どもだろうと思った。
こんな子が苦しむなんて・・間違っているっ!!
コレもしっかりお嬢に報告しておかないとな・・
ナディ「あらあら、なんてこというのっセンガの物も何か買わないと。あ!!コレだけあれば、あんたを村の学校に通わせてあげられるよ・・
学校・・行くかい?」
”学校” と聞いてビクっとなるセンガ。
そうか、行きたいのを我慢していたのだろうな・・
センガ「でも・・家の手伝いが・・「いいんだよ!!」っっ」
ナディ「いいんだよ・・そんなの。コレは親の仕事、本来ならまだ幼い子どもに手伝わせるようなことじゃないんだ・・おまえには苦労かけてるからね、行きたいのは知ってたんだけどね、お金がなくて・・ごめんねぇ
だから、いまお金が出せるうちに行けるなら行っておいで。かーちゃんは大丈夫だからさ。」
2人とも思うところがありすぎて、話が進まないようだな・・
テンダ「うーん、横からごめんね?あ、僕はルイの旅仲間のテンダっていうよ。よろしく! まずはセンガ、君の望みとしてはどうなの?学校へ行きたいか行きたく「行きたいに決まってるよ!!」 うん、そっか。
して、マディさんはセンガに学校へ行かせられるお金が出来たから行って欲しいと言ってるんだよ。
ここはさ、お母さんの希望を聞くのも子どもの仕事じゃないかな?そして、子どもの一番の仕事は学んで、遊んで、友達作って、社会を知ることだよ。
まぁ・・それが出来ない子どもが多いこともちゃんと知ってるよ・・
でも、いまはお母さんに甘えていいんじゃない?
行けるのに行かなかったら、絶対に後悔すると思うなぁ?」
と、そこまで告げてセンガの肩をポンと優しく叩いた。
テンダ「ね、勿体無いよ?俺だったら絶対このチャンス逃さない」
意味深な目をして、センガにしっかりと伝える・・後悔してほしくないと。
・・テンダも過去に何かあったんだろうな、まぁ聞かないけど。
言いたい時に自分から言うのを待つ、それが俺のやり方だからな。
そのテンダの説得にセンガも何かを感じたのだろう、深く頷いた。
ルイ「よし、じゃ買ったものも詰め込んだし、一旦俺達は仲間のところへ戻るな!また明日会えるからその時はよろしく!!マディさんも、沢山売ってくれてありがと!」
ナディ「いえいえ!こちらこそ、本当にありがとうございました。またのお越しを!」
そのままみんなの元へ戻った。
テンダ「おおおおーい!!!お待たせ~~」
ガロ「おお、遅かったな、おかえり」
ヴァル「村長には会えたのか?駄目だったとか無いよな??」
あはははと笑いながら、1時間刻ぶりくらいの再会を喜ぶ。
ルイ「テンダのおかげで村長には無事に会えたよ。明日、村のみなさんと会える場を設けてくれるそうだよ。
早速お嬢にも伝えないとな~」
ガロ「そういや、コロン村はどんな感じだったんだ?まさかゼダの二の舞じゃないよな?」
ヴァル「そうそう、俺らそれを心配してたんだよ、大丈夫だったか?」
テンダ「大丈夫だったぞ、1人の少年とそこのお母さんとも話したし、村長も歓迎してくれたんだよ、コロン村は信心深いみたいでな、愛し子様に会えることを聞いてかなり興奮してたぞ。
いまごろ倒れてなきゃいいけどあの村長(笑)」
ルイ「おいおい、縁起でもないこと言うのはやめろよ。」
今日はゆっくり休んで明日は早起きして支度するぞ~~~と指示をして、お嬢の部屋へ行くことを伝え解散した。
お嬢に今日のことを詳しく話すと、とても喜んでくれて寝る前に””明日着るもの決めるっ!”と張り切ってジーンと衣装部屋へ籠ってしまった(笑)
まぁ・・俺の主にはいつでも美しくいてもらいたいからな。
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