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リキュア〜変わりゆく時〜
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*内容と違うなぁと思い、巻タイトル変えました。
謁見の間、招集された要人・貴族が見守る中、
ついにラナン陛下とハリカ王妃、その後ろには護衛然とした騎士団長であるシモンとその婚約者ネハ様、
その後ろに宰相である僕シモンと婚約者のシャンタが続く。
この場にいるべき人々が揃ったということだ。
陛下が歩みを進め玉座へと座ると、
「国王陛下並びに、皇后陛下、王弟殿下方並びに婚約者のお二人にご挨拶申し上げます。」
そうして、揃った人々は一斉に礼をとる。
陛下「よい、面をあげよ」
ラナンはチラリとアモンを見やり、お互いに頷いてから口を開いた。
陛下「皆、今日は急な招集にも関わらず登城してくれて感謝する。
いまから話すことは国の最重要事項であり、これから先我が国の行く末にも関わる事案であることを先に伝えておく。」
あまりにも重い言葉に、皆がシーンと静まりどうしらたいいかわからないでいる。
その間に王弟であり現宰相であるアモンが進み出て、陛下の横へと移動する。
アモン「新宰相として命を受けました、アモン・リキュアです。
お越し下さった皆様、いま現在いったい何事かと思われているのは察します。
しかし、これから陛下が申しますことは事実であり現実だということを頭に入れておいて下さい。
・・陛下・・お願いいたします。」
その言葉に小さく頷き、話し始める。
陛下「皆には前リキュア国王とその忠実なる臣下たちの所業と、愛し子様への暴挙・・その後の処遇については通達した通りである。
現在、我が国に愛し子様がご滞在中であることも知っているであろう。
しかしあの事件後、愛し子様がどのようにお過ごしになられているかは周知しておらず、皆の知らないこととなっている。
いまここでソレについても説明したいと思う。
アモン、頼む。」
アモンへ視線を向ける。
アモン
「陛下が仰ることを引き継ぎますと、
まず愛し子様は我々と茶会を共にしてくださり、現在のこの国の現状などもご理解を示して下さいました。
そして、愛し子として自分が何か出来ることはないか?と仰っしゃり、
皆で考えた結果・・
リキュア全体になるが、とにかく水不足であること植物が育たないためこの砂地でも育ち食用になるものが欲しいということ・・
地方に教会が欲しいこと、
それらを伝えたところ、神々の協力も仰いで下さり是非力になりたいとおっしゃった。
その結果、1週間以上前から地方巡業の旅に出られ、先日報告書が届けられました。
・・・陛下っ」
粗方説明を終えて、これから先は・・と、荷が重いであろう言葉。
さすがに王である自分が言うべきだと分かっている。
アモンを見て、「大丈夫だ、俺が引き継ぐから」
と安心させるように伝えると、小さく頷いた。
周りに居たシモンや婚約者たちもまだ事実を知らされていないから、アモンの様子がおかしいことに悪い予感がよぎったのかもしれない。
顔を歪ませている。
しかし、その手はアモンの背に添えられている・・
アモンを頼むと込めた視線を向けると、力強く頷いてくれた。
後は俺がやるから・・
陛下「んん”っ、すまんな・・とりあえず、ここまでの話は理解してくれただろうか?
特に難しいこともなかったと思う。」
そう言って、玉座から皆を見渡せば頷く者ばかりで、理解していると確認出来た。
陛下「では、続きだが・・
その後愛し子様は、ゼダ町→コロン村→セグ→ボッダ宿町 の順に回ったとのこと。
その際、2つの異変があったとのことだ。
まず滞り無く予定が進んだところを言おう、コロン村とボッダ宿町だ。
そちらの2箇所は水場と教会の設置と植物の植生、どれも順調に済んだということだ。
住人との関係も良好で問題もなく過ごせたと・・
問題があったのは・・まずはセグからだな。
あそこは、一面どこまでも砂地で探せど探せど人や生き物の気配が無かったと、だがポツンとオアシスを発見なされたとのことだ。
私達も驚いた・・こんなに水が無いというに。
オアシスの周辺には植物も生っていたということだ。
それでセグに居たと思った人々は、突然の砂嵐がずっと止まず、コレでは村が飲まれると思い、命からがらボッダ宿町へ逃げたということらしい。
いまはボッダで職を得、住民権も得てそこで生活していたからセグがあった場所については、もう何も情報が無かったらしい。
セグの現状についての嘆願書は、ある者が誰も居ないことをいいことに、嘘の情報を入れていたとのことだ。
ここまでの説明に意義はあるだろうか?」
と問いかける。
数名から質問が出た。
当たり前だが”その情報を流した人物は誰か?”
それは気になるところであろう。
陛下「あぁ。それはいまから伝えるが・・
セグのことはいいとして、最後にゼダ町のことを伝える。
ゼダ町については・・消滅した。
とのことだ。
文字通り、そこにあったもの全てが消えたということだ。」
それを聞いて、謁見の間の全ての人々が”消滅ってどういうことだ!!何があったんだ!!”と慌て出した。
その動揺は当たり前である。
現に、手紙を読んだ当初、王である俺もアモンも2人でかなり動揺して意味がわからない!!!と叫んでいたくらいだ。
しかし、俺は説明しなければいけない。
アモン「皆、静粛に!!!」
その号令に”ハッ!!”となり、徐々に静まる。
陛下「すまん・・皆が動揺するのも分かっている。
が、いまは聞いて欲しい。
実は、ゼダでは神々への信仰が破綻しており、それどころか伝え継がれてきたはずの愛し子様の容姿すらも知らない者がほとんどであったらしい。
まさにその代表のような町長に、町長の側近・・
その側近が愛し子様に無礼にも手を上げた挙げ句、愛し子様が意識を失われ数日寝込んだとのこと。
口の中も切れてしまい、結構な血を吐かれたそうで・・
その所業に怒りを顕にした神々によって、有無を言わさず町を消滅させられたとのことだ。
その側近が、先程伝えたセグの虚偽報告をしていた者であった・・
ちなみに、町長の屋敷で働いていた10名ほどは他国の民であり、神々への信仰もあり愛し子様への礼儀も弁えていたことから、彼らだけは神々によって助け出されたとのこと。
その後は愛し子様の旅へ同行して身の回りのお世話をしていると報告されている。
・・・
わかるか?
神々は本当に居られる、それは我らリキュア王族が目の前で見ておるからして、我らが証言者だ。
神々は愛し子様が幸せである、それこそが最上のお考えだ。
アール国国王、アール国神殿長からの通達にもあったように、どのような状況であろうとも、愛し子様の笑顔を奪ってはならない、手を出すなど絶対あってはいけない、彼女が幸せだと思えない状況であることは、神々が一番望んでいないことであり、世界すらも滅ぼすであろうと。
それを伝えられていたはずが・・
あの町はそれを軽んじた結果の消滅だ。
今後、国を守りたいのなら国全体で意識改革をしなくてはならない。
もちろん、我ら王族もそれにならう。
皆で良い国にしていきたいのだ・・どうか、力を貸してくれないだろうか?
ゼダ町だけで済んで良かったと、思わないといけない・・」
悲痛な面持ちで伝えることを許してくれと思いながらも、
しかし王という立場上、過去ではなくこれからの国の在り方に目を向けなくてはならない。
消えた民の為ではなく、これからも生きる民のために・・
そう思いつつ、深く皆へ礼をする。
最上級の礼を王が民へ向ける。
それだけ必死だということ・・
それに習って、陛下の周りもしっかりと同じ礼をとる。
コレが誠実さを見せられる行動だから。
その王族たちの態度を見て、集まった皆もさすがに事の重大さを理解し、これからはいままでとは違った方向を見て行かなければと嫌でも思わせられた瞬間だった。
「陛下っ!頭をお上げ下さい!」
「そうですっ!」
「前陛下に引っ張られたとはいえ我々にも罪はあります・・」
「皆で立て直していきましょう」
「そうですよ・・どうにかなりますっ」
「神殿への寄付や修繕の手を回しましょう」
「生活のことも見直しましょうよ!」
「食材についても、もっと何かあるかもしれませんよ」
「そうだ、商会なら知識があるんじゃないですか」
「皆で習いましょう!!」
「我らの手で国を支えましょう」
「民の幸せを願いましょう」
「我らの財産も使ってください!」
「他国との交流も増やしましょう!」
あちらこちらから、提案やら決意やらの言葉が飛び交ってくる。
・・・
この国は変われる!!
確信出来た瞬間であった。
陛下「皆・・苦労をかける!本当に済まない・・俺も皆の声にもっと耳を傾けたい。
これよりリキュア王室は、常に門を解放しいつでも民からの陳情も受け付けると約束する!
・・・
皆、いつも支えてくれて感謝する。
これからも、我らに付いてきてくれるか??」
”当たり前です!!リキュア万歳!!”
皆も割れんばかりの歓声が広がる。
この団結力があれば、皆の知識を借りれば、リキュアは立ち直れる!!
二度と、同じ間違いを繰り返してはならない・・
そうして謁見の間での招集を終えて、
自室にて愛し子様への手紙を認める。
今日決めたこと、皆のこと・・
ゼダ町のことは彼らの自業自得なので気にしないで欲しいことを。
明日は王族だけで集まって、改めて改革書を作ることになっている。
シモン達にはちゃんと説明していないから、愛し子様からの手紙を見せてしっかり理解してもらわないと・・
後が怖いであろうから。
ーーーーー
明日はまた愛し子様御一行へひっついて行きましょう。
謁見の間、招集された要人・貴族が見守る中、
ついにラナン陛下とハリカ王妃、その後ろには護衛然とした騎士団長であるシモンとその婚約者ネハ様、
その後ろに宰相である僕シモンと婚約者のシャンタが続く。
この場にいるべき人々が揃ったということだ。
陛下が歩みを進め玉座へと座ると、
「国王陛下並びに、皇后陛下、王弟殿下方並びに婚約者のお二人にご挨拶申し上げます。」
そうして、揃った人々は一斉に礼をとる。
陛下「よい、面をあげよ」
ラナンはチラリとアモンを見やり、お互いに頷いてから口を開いた。
陛下「皆、今日は急な招集にも関わらず登城してくれて感謝する。
いまから話すことは国の最重要事項であり、これから先我が国の行く末にも関わる事案であることを先に伝えておく。」
あまりにも重い言葉に、皆がシーンと静まりどうしらたいいかわからないでいる。
その間に王弟であり現宰相であるアモンが進み出て、陛下の横へと移動する。
アモン「新宰相として命を受けました、アモン・リキュアです。
お越し下さった皆様、いま現在いったい何事かと思われているのは察します。
しかし、これから陛下が申しますことは事実であり現実だということを頭に入れておいて下さい。
・・陛下・・お願いいたします。」
その言葉に小さく頷き、話し始める。
陛下「皆には前リキュア国王とその忠実なる臣下たちの所業と、愛し子様への暴挙・・その後の処遇については通達した通りである。
現在、我が国に愛し子様がご滞在中であることも知っているであろう。
しかしあの事件後、愛し子様がどのようにお過ごしになられているかは周知しておらず、皆の知らないこととなっている。
いまここでソレについても説明したいと思う。
アモン、頼む。」
アモンへ視線を向ける。
アモン
「陛下が仰ることを引き継ぎますと、
まず愛し子様は我々と茶会を共にしてくださり、現在のこの国の現状などもご理解を示して下さいました。
そして、愛し子として自分が何か出来ることはないか?と仰っしゃり、
皆で考えた結果・・
リキュア全体になるが、とにかく水不足であること植物が育たないためこの砂地でも育ち食用になるものが欲しいということ・・
地方に教会が欲しいこと、
それらを伝えたところ、神々の協力も仰いで下さり是非力になりたいとおっしゃった。
その結果、1週間以上前から地方巡業の旅に出られ、先日報告書が届けられました。
・・・陛下っ」
粗方説明を終えて、これから先は・・と、荷が重いであろう言葉。
さすがに王である自分が言うべきだと分かっている。
アモンを見て、「大丈夫だ、俺が引き継ぐから」
と安心させるように伝えると、小さく頷いた。
周りに居たシモンや婚約者たちもまだ事実を知らされていないから、アモンの様子がおかしいことに悪い予感がよぎったのかもしれない。
顔を歪ませている。
しかし、その手はアモンの背に添えられている・・
アモンを頼むと込めた視線を向けると、力強く頷いてくれた。
後は俺がやるから・・
陛下「んん”っ、すまんな・・とりあえず、ここまでの話は理解してくれただろうか?
特に難しいこともなかったと思う。」
そう言って、玉座から皆を見渡せば頷く者ばかりで、理解していると確認出来た。
陛下「では、続きだが・・
その後愛し子様は、ゼダ町→コロン村→セグ→ボッダ宿町 の順に回ったとのこと。
その際、2つの異変があったとのことだ。
まず滞り無く予定が進んだところを言おう、コロン村とボッダ宿町だ。
そちらの2箇所は水場と教会の設置と植物の植生、どれも順調に済んだということだ。
住人との関係も良好で問題もなく過ごせたと・・
問題があったのは・・まずはセグからだな。
あそこは、一面どこまでも砂地で探せど探せど人や生き物の気配が無かったと、だがポツンとオアシスを発見なされたとのことだ。
私達も驚いた・・こんなに水が無いというに。
オアシスの周辺には植物も生っていたということだ。
それでセグに居たと思った人々は、突然の砂嵐がずっと止まず、コレでは村が飲まれると思い、命からがらボッダ宿町へ逃げたということらしい。
いまはボッダで職を得、住民権も得てそこで生活していたからセグがあった場所については、もう何も情報が無かったらしい。
セグの現状についての嘆願書は、ある者が誰も居ないことをいいことに、嘘の情報を入れていたとのことだ。
ここまでの説明に意義はあるだろうか?」
と問いかける。
数名から質問が出た。
当たり前だが”その情報を流した人物は誰か?”
それは気になるところであろう。
陛下「あぁ。それはいまから伝えるが・・
セグのことはいいとして、最後にゼダ町のことを伝える。
ゼダ町については・・消滅した。
とのことだ。
文字通り、そこにあったもの全てが消えたということだ。」
それを聞いて、謁見の間の全ての人々が”消滅ってどういうことだ!!何があったんだ!!”と慌て出した。
その動揺は当たり前である。
現に、手紙を読んだ当初、王である俺もアモンも2人でかなり動揺して意味がわからない!!!と叫んでいたくらいだ。
しかし、俺は説明しなければいけない。
アモン「皆、静粛に!!!」
その号令に”ハッ!!”となり、徐々に静まる。
陛下「すまん・・皆が動揺するのも分かっている。
が、いまは聞いて欲しい。
実は、ゼダでは神々への信仰が破綻しており、それどころか伝え継がれてきたはずの愛し子様の容姿すらも知らない者がほとんどであったらしい。
まさにその代表のような町長に、町長の側近・・
その側近が愛し子様に無礼にも手を上げた挙げ句、愛し子様が意識を失われ数日寝込んだとのこと。
口の中も切れてしまい、結構な血を吐かれたそうで・・
その所業に怒りを顕にした神々によって、有無を言わさず町を消滅させられたとのことだ。
その側近が、先程伝えたセグの虚偽報告をしていた者であった・・
ちなみに、町長の屋敷で働いていた10名ほどは他国の民であり、神々への信仰もあり愛し子様への礼儀も弁えていたことから、彼らだけは神々によって助け出されたとのこと。
その後は愛し子様の旅へ同行して身の回りのお世話をしていると報告されている。
・・・
わかるか?
神々は本当に居られる、それは我らリキュア王族が目の前で見ておるからして、我らが証言者だ。
神々は愛し子様が幸せである、それこそが最上のお考えだ。
アール国国王、アール国神殿長からの通達にもあったように、どのような状況であろうとも、愛し子様の笑顔を奪ってはならない、手を出すなど絶対あってはいけない、彼女が幸せだと思えない状況であることは、神々が一番望んでいないことであり、世界すらも滅ぼすであろうと。
それを伝えられていたはずが・・
あの町はそれを軽んじた結果の消滅だ。
今後、国を守りたいのなら国全体で意識改革をしなくてはならない。
もちろん、我ら王族もそれにならう。
皆で良い国にしていきたいのだ・・どうか、力を貸してくれないだろうか?
ゼダ町だけで済んで良かったと、思わないといけない・・」
悲痛な面持ちで伝えることを許してくれと思いながらも、
しかし王という立場上、過去ではなくこれからの国の在り方に目を向けなくてはならない。
消えた民の為ではなく、これからも生きる民のために・・
そう思いつつ、深く皆へ礼をする。
最上級の礼を王が民へ向ける。
それだけ必死だということ・・
それに習って、陛下の周りもしっかりと同じ礼をとる。
コレが誠実さを見せられる行動だから。
その王族たちの態度を見て、集まった皆もさすがに事の重大さを理解し、これからはいままでとは違った方向を見て行かなければと嫌でも思わせられた瞬間だった。
「陛下っ!頭をお上げ下さい!」
「そうですっ!」
「前陛下に引っ張られたとはいえ我々にも罪はあります・・」
「皆で立て直していきましょう」
「そうですよ・・どうにかなりますっ」
「神殿への寄付や修繕の手を回しましょう」
「生活のことも見直しましょうよ!」
「食材についても、もっと何かあるかもしれませんよ」
「そうだ、商会なら知識があるんじゃないですか」
「皆で習いましょう!!」
「我らの手で国を支えましょう」
「民の幸せを願いましょう」
「我らの財産も使ってください!」
「他国との交流も増やしましょう!」
あちらこちらから、提案やら決意やらの言葉が飛び交ってくる。
・・・
この国は変われる!!
確信出来た瞬間であった。
陛下「皆・・苦労をかける!本当に済まない・・俺も皆の声にもっと耳を傾けたい。
これよりリキュア王室は、常に門を解放しいつでも民からの陳情も受け付けると約束する!
・・・
皆、いつも支えてくれて感謝する。
これからも、我らに付いてきてくれるか??」
”当たり前です!!リキュア万歳!!”
皆も割れんばかりの歓声が広がる。
この団結力があれば、皆の知識を借りれば、リキュアは立ち直れる!!
二度と、同じ間違いを繰り返してはならない・・
そうして謁見の間での招集を終えて、
自室にて愛し子様への手紙を認める。
今日決めたこと、皆のこと・・
ゼダ町のことは彼らの自業自得なので気にしないで欲しいことを。
明日は王族だけで集まって、改めて改革書を作ることになっている。
シモン達にはちゃんと説明していないから、愛し子様からの手紙を見せてしっかり理解してもらわないと・・
後が怖いであろうから。
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明日はまた愛し子様御一行へひっついて行きましょう。
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