神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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見えてきたぞー!

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トライフル町を去った一行は・・・

先に箱庭へ戻っていたみんなが町での沙汰を聞いて激怒しちゃって、空気がなんとも言えないことになっていた。


愛し子本人はというと、

ルナ「もう~~~みんな!!私は大丈夫だからっ!
ルイもジーンも居るし、リルも居たから。そりゃぁ1人だったら無理だったと思うの・・
でも一緒に居てくれるみんながいるんだもん。
箱庭に帰ってきたら、みんなが居てホッとしたの。 
でもね・・私の代わりに怒ってくれてありがとうっ、みんな大好きよ!!!」

と伝えると、その場に居たみんながウルウルになっちゃった(笑)


だけど、トライフル町の出身だと言っていた侍女のメイには、
メイ「ルナ様ぁぁぁぁ本当に申し訳ありませんっ!!私の故郷の馬鹿代表が!!!!町のことに関しては有能だと聞いていたのですがっ
でもっ・・町の人間はあんな馬鹿とは違うんです~~~(号泣)」

と土下座で謝られてしまった(汗)

メイのせいではないのに・・
それに、ゼダと違って町の人々はしっかりしていた。
リュダストに傾倒している人も居なかったようだし・・彼が居なくなったのなら、また新しい人が代表となるだろうけど。
今度はしっかりした人を選ぶだろう。

ふふっ
ルナ「メイ、あなたのせいではないし、あちらで駄目なのはリュダストだけだということはわかっているのよ。だからね、自分を責めないで。
町の人々はとても良くしくれたの、また機会があったらちゃんと寄りたいと思うくらいには、気に入ってるよ♪
それに、ルイとジーンとリルの数名も一緒だったから・・心強かったの。」

本当に・・みんなの存在にどれだけ私が支えられているか・・いつかもっとちゃんと伝えられるといいなぁ(笑)



そんなことを思っていると、トライフルで最後を任せたリルのメンバーが玄関ホールへやってきた。

なぜ揃ってそんなに晴れ晴れしいお顔なのかしら・・
と突っ込みはしないけれど・・

「トライフルでの始末、しっかりと終えて参りました。」

ルナ「えぇ。本当にありがとう・・あなた達が居てくれたから安心して町を歩けたわ。もちろん、ルイとジーンもよ、いつもありがとうっ」

そうして、リルからはリュダストを消したという報告だけを聞いた。

その方法はたぶん・・聞いてはいけない感じがする。
誰も質問しようとはしなかったから、コレでいいのよと納得した。

たぶん、ルイとジーンには後で細かい報告が行くのだろう。
そこらへんは2人に任せてあるから・・
私は少し参った精神を安定させるべく、侍女ズが気を利かせて準備してくれたお菓子とお茶をいただくことにした。

ルナ「ふぅ・・みんないつも気が利くから、ついつい甘えちゃう。
でも、落ち着く~今日のお茶も素晴らしい!香りが強いのに柔らかい風味だからホッとするね。(ニコリ)」

ルナティカのいつもと変わらない笑顔を見て、みんなもホッと顔が緩んでいく。




トライフル町を出て4日・・

箱庭の玄関ホールでみんなで雑談しながら外の様子を見ていると、
執事ハイエン
「ルナ様、あちらをご覧ください。街の様に見えますよ。」
そう言われて、向けられた画面のほうには確かに・・街ね?

ルナ「えぇ、ハイエン・・あれは街だと思うわ。結構大きいし、ユメイルの首都で間違いなさそうよね・・・はぁ~」

首都に近づくにつれて溜息が出る。

既にトライフル町のことは首都にも伝わっているだろうけど・・それでも安心は出来ないのよね。

だって、ああいうのはどこにでもいるから・・

思い出して隣に座っていたジーンにギュッと抱きついてしまう。

ジーン「ルナ様、恐れることはありません。ルナ様以上に身分の高いのは神々しかおりませんから。
何かあっても私達がいますよ・・絶対に手出しはさせません」

なんて心強い言葉か。
仲間に恵まれた・・そう思える。

テンダ「みんな~ユメイルの首都に着くよ!」

”今度はルナ様が楽しめますように・・” 箱庭内ではみんながそう祈っていた。


ルナ「ユメイルの特産品はなんだろう??せっかくだから、新しい土地の食材も調達したいね!」

また新しい出会いがあるかも♪
と期待と不安が入り混じるルナティカの心は忙しい。

そして次の瞬間には別のことを考える。

”神様たち・・会いたいからそろそろ呼んでもいいかな?”
せっかくだから何かお供え物もしようかな~♪

まだ子どもらしく、頭の中は考えることがいっぱいだ。

時々は子供らしい姿も見せてくれていいのになぁ~と使用人一同が思っているとは知らずに・・(笑)

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