神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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ユメイル到着

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ふぅ・・トライフルでのことがあったから、首都へ入るのもとても緊張する・・

それはルナティカだけではなく、仲間全体の思いだ。


とりあえずいつものように、首都へ入る通過審査に騎獣から箱庭を取り出してから首都外側の草原の広がるところへ設置する。

ここで待ってからルイが代表で通過審査の兵へ話をしに行くのだ。

私達のところからはその場の様子を見ることは出来ないため、みんなルイが戻ってくるまで心配で箱庭内をうろうろしている。

どのくらい経っただろうか?
1時間刻ほどは待ったんだけど・・なんでルイは戻ってこないのか??
リルのみんなが、自分たちが様子を見に行こうかと提案してくれた・・少し悩んでから、神様たちからいただいてずっと身に着けているペンダントを見てルイの居場所を確認した。

あ!
その声にジーンも気づいたようで・・こちらを見て頷いた。

ルナ「待って、提案ありがとう。でもね、ルイはいまこちらへ動いているの。
だから、もう少し待ってくれない? それでも戻らない時は、私がお願いするから。」

その言葉に、リルの面々は”主がそう言うのなら”と待機姿勢へと戻った。

優秀だからこそ、仲間になにかあったときは容赦しないのが”リル”だ。
使い道はしっかりと選ばなくてはいけない・・


頭の中でぐるぐる考えていると、屋敷の玄関をノックする音がした。
ハイエンが玄関ホールの映像装置しれっとオフにしてくれる。(さすがね(笑))
その流れのまま玄関へ対応してくれた。
横には息子のポルトが付き添っている。
扉を開けて、まずはルイと話してるみたいね。

ハイエン
「ルイ様おかえりなさいませ。」
ポルト
「おかえりなさいませ」
ルイ「あぁ、遅くなってしまって悪かった。実はな、俺の後ろ・・ユメイルの王族なんだよ・・付いてきちゃってさ~
愛し子様に是非お会いしたいって・・一応敵意はないことは確認済みだ。」

ハイエン
「なるほど・・確かに。敵意や悪意・企みなどあれば神々の結界に弾かれますよねぇ?
ふむ・・」
ポルト「至急お茶の用意をいたします」
ハイエン
「・・・えぇ、頼みますよ」
ルイ「悪いな・・まだ外にいるから、用意出来たら声かけてくれ・・あと、お嬢にも伝えてもらっていいかな?」
ハイエン
「もちろんでございます。5分刻ほどお待ちくださいませ。人数は把握しておりますゆえ。」
うわぁ・・やっぱり出来る執事は違うね・・怖いよ(笑)
と、ルイは思いつつも言葉にはせず外へ戻っていく。

心配そうにその様子を見ていた主の元へいき、
ハイエン
「ルナ様、ただいまルイ様がお戻りなられましたが、ユメイルの王族がご一緒にいらしたということです。
神々の結界に弾かれることはなかったので、こちらへの訪問を許可してもよいと判断しました。
いまポルトと侍女がお茶の用意をしております。
ルナ様・・大丈夫ですか?」

そう伝えられ、最初はビクっとなった・・
だけど、神様たちの結界が弾かなかった・・なら会うだけなら・・という考えに至る。

ルナ「えぇ、大丈夫。会うくらいなら。
相手の出方にもよるけど・・私まだ小娘なのになぁ・・(凹)」
ジーン「私が常に側にいますから、後ろには3人もいます・・見えないところにリルも(苦笑)」
そう言われて後ろを振り向くと、ヒラヒラと3人が手を振ってくれる。
そこかしこでトントンと軽い音も。
一体どこに潜んでいるのやら・・詮索するつもりはないけど。

ルナ「そうよね、みんながいるもんね」
それから気休めの深呼吸を3回し終わると、ハイエンが玄関へ向かっていった。

そういえば・・さっきから、ルイもハイエンもユメイルの言語を話している。
全然気にしていなかったけれど、授業はしっかり身についているのだと実感出来てなんだか嬉しくなった♪




ルイが入ってきて、後ろに・・
ココア色の髪の毛を綺麗に切りそろえ、深いネイビー色の瞳の中肉中背の人が入って来て、その後ろには2人・・たぶん従者??かな?
1人は生真面目そうなメガネと、もう1人は少し幼い感じの人。
ハイエンが挨拶をしてから、リビングへ案内している。

ルイが先頭にいるから、怖くはないけれど・・

などと思っていると、
向かいのソファへ腰掛けるではなく、床へ膝をついて敬礼してきた。
???「愛し子様、お初にお目にかかりますこと恐悦至極。私はルドリア・ユメイル、ユメイル国第一王子にございます。どうか、拝顔することお許しいただけますでしょうか?」

ルドリアというらしい王子は、とても丁寧で敬いある最上級の礼を尽くしてくれた。
後ろに控えた従者2人も主人に似てとても躾がなっているなと感じた。

なんとなくだけど・・
コレが愛し子に対しての最も最適な対応なのだろうと思えた。
リキュアも丁寧だったけど、少し軽かったなぁと今更ながらに思う。

そういえば、私もスラスラとユメイルの言語で話せているし、通じてるっ!!
ベリル先生ーーーありがとうございますっ!!
感動すぎるから、あとで報告のお手紙書いちゃおう♪

客人の前で全く別のことを考えるとか、余裕ないのにな・・ダメダメっ!

コホンと少し咳払いをして、一応と思い立ち上がってから礼をする。

ルナ「ご丁寧にありがとうございます。
今世の愛し子となりました、ルナティカ・シトラスと申します。
以後お見知りおき下さいませ。
どうぞそちらへおかけになって下さい、後ろのお二人もどうぞ寛いでいただいて大丈夫ですよ。(ニコリ)」

そう伝えると、一瞬お客人方が固まってしまった。
あーーー私やっちゃった??とチラっとルイとジーンを見ると、2人とも苦笑している。

印象は良いほうがいいでしょう!?
笑顔は普通だと思うのだけど!!
なんで私だけ笑ったら駄目みたいになってるのか知りたいっ

全力で言う・・私は悪くないんだからね!!!!!

そう思いつつも、笑顔は崩さない。

お客様が戻ってこられるのを待たなきゃ。




ーーーーー

嫌な思いをした後の、最上級の対応・・
一体どうなるやら。

私もわかりませんよ(ニヤリ)

眠いですよ!!!
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