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移動
しおりを挟む皆一気に崩れ落ちる。
”うわーーー緊張した!!” とみんなが叫んだ。
あー・・そりゃそうか(笑)
「神様っていつ見ても緊張する・・」
「わかるー」
「でも、すごいよねなんていうか空気が変わる」
「それもわかる」
「ていうか、ルナ様のこと・・本当に大事なんだねぇ」
「だねぇ・・怒りやばかったよ」
「うんうん」
「ていうかさー、ユメイルやばくないか?」
「それ思った!」
「えーゼダの二の舞??」
「んーーそこまでは酷くないんじゃない?」
「王と王妃は・・」
「そりゃアウトだろ」
「「「「「「「「「「間違いない」」」」」」」」」」
ルイ「ははっお前ら、容赦ないな(笑)」
「「「「「「「「「当たり前!(だろ)」」」」」」」」」
ルイ「心強いわ!お嬢もな・・ 皆のこと大好きだって言ってるんだ、毎日な・・」
そう言って、リビングのお嬢の元へ戻って眠っている頭を撫でてやる。
フワフワする髪の毛は純粋さの色・・こんなお嬢を傷つけるやつは誰であろうと絶対に許さない。
あ。
そういえば・・創造神様・・俺とジーンが夫婦だとかどうのって・・色々言ってくれてしまって。
・・・
チラっとジーンを見ると、少し難しい顔をしていた。
思考の渦に潜ってるみたいだから、いまは放っておくか・・今夜にでも話すか。
俺だって決めるときは決める。
ハイエン
「ルイ様、そろそろ出発したほうがよろしいかと。獣舎のほうで騎獣が待ちきれなくなってるみたいですよ(笑)」
なるほど・・
4体いる騎獣は、普段は箱庭の庭で放し飼い状態だが、やはり性質上なのか人を運ぶことに喜びを感じるらしい・・
移動出来る話が聞こえたらしいな(笑)
よし。
ルイ「わかった、そしたら急だがいまから出発しよう。
食料も買い込んだ後だったからな・・久しぶりに騎獣4体全部出すぞ、テンダ・ガロ・ヴァルは自分の相棒へ騎乗して付いてきてくれ。
俺はトキに乗るから。」
”りょーかい!!!”
そうして侍女ズとジーンにお嬢のことを任せて、みんなそれぞれの持ち場・仕事へ散らばる。
急ぎ準備をして、合図を出す。
ルイ「じゃ、出発!!」
”はいっ!!”
ユメイルのことは神々へ任せていればいい。
俺等はお嬢のことに専念する・・起きる頃にはきっと、少しは冷静に考えられるようになっているはずだ。
早くお嬢の本当の笑顔を見せて欲しい・・
みんなそう思ってるから・・何も恐れないで欲しい。
俺たちは何があってもお嬢の味方だ。
次の行き先は、ユメイルの隣のレイン国にした。
レイン国は水の神様を信仰している国だと聞いている。大国ではないが、1年のうち半分は雨が降るらしく水路が発達した建造が特徴とのこと。
国全体がドームのような屋根に覆われていているので、街が濡れることは無いのだとか。
街の外側も川がぐるっと囲んでいて、街に入るには東西南北にある渡し橋を通らないといけないのだとか。
とても興味深い。
いまから向かうと、2日刻ほどかかるがうちの騎獣だと・・1日刻だな。
うん、一晩野宿するだけだから随分と楽だろう。
レイン国・・お嬢の憂いも水で流せてしまえばいいのに・・
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