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旅仲間〜みんな大好きっ
しおりを挟むなんだかんだバタバタしてしまったが、途中で箱庭を降ろしてからの快適野宿・・じゃないけど、私達の中では野宿になっているのでそのまま。
1泊してからのんびりと次の目的地へとひたすら進んだ。
騎獣達はずっと外に出しているので、主人を乗せられてとても喜ぶ様が可愛らしい。
相変わらず、毎日リビングで過ごす私はというと・・ゼダからの約束通りみんなとの多言語学習も続けていて、箱庭内では率先して外国語を話すみんなの姿が見られる。
なんなら、別の国の言葉同士でやり取りしていたりして(笑)
そうそう、リルが仲間として合流してからは彼らも言語とマナーの習得をしたいとの希望があり、基本的にはルイが教えているのだけど、意外にもハイエンが手が空いてる時は”私が!”と請け負ってくれている。
だが・・教えてる現場は一度も見たこともないので、たぶんリルの専用寮でやっているのかもね~と思っている。
意欲がある人は立場関係なく、受け入れるのが私のモットーだよ。
それでも、みんなの厳しい審査はあるけどねぇ・・それが通過したら、最難関審査もあるけどね?(神様たちが見てくれる審査って・・一番安全だけど贅沢っ)
みんなが生きやすい世の中の第1歩!!大きすぎる思いだけど、小さなことから始めるのだ。
そんなルナティカは知らない。
・・リルが学びたいと言い出した理由について・・言語を身につけることでどこの国でも諜報活動が可能になること、変装して潜入することもあるためマナーも学んで貴族社会でも変な疑いを向けられなくなって動きやすくなること。
全ては主のために・・
そんな重い理由は知らないほうがいいだろう(苦笑)
いまはレイン国に行くということで、復習も兼ねて私との食事時間とティータイムではレイン国語で話すことにしている。
といっても・・みんなもう完璧すぎて、本当に日常会話を外国語にしてるだけですよ~という軽いノリ。
凄いよねぇ!!!!私の仲間凄いんだよ!!と自慢したいくらいだ(笑)
実際ユメイルでは自慢しまくった(笑)
あ・・そういえば、王族の皆さん元気かなぁ?
うーん何か色々あったはずなんだけど、結構バタバタしていた??からかあまり覚えてなかったりする。
(神は宣言通りにルナティカの記憶からルドリア王子への恋心も綺麗に消滅させているのと同時に、2人で話した内容や行った場所など2人で関わりのあった記憶も消していた。万が一にでも思い出せないようにと徹底した処置をしておいた。)
またいつか機会があったら行けるといいなぁ。
そう軽く流せるくらいには大事なことなど何も覚えていないのだ。
ふぅ・・と目の前のお茶を飲んでお菓子を摘む。
そしてすぐに手元のやりかけの刺繍へと視線を落とす。
レイン国へ行くとわかってから、ちょっとレイン国のイメージで刺繍をしてみようかな~とメイとナナリー、ジーンと4人で図案を決めて其々に作品に取り組んでいる。
仕上がったら部屋に飾るも良し、箱庭の色んなところに刺繍を額縁に入れて飾ろう♪と話していた。
私のは・・天を目指しているのかと思うほどの高く立派な樹木を中心に周りには家々が密集している様子。
樹木の周りには小さな妖精を飛ばしてみた。
ルナ「ふふっ実際には見たことないけど、私はこのデザイン気に入ってるんだぁ♪」
ジーン「ルナ様、すごく神秘的ですねぇ」
メイ「わぁぁぁさすがですっ私も負けません!」
ナナリー「何張り合ってるのよ(笑)でも私も負けません!」
「「「「ぷっあはははは~」」」」
ルナ「もぅ~笑わせないでよ~(笑)」
ジーン「ふふっ楽しいですね(笑)」
メイ「私も楽しいです!!」
ナナリー「メイはいつも楽しいもんね(笑)彼氏も居るし??(笑)」
メイ「こらっ!!そゆこと言わないでよ~(照)」
ジーン「仲良しなのは良いことよ♪何せ旅仲間だしね・・険悪なカップルよりもいいよ?」
ナナリー「確かにです」
ルナ「もぅ、みんなが幸せになるようにって祈ってるんだからね!私が!」
「「「なるほどっ」」」
そんな他愛もないやり取りをしていると、
ヴァル「ルナ様、そろそろレイン国へ到着するようです」
ルナ「ヴァル!そうなの?教えてくれてありがとう(ニコ)」
ヴァル「・・はい(ニコ)あちらへ移動されますか?」
ルナ「うーん、そうだね。一旦移動しよっかな」
ヴァル「では、ブランケットなど先に持っていきますね」
ルナ「はーい」
そう言うと、メイとナナリーが急いで刺繍セットやらを片していく。
ジーンは私に付き添って玄関ホールのソファへと向かう。
ルナ「ハイエン、みんなを集めてくれる?」
ハイエン
「畏まりました」
そうして少し後ろで立ったまま。
うん念話してるだろうなぁ(苦笑)黙って立ってるだけだから、知らないと突っ立ってないで早く呼びに行きなさい~~てなっちゃうかもなぁ(笑)
そんなことを思っていると、ワラワラとみんなが集まってきた。
ルナ「みんな!そろそろレインに着くんだって。みんなで見たいなと思って呼んじゃった♪ごめんね?」
と、手を合わせてペコリとする。
「いやいやいや、全然問題ないですよ~」
「そうそう、そう思ってくれることが嬉しいです!」
「みんなで見ましょう~」
「ルイさんいないよね?」
「え?・・あ、来たみたい」
ルイ「すまん、遅れた!よし、ハイエン外の様子出してくれ」
ハイエン
「承知です」
パッと天井部分に進んでる先が見える。
「「「「「「「「「「「おぉ~~~~」」」」」」」」」」」
ルナ「うわぁ空?上から半円の透明なの被ってるねぇ」
「すごいでっかい木がありますよ!」
ルナ「えぇ~そんな私の刺繍みたいだよ~・・え。ほんとだ。こわっ」
意図せず想像していた通りの国の見た目に内心ドキドキしたとか内緒。
なんでわかったんだろ・・私っ
感想は大体みんな同じだったけど・・
みんなの共通認識はこうだ
「ここの国はうちの主を蔑ろにするような馬鹿共ではないだろうな??」
コレだけは誰にも外せない条件である。
素晴らしい忠誠心を持つ仲間の心の内など知らず、見たこともない国に興味津々の愛し子様。
綺麗な瞳を更にキラキラさせている。
早く国の中に入って歩いてみたい!という思いがだだ漏れだ(笑)
そんな可愛らしい主人の様子に、”私達はいつも味方ですからねっ”と意気込みながら、降りるであろうために準備を進めていくみんな。
さすがシゴデキ。
外の様子を見ていたるナティカは、はた!と気づいた・・
そういえば~ルイとジーンはどうなっているのだろ?
ユメイルでルイ頑張るって言ってたのになぁ・・
と、それよりも!!な事態を忘れているから仕方ないよねぇ。
ーーーーーー
明日は入国!いざレイン国へ~
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