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クレイ国はどうしようか?
しおりを挟むクレイ国入国の間際に、そんなドラマがあったとは知らず・・
翌朝、いつもより早めに起きて気持ちよく目覚めた主人に対して、使用人たちはどこか疲れが抜けていない様子。
あのあとどれほど宴が続いていたかはわからない・・でも、箱庭全体がお祝いムードだったのは間違いないからね。
羽目を外しても仕方ないかもと思った。
そういえば、ルイとジーンはいま別室だけど夫婦になったんだから、世帯としての部屋割りをしてあげたいなぁ・・
うーんうーんと唸りつつ、1人で改装希望を書くボード前に立っている。
よし、たぶん2人のことだから私の部屋から別棟の家庭用の部屋へ移るのは拒否しそうなんだよね・・
なので~いっそのこと、私の部屋を改装しちゃえ!
改装要望
●愛し子の部屋丸々を改装
ミニキッチンにカウンター席を設ける。
本棚と作業の出来る机と椅子をリビングの隅に配置する。机には照明付き(みんなで使う用)
リビングにはソファを大きめの3人がけと1人用1つと2人用1つ配置。(中央に楕円型のテーブルを置く)
湯浴み場とトイレも。
あとは~コレ大事だけど、部屋の防音もしっかり。
●愛し子の居室
ゆったりベッドを1つ(ベッド下に布団カバーやシーツなど入れられる収納付き)
大きなクローゼットを私服用とドレス用1つずつ
姿見1つとドレッサー1つ
アクセサリー用のチェスト1つ
●護衛夫婦の居室
夫婦2人の寝られるダブルベッド(こちらも下は収納付き)
クローゼットを1人1つずつ
姿見とドレッサー1つずつ
よし、これくらいかな、また変更したいことがあればその時にするとして。
改装時間14時刻~15時刻まで。
この時間だと、みんな忙しくしていて自室にいる用事はないからね。
そうして自分にしては考え抜いた最高であろう改装案をニマニマ眺めて、気に入ってくれるといいなぁ♪
と思うのだ。
そうこうして、朝食も済み、みんなそれぞれの持場へと散らばっていく。
ハイエンを探して今日の予定などを聞く。
今日はお昼前にはクレイ国へ着くからと、早めに騎獣の手入れなども終わらせる予定とか。
それを聞いて私も手伝う~♪と、騎獣舎へと駆けていく。
チラっと騎獣舎を除くと、サベロとモリーが居た。
ルナ「サベロ!モリー!おはよっ」
と声をかける。
気づいた2人もこちらへ向かってくる。
サベロ「ルナ様、おはようございます~昨夜はよくお休みになられましたか??」
ルナ「えぇ、いつも通りに寝たから元気だよ♪」
サベロ「それはようございました!」
モリー「ほんとでさ、ようございました~」
向けられるふにゃりとした笑顔で和む。
ルナ「そうだ!今朝は私も騎獣舎のお手伝いにきたの!何か出来ることはない?」
サベロ「そうでしたか、えーっと、では、掃除は終わってしまってるので、ブラッシングをお願いしてもいいでしょうか?」
モリー「いいですな。こいつらもルナ様に触ってもらうの好きですからね~」
ルナ「ふふっそうなの??とりあえず順番にやっちゃうね~」
そう言って、端から順番に丁寧にブラッシングをしていく。
いつも私達を運んでくれてありがとう・・という気持ちを込めて。
まるで気持ちを受け取っているかのように、ルナティカの手にスリスリしてくる。
ほわ~なんという幸せ・・モフモフが今日も素晴らしい♪
ふぅ、やっと終わった。
ルナ「サベロ、モリー、ブラッシング終わったよ~抜けた毛はゴミ集め場に持っていくね!あとはよろしく!」
「「ありがとうござました~」」
2人からの返事を背に、私は屋敷の中へと戻る。
着替えてから共有リビングへ腰を落ち着ける。
ハイエン「ルナ様、お戻りでしたか。お仕事お疲れ様でございました。そろそろ出発するようですので、メイとナナリーがお茶の用意をしておりますよ。」
ルナ「ハイエン、報告ありがとう!あなたも定位置でゆっくりお茶をしてね(ニコリ)」
ハイエン「お気遣い感謝いたします。お言葉に甘えさせていただきます。」
そうして、下がって玄関ホールの定位置に座った。
その後にメイとナナリーがワゴンでお茶を持ってきてくれて、ナナリーが私へお茶とお菓子を持ってきてくれて、メイはハイエンに出していた(笑)
さっき自分も欲しいと頼んだのかな~(笑)
ハイエンはお茶目なおじさまって感じなのよね。
そうして3時間刻、岩壁の間の道を進んでいるとチラっと前方に小さく何か見えてきた。
ハイエン「ルナ様、クレイ国へ到着したようです。」
ルナ「やっと着いた!?みんなーお疲れ様っっ!!」
ルイ「お嬢~、俺たちちょっと門のほうで入国のこと聞いてきますんで、お待ち下さいね~・・お嬢はどうします?」
ルナ「うーん・・ごめん、いまはまだ寄るつもり起きないかな・・ごめんね。」
ルイ「そんなこと言わないで・・お嬢が悪いわけじゃないんだから。それに、神様たちの許可も貰ってのことだから大丈夫!じゃ、俺とヴァルでちょっと行ってくるわ。みんなお嬢のことよろしく!」
「「「「「「「「「「「行ってらっしゃい~」」」」」」」」」」」
ルイの言葉とみんなが居ると思う安心感。
ほんと・・ありがとうしかないなぁ・・
私はまだ、ユメイルで止まってるのかな。
動き出したいとは思うけど、まだ怖い・・
待つこと1時間刻、ルイとヴァルが戻ってきた。
ルイ「ただいま!少し揉めたけど、一応入るかは本人次第だが愛し子様をお連れしていると話したら、慌ただしく入国証の手配してくれたぞ。コレな、ハイエン皆へ配ってもらえるか?」
ヴァル「確かに揉めたな(笑)」
ハイエン「畏まりました、皆私のところへ取りに来てください」
ルナ「揉めたって、大丈夫だった?暴力されたり?」
ルイ「お嬢、俺がそんなのに負けないのはわかってるでしょ?
まぁ、実際は暴力とかじゃなくて口論だけだったから。」
ヴァル「そうそう、もし入国拒否されたら、寄らずに通過しちゃえばいいですし?こちらには何の損もありませんよ。」
2人はニカっと笑いながら、納得できる説明をしっかりしてくれて私の心配事を拭ってくれる。
そっか。
別に通過しちゃっても問題ないんだもんね?
私、まだまだね。
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