まだ読み途中なんですが、とても面白いです。

ところで、そもそもグリモワール(の塔)とは何ぞやという説明がない(ありましたっけ？)ままストーリーが展開し、理解に時間がかかりました。
「一節」という事からどうやら本らしい、塔とは図書館の様なものらしいというのは分かりましたが。

プレスコット伯爵家を訪問したジャンが、メイド服を着たプリムローズに会っている事、クライドが伯爵家を訪れた際も、伯爵令嬢であるはずのプリムローズが屋根裏部屋に住み、贈り物を義姉に搾取された事、そもそも20も歳上の男の後妻にされそうになっていた事からも、プリムローズが家で良い扱いをされていないのは明白なのに、会えなかった３年間を疑問に思わなかったのが不思議ですねぇ。
しかもちょっと考えれば分かりそうな、プリムローズならしないだろうおねだりまでされて。

婚約(婚姻前)の段階でジャンがプレスコット伯爵位を継承してたり、結婚相手が伯爵家の血筋でもない(どころか貴族でさえなかった)のに婚姻が許可されていたり。
養子縁組していなかった義姉が平民なら、義母も伯爵との結婚前は平民だった？貴賤結婚OKな世界観なのか。

とりあえず続きを読んで来ます。

完結おつかれ様でした!
最初はこのヒーローどないやの?って思ってましたが、ヒロインの惨状が明らかになってからの怒涛の溺愛に屋敷破壊が痛快でした!楽しませて頂きました!

ライラ自身のこと、その後 閑話や番外編で知りたいです。
いい人でした。