ちょっとエッチな短編集

社長と秘書

　とある大企業の社長室。社長が書類に目を通す横で、秘書である青年は自分のデスクで社長のスケジュールを確認していた。
「社長、昼の会食ですが、先方から急に都合が悪くなったとキャンセルの連絡がありました」
「そうなのか？じゃあ今日は久しぶりにゆっくり昼食がとれるかな」
秘書の言葉に中年でありながらまだ若々しい容姿を誇る社長が書類から顔をあげて微笑む。秘書はその視線にわずかに頬を染めてうなずいた。
「どちらかにお出掛けになりますか？」
「いや、ここで摂るよ。社食から適当に持ってきてくれ」
秘書はうなずくとすぐに内線で社食に社長の昼食を頼む連絡を入れた。
「午後の予定はどうなっていたかな？」
「午後は14時からT社の社長がいらっしゃって、15時からは会議となっております」
「なるほど。わかった」
社長はうなずくと秘書にコーヒーを頼んだ。秘書がコーヒーをいれて社長のデスクの邪魔にならない位置におく。社長はにこりと笑うとちょいちょいと秘書を手招きした。
「昼まで頑張るから元気を分けてくれないか？」
そんな子どもっぽいことを言われて秘書が困ったようにそばに行く。社長は秘書を膝に乗せると唇を重ねて性急に咥内を貪った。
「ちゅ、ちゅ…」
「ん、ふ…ふぁ…」
縦横無尽に咥内を貪る社長の舌に翻弄されて秘書が体を震わせる。飲みきれなかった唾液は秘書の顎を伝い、やっと社長が唇を離した頃には秘書はすっかり蕩けてしまっていた。
「ふふ、このまま食べてしまいたいが、まだ仕事をが残っている。きみはこの書類を総務課に持っていってくれ」
「ぁ…わかりました」
蕩けた表情のままうなずいた秘書は社長の膝からおりると頬を染めて書類を受け取った。
「前が苦しそうだな。それではすぐに気づかれてしまうぞ？」
「申し訳、ありません。お手洗いで処理してきます」
真っ赤になって頭を下げる秘書に社長は首を振った。
「トイレに行くことはない。ここで抜けばいい」
「…っはい」
社長の言葉に首まで真っ赤になった秘書は自分のデスクに戻ると椅子に座って社長のほうを向き、スラックスの前をくつろげた。黒のボクサーパンツから勃起しているぺニスを取りだし、見せつけるように扱くとすぐに先端から蜜が溢れた。
「んあ、はぁ…社長…」
うっとりとした表情を浮かべて秘書がくちゅくちゅとぺニスを扱く。社長は秘書の痴態を楽しげに見つめた。
「そんなに溢れさせていやらしいな。仕事中にぺニスを勃起させてオナニーして、変態だな？」
「あん！や、言わないでぇっ！」
言葉で責められて秘書が羞恥に悶える。だが、ぺニスはしっかり反応して射精寸前だった。
「私の目の前でそのいやらしいぺニスから子種を噴き上げてごらん」
「は、はいぃ…！出ます！も、精液出ちゃうぅっ！」
がくがくと震えながら秘書は白濁を噴き上げた。着ていたスーツの胸元まで白濁が跳んでいる。恍惚とした表情を浮かべて余韻に浸っている秘書に社長は満足そうな笑みを浮かべた。
「そのスーツは洗わないとダメだな。着替えておいで」
「あ、すみません…」
ハッとした秘書は慌てて起き上がると着替えるために社長室の奥にある仮眠室に入った。
　おいていた替えのスーツに着替えて戻ると総務課に持っていく書類を手にする。他に寄ってくる部署はないか確認すると社長はにこりと笑った。
「あとは大丈夫だよ。それより、帰りにトイレでこれを入れておいで」
そう言って渡されたのは小さなローターだった。真っ赤になってそれを受け取った秘書はポケットに入れると頭を下げてパタパタと部屋を出ていった。
「ふふ、反応が可愛くてつい苛めてしまうな」
ローターを入れて戻ってきた秘書をどう苛めてやろうかと考えながら社長は上機嫌で残りの書類に向かった。