人生に一度だけ舞い降りた競馬の神様

マーブル

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いつもとは違う年末年始

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年末年始と言えばお金がなく友人におごってもらったりした記憶がほとんどだった私だが、2010年から2011年にかけてのこの時だけは違っていた。友人とはもう連絡が付かないため、いままでおごってもらった恩返しができなかったが、家族や親戚にお年玉やおせちなどをもてなすことができた。自分でもお酒や電気製品などを買ったがいま思えば特別必要のないものまで多数買ってしまったため、こういう衝動買いが良くなかったと思った。

家族や親戚は普段の年末年始ならば私がお金がないことを把握していたものだが、私の方からお年玉やおせちをもてなしたことで「珍しいことでもあるもんだ」「臨時収入でもあったのか」というような感じでまさか私が馬券で大穴を連続的中させたなんて誰も思わないし、私が「競馬で大穴を当てた」と言っても反応は薄いもので「まさか」というような素っ気ない反応だった。

気が付けば年末年始だけで40万以上は使ってしまっていたが、馬券を的中させたことで自分自身が気が大きくなったことやいるはずのマーブルがいないことで気を紛らわすことができないということもこのような結果を招いたのだろう。

アパートの押し入れのなかには、だいぶ昔に買ったドラクエグッズの商人の宝箱(貯金箱)や本格的なものではないがたまたま文房具店で見付けた小さな金庫があったが、いま思えば大盤振る舞いしたり衝動買いなどをせずに貯金箱や金庫にお金を入れとけば良かったと後悔している。

このようなことが競馬の神様が私から徐々に遠ざかっていく原因にもなったかもしれないし、馬券を的中させることや大穴を的中させることで私に対して何かしらのチャンスをチャンスを与えてくれたはずだといまになって思うところだ。

貨幣や紙幣は腐らないと昔の大学の経済学の講義で教えてもらったが、まったくこの講義が生かされていなかったのだ。しかし、私にとっての大盤振る舞いが一度でもできたことでお互いに良い(笑いの絶えない)新年を迎えられたことが良かったと思うところでもある。
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